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忘れていたもの
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少年は河原に寝そべり
よく空に浮かぶ雲を見て
いろんな事を想像していた
一人の時も
仲間と一緒の時も
わいわいと楽しい事を想像した
あれから時間の渦の中
仲間とも疎遠になり
上を見上げる事も忘れ
いつの間にか
足元を見るばかりになっていた
電車では窓の外を眺めながら
笑っていたのに
今は疲れて居眠るばかり
溜息と共に顔を上げた先には
空一面に鳳凰が翼を広げていた
ただの雲なのに
夕焼けに紅く染まるそれは
雄大でとても綺麗だった
忘れていたものを
少しばかり取り戻した
嬉しい気分になれた
よく空に浮かぶ雲を見て
いろんな事を想像していた
一人の時も
仲間と一緒の時も
わいわいと楽しい事を想像した
あれから時間の渦の中
仲間とも疎遠になり
上を見上げる事も忘れ
いつの間にか
足元を見るばかりになっていた
電車では窓の外を眺めながら
笑っていたのに
今は疲れて居眠るばかり
溜息と共に顔を上げた先には
空一面に鳳凰が翼を広げていた
ただの雲なのに
夕焼けに紅く染まるそれは
雄大でとても綺麗だった
忘れていたものを
少しばかり取り戻した
嬉しい気分になれた
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