遠雷と嵐、そして幻想の城

四ツ谷

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幻想即興曲

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 彼らに、ブラックウッド家の人々に、憎しみを抱いているのかと言われればそれは違う。むしろ愛すべき者たちだとマリオンは思う。愛おしいほど愚かで、哀れな人々。まさに幽玄なピアノの音色の中に閉じ込めておきたくなるような。貴族社会の暮れゆく斜陽のなかで、弱々しく最後の輝きをはなつブラックウッド家の人々。レオナルド、フレデリック、そしてエイダ。

 マリオンが狼の煙草入れを回収してブラックウッドを去ったあと、ほどなくしてレオナルドから再訪の催促が矢のように飛んできた。なかば根負けする形でその年の冬、ミカエル祭学期が終わるとすぐ、マリオンは雪が深くなる前にブラックウッドへと赴いた。

 出発に際して、ひどくつむじを曲げるフレデリックをなだめるのは並大抵の苦労ではなかった。冬のクリスマス休暇こそマリオンと一緒に過ごせると決め込んでいたフレデリックは、完全にあてが外れて機嫌を損ねていた。フレデリックにしてみれば、狼の煙草入れを回収できたのだからもうマリオンがブラックウッドに赴く理由がない。しかしレオナルドは違う。レオナルドにはマリオンが必要だった。なぐさめとして、理解者として、そして恋人として──若き肉体がもたらすこの世の春、マリオンの底知れぬ魅力。伯爵はすっかり夢中になっていた。

「目をかけてくださっているのだから、無碍にはできないよ、フレデリック」

 マリオンはやさしい声音でフレデリックをなだめる。黙りこくるフレデリックの背後から、そっと両腕に触れて背中に頬を寄せる。

「言っただろう、妹が結婚するから物入りだって。妹が向こうの家で恥をかかないよう、少しでも多くの持参金を持たせてやりたいしね。花嫁道具も、できる限りのことはしてやりたいし……」

 実家の資金繰りが苦しいフレデリックは、さすがにマリオンの妹の持参金や花嫁道具を工面してやるとは言い出せない。それがフレデリックにはまた悔しかった。妹の婚約者が資産家であることも、持参金など不要であることも、立派な花嫁道具を揃えてやるほどエインズワース家に余裕があることも、フレデリックは知る由もない。

 無垢で、真面目で、清廉な苦学生。フレデリックの目にはマリオンがそうとしか映らない。フレデリックは伯父の思惑を疑っていた。自分と同じように、伯父もマリオンに恋しているのではないかと思わずにいられない。いや、もっとひどい、金をちらつかせてマリオンの純情と肉体を手に入れようとしているのではないか──そんな空想が止まらない。マリオンはフレデリックを罪から守ってくれたのに、自分はマリオンを伯父の毒牙から守ることができない。

 押し黙っていたフレデリックが徐に口を開いた。

「約束してくれ、マリオン。必ず俺の元に戻ってくると」

 それは単に、休暇が明けて学院に戻ってくるという意味ではなかった。フレデリックはマリオンの心を必要としていた。フレデリックにだけ寄せられる心と、フレデリックにだけ開かれる肉体とを。

「約束するよ。僕の愛しいフレデリック」

 マリオンがそう囁くと、フレデリックは腕を上げてマリオンの手を握った。


 

 冬の太陽はほんの短いあいだしか地上に顔を出さない。午後の盛りが過ぎるとすぐに外は暗くなった。ブラックウッドの館の、高い窓の外はすっかり暗くなり、雪がちらついていた。

 マリオンの流麗なピアノの音に、暖炉の薪がはぜる音が混じり合う。曲目はドビュッシーの「アラベスク」。アラビアの乾いた風、翳ることのない太陽、その光を受けてきらめく水面、そんなものを思わせる曲だ。暗くこごえる英国の陰鬱な冬でも、この曲を聞けばしばし異国情緒に心が温められる。

 マリオンは演奏しながら、背後の長椅子に座っている伯爵の気配を感じていた。じっとマリオンを見つめる視線、ときおり身じろぎする衣擦れの音、吐息。レオナルドが何を期待しているか、何も聞かずとも見ずともマリオンにはわかっていた。伯爵が体の内で静かにたぎらせている情欲の炎。マリオンをじっと見つめる、獅子のような捕食者の目。草陰からじっと機を伺う獅子が行動を起こすように、レオナルドが静かに立ち上がったのをマリオンは気配で感じ取った。伯爵がゆっくりと近づいてくるのを感じながら、演奏を続ける。ピアノだけが目撃する二人の情愛、その幕開け。レオナルドがマリオンの肩に手を置き、マリオンは演奏をやめて背後のレオナルドを見上げる。その顎をとらえて、レオナルドはマリオンに深く口付けをした。


 レオナルドの肉体がマリオンは好きだった。獅子の毛並みを思わせるしなやかさ、赤銅色の肌、灼けるような熱さ。自らの重みに耐えきれず枝から落ちる果実のような、成熟と腐乱のはざま。指を這わせればそのままずぶずぶと沈んでいくような、そんな光景を思わせる。レオナルドに抱かれていると、枯れていく花が最後にはなつ強い芳香や、死んだ鳥に群がる大量の蟻、流れがこごって澱んでいく池の端、そんな光景が瞼の裏に浮かんできて、それがマリオンは気に入っていた。

 フレデリックは違う。彼は臆病な若い狼。鋭い牙を隠しているつもりで、実際はいつも唸り声をあげて震えている。彼を狙うものは多い。ブラックウッドの威信にあやかりたい弱小貴族たち。投資話をもちかけて融資を引き出したい、詐欺師まがいの事業家たち。威勢の良さで自らの権威を誇示したい若い狼は格好の獲物だった。いまもきっとフレデリックは、マリオンのいない冬を、社交クラブの友人や若い貴族の子息たちが開くパーティに出席して暇をつぶしているのだろう。紫煙と酒宴のなかで飛び交うのは、噂話、投資の話、新興事業の話、女の話、ギャンブル。フレデリック自身はどれだけ若く健康でも、その周囲には常に破滅と没落のイメージがつきまとう。あちこちから引きむしられて最後には何も残らないであろう、哀れなフレデリックがマリオンは好きだった。

 そしてエイダ。怒りと鬱屈と、捨てきれぬ愛に苦しむ孤独な女。ピアノだけを友とし、技巧に磨きをかけつづけようとする姿は、少しだけマリオンと似ている。見果てぬ孤峰の頂上を夢見ながら、あえなく死神の牙にかかった女。伝統と厳粛を体現する古いドレスの中に、火傷しそうなほどの情念を隠したまま。
 
 エイダの魂がまだ屋敷にとどまっていて、マリオンの体に入り込んできた時は驚いた。こればかりはまったく想像もしていなかったことだった。しかしそれほどまでに強い思いを、肉体が死した後も地上にとどまらせているのは、ひとえに彼女が愛したプレイエルがまだこの屋敷の中にあるからだろう。そして、生涯憧れてついぞ弾くことのできなかった、ショパンの「幻想即興曲」。作曲家がピアニストに対して残した謎かけのようなこの曲に、エイダは今でも取り憑かれている。


 数ヶ月のあいだマリオンと離れていた伯爵は、時間をかけてマリオンの肉体を愛した。再会を堪能するように。マリオンは自分のものなのだと、教え込もうとするかのように。あまりに長くそれが続くので、レオナルドの熱を受け入れていると、これが一生出られない官能の牢獄なのではないかと錯覚する。エイダもそうだったのだろうか。

 深夜になって、レオナルドはやっとマリオンを解放した。精魂尽き果ててぐったりと寝台にねそべるマリオンに、レオナルドは満足げだった。

「マリオン。私はすっかり君に夢中だ。生涯でこんなに情熱をたぎらせたことはない。君は私の孤独と悲しみを理解し、素晴らしいピアノでそれを癒してくれた。君の慈悲に私はどうやって報いればいいかわからない」

 レオナルドはマリオンの汗ばむ背中に口付け、マリオンはいまだ整いきらない息の下で小さく喘ぎながら答えた。

「お給金ならいただいています。それに……伯爵は僕をこうして愛してくださった。それだけで十分です。生涯忘れない思い出にいたします」

 レオナルドはマリオンの背中に唇を這わせながら笑った。

「思い出か。思い出は美しく素晴らしいものだが、同時に不実なものだ。思い出はやがて薄れ、事実を歪めてしまう。私は確固たる事実がなければ気のすまぬ男だ。私と君が愛し合った事実、そして証がな」

 マリオンは体の向きを変えて伯爵と向かい合う。

「証……。僕のこの思いだけではいけませんか? 僕は自分が捧げられるものならすべてあなたに捧げました」
「そうだとも。君は全てを捧げてくれた。今度は私が君に捧げる番だ」

 伯爵は満足げにマリオンの隣に仰向けになった。

「マリオン、卒業したら外国へ留学に行きなさい。場所はウィーンでも、パリでもいい。学費も生活費もすべて私が面倒みよう」

 マリオンは驚いて身を起こす。

「伯爵、いけません。そんなことをしていただくわけには参りません」
「いや、もう決めたことだ。金なんぞのために君の才能を無駄にすることなどできない。すでに学院長には書状を送った。あとは学院が手筈を整えてくれるだろう。金のことなど心配しなくていい。君はただ己の才能と可能性を伸ばすことだけを考えなさい」

 マリオンの目からみるみるうちに涙が溢れ出す。倒れ込むようにレオナルドの胸に顔を寄せた。

「ああ、伯爵……! この感謝をどうやって伝えればいいのでしょう」

 レオナルドはマリオンの柔らかな黒髪を撫でた。

「ただし、条件がある。いつか私の元へ必ず帰ること……一年に一度でも、数年に一度でもいい。そしてピアノを弾いてくれ。そこにいる観客は私だけだ。私との愛を忘れずに、私のためだけにピアノを弾いてくれ」

 マリオンは何度も頷いた。

「ええ、ええ。もちろんです。必ずあなたのもとにピアノを弾きに参ります。あなたとの思い出の曲を奏でに必ずブラックウッドへ参ります、伯爵」
「名を呼んでくれ、マリオン。レオナルドと──」
「レオナルド……」

 雪は音もなく降り続け、二人は長く深い口付けをかわす。甘くのぼせるようなこの静寂は、数日後、激しく扉を叩く音によって妨げられた。





 深夜、ブラックウッドの館の扉が激しく叩かれた。使用人が慌てて扉を開けると、粉雪にまみれた外套姿のフレデリック・ブラックウッドが立っていた。彼はひどく焦っていた。取次の間すら惜しむように、しきりと伯父の名を呼んだ。

「伯父上! あの手紙はいったいどういうわけなのか説明してください」

 応接室に通されたフレデリックはいきなりレオナルドに食ってかかる。

「わけもなにも、あれに記したことがすべてだ」

 レオナルドが、甥のフレデリックとその父に宛てた手紙。そこには、フレデリックの一族への資金支出を停止することが、決定事項として一方的に告げられていた。

「お前が卒業するまでの学費なら弟に渡してある。それで十分だろう」
「伯父上もお聞き及びでしょう、父は資金繰りに失敗しました。伯父上からの援助がなくては立て直せません」
「我が弟の愚かな金策の尻拭いを、なぜ私がせねばならん!」

 苛立ちながら怒鳴るレオナルドに、フレデリックがすがりつく。

「ぼくが卒業したらきっと立て直してみせます! すでに新しい事業と投資の目星はつけてあるんです」
「なにが事業だ。どうせくだらん詐欺まがいの新興事業に多額の金をつぎ込む気だろう。お前がブラックウッドの一族だと知ってお前をおだてながら群がる連中に、すっかり気をよくして投資の約束でもしたのだろう!」
「成功する見込みがあるんです! 信じてください」

 フレデリックがどれだけ説得を試みてもレオナルドは頑として引かず、議論にすらならなかった。

「お前とお前の父の浪費癖にはうんざりだ。お前が卒業したらブラックウッドの領地の一部をやると言ってたが、それも白紙だ。自分の食い扶持くらい自分でどうにかしろ」

 フレデリックは愕然として脱力する。 

「なんですって──ハイモアを──」
「お前はいずれ子爵の爵位を継ぐ。それで十分だろう。ブラックウッドの名さえあればまだどうにかなる。お前が目新しい派手なものにばかり熱をあげず、威厳ある貴族として正しい選択をすればいい、この私のように!」
「お言葉ですが伯父上、あなたのように見栄を張って、あちこちに多額の寄付や援助ばかりしていることが正しいとは思えません」
「私の批判は許さん! 話は終わりだ、出ていけ!」

 フレデリックは応接室の外へ飛び出した。すぐには立ち去らず、彷徨うように館の中を歩き回ってマリオンの名を呼んだ。

「マリオン、マリオン! いるんだろう!?」

 フレデリックの声を聞きつけて、客室にいたマリオンが廊下へ出る。憔悴した表情のフレデリックに驚く。

「フレデリック! 一体どうしたんだ」
「マリオン。俺と一緒に学院へ戻ろう」

 追いかけてきた伯爵が制する。

「マリオンは私の客だ! 勝手な真似をするな!」

 フレデリックはレオナルドを睨み返す。

「伯父上はぼくから何もかもを奪った! マリオンだけは渡しません。さあ行こう、マリオン」

 フレデリックはマリオンの腕を掴んで強引に連れて行こうとする。レオナルドは強い力でフレデリックからマリオンを引き剥がし、上着の内ポケットから拳銃を引き抜いてフレデリックに銃口を向けた。

「この家で勝手な真似は許さん!」

 資金の話で頭に血が上っているフレデリックは、銃口にも恐れを示さない。

「伯父上はそうやって威圧と強権で何もかもを従えてきたのですね! 野蛮だ。伯父上は野蛮だ! マリオンをこんなところに置いておけない。マリオンはぼくの友人です。マリオンを返してください!」
「黙れ!」
「もう聞くものか、あなたの言うことなど──」

 そのとき、マリオンは廊下の隅の暗がりをすばやく見た。そこには白く透ける人影があった。あれはエイダ。伯爵の亡き妻。マリオンたち三人を見つめるその表情は怒りとも恨みとも違っていた。ただ無表情にじっとこちらを見据えている。

 フレデリックは再びマリオンに近づこうと、レオナルドを押し除けようとする。二人はしばし揉み合いになり、くぐもった破裂音が響いたと思った瞬間、フレデリックは動きを止めた。その場にいた誰もが動けずにいた。フレデリックはゆっくりと脱力して、廊下に倒れ込んだ。倒れた場所にみるみる血が広がっていく。

「フレデリック!」

 レオナルドがフレデリックに覆い被さった。フレデリックの目は伯父をとらえず、頭上に立つマリオンを見上げていた。そして血の溜まった口を動かし、声なき声でマリオンの名を呼び、そのままゆっくりと瞼は落ちていった。レオナルドはフレデリックの頬を叩き、彼の命の火が消えたことを悟って嘆いた。

「ああ、フレデリック! お前が私の息子ならいいと、そう願った日もあったのに……」




 ブラックウッドに雪は降り続ける。冬が終わればやがて雪は止み、春が来るだろう。だがブラックウッドに真の春は訪れるのか。いつの日か威信は消え去り、白亜の館は忘れ去られていくのかもしれない。

 静かな館の中に、ピアノの音が響いた。明かりを落とした暗い部屋の中、黒髪の青年が一人、ピアノの前に座っている。青年の名はマリオン・エインズワース。ピアノの名はプレイエル。すべてを見てきたピアノ。何も語らないピアノ。ピアノはただ待ち続けている、己に生命を吹き込み、一体となり、自在に音色を奏でるピアニストを。

「僕はあなたを愛していないし、同情してもいない」

 ふとピアノを弾く手を止めて、青年が言葉を紡いだ。

「ただ言うなれば、そう──面白いと思ったんだ」

 誰もいない部屋の中で、青年は誰かに語りかける。いや、一人ではない。部屋の隅に女が立っている。白く透ける姿で。

 彼女の名はエイダ・ブラックウッド。男たちの欲望の狭間で摩耗し、不遇の死を遂げた奥方。その表情は何も語らない。ただマリオンとプレイエルをじっと見つめている。

「君たちは面白いよ。僕はなにもしていないのに、勝手に頂上から転がり落ちていく。君たちはそうできているんだね。これはきっと必然なんだ」

 奥方は何も答えない。彼女の唇はもはや思いを語るためのものではない。彼女の唇も瞳も、何も彼女を物語らない。その必要がないからだ。彼女の求めているものは、ただ一つ。

「でもあなたはまだ手に入れたいものがある。誰もが転がり落ちていくなかで、あなたはまだ這い登ろうとしている」

 マリオンは白い鍵盤の上にそっと手をのせた。

「さあおいで、エイダ・ブラックウッド。ピアノがあれば、ピアノさえあればどこへでも行ける。これはあなたの言葉だ。あなたはもう弾けるはずだ」

 エイダが音もなく前へ進み出た。滑るように流れるように部屋の中を、ピアノへと向かってやってくる。マリオンの鼻腔がふわりとした匂いをとらえた。香水の匂い、人の肌の匂い、絹の匂い。エイダ・ブラックウッドその人の香り。

 エイダは手を伸ばして、マリオンの背中へと身をしずめた。みるみるうちに、二人は一つになっていく。エイダが鍵盤の上に置かれたマリオンの手の上に自らの手をかざした。ゆっくりと、マリオンの手とエイダの手が一つになった。

「ああ……」

 この世のものとも思えぬ感覚に、マリオンは嘆息する。手を少しだけ浮かせて、そして振り下ろした。力強く鳴るAフラット。幻想即興曲、その始まりの音。マリオンは、マリオンと一つになったエイダは、舞うような右手を頂きへと登らせ、そして落ちるように降下させる。縦横無尽に鍵盤の上を走る両手。誰も邪魔するものはいない。プレイエルは彼らを受け入れた。プレイエルの音はふくよかで、ときおり音が二重になって聞こえる。まるで二重奏のように。音のふくよかさ、繊細さ、軽やかさ、そんなものが奏者を翻弄し、嘲笑い、最後には心を許し、一つになる──そして、誰も見たことのない景色を見せるのだ。



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みんなの感想(1件)

とうこ
2026.02.17 とうこ

BLというより、耽美文学という印象です。
ごく普通の家庭、ごく普通の田舎に生まれてきてしまった、突然変異種のピアニスト。物静かなピアノを愛する好青年、かと思いきや、人間というより強い神性を感じさせる……貞操観念ガバガバの悪魔でした。
メフィストフェレス。真に純朴な目を持った青年、トムが誰よりも彼のピアノを、本質を理解していたんだなぁ……。そう思うと、出てきた瞬間からマリオンがトムを煙たそうにしていたのも理解できる。第三話のトム、死ぬんじゃないかとビクビクしていました。死ななくて良かった。そのまま畑と牧草に囲まれて穏やかに暮らしてくれ。
途中、マリオンはこの一族に何か恨みでもあるのかと思ってたけど、特に何もなさそうなのが薄ら寒く怖かった。後味はだいぶ苦めですが、逆に四ツ谷さんの味だ〜〜と思います。出てきた曲、全く知らないものもあったので、聴いてみたいと思いました。
まだ胃の中がモヤモヤしていますが、面白かったです!!

2026.02.18 四ツ谷

感想ありがとうございます〜!トムはいいスパイスになるキャラにできたかなと思ってます。なんのトラウマも恨みもないのにナチュラルボーンでサイコパスなキャラを書いてみたかったので楽しかったです。楽しんでいただけたなら幸いです!

解除

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