勇者と魔王

六つ二

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体制を整えるため俺たちはリ・リアル戻ることにした。
未だに魔王城の場所も掴めていない状態に
そんな中飲み歩いてると老婆が近寄り
 「魔王を知りたければアポクリに行け」

 「どういうことだ?そこに何がある?」

それ以上のことは何も言わず姿を消していく
翌日広場で老婆死体が転がってたと聞いた
老婆の体には無数の呪文らしき跡
体の一部分にメッセージが書かれていた。
これより魔王軍は本格的に人間どもを蹂躙する。
あとの文字は擦れていた。
そのことをメディカに伝えた。
 「やはり、そうか…」
俺は何か知っているのかと問いただすもずっと言葉を濁すし話を逸らされた
メディカはアポクリに向かうと言い始めそれ以上の事は何も話してくれなかった。

―――――アポクリ近郊――――――
到着するとなんだか騒がしい
何が遭った聞いて周る
 「いや~なんでも森の奥に魔女が出るらしいの、こわいこわい」
 「それもこれも頭領が倒れてか言うもの作物は枯れ」
 「疫病が流行る、悪いことは言わない 此処去れ」
 「クソ‼ だれかが立ち上が無ければ」
皆々が口を揃えて不満と憎悪を渦巻く状況に
メディカは何かを思い詰めた表情で
 「ユウキ悪いが今から別行動だ」
理由を尋ねるも「今は、言えない」との一点張りで会話にならない
 「分かったよ、、噂の魔女とやらに会いに行く、何か知ってるかもしれない…」

―――――森の奥‥‥―――――
行きつめるほど気味悪く、腐り落ちた大木が転がる
慎重に突き進むと
ひときわ異彩を放つ小屋が
早速扉を叩いたが応答がない
窓からうつ伏せに倒れた人が見えた。
 「おい、あれ、大丈夫か?」
扉を急いで開けるも鍵がかかっている
辺りの細い枝手に取り撫でるように鍵穴をほじくる
 「あれ?やっぱ無理!? 仕方ない力技で行くか」
鍵穴に剣を突っ込んだ  ―ガチャ―
急いで中に入るが中は暗く自分がどこに立っているのかさえ分からない。
不思議な感覚に硬直する

 「ここは!?、どこか懐かしい感覚・・・」
 
 「クククク…。そうさぁ、それは元の世界の記憶の中なんだから~」

 「ぐわぁ、頭が割れそうだ、なんだこれは‼」
頭が激しい痛みに襲われそれと同時に古い記憶がなだれ込む

 「思い出した、ここに飛ばされた理由は…」

 「そうだお前は自分自身から逃げて望んでここに来た」

 「一体どこまで俺の事を…いい加減姿を現せ‼」
刀を抜き辺りを振り飾る
 「残念ながら私はここに存在していないこれは貴様の記憶の中で会話をしている」

 「一体魔王の居場所は何処なんだ‼」

辺りが光に包まれる気が付けば街の中に立っていた。
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