【R18】転生先のハレンチな世界で閨授業を受けて性感帯を増やしていかなければいけなくなった件

yori

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第一章

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 朝ごはんを食べ終わると、自室に戻り、専属メイドのケイトに、メイド長のエミリーを呼んできてもらった。

「メリアお嬢様、この度は初潮をお迎えになり、誠におめでとうございます。エミリー・クラークが参りました」
「エミリー、忙しいなか来てくれてありがとう」
「メリアお嬢様の為ならばいつでも参ります」

 メイド長のエミリーは、厳格な雰囲気の女性だが、規律や伝統に忠実なだけで、とっても面倒見があり、心優しく、信頼出来る人だ。

「昨夜、リリーが訪ねて来たのだけど、それはエミリーが認知していることで良いのかしら?」
「はい。伝統に添って行ったことにございます」
「伝統というのは、閨授業の予習を行うことを秘密にしておくことも含まれる?」
「その通りです」

 生理中に寝込みを襲うことを内緒で行うことが伝統なんて……
 リリーもエミリーも忠実に伝統を遂行してただけだったのね……
 なんとも残念な伝統である。

「それなら仕方ないわね。ちなみに生理が終わるまで毎日閨授業の予習行われるの?」
「メリアお嬢様のお身体を解さなくてはなりませんので……」

 エミリーに下がってよいと伝えると、深くお辞儀をし去っていった。

 .
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 最近精神的にも肉体的にも疲れているので、自室に引きこもり、大好きな恋愛小説を読んだ。昼食はサンドイッチとホットコーヒーを頼み部屋で食べた。
 夜ご飯は、ララお兄様と一緒に食堂で食べて、少しワインを嗜んだ。

 その後、癒しを求て、屋敷の露天風呂に入ろうと移動するが、両親の営みの淫らな声が聞こえたので、全力でやめた。
 悔しくて、自室のお風呂で、高価なバスソルトを使って、ゆっくりバスタブに浸かる事にした。自分の機嫌は自分で取るの大事。

 専属メイドのケイトに入浴の準備をお願いすると、白やピンクのバラを浮かべてくれた。
 ケイトにお礼を言うと、顔を赤く染めつつも、はにかみながら、こう言ってくれた。

「メリアお嬢様の清楚で可愛らしいイメージで浮かべました」

 どちらかというと私は地味で暗いと思っていた。
 だけど確かに客観的に見ると、顔は整っているかもしれないなぁと、入浴中お風呂の全身鏡を見て自画自賛する。

 タレ目だけど目は大きくて、お母様譲りのアメジストの瞳に、下がり眉が庇護欲を擽られる。小さいけど高くて整った鼻、その下はメイクをしなくても桜色の唇。髪の毛はお父様と一緒の透明感のある淡いピンク色。
 それに胸も…改めて見ると、お、大きい…。しかも桃尻…。こ、こんなに私お腹くびれてたっけ…? 太ももはむちむちだなぁ。
 日本人だった時の黒髪黒目のあっさりとした顔の造形、スタイルとは違う、前世でいう西洋人寄りで改めて驚く。
 折角だから色々なドレスを着たくなる…!

 自分の容姿について考えていると、全身洗い終わった。そろそろバラ風呂に浸かろうかな。

「んはぁ~、いい香り~」

 濃厚すぎない爽やかなバラの香りに癒される。流石ケイト。私の好みを分かっている。
 バスソルトの効果で、すぐに汗が出てきて、身体がぽかぽかになると、これまた用意されていたフルーツウォーターを飲む。

 貴族に生まれ変わってから、常にまわりに人がいるので、こういうお風呂の時間が素のままの自分でいられる貴重な時間だ。
 物心ついてから、お風呂は自分で入ると説得して本当に良かったとしみじみ。

 存分にお風呂を味わって、バスローブを羽織って出ると、ケイトが待っていた。

「ケイト、バラ風呂に、フルーツウォーターまで気遣いをありがとうね」
「とんでもありません…! メリアお嬢様がお疲れでしたので、ゆっくり休んでいただきたくて…!」
「おかげでゆっくり休めたわ」

 改めてお礼を言うと、はわはわしながら、こう提案された。

「も、もしよろしければ、アロマオイルマッサージもご用意しましたが、いかがですか?」
「まぁ! 是非お願いしたいわ!」

 .
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 二つ返事でお願いしたが、まさかハレンチな展開になるなんて、この時の私は全く想像もしていなかった。

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