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90、ある日の出来事~冒険編⑰〜他CP
しおりを挟む█語り手さんサイド
ランティスの口に、ブュリュルルルル!と勢いよく精液が注ぎ込まれた。あの時初めて舐めた精液。ゼリーのような精液は、すぐに口いっぱいになり、飲みたかったのにむせ込んだ。
悔しく思いながら激しく咳き込む。シートの上には、アンドリューのブヨブヨした精液が、広がっていた。愛する人のものなら飲めると書物で書いてあったのに、自分は飲めなかったと自責の念にかられる。
その本は、人間相手の場合である。By語り手さん。
不甲斐なさに涙が出てくる。そんなランティスの背中を優しく撫でながら、アンドリューは、
「すまない、ランティス。ほら、水だ。飲めるか?」
優しく水筒を差し出す。
「……驚いただろう? オーガの精液は、ゼリー状でしかも生臭さが半端ない。飲もうとしてくれたのは嬉しかったけど、お前には無理はして欲しくない。」
苦しそうに言うアンドリューに、いつか絶対に、飲んでやる!そう決意したランティスだった。
「今度は、アンドリューに触って欲しい。」
自分より大きく、前衛職らしい手。小さい時とは違う大きさの手を持ち、自分の胸に押し当てるランティス。
愛する人の精液を飲めなかった悔しさから、ランティスは本来のプライドが高く傲慢な性格が刺激され、反骨心がメラメラと燃え上がっていた。
アンドリューと結ばれる。ありえないと思いつつも、これまでひとりで拡張に勤しんできたのだから。
決意したランティスの意思は固く、かつて見た陰茎の時より凶悪さは増しており驚いたものの、自分なら問題ない!なぜなら、治癒能力が高いヴァンピールなのだからと自分を鼓舞する。
「だが、……本当にいいのか? 」
アンドリューは、ここまできてもランティスを心配する。どうしても、奴隷たちの悲鳴が頭から離れないのだ。その身を受け入れたものたちの苦痛に満ちた顔。気が狂ったように叫び続ける声。真っ赤に染まるシーツ。
そのどれもが、アンドリューのトラウマになっている。しかし、性欲を発散しなけらば、頭がおかしくなってしまう。仲間のため、ランティスのため、それだけは出来なかった。
行きたくないが、いくしかなかったアンドリューは、そんなランティスを見たくないのだ。
どうしても、しり込みしてしまい、手を出してこないアンドリューに煮えたランティスは、遂にキレた。
ドン
突き飛ばされ、虚をついたアンドリューは、後ろへ体勢を崩す。もちろんこんなことでは、簡単に倒れないが、ランティスにのしかかられ、マットの上に押し倒されてしまう。
「ランティス……?」
「黙って。もう、全部私がするから、アンドリューは動いちゃダメ。」
ランティスを大切に思うからこそ挿入しようとしないアンドリュー。逆にランティスは、どんなに痛くても、幼少期から好きだったアンドリューと結ばれたかった。
ランティスは、ヴァンピールとして能力『魅了』を使った。
「なっ、なにを?……か、身体が、熱い? まさか……?」
アンドリューは、魅了によって身体が思うように動けず、それなのに身体が熱くなり、思考が上手くまとまらなくなる。
「だ、だめだ……傷つ、ける……ッツ!」
ランティスは、上半身を起こし、アンドリューの腹部に腰掛け、そうして見せつけるように、足を開いた。
アンドリューは、ダラダラと先走りを流す可愛らしい陰茎ではなく、その下にある慎ましい孔に目を奪われる。
「き、きれいだ……。」
薄紅色をした孔は、慎ましく、可憐だった。ランティスは、熱い視線に腹の奥がさっきから、キュンキュンしっぱなしで、早急にリオンから貰ったボトルを手に垂らし、ヌチュヌチュと指を濡らす。
そして、アンドリューが見ている前でさらに大きく脚を拡げ、ヒクヒク収縮している後孔に最初から指を3本窄め、押し込んだ。
「ら、ランティス?!」
処女のように慎ましい孔に細いとはいえ、ランティスの指が3本!だが、しかし、ランティスの孔は拒むどころか美味そうに3本の指を迎え入れてしまう。
「……ッ!?」
当然である。ランティスは、学校で見たアンドリューの性器と書籍で調べたオーガの生殖器を考え、今日まで自己拡張をしつづけたのだ。
3本ぐらい余裕である。
抜き差しを繰り返す度に、グチュグチュグチュと卑猥な水音が発せられ、同時にランティスの甘い喘ぎ声もアンドリューの残った理性をジリジリと焼き切っていく。
アンドリューは歯を食いしばり、未だ自由にはならない身体に、唸り声をあげた。
ランティスはそれを聞きながらも、動きは止めない。毎日かかさず、オナニーや拡張に勤しんでいるが、アンドリューを受け入れるためにはまだ足りない。
マジックバッグから取り出したのは、最近お世話になっている張り型くんだ。もちろんこれも、アンドリューの性器を想像して作った最新作である。
これでも実際のアンドリューのモノには、遠く及ばなかったが、中々に太く立派だった。ちゃんとカサも再現できている。
ローションをドバドバかけ、見せつけるように先端を孔に押し当て、ぐちゅりそんな水音をたてて、咥えこんでいく。まさか、そんなものが、ランティスの慎ましい孔に入るとは思わず、アンドリューは、息を呑む。
だが、優秀な孔は、張り型の形に拡がり、徐々に挿入を深くしていく。そうして、卑猥な張り型が根元までランティスの胎内に入ってしまった。
「はぁはぁはぁ、……は、入っちゃったぁ♡♡」
満足そうに、自分の成果を報告するランティスに対して、アンドリューは強烈な怒りを感じていた。自分以外のやつが、愛するランティスの中に、俺より先に入ったことが許せなかった。
その怒りは、ランティスの魅了を跳ね除けてしまい、茶褐色の瞳は既に血走っている。自由を取り戻したアンドリューは、驚くランティスの胎内から、まがい物を掴むと一気に引き抜いた。
「あ、あ、ああああ~~~~~~~~~!」
張り型の再現されたカサが逆立ち、腸壁をゴリゴリ擦りながら強制的に引き抜かれ、ガクガク身体を痙攣させる。
胎内の強烈な刺激にランティスの上品な口が最大限に開き、甲高い悲鳴があがった。
ドサッ
今度は、ランティスがマットに押し倒され、ギラギラした雄の瞳とかちあう。
「ーーー!?」
それは獰猛な獣の瞳。少しでも動けば、食べられてしまうそんな凶暴な光を宿していた。
「もう、我慢しないからな!いくら、泣き叫んだとしても、もう止めてやらない。止められない!」
アンドリューは、そう言うと花開いたばかりの後孔にローションのボトルを押し込んだ。
「ひゃあうんっ!」
ボトルは簡単に呑み込まれ、中身がブリュルルルルと勢いよく注ぎ込まれ、ランティスは冷たい液体に悲鳴をあげる。
ブリユッブリュッ
何回かボトルを潰し、全て胎内にいれた。
空になったボトルを一気に引き抜き、すぐさまランティスのしなやかな脚を掴み、大きく拡げる。
ぐちゅり
そんな卑猥な音が、ランティスの後孔から聞こえ、注ぎ入れたばかりのローションがゴポリと溢れ、股を濡らしていく。それはそれは、ランティスの美しさも相まって、扇情的だった。
「くそっ!エロいんだよ、お前は!」
アンドリューは、ランティスのいやらしさに我慢出来はずもなく、自分のペニスではあるものの、凶悪なペニスを後孔に押し当てた。
オーガ特有のカサが開閉を繰り返し、先端から粘っこい先走りを溢れさせている。
まさに子供と鬼。そんな表現が相応しいほどの差がふたりにはあった。
それは誰がどうみても絶対に無理だと判断するだろう。拡張し続けてきたとはいえ、柔軟性のスキルを持ってもいない、精神耐性も持っていないランティスには、到底受け入れない大きさだった。
しかし、もうそんなのはふたりには関係ないのだ。愛する人と繋がりたい、ひとつになりたい。最初こそ、張り型に嫉妬していたアンドリューも、ランティスと愛し合いたかった。
愛する人との性交自体を諦めていたからこそ、今こうしてランティスと愛し合うことが何よりも幸せだった。
「すまない。痛くするが、なるべく早くすます。」
暴走していたはずなのに自分の欲望より、ランティスのことを優先するアンドリューに、改めてこの男のものになりたいと心から思った。
「ばか。ちゃんと、私を最後まで愛してくれ。大丈夫だから……泣き叫んでも、最後までアンドリューを感じさせて欲しい。」
その言葉にアンドリューは、腰を進める。
亀頭がメリメリ音を立ててのめり込んでいく……そんな錯覚を感じさせるほどの痛みをランティスは感じていた。無理やり拓かされる痛み……
アンドリューは、亀頭を押し込むとすぐにランティスのふちが限界まで拡がってしまったのを見たが、もう止めることは出来なかった。バックからのほうが、少しは楽かも知れないが、この大きさならどっちにしろ無理かと思う。
ローションがどぷっと溢れ出てくるが、バカでかいペニスは容易には入っていかない。押し進めると、プチッ、そんな音が聞こえ、ランティスの引き伸ばされていた縁が切れ、鮮やかな赤色が流れてしまった。
「ーーーーーッ!」
分かってはいたものの、やはりつらい。だが、出血した途端、傷口はキレイに治癒され、さきほどと同じようにアンドリューの亀頭を健気に咥えこんでいた。
「は?」
ランティスに締め付けられながら、アンドリューは訳が分からなかったが、すぐにあのローションの効果だと理解した。最初こそルークに見合わない女だと思い、気に入らなかったが、マジックポーションといい、ローションといい、感謝しかない。
「……あ、アンドリュー。す、すきぃ、……すきなの。お、奥にきて?」
激痛だろうに、健気に受け入れようとする姿にアンドリューは覚悟を決める。
腰を持ち上げ、自分の腰を押し込む。
一番太いカサが、胎内に挿入されていく。
グググッ
更に拡がる後孔。括約筋が限界を超え、出血し、切れる度に治癒され、出血を繰り返しながらランティスの胎内に入り込む。
ランティスは、叫ぶことなくアンドリューを必死に受け入れようとしている。
涙や汗が、絶え間なく出続けており、でも決して嫌だとかの泣き言は一切漏らさない。それはそうだ。ランティスが、言うはずない。
幼少期から育ててきた恋心は、アンドリューが思う以上に重く尊いもの。痛みすら凌駕する圧倒的な幸福感。ランティスは、それを感じていた。
ランティスは必死に手を伸ばし、それに気がついたアンドリューが抱えあげる。やっと、抱きしめられるとアンドリューの背中に手を回した。自重により深く挿入されるが、愛おしいものから与えられるものは、なんであれ嬉しいのだ。
全身で愛情をこれでもかと表現され、普段ツンとすましている表情とはかけ離れていた。アンドリューは、普段のランティスも好ましかったが、自分だけに見せてくれる表情に、際限なく愛おしさか募っていく。
ランティスの中はとても狭くキツかったが、時々甘く吸い付いてくるのがたまらなかった。突き上げたくなる衝動に駆られるが、必死に我慢する。
それなのに、ランティスは自分の肩口に顔を埋め、抱きつきながら、
「あああっ、あ、あんどりゅう、す、すきぃ、あああん、す、すきぃ、すきなのぉ、ンンンッ♡♡」
アンドリューのギリギリのところで保っている理性を殺すのだ。
優しくしたいと思っても、ランティスが煽ってきてどうしようもなかった。
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