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オネエなお兄さんに慰められるボイス【一人台本】
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オネエ:いらっしゃーい、久々、じゃ、な……
オネエ:ど、どうしたの! 酷い顔じゃない!
オネエ:目がはれてるし、ファンデもヨレヨレ……コンシーラーを厚塗りしても目の下の青クマは隠せないのよ! オレンジとかでごまかさないと……じゃなくて!
オネエ:あなた、すっごい泣いたわね……? それに寝不足……入りなさい。いいのよ。あなたとアタシの仲じゃない。
オネエ:……ホットミルクでいいわね? 駄目。お酒なんか飲ませてあげるもんですか! そんなボロボロのヒトに。
オネエ:はい。ハチミツもあるから。今日は気にせず甘くして飲みなさい? どうせご飯食べてないんでしょ。
オネエ:……それで、何があったの? 話せることなら話して、楽になっちゃいなさいな。
オネエ:あら……はぁ……ああ……えっ? ウッソ……ありえない! そんな話ひどすぎる! じゃあその男は……はぁー……最低ね! いくら顔がよくても、そんな性格の男はナイわ! 最低よ。
オネエ:あなたは悪くないわ……悪かったのは運だけよ。そんな男と出会ってしまった運だけよ。
:
オネエ:嫌な奴はどこにでもいるから、精一杯避けるしかないわね……アタシだったらひっぱたいてやるけど、そんなことで解決する話じゃないし。もっと色んなヒトに助けを求めて、相談して、とっとと離れましょ!
オネエ:いいのいいの! 責任なんてのはね、もっとおエライさんがとるもんなの! まずそんな最低男を放置した責任を、とってほしいもんだわ。
オネエ:あなたが居なくなったことで困る、って言われてもねえ。あなたが困ってることを解決できないんだから、しょーがないわよ。
オネエ:ふぅ……ねえ。今夜、泊まってく? あらそう。忙しいなら無理は言わないけど、せめてお化粧は直していきなさい。アタシがやったげるから。
オネエ:ミルク飲んだら、顔を洗っていらっしゃい。洗面台にあるクレンジング使っていいから。
:
オネエ:あら、おかえり。うんうん、あのボロボロメイクより、すっぴんのほうがさっぱりしていいわよ。はい、スキンケア一式。この高級な美容液も惜しみなく使いなさい! 泣いたあとの肌ってやばいんだから。
オネエ:そーよ、デパートのやつ。ビューティアドバイザーに聞く度胸がなければ通販しなさい。プチプラでもいいけど、自分へのご褒美にこういうのあると気分があがるわよ。
オネエ:うん……うん。そんなことないわ。あなたは立派に可愛いわよ。自分に自信持って。自分を甘やかしてあげるのよ。したくないオシャレはしなくてもいいけど、したいのに「私ごときがしちゃだめー」って思ってるのはもったいないわ。綺麗になりたかったらなっていいの。
オネエ:はい、おわった? うん、ツヤがでたわね! はー、ちょっとは元気そうに見えるわよ。
オネエ:次は下地。こっち向いてて……スポンジで、と。肌の調子悪いときはあんまり厚塗りしちゃ駄目よ。崩れやすくなってるんだから。肌にも良くないし。
オネエ:自然に、顔の中央から伸ばして……額と目元あたりが綺麗なら、ごまかせるから。
オネエ:あ、オレンジのカラーコントロールで目の下のクマをぼかしたわ。反対色でやるのよこういうの。
オネエ:ファンデも同じように顔の中心から。ブラシで薄くね。毛穴はパウダーで消えるから。
オネエ:ぽふぽふぽふ……ふわふわでしょ、このブラシ。コスメにお金使いたくなかったら、道具を揃えるに限るわよ。
オネエ:アイメイクは泣いてもいいように……なんていうと思った? 絶対に泣かない強い女メイクにするわよ!
オネエ:といっても、いつものあなたはベージュ系かピンク系よね。それに合わせて、シャドウは奥行きを出す感じに。アイラインははっきりと、眉毛はちょっと明るい色にして。
オネエ:チークは……そうね、血色よさそうなのにしましょ。どうせマスクするんでしょ? アタシ好みでいいわね。
オネエ:ほーら鏡みて? あかちゃんみたいにキレイなほっぺよ! かわいいわあ。
オネエ:口紅は……うん、ちょっとダークなのにしましょう。アメリカンチェリーみたいなツヤ感を出していくわ。
グロスでちゅるちゅるにして……髪をとかして……
オネエ:はい! いいオンナのできあがり!
オネエ:どう? 元気でた? 香水も好きなの試しなさい、たまにはセクシーな香りをまといなさい!
オネエ:ふふふ。あなたはこんなにキレイになることができるんだから、自信もっていいのよ! 無敵無敵!
オネエ:長く引き止めて悪かったわね。送っていこうかしら?
オネエ:……あらそ。ウフフ、元気になったならよかったわ!
オネエ:それじゃあ頑張って! ガマンを頑張るんじゃないのよー! 幸せになることを頑張るのよー! 応援、してるからー!
オネエ:ど、どうしたの! 酷い顔じゃない!
オネエ:目がはれてるし、ファンデもヨレヨレ……コンシーラーを厚塗りしても目の下の青クマは隠せないのよ! オレンジとかでごまかさないと……じゃなくて!
オネエ:あなた、すっごい泣いたわね……? それに寝不足……入りなさい。いいのよ。あなたとアタシの仲じゃない。
オネエ:……ホットミルクでいいわね? 駄目。お酒なんか飲ませてあげるもんですか! そんなボロボロのヒトに。
オネエ:はい。ハチミツもあるから。今日は気にせず甘くして飲みなさい? どうせご飯食べてないんでしょ。
オネエ:……それで、何があったの? 話せることなら話して、楽になっちゃいなさいな。
オネエ:あら……はぁ……ああ……えっ? ウッソ……ありえない! そんな話ひどすぎる! じゃあその男は……はぁー……最低ね! いくら顔がよくても、そんな性格の男はナイわ! 最低よ。
オネエ:あなたは悪くないわ……悪かったのは運だけよ。そんな男と出会ってしまった運だけよ。
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オネエ:嫌な奴はどこにでもいるから、精一杯避けるしかないわね……アタシだったらひっぱたいてやるけど、そんなことで解決する話じゃないし。もっと色んなヒトに助けを求めて、相談して、とっとと離れましょ!
オネエ:いいのいいの! 責任なんてのはね、もっとおエライさんがとるもんなの! まずそんな最低男を放置した責任を、とってほしいもんだわ。
オネエ:あなたが居なくなったことで困る、って言われてもねえ。あなたが困ってることを解決できないんだから、しょーがないわよ。
オネエ:ふぅ……ねえ。今夜、泊まってく? あらそう。忙しいなら無理は言わないけど、せめてお化粧は直していきなさい。アタシがやったげるから。
オネエ:ミルク飲んだら、顔を洗っていらっしゃい。洗面台にあるクレンジング使っていいから。
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オネエ:あら、おかえり。うんうん、あのボロボロメイクより、すっぴんのほうがさっぱりしていいわよ。はい、スキンケア一式。この高級な美容液も惜しみなく使いなさい! 泣いたあとの肌ってやばいんだから。
オネエ:そーよ、デパートのやつ。ビューティアドバイザーに聞く度胸がなければ通販しなさい。プチプラでもいいけど、自分へのご褒美にこういうのあると気分があがるわよ。
オネエ:うん……うん。そんなことないわ。あなたは立派に可愛いわよ。自分に自信持って。自分を甘やかしてあげるのよ。したくないオシャレはしなくてもいいけど、したいのに「私ごときがしちゃだめー」って思ってるのはもったいないわ。綺麗になりたかったらなっていいの。
オネエ:はい、おわった? うん、ツヤがでたわね! はー、ちょっとは元気そうに見えるわよ。
オネエ:次は下地。こっち向いてて……スポンジで、と。肌の調子悪いときはあんまり厚塗りしちゃ駄目よ。崩れやすくなってるんだから。肌にも良くないし。
オネエ:自然に、顔の中央から伸ばして……額と目元あたりが綺麗なら、ごまかせるから。
オネエ:あ、オレンジのカラーコントロールで目の下のクマをぼかしたわ。反対色でやるのよこういうの。
オネエ:ファンデも同じように顔の中心から。ブラシで薄くね。毛穴はパウダーで消えるから。
オネエ:ぽふぽふぽふ……ふわふわでしょ、このブラシ。コスメにお金使いたくなかったら、道具を揃えるに限るわよ。
オネエ:アイメイクは泣いてもいいように……なんていうと思った? 絶対に泣かない強い女メイクにするわよ!
オネエ:といっても、いつものあなたはベージュ系かピンク系よね。それに合わせて、シャドウは奥行きを出す感じに。アイラインははっきりと、眉毛はちょっと明るい色にして。
オネエ:チークは……そうね、血色よさそうなのにしましょ。どうせマスクするんでしょ? アタシ好みでいいわね。
オネエ:ほーら鏡みて? あかちゃんみたいにキレイなほっぺよ! かわいいわあ。
オネエ:口紅は……うん、ちょっとダークなのにしましょう。アメリカンチェリーみたいなツヤ感を出していくわ。
グロスでちゅるちゅるにして……髪をとかして……
オネエ:はい! いいオンナのできあがり!
オネエ:どう? 元気でた? 香水も好きなの試しなさい、たまにはセクシーな香りをまといなさい!
オネエ:ふふふ。あなたはこんなにキレイになることができるんだから、自信もっていいのよ! 無敵無敵!
オネエ:長く引き止めて悪かったわね。送っていこうかしら?
オネエ:……あらそ。ウフフ、元気になったならよかったわ!
オネエ:それじゃあ頑張って! ガマンを頑張るんじゃないのよー! 幸せになることを頑張るのよー! 応援、してるからー!
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