84 / 499
第3部
第五章 笑う男②
しおりを挟む
「うわあ、ここって眺めのいい場所だね」
眼前に広がる光景に、サーシャが感嘆の声をもらす。
ホテルに隣接する雑木林。そこを五分ほど進んで抜けた先にその高台はあった。
切り立った崖の上に転落防止用の木製の柵があるだけのシンプルな場所ではあるが、ここからなら海が一望できる。
――結局、リーナの提案に対し、サーシャ達はすぐには回答できなかった。
会ったばかりの人にそこまで甘えていいものかと思ったのだ。
そこでリーナは、
『そうですね。では一度《シーザー》の姿を見てみてはどうでしょうか?』
と、さらに提案した。
サーシャ達は一瞬迷うが、どうせ今日の予定はまだ決まっていない。何よりアッシュ達がまだ来る気配がなかったということで、リーナの提案に乗ったのである。
そして現在。
「……ほう。あれが《シーザー》か」
ロックが感心するように呟く。
「おお~、予想よりでけえな。それに帆がねえってのもホントだったんだな」
柵に身を乗り出して、エドワードも声を上げる。その眼差しは興味津々だ。
高台から遥か先。眼下には港に停泊する一隻の鉄甲船の姿があった。帆のない純白の船体。遊覧船《シーザー》だ。あの船は昼と夜に一度ずつ遊覧するらしい。その準備をしているのか、今は何やら人の出入りが激しかった。
「けど、噂通りの綺麗な船ね……」
アリシアは宝石でも見るような瞳で嘆息した。
サーシャもコクコクと頷いている。
すると、リーナがサーシャの後ろにすっと近付き、
「ふふっ。気に入られましたか?」
と、少年少女達に尋ねる。全員の視線がリーナへと向いた。
「はい!」
サーシャが満面の笑みで答える。が、すぐに、
「けど、本当にご一緒してもいいんですか?」
少し眉根を寄せて尋ね返す。やはり甘えすぎな気がする。
しかし、リーナの方はただ微笑みを浮かべて、
「いえいえ、気にしないでください。すでにチケットあるんです。だったら、一人も八人も変わりませんわ」
「しかし、そんな大人数では流石にご迷惑をかけてしまう気が……」
と、真面目なロックが呟くが、彼の相棒の少年は肩をすくめて、
「おいおい、ロックよ。リーナさんは一人じゃあつまらないから、俺らを誘ってくれてんだぜ。ここはご好意に甘えとくべきだろ」
そんな調子のいい事を言う。すでにエドワードはその気になっているようだ。
アリシアは少年達のやりとりに、ふっと苦笑を浮かべ、
「まあ、オニキス言うことも一理あるわね。けど、見るものも見たし、まずは一旦ホテルに戻ってから、アッシュさんとオトハさんに聞いてみましょう。結論はそれからでもいいですかリーナさん?」
「はい。それで構いません」
と、リーナは笑顔で了承する――ように見えたが、
「と、お答えしたいのですが、それは少々困りますね」
赤い眼鏡の女性は頬に手に当て、そう答えた。
アリシアと、他の三人も眉根を寄せる。何か問題でもあるのだろうか。
「あの、リーナさん? 何かご不都合でも」
サーシャがそう尋ねると、リーナは本当に困ったといった顔をした。
そして彼女は一度嘆息した後、
「ええ、実は……」
と、切り出しながらサーシャの近くに寄り、
「私、《双金葬守》とは仲が悪くて……正直、彼に嫌われているのですよ」
「……え?」
サーシャがキョトンとした声をもらした時だった。
トン、とリーナの手刀がサーシャの首筋を打つ。途端、少女の全身から力が抜けてリーナに倒れ込む。赤い眼鏡をかけた女性はしっかりとサーシャを抱きとめた。
それに仰天したのは、他の三人だ。
「サ、サーシャ!? どうしたの!?」
「お、おい、どうした? 立ち眩みか?」
状況が分からず、困惑した声を上げるアリシアとロック。
しかし、位置的にリーナがした事が見えたエドワードだけは違う言葉を告げた。
「おいリーナさん! 何の真似だ! なんでフラムを気絶させた!」
アリシアとロックが、ギョッとしてエドワードの方へ振り向く。
注目されたエドワードは喉を鳴らして二人に告げる。
「今はっきり見えたんだよ。この人がフラムの首筋に一撃入れたのが……」
「な、んですって……」
アリシアが呆然として呟く。
ロックはエドワードに倣い、リーナを睨みつける。
「どういうことだ、リーナさん。何故そんなことをした……」
二人の少年がじりじりと間合いを測りつつ身構えた。
級友がいきなり気絶させられたのだ。友好的な態度がとれるはずもない。
しかし、リーナはそんな少年達の警戒などどこ吹く風で、
「ふふっ、まあ、そんなに気を張らないでください」
言って、気絶したサーシャを柵に寄りかからせて地面に下ろす。
「しかしダメですよ。知り合ったばかりの人間をすぐに信用するのは。まあ、昼間であり人数も多い。多少気が緩むのも分からなくはありませんが……」
そんな忠告じみた台詞を呟きつつ。
リーナはロック達の方へと振り向き、深々と頭を下げた。
「まずは謝罪を。申し訳ありません。私、実はうそを申しておりました」
「……う、そ?」
未だ呆然としたままのアリシアが反芻する。
すると、リーナはにっこりと微笑み、
「はい。私の名はリーナではありません。まあ、愛称ではあるのですが……」
そこで再び頭を下げ、彼女は改めて名乗る。
「私の本名はカテリーナ=ハリスと申します。以後お見知りおきを」
「お前の本名なんてどうでもいいんだよ! 答えろ! お前は何モンなんだよ! フラムを一体どうする気だ!」
エドワードが気炎を吐く。同時にいつでも跳びかかれるように足に力を込めると、ロックに目配せした。ロックは軽く頷き、自身も強く地を踏みつける。
「エドの言う通りだ。答えろ、ハリスとやら。返答次第ではただでは済まさんぞ」
「そ、そうよ! サーシャをどうするつもりなの!」
と、ようやくアリシアも状況に追いつき、身構えた。
そんな臨戦態勢の三人に対し、カテリーナは少し困った笑みを浮かべた。
そして、おもむろに頬に手を当てて――。
「う~ん、そうですね。説明するのも少し面倒そうですし……私が《黒陽社》の社員、と言えば通じますか?」
「「「――なッ!?」」」
アリシア達は目を剥いた。
その名は知っている。
ほんの数十分前。彼らが話していた物語に出てきた名称だ。
罪なき少年を無残に殺した《神隠し》の集団。それが《黒陽社》だった。
「う、うそだろ……なんで《神隠し》がこんな所に……」
エドワードが困惑の声を上げる。アリシア、ロックも眉根を寄せていた。
彼らにしてみれば、まるでお伽話に登場する悪い魔女がいきなり現実に現れたようなものだ。困惑するのも無理はない。
しかし、カテリーナはアリシア達の動揺には構わず、
「ああ、知っているんですね。それは良かった。おかげで説明が省けました。なら私の目的も分かるでしょう?」
と、自分の都合だけを語る。
アリシアは歯をギシリと軋ませた。
「ふざけるな! 《神隠し》がサーシャに何の用よ! サーシャは《星神》じゃないのよ!」
と、怒号を上げる少女に、カテリーナは小首を傾げた。
そして少ししてから、ポンと手を叩き、
「ああ、なるほど。あなた達は我々の全容までは知らないのですね」
そう呟いた後、アリシアに友好的な笑みを向けて説明し始める。
「《神隠し》と言っても、別に私達は《星神》だけを攫っている訳ではありません。それだけでは商売として苦しいので。需要があれば普通の人も攫います。それに……」
カテリーナはいたずらっぽく笑みを深めた。
「何より最近のハーフの売れ行きは凄いんですよ。《星神》に次ぐ人気商品なんです」
「「「ッ!」」」
三人の身体が震えた。同時に悟る。
今ここでこの女を止めなければサーシャは――。
自然と三人の拳がグッと固くなる。
それを見るなり、カテリーナは眉根を寄せて、
「……皆さん、どうやらやる気のようですね」
子供のいたずらを咎めるような口調で告げる。
「当然でしょ! このメガネ女!」
「……フラムをみすみす渡しはせん」
「そう言うこった! ここは三人がかりでボコらせてもらうぜ!」
と、意気込む少年少女達に、カテリーナはやれやれとかぶりを振った。
「困りましたね。他の支部長の方々はともかく、私の愛しいボルド様は無関係な人間を傷つけることを良しとはされない方なのですが……」
まあ、仕方がありませんか、と言葉を締めるカテリーナ。
振りかかる火の粉は払わなければならない。ボルドとて自分が危機だったと言えばきっと許してくれるはず。殺さない限り問題はないだろう。
そう判断したカテリーナは、すうっと目を細め、身体の力を抜いていく。
そして赤い眼鏡の美女は、無造作に一歩踏み出した。
「では。軽くお手合わせしましょうか」
眼前に広がる光景に、サーシャが感嘆の声をもらす。
ホテルに隣接する雑木林。そこを五分ほど進んで抜けた先にその高台はあった。
切り立った崖の上に転落防止用の木製の柵があるだけのシンプルな場所ではあるが、ここからなら海が一望できる。
――結局、リーナの提案に対し、サーシャ達はすぐには回答できなかった。
会ったばかりの人にそこまで甘えていいものかと思ったのだ。
そこでリーナは、
『そうですね。では一度《シーザー》の姿を見てみてはどうでしょうか?』
と、さらに提案した。
サーシャ達は一瞬迷うが、どうせ今日の予定はまだ決まっていない。何よりアッシュ達がまだ来る気配がなかったということで、リーナの提案に乗ったのである。
そして現在。
「……ほう。あれが《シーザー》か」
ロックが感心するように呟く。
「おお~、予想よりでけえな。それに帆がねえってのもホントだったんだな」
柵に身を乗り出して、エドワードも声を上げる。その眼差しは興味津々だ。
高台から遥か先。眼下には港に停泊する一隻の鉄甲船の姿があった。帆のない純白の船体。遊覧船《シーザー》だ。あの船は昼と夜に一度ずつ遊覧するらしい。その準備をしているのか、今は何やら人の出入りが激しかった。
「けど、噂通りの綺麗な船ね……」
アリシアは宝石でも見るような瞳で嘆息した。
サーシャもコクコクと頷いている。
すると、リーナがサーシャの後ろにすっと近付き、
「ふふっ。気に入られましたか?」
と、少年少女達に尋ねる。全員の視線がリーナへと向いた。
「はい!」
サーシャが満面の笑みで答える。が、すぐに、
「けど、本当にご一緒してもいいんですか?」
少し眉根を寄せて尋ね返す。やはり甘えすぎな気がする。
しかし、リーナの方はただ微笑みを浮かべて、
「いえいえ、気にしないでください。すでにチケットあるんです。だったら、一人も八人も変わりませんわ」
「しかし、そんな大人数では流石にご迷惑をかけてしまう気が……」
と、真面目なロックが呟くが、彼の相棒の少年は肩をすくめて、
「おいおい、ロックよ。リーナさんは一人じゃあつまらないから、俺らを誘ってくれてんだぜ。ここはご好意に甘えとくべきだろ」
そんな調子のいい事を言う。すでにエドワードはその気になっているようだ。
アリシアは少年達のやりとりに、ふっと苦笑を浮かべ、
「まあ、オニキス言うことも一理あるわね。けど、見るものも見たし、まずは一旦ホテルに戻ってから、アッシュさんとオトハさんに聞いてみましょう。結論はそれからでもいいですかリーナさん?」
「はい。それで構いません」
と、リーナは笑顔で了承する――ように見えたが、
「と、お答えしたいのですが、それは少々困りますね」
赤い眼鏡の女性は頬に手に当て、そう答えた。
アリシアと、他の三人も眉根を寄せる。何か問題でもあるのだろうか。
「あの、リーナさん? 何かご不都合でも」
サーシャがそう尋ねると、リーナは本当に困ったといった顔をした。
そして彼女は一度嘆息した後、
「ええ、実は……」
と、切り出しながらサーシャの近くに寄り、
「私、《双金葬守》とは仲が悪くて……正直、彼に嫌われているのですよ」
「……え?」
サーシャがキョトンとした声をもらした時だった。
トン、とリーナの手刀がサーシャの首筋を打つ。途端、少女の全身から力が抜けてリーナに倒れ込む。赤い眼鏡をかけた女性はしっかりとサーシャを抱きとめた。
それに仰天したのは、他の三人だ。
「サ、サーシャ!? どうしたの!?」
「お、おい、どうした? 立ち眩みか?」
状況が分からず、困惑した声を上げるアリシアとロック。
しかし、位置的にリーナがした事が見えたエドワードだけは違う言葉を告げた。
「おいリーナさん! 何の真似だ! なんでフラムを気絶させた!」
アリシアとロックが、ギョッとしてエドワードの方へ振り向く。
注目されたエドワードは喉を鳴らして二人に告げる。
「今はっきり見えたんだよ。この人がフラムの首筋に一撃入れたのが……」
「な、んですって……」
アリシアが呆然として呟く。
ロックはエドワードに倣い、リーナを睨みつける。
「どういうことだ、リーナさん。何故そんなことをした……」
二人の少年がじりじりと間合いを測りつつ身構えた。
級友がいきなり気絶させられたのだ。友好的な態度がとれるはずもない。
しかし、リーナはそんな少年達の警戒などどこ吹く風で、
「ふふっ、まあ、そんなに気を張らないでください」
言って、気絶したサーシャを柵に寄りかからせて地面に下ろす。
「しかしダメですよ。知り合ったばかりの人間をすぐに信用するのは。まあ、昼間であり人数も多い。多少気が緩むのも分からなくはありませんが……」
そんな忠告じみた台詞を呟きつつ。
リーナはロック達の方へと振り向き、深々と頭を下げた。
「まずは謝罪を。申し訳ありません。私、実はうそを申しておりました」
「……う、そ?」
未だ呆然としたままのアリシアが反芻する。
すると、リーナはにっこりと微笑み、
「はい。私の名はリーナではありません。まあ、愛称ではあるのですが……」
そこで再び頭を下げ、彼女は改めて名乗る。
「私の本名はカテリーナ=ハリスと申します。以後お見知りおきを」
「お前の本名なんてどうでもいいんだよ! 答えろ! お前は何モンなんだよ! フラムを一体どうする気だ!」
エドワードが気炎を吐く。同時にいつでも跳びかかれるように足に力を込めると、ロックに目配せした。ロックは軽く頷き、自身も強く地を踏みつける。
「エドの言う通りだ。答えろ、ハリスとやら。返答次第ではただでは済まさんぞ」
「そ、そうよ! サーシャをどうするつもりなの!」
と、ようやくアリシアも状況に追いつき、身構えた。
そんな臨戦態勢の三人に対し、カテリーナは少し困った笑みを浮かべた。
そして、おもむろに頬に手を当てて――。
「う~ん、そうですね。説明するのも少し面倒そうですし……私が《黒陽社》の社員、と言えば通じますか?」
「「「――なッ!?」」」
アリシア達は目を剥いた。
その名は知っている。
ほんの数十分前。彼らが話していた物語に出てきた名称だ。
罪なき少年を無残に殺した《神隠し》の集団。それが《黒陽社》だった。
「う、うそだろ……なんで《神隠し》がこんな所に……」
エドワードが困惑の声を上げる。アリシア、ロックも眉根を寄せていた。
彼らにしてみれば、まるでお伽話に登場する悪い魔女がいきなり現実に現れたようなものだ。困惑するのも無理はない。
しかし、カテリーナはアリシア達の動揺には構わず、
「ああ、知っているんですね。それは良かった。おかげで説明が省けました。なら私の目的も分かるでしょう?」
と、自分の都合だけを語る。
アリシアは歯をギシリと軋ませた。
「ふざけるな! 《神隠し》がサーシャに何の用よ! サーシャは《星神》じゃないのよ!」
と、怒号を上げる少女に、カテリーナは小首を傾げた。
そして少ししてから、ポンと手を叩き、
「ああ、なるほど。あなた達は我々の全容までは知らないのですね」
そう呟いた後、アリシアに友好的な笑みを向けて説明し始める。
「《神隠し》と言っても、別に私達は《星神》だけを攫っている訳ではありません。それだけでは商売として苦しいので。需要があれば普通の人も攫います。それに……」
カテリーナはいたずらっぽく笑みを深めた。
「何より最近のハーフの売れ行きは凄いんですよ。《星神》に次ぐ人気商品なんです」
「「「ッ!」」」
三人の身体が震えた。同時に悟る。
今ここでこの女を止めなければサーシャは――。
自然と三人の拳がグッと固くなる。
それを見るなり、カテリーナは眉根を寄せて、
「……皆さん、どうやらやる気のようですね」
子供のいたずらを咎めるような口調で告げる。
「当然でしょ! このメガネ女!」
「……フラムをみすみす渡しはせん」
「そう言うこった! ここは三人がかりでボコらせてもらうぜ!」
と、意気込む少年少女達に、カテリーナはやれやれとかぶりを振った。
「困りましたね。他の支部長の方々はともかく、私の愛しいボルド様は無関係な人間を傷つけることを良しとはされない方なのですが……」
まあ、仕方がありませんか、と言葉を締めるカテリーナ。
振りかかる火の粉は払わなければならない。ボルドとて自分が危機だったと言えばきっと許してくれるはず。殺さない限り問題はないだろう。
そう判断したカテリーナは、すうっと目を細め、身体の力を抜いていく。
そして赤い眼鏡の美女は、無造作に一歩踏み出した。
「では。軽くお手合わせしましょうか」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる