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第6部
第三章 それぞれの日々③
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(……ん? 何だ?)
――同時刻。市街区にある店舗にて。
目の前の書棚から本を取ろうとしていたアッシュは、わずかに身震いをした。
背中辺りに、ふと軽い寒気を感じたのだ。
一瞬、店の入り口から風が吹き込んできたのかと思ったが、書棚が並ぶ店の入り口は閉じられており、誰かが入店してきた気配もない。
「……? 今のって何だったんだ?」
アッシュは自分の首筋に片手を当てた。
どうやら寒風の仕業ではなかったようだ。
もしかすると、誰かが自分の噂でもしていたのだろうか。
「おやおや、師匠の旦那。女の子に噂でもされたんですかい?」
と、その時、店の奥の方からやって来た人物に声をかけられた。
この店舗――《穴熊屋》の主人だ。
ここは多彩な書物を取り扱う店であり、アッシュは今、鎧機兵のメンテナンスの出張の帰りに、馴染みであるこの書店に立ち寄っていたのだ。
「まったく羨ましい限りで。きっと師匠の旦那なら両手に花どころか、溢れんばかりの花束をってところじゃねえですかい?」
と、《穴熊屋》の主人が苦笑を浮かべて冗談を飛ばす。と、
「おいおい、何言ってんだよ、おやっさん。俺がモテる訳ねえだろ。その証拠にこの国に来てからは一回も求婚されてねえし。たった一回もだぞ!」
ははっと笑って、アッシュはそう返した。
彼の手は書棚に置いてある本へと伸びている。
「へ? いや旦那? 求婚ってのは生涯でもそんな何回もされねえでしょう?」
という書店の主人の呟きは、アッシュには聞こえなかったようだ。
すでに目的の本を手に取って、そのタイトルをまじまじと凝視していた。
「……へえ。初めて見るタイトルだな」
そこで、すうっと目を細めて。
「《魔窟兵団と金牛の魔王》か。これって娯楽小説なのか?」
そう呟くアッシュの瞳は、とても興味深そうだった。
やや乱暴な口調ゆえに、粗野な性格だと思われがちなアッシュだが、実はこの書店の常連になるほどの読書家だった。
鎧機兵に関する参考本から、こういった娯楽小説までその趣味は幅広い。
「へい。何でもセラ大陸では人気作ってことで。先々月入荷したんでさ」
「へえ~。どれどれ」
アッシュは本を開き、背表紙に目をやった。
そこには著者の名前が記されている。
「リゼリア=ライトハート? あんま聞かねえ名前だな」
「エリーズ国の新鋭作家と聞いてやす。噂じゃあ十代の作家とか……」
と、教えてくれる主人に、アッシュは目を丸くした。
「へえ。十代なのか。そいつは珍しいな」
よほどの天才なのか。かなり興味が湧いた。
アッシュはパタンと本を閉じ、主人に告げる。
「おし。こいつを貰うよ。ユーリィも喜びそうな内容っぽいし」
「まいど~。いつもごひいきに」
そう応えて、《穴熊屋》の主人は笑った。
「代金はいくらだ?」
「へい。それは……」
そして主人は金額を告げた。
それを聞き、アッシュは軽く目を剥いた。
「――安っす! 何だそれ! もしかして売れてねえのか?」
と、思わず訊いてしまう。
すると、主人は少し困ったような顔をして。
「いや、実はその本、原本ではなく監獄製品なんでさ」
「監獄製品だって?」
アッシュは眉をひそめた。
「それって要するに監獄で写本された本ってことか?」
「へい。その通りでさあ」
監獄。それは説明するまでもなく囚人を収監した施設だ。
しかし、そこでは別に囚人を養っている訳ではない。監獄では囚人達が国の定めた労働に務めており、本の製本もまたその労働の一つだった。
今の時代、文字を打つタイプライターは存在しているが、複写技術はまだ確立されていないため、写本する時はコツコツと打ちこまないといけないのだ。
その単調作業を囚人達が担っているのである。
「ああ、だから安いってことか」
アッシュは納得する。
「へい。お気に召しやせんか? この島国だと国外の本は結構貴重品でして。基本的に販売には複写本を使うようにしてんですよ。まあ、一応原本もありますんで、そちらの方がいいんでしたらお渡ししやすが」
と、告げる主人に、アッシュはかぶりを振った。
「いや、これで構わねえよ。質が悪いって訳じゃねえし」
そう言って、アッシュは提示された額の銅貨を主人に渡した。
それから特に包装も頼まず、本を片手に店を後にする。
アッシュは店の裏に待たせていた愛馬に跨り、市街区の大通りを進んだ。
「……中々騒がしくなってきたな」
周囲を見渡しながら、アッシュは呟く。
大通り沿いの店舗には、所々に装飾が目立つようになってきていた。行きかう人々や馬車の姿も普段よりかなり多いような気がする。
建国祭まで残り一週間ほどだ。
この時期が最も準備が忙しくなるのかもしれない。
まあ、街外れにあるクライン工房には、あまり関係のない話だが。
「それにしても監獄製品かあ……」
アッシュは、おもむろに右手に持つ本を頭上に掲げた。
監獄と聞くと一人だけ思い出す人物がいる。
とは言え、知り合いなどではない。
少なくとも向こうはアッシュの事を知らないはずだ。
だが、アッシュにとっては決して忘れられない相手であった。
「……ったくよ」
アッシュは、しばし掲げた本を見つめた後――皮肉気に笑った。
「もしかしたら、この本はあのクソ野郎のお手製なのかもな」
◆
月が輝く夜。その少年は、疲れ果てていた。
そこは、分厚い鉄製の扉で隔離された狭い独房。
少年はふらふらと歩くと、唯一置かれたベッドの上に力なく倒れ込んだ。
かつて彼が使用していたものとは、比較するのも馬鹿馬鹿しいほど粗末なベッドではあるが、それでも少年の身体を受け止めてくれる。
(……ちくしょう)
今日も朝からタイプライターだ。
誰が書いたかも分からないくだらない小説。それをひたすら複写する。
そんな最悪な仕事だ。まるで奴隷――いや、奴隷そのものだ。
(なんで……なんで僕がこんな目に……)
少年はベッドに横たわったまま、グッと拳を握りしめる。
自慢だった赤毛は強制的に短く刈られ、身に纏う囚人服は布切れを言ってもいいほどの粗末な作りだ。こんなもの人権侵害以外なにものでもない。
こんな日々が後二十年も続くのだ。
何の楽しみもなく、ただ奴隷のように働かされる日々が。
(ふざけるなッ! 僕を誰だと思っているんだ!)
心の底から怒りが湧き出る。
本来の自分はこんな場所にいるような人間ではない。
もっと優雅に。
もっと高貴に。
まさに《夜の女神》に愛されるがごとく世界に祝福された人間なのだ。
だと言うのに――。
(なんで僕がこんな目にッ!)
少年は、ギシリと歯噛みする。
自分がこんな目に遭うのも、すべてあの女のせいだ。
一度は目をかけてやったというのに彼の期待を裏切り、その上、約束を果たしてやった恩も忘れて歯向かってきた挙句、卑劣な戦術で彼を貶しめた忌わしい女。
絶対に許せる相手ではない。
「――くそッ! くそッくそッ!」
あの時を思い出しただけで、苛立ちが胸を焼く。
「くそがッ!」
少年は怒りのまま、何度も何度も頭をベッドに叩きつけた。
それでも怒りは一向に収まらない。
「……絶対に! 絶対に許さないぞ! お前だけは殺してやる!」
そして少年の口から生み出される怨唆の声。
その憎悪に満ちた言葉は、鉄の部屋の中でしばし続き――。
「僕は必ず復讐する。忘れるな、サーシャ=フラム」
最後に憎き少女の名を呟き、少年は眠りに落ちるのだった……。
――同時刻。市街区にある店舗にて。
目の前の書棚から本を取ろうとしていたアッシュは、わずかに身震いをした。
背中辺りに、ふと軽い寒気を感じたのだ。
一瞬、店の入り口から風が吹き込んできたのかと思ったが、書棚が並ぶ店の入り口は閉じられており、誰かが入店してきた気配もない。
「……? 今のって何だったんだ?」
アッシュは自分の首筋に片手を当てた。
どうやら寒風の仕業ではなかったようだ。
もしかすると、誰かが自分の噂でもしていたのだろうか。
「おやおや、師匠の旦那。女の子に噂でもされたんですかい?」
と、その時、店の奥の方からやって来た人物に声をかけられた。
この店舗――《穴熊屋》の主人だ。
ここは多彩な書物を取り扱う店であり、アッシュは今、鎧機兵のメンテナンスの出張の帰りに、馴染みであるこの書店に立ち寄っていたのだ。
「まったく羨ましい限りで。きっと師匠の旦那なら両手に花どころか、溢れんばかりの花束をってところじゃねえですかい?」
と、《穴熊屋》の主人が苦笑を浮かべて冗談を飛ばす。と、
「おいおい、何言ってんだよ、おやっさん。俺がモテる訳ねえだろ。その証拠にこの国に来てからは一回も求婚されてねえし。たった一回もだぞ!」
ははっと笑って、アッシュはそう返した。
彼の手は書棚に置いてある本へと伸びている。
「へ? いや旦那? 求婚ってのは生涯でもそんな何回もされねえでしょう?」
という書店の主人の呟きは、アッシュには聞こえなかったようだ。
すでに目的の本を手に取って、そのタイトルをまじまじと凝視していた。
「……へえ。初めて見るタイトルだな」
そこで、すうっと目を細めて。
「《魔窟兵団と金牛の魔王》か。これって娯楽小説なのか?」
そう呟くアッシュの瞳は、とても興味深そうだった。
やや乱暴な口調ゆえに、粗野な性格だと思われがちなアッシュだが、実はこの書店の常連になるほどの読書家だった。
鎧機兵に関する参考本から、こういった娯楽小説までその趣味は幅広い。
「へい。何でもセラ大陸では人気作ってことで。先々月入荷したんでさ」
「へえ~。どれどれ」
アッシュは本を開き、背表紙に目をやった。
そこには著者の名前が記されている。
「リゼリア=ライトハート? あんま聞かねえ名前だな」
「エリーズ国の新鋭作家と聞いてやす。噂じゃあ十代の作家とか……」
と、教えてくれる主人に、アッシュは目を丸くした。
「へえ。十代なのか。そいつは珍しいな」
よほどの天才なのか。かなり興味が湧いた。
アッシュはパタンと本を閉じ、主人に告げる。
「おし。こいつを貰うよ。ユーリィも喜びそうな内容っぽいし」
「まいど~。いつもごひいきに」
そう応えて、《穴熊屋》の主人は笑った。
「代金はいくらだ?」
「へい。それは……」
そして主人は金額を告げた。
それを聞き、アッシュは軽く目を剥いた。
「――安っす! 何だそれ! もしかして売れてねえのか?」
と、思わず訊いてしまう。
すると、主人は少し困ったような顔をして。
「いや、実はその本、原本ではなく監獄製品なんでさ」
「監獄製品だって?」
アッシュは眉をひそめた。
「それって要するに監獄で写本された本ってことか?」
「へい。その通りでさあ」
監獄。それは説明するまでもなく囚人を収監した施設だ。
しかし、そこでは別に囚人を養っている訳ではない。監獄では囚人達が国の定めた労働に務めており、本の製本もまたその労働の一つだった。
今の時代、文字を打つタイプライターは存在しているが、複写技術はまだ確立されていないため、写本する時はコツコツと打ちこまないといけないのだ。
その単調作業を囚人達が担っているのである。
「ああ、だから安いってことか」
アッシュは納得する。
「へい。お気に召しやせんか? この島国だと国外の本は結構貴重品でして。基本的に販売には複写本を使うようにしてんですよ。まあ、一応原本もありますんで、そちらの方がいいんでしたらお渡ししやすが」
と、告げる主人に、アッシュはかぶりを振った。
「いや、これで構わねえよ。質が悪いって訳じゃねえし」
そう言って、アッシュは提示された額の銅貨を主人に渡した。
それから特に包装も頼まず、本を片手に店を後にする。
アッシュは店の裏に待たせていた愛馬に跨り、市街区の大通りを進んだ。
「……中々騒がしくなってきたな」
周囲を見渡しながら、アッシュは呟く。
大通り沿いの店舗には、所々に装飾が目立つようになってきていた。行きかう人々や馬車の姿も普段よりかなり多いような気がする。
建国祭まで残り一週間ほどだ。
この時期が最も準備が忙しくなるのかもしれない。
まあ、街外れにあるクライン工房には、あまり関係のない話だが。
「それにしても監獄製品かあ……」
アッシュは、おもむろに右手に持つ本を頭上に掲げた。
監獄と聞くと一人だけ思い出す人物がいる。
とは言え、知り合いなどではない。
少なくとも向こうはアッシュの事を知らないはずだ。
だが、アッシュにとっては決して忘れられない相手であった。
「……ったくよ」
アッシュは、しばし掲げた本を見つめた後――皮肉気に笑った。
「もしかしたら、この本はあのクソ野郎のお手製なのかもな」
◆
月が輝く夜。その少年は、疲れ果てていた。
そこは、分厚い鉄製の扉で隔離された狭い独房。
少年はふらふらと歩くと、唯一置かれたベッドの上に力なく倒れ込んだ。
かつて彼が使用していたものとは、比較するのも馬鹿馬鹿しいほど粗末なベッドではあるが、それでも少年の身体を受け止めてくれる。
(……ちくしょう)
今日も朝からタイプライターだ。
誰が書いたかも分からないくだらない小説。それをひたすら複写する。
そんな最悪な仕事だ。まるで奴隷――いや、奴隷そのものだ。
(なんで……なんで僕がこんな目に……)
少年はベッドに横たわったまま、グッと拳を握りしめる。
自慢だった赤毛は強制的に短く刈られ、身に纏う囚人服は布切れを言ってもいいほどの粗末な作りだ。こんなもの人権侵害以外なにものでもない。
こんな日々が後二十年も続くのだ。
何の楽しみもなく、ただ奴隷のように働かされる日々が。
(ふざけるなッ! 僕を誰だと思っているんだ!)
心の底から怒りが湧き出る。
本来の自分はこんな場所にいるような人間ではない。
もっと優雅に。
もっと高貴に。
まさに《夜の女神》に愛されるがごとく世界に祝福された人間なのだ。
だと言うのに――。
(なんで僕がこんな目にッ!)
少年は、ギシリと歯噛みする。
自分がこんな目に遭うのも、すべてあの女のせいだ。
一度は目をかけてやったというのに彼の期待を裏切り、その上、約束を果たしてやった恩も忘れて歯向かってきた挙句、卑劣な戦術で彼を貶しめた忌わしい女。
絶対に許せる相手ではない。
「――くそッ! くそッくそッ!」
あの時を思い出しただけで、苛立ちが胸を焼く。
「くそがッ!」
少年は怒りのまま、何度も何度も頭をベッドに叩きつけた。
それでも怒りは一向に収まらない。
「……絶対に! 絶対に許さないぞ! お前だけは殺してやる!」
そして少年の口から生み出される怨唆の声。
その憎悪に満ちた言葉は、鉄の部屋の中でしばし続き――。
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