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第4部
第八章 バケモノ談義⑤
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「後悔による自死だと?」
真刃は、その言葉を反芻した。
だが、口にして、いささか困惑もする。
――自死。それは自殺という意味か?
「どういう意味だ? それは?」
率直に、そう問い質す。
我霊が自殺など、聞いたこともない話だった。
「そのままの意味だよ」
一方、餓者髑髏は、ふっと口角を崩して答えた。
「君も知っての通り、我霊とはこの世に強い未練を残して死を拒んだ者が堕ちる。すなわち、我霊に堕ちた者とは、必ずしも悪人ではないのだよ」
カリ、と頬をかく。
「むしろ、只人の方が圧倒的に多いだろうな。考えてもみたまえ。知性を取り戻した時のその状況を。突如、百年後の見知らぬ世界に放り出され、その上、知性を取り戻すまでの期間……恐らくは生前よりも長いであろう記憶は、凌辱と食人行為に埋め尽くされている」
「…………」
淡々と語る餓者髑髏に、真刃は沈黙する。
「知性を取り戻した我霊の大半は、まずは激しく後悔する。懺悔をする。どうしてこんなことになってしまったのか。どうして死を拒絶してしまったのか。化け物としての鮮明な記憶に、嘔吐し、嫌悪し、滂沱し、絶望し、そうして思ってしまうのだ」
餓者髑髏は、双眸を細めて告げる。
「死んでしまいたいと」
「…………」
真刃は未だ無言だ。
だが、猿忌たち、従霊たちも含めて、神妙な表情を浮かべている。
「我霊とは死を拒絶してこそ成り立つ存在だ。ゆえに一度でも死を受け入れてしまうと、拍子抜けするほどにあっさりと死を迎えるのだよ。知性を取り戻した我霊のほとんどは、その日の内に自死へと至るのさ」
「……ふん」
指を組み、ようやく真刃が口を開く。
「初めて聞く話だが、得心もいくな。しかし……」
真刃は、餓者髑髏に問う。
「自死を選んだ者には同情の余地もある。彼らとて、決して化け物に堕ちたくて堕ちた訳ではないからな。だが、貴様は何だ? どうして未だ存在している?」
「無論、吾輩はもう一つの道を受け入れたからさ」
餓者髑髏は、肩を竦めた。
「ほとんどは自死を選ぶ中、そうではない者もいる。エリーのように鬼であることを選んだ者もいれば、生前からすでに救いようもない悪人だった者。まあ、最も多いのは、自己弁護をする者たちだろうな」
遥か過去を思い出すように、餓者髑髏は皮肉気に口角を崩した。
「だが、自己弁護に走った者は、さらなる後悔をすることになる。もう二度と人は喰わない。これからは人の為に尽くし、贖罪に生きる。大抵はそういった決意を抱くのだが、それは半年ほどで打ち砕かれることになるのだよ」
「……どういうことだ?」
眉をひそめて、真刃が問う。
すると、餓者髑髏は大きく嘆息した。
「簡単な話だ。吾輩たち、知性を持つ我霊は、半年も人肉を絶てば、再び知性を失ってしまうのだよ」
「なん、だと?」
またしても初めて聞く情報に、真刃は息を呑んだ。
「知性を失う? 貴様たちがか?」
「ああ」餓者髑髏は頷く。「だが、再び獣の百年を繰り返す訳ではないよ。一度知性を取り戻していたら、たった一人でいい。成人一人分の肉を喰らえば、すぐに知性を取り戻す」
一拍おいて、
「いかに人を喰わないと決意していても知性を失い、獣に戻れば同じことだ。再度、知性を取り戻して、自分がまた罪を犯したことを知る。自己弁護に走った者は、そこで自分がどうしようもなく化け物であることを、改めて思い知ってしまうのさ。結局、吾輩たちの選べる道は二つのみ。自死か、自分が人喰いの化け物であることを受け入れるしかないのだよ」
月を見上げて、淡々と語る。
「そうして受け入れた者は、自我を守るため、化け物であらんとするのだ」
「……化け物で、あらんとするだと?」
その時、真刃は、ハッと目を見開いた。
ある可能性に気付いたのである。
それは、あまりにも恐ろしい可能性だった。
肉体の変貌とは、心にも大きな影響を与えるものだ。肉体が化け物に堕ちたからこそ、名付きの我霊は、心まで化け物に変質してしまったのだろう。
真刃に限らず、ほとんどの引導師たちは、そう考えていた。
だがしかし、今の話では……。
「……よもや、貴様たちは」
重い声で、真刃は尋ねた。
「心が化け物に変質したのでなく、人のまま、化け物を演じているということなのか?」
「概ね、その通りだよ」
最古の我霊の一角。千年我霊・《恒河沙剣刃餓者髑髏》は肯定する。
「知性のない我霊は獣と変わらない。しかしながら、知性を持つ我霊はそうはいかないのさ。例外はいる。不幸な死ゆえに、鬼と成ることを選んだ者。生前からの外道。またはその素養を持っていた者など。だが、大半の名付きはそうではない」
そこで、皮肉気に笑う。
「自我を守るために。死を拒むために。自分は化け物。外道の存在。ゆえに人を弄ぶことも、喰らうことも当然だ。そう自分に強く言い聞かせているのだ」
人間の眼差しを向けて、道化紳士は語り続ける。
「これはまさに苦難の道さ。生半可な暗示では人肉など喰えない。他のどんな自己弁護もその行為の前では言い訳にもならない。自分が化け物であると思い込むしかないのさ」
一瞬だけ瞳を閉じて、髭を擦る。
「どんな苛酷な環境であっても、人間とは慣れるものだ。化け物を演じ続けることも、十数年と続ければ苦でなくなる。だが、我々にとって人肉を喰らうということは、心に深く刻まれた傷を自ら抉るに等しい行為なのだ」
髭を擦る手を止めた。
「人を喰らう度に思い出す。自分のおぞましさを。自分を騙すほどにどれほど見事に化け物を演じていても、その時だけは猛毒のごとく心が疼くのだ。その度に人に引き戻される。そうして、多くの名付きたちは、人としての善性を噛み砕き、罪悪感も自己嫌悪も呑み干して生きている。化け物として相応しくあろうと、懸命に生きているという訳だ」
最後に、餓者髑髏は嘆息してみせた。
シン、と空気が張り詰める。
しばし、山頂に静寂が降りた。
そして――。
「……貴様たちは……」
真刃は、表情を険しくして、餓者髑髏を睨み据える。
そこには、明らかな憤りの感情があった。
猿忌と五将を筆頭に、従霊たちも静かな怒りを見せていた。
「何故、そうまでして生き永らえようとするのだ? 人の命を踏みにじり、弄び、喰らう。それに葛藤を抱くというのに、己が善性も、心さえも欺いてまで何故……」
「それは、決まっているだろう」
髭先から手を離して、餓者髑髏が答える。
「死が怖いからだ。死とは人格の終焉だ。死を受け入れてしまえば、吾輩の心は終わりを迎えてしまう。輪廻転生など、ただの零への回帰。何の救いにもならんよ。化け物として生きる嫌悪や懊悩、絶望さえも、死んでしまえば抱けなくなってしまうのだからね」
一拍おいて、
「久遠君。あえて言おう。誰よりも生き永らえている吾輩だからこそ謳おうではないか」
そこで、餓者髑髏は、刃の玉座から立ち上がった。
そうして両腕を大きく空に広げて――。
「苦悩もある。嫌悪もある。絶望もある」
化け物を演じる化け物の王は、朗々と語る。
「悲嘆もある。失望もある。慟哭もある」
月を見上げて、目を細める。
「世界は辛く、哀しい。けれど、幸福もまた世界を満たしている。それを感じ取れるのも心があればこそ――嗚呼」
降り注ぐ月光の中で、化け物の王は謳った。
「心とは、生とは、なんと素晴らしきものなのか!」
人を踏みにじってまで生き永らえた者の歌。
それは、生命の賛歌だった。
「…………」
真刃は無言だ。
表情は変えずに、ただ組んでいた指の力だけを強めた。
「ふふ。ご清聴、ありがとう」
そうして、餓者髑髏は、月へと向かって大仰な会釈する。
「生きてさえいれば何とかなる。苦境に立たされた時、人は高らかにそう叫ぶものだ。吾輩も心からそう思うよ」
一拍おいて、
「吾輩とて苦境に立つ時もあった。だが、決して生きることを諦めなかった。そのおかげでエリーという愛しき伴侶とも巡り逢えた。久遠君」
沈黙する真刃へと顔を向け、道化紳士は片目をパチリと閉じる。
「吾輩は、これからも生を諦めない。生き続けてみせるよ。愛しきエリーと共に。生の素晴らしさを謳歌するためにね」
真刃は、その言葉を反芻した。
だが、口にして、いささか困惑もする。
――自死。それは自殺という意味か?
「どういう意味だ? それは?」
率直に、そう問い質す。
我霊が自殺など、聞いたこともない話だった。
「そのままの意味だよ」
一方、餓者髑髏は、ふっと口角を崩して答えた。
「君も知っての通り、我霊とはこの世に強い未練を残して死を拒んだ者が堕ちる。すなわち、我霊に堕ちた者とは、必ずしも悪人ではないのだよ」
カリ、と頬をかく。
「むしろ、只人の方が圧倒的に多いだろうな。考えてもみたまえ。知性を取り戻した時のその状況を。突如、百年後の見知らぬ世界に放り出され、その上、知性を取り戻すまでの期間……恐らくは生前よりも長いであろう記憶は、凌辱と食人行為に埋め尽くされている」
「…………」
淡々と語る餓者髑髏に、真刃は沈黙する。
「知性を取り戻した我霊の大半は、まずは激しく後悔する。懺悔をする。どうしてこんなことになってしまったのか。どうして死を拒絶してしまったのか。化け物としての鮮明な記憶に、嘔吐し、嫌悪し、滂沱し、絶望し、そうして思ってしまうのだ」
餓者髑髏は、双眸を細めて告げる。
「死んでしまいたいと」
「…………」
真刃は未だ無言だ。
だが、猿忌たち、従霊たちも含めて、神妙な表情を浮かべている。
「我霊とは死を拒絶してこそ成り立つ存在だ。ゆえに一度でも死を受け入れてしまうと、拍子抜けするほどにあっさりと死を迎えるのだよ。知性を取り戻した我霊のほとんどは、その日の内に自死へと至るのさ」
「……ふん」
指を組み、ようやく真刃が口を開く。
「初めて聞く話だが、得心もいくな。しかし……」
真刃は、餓者髑髏に問う。
「自死を選んだ者には同情の余地もある。彼らとて、決して化け物に堕ちたくて堕ちた訳ではないからな。だが、貴様は何だ? どうして未だ存在している?」
「無論、吾輩はもう一つの道を受け入れたからさ」
餓者髑髏は、肩を竦めた。
「ほとんどは自死を選ぶ中、そうではない者もいる。エリーのように鬼であることを選んだ者もいれば、生前からすでに救いようもない悪人だった者。まあ、最も多いのは、自己弁護をする者たちだろうな」
遥か過去を思い出すように、餓者髑髏は皮肉気に口角を崩した。
「だが、自己弁護に走った者は、さらなる後悔をすることになる。もう二度と人は喰わない。これからは人の為に尽くし、贖罪に生きる。大抵はそういった決意を抱くのだが、それは半年ほどで打ち砕かれることになるのだよ」
「……どういうことだ?」
眉をひそめて、真刃が問う。
すると、餓者髑髏は大きく嘆息した。
「簡単な話だ。吾輩たち、知性を持つ我霊は、半年も人肉を絶てば、再び知性を失ってしまうのだよ」
「なん、だと?」
またしても初めて聞く情報に、真刃は息を呑んだ。
「知性を失う? 貴様たちがか?」
「ああ」餓者髑髏は頷く。「だが、再び獣の百年を繰り返す訳ではないよ。一度知性を取り戻していたら、たった一人でいい。成人一人分の肉を喰らえば、すぐに知性を取り戻す」
一拍おいて、
「いかに人を喰わないと決意していても知性を失い、獣に戻れば同じことだ。再度、知性を取り戻して、自分がまた罪を犯したことを知る。自己弁護に走った者は、そこで自分がどうしようもなく化け物であることを、改めて思い知ってしまうのさ。結局、吾輩たちの選べる道は二つのみ。自死か、自分が人喰いの化け物であることを受け入れるしかないのだよ」
月を見上げて、淡々と語る。
「そうして受け入れた者は、自我を守るため、化け物であらんとするのだ」
「……化け物で、あらんとするだと?」
その時、真刃は、ハッと目を見開いた。
ある可能性に気付いたのである。
それは、あまりにも恐ろしい可能性だった。
肉体の変貌とは、心にも大きな影響を与えるものだ。肉体が化け物に堕ちたからこそ、名付きの我霊は、心まで化け物に変質してしまったのだろう。
真刃に限らず、ほとんどの引導師たちは、そう考えていた。
だがしかし、今の話では……。
「……よもや、貴様たちは」
重い声で、真刃は尋ねた。
「心が化け物に変質したのでなく、人のまま、化け物を演じているということなのか?」
「概ね、その通りだよ」
最古の我霊の一角。千年我霊・《恒河沙剣刃餓者髑髏》は肯定する。
「知性のない我霊は獣と変わらない。しかしながら、知性を持つ我霊はそうはいかないのさ。例外はいる。不幸な死ゆえに、鬼と成ることを選んだ者。生前からの外道。またはその素養を持っていた者など。だが、大半の名付きはそうではない」
そこで、皮肉気に笑う。
「自我を守るために。死を拒むために。自分は化け物。外道の存在。ゆえに人を弄ぶことも、喰らうことも当然だ。そう自分に強く言い聞かせているのだ」
人間の眼差しを向けて、道化紳士は語り続ける。
「これはまさに苦難の道さ。生半可な暗示では人肉など喰えない。他のどんな自己弁護もその行為の前では言い訳にもならない。自分が化け物であると思い込むしかないのさ」
一瞬だけ瞳を閉じて、髭を擦る。
「どんな苛酷な環境であっても、人間とは慣れるものだ。化け物を演じ続けることも、十数年と続ければ苦でなくなる。だが、我々にとって人肉を喰らうということは、心に深く刻まれた傷を自ら抉るに等しい行為なのだ」
髭を擦る手を止めた。
「人を喰らう度に思い出す。自分のおぞましさを。自分を騙すほどにどれほど見事に化け物を演じていても、その時だけは猛毒のごとく心が疼くのだ。その度に人に引き戻される。そうして、多くの名付きたちは、人としての善性を噛み砕き、罪悪感も自己嫌悪も呑み干して生きている。化け物として相応しくあろうと、懸命に生きているという訳だ」
最後に、餓者髑髏は嘆息してみせた。
シン、と空気が張り詰める。
しばし、山頂に静寂が降りた。
そして――。
「……貴様たちは……」
真刃は、表情を険しくして、餓者髑髏を睨み据える。
そこには、明らかな憤りの感情があった。
猿忌と五将を筆頭に、従霊たちも静かな怒りを見せていた。
「何故、そうまでして生き永らえようとするのだ? 人の命を踏みにじり、弄び、喰らう。それに葛藤を抱くというのに、己が善性も、心さえも欺いてまで何故……」
「それは、決まっているだろう」
髭先から手を離して、餓者髑髏が答える。
「死が怖いからだ。死とは人格の終焉だ。死を受け入れてしまえば、吾輩の心は終わりを迎えてしまう。輪廻転生など、ただの零への回帰。何の救いにもならんよ。化け物として生きる嫌悪や懊悩、絶望さえも、死んでしまえば抱けなくなってしまうのだからね」
一拍おいて、
「久遠君。あえて言おう。誰よりも生き永らえている吾輩だからこそ謳おうではないか」
そこで、餓者髑髏は、刃の玉座から立ち上がった。
そうして両腕を大きく空に広げて――。
「苦悩もある。嫌悪もある。絶望もある」
化け物を演じる化け物の王は、朗々と語る。
「悲嘆もある。失望もある。慟哭もある」
月を見上げて、目を細める。
「世界は辛く、哀しい。けれど、幸福もまた世界を満たしている。それを感じ取れるのも心があればこそ――嗚呼」
降り注ぐ月光の中で、化け物の王は謳った。
「心とは、生とは、なんと素晴らしきものなのか!」
人を踏みにじってまで生き永らえた者の歌。
それは、生命の賛歌だった。
「…………」
真刃は無言だ。
表情は変えずに、ただ組んでいた指の力だけを強めた。
「ふふ。ご清聴、ありがとう」
そうして、餓者髑髏は、月へと向かって大仰な会釈する。
「生きてさえいれば何とかなる。苦境に立たされた時、人は高らかにそう叫ぶものだ。吾輩も心からそう思うよ」
一拍おいて、
「吾輩とて苦境に立つ時もあった。だが、決して生きることを諦めなかった。そのおかげでエリーという愛しき伴侶とも巡り逢えた。久遠君」
沈黙する真刃へと顔を向け、道化紳士は片目をパチリと閉じる。
「吾輩は、これからも生を諦めない。生き続けてみせるよ。愛しきエリーと共に。生の素晴らしさを謳歌するためにね」
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