【R18BL】転生したらドワーフでした【後日談更新中】

明和来青

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【後日談】第30話※ コンラート君を囲む会(1)

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 その日も、南の島イルドスュードの女子3人組とお茶してきたところ。

「いいからいいから♡」

 つるぺt…モデル体型のヘルトルーデにぐいぐい引かれ、連れて来られたのが、ここ高級ホテルの最上階。え、もしかして俺、え、マジで、そゆこと?!

「リーダー、連れてきたぞ!」

 狼娘イーディスが勢いよくドアを開くと、そこにはディルク、フロル、アールト、アイヴァン、そしてベルタの面々。

「それでは皆様、お楽しみを♡」

 俺の中で密かに一番人気のふわふわおっぱいハリエットが、にこやかに扉を閉じた。えっと?



「これで全員揃いましたね」

 ピンクブロンドの妖艶な美女———しかし常に無表情のベルタが、口火を切った。

「この場にお集まり頂いたのは他でもありません。皆様、コンラート様に対して随分と好意をお持ちのご様子。そして誰にも譲りたくないと」

「ったりめェだ、コンラートは俺の嫁だ!」

「やー、僕、愛されちゃってるし♪」

「コンラート、君はこういうやからに苦慮しているのだろう。大丈夫、私に任せなさい」

「クーノ。両陛下とアイリーンからは許可をもらってある。さあ、遠慮なく余の妻に」

「えっと?」

「そこで我があるじが、どなたをパートナーに据えるのか、コンラート様に決めていただく会を設けてみてはどうかと」

 何でこの4択?

「いやいや、俺は普通に女の子が好きで…の”おおん!」

 ベルタの瞳がマゼンタ色に光る。幸い魅了状態には陥らなかったが、身体が動かない。

「ほーら、やっぱり持ってた。モンジュボサツ♪」

 あっさりとフロルに取り上げられ、俺はいきなり大ピンチ。ついさっきまで、「もしかしたら俺、童貞喰われちゃう?」なんてワクワクしてたのに、それから3分も経たずにこの窮地。何故。

「さァて、じゃあ俺から行かしてもらうぜ」

「え?は?」

 ディルクがつかつかとやって来て俺を抱き上げ、いきなりベッドに放り投げた。



「じゅるっ…ちゅうっ…あ、やぁっ…」

 衆人環視の中、やおら始まるディルクのねちっこいキス。てか、この部屋なによ。一流ホテルの最上階のスイートルームって、応接間の真ん中に、こんなデカいベッドがドーンと置いてあるモンなん?しかも丸いし。昭和のラブホかよ!

「平民のコンラート様には馴染みが薄いやも知れませんが、上流階級の皆様の間では、こういった趣向のパーティーが、ままございます。———はて、ラブホとは」

 部屋の隅から、ベルタの冷静なツッコミが入る。淫魔って、思考読むタイプの魔族なのか。いや違う。問題はそっちじゃねぇ。

「へへッ…俺がお前をオンナにしてやったんだ。俺がいいだろ…?」

「違、オンナ、はぶっ」

 耳にスケベボイスを吹き込まれたと思ったら、また唇に噛み付かれる。長く濃厚なキスに窒息しそうになってる間、服はどんどん剥ぎ取られて行く。

「噂に違わぬヤリチンドスケベだね♪」
「くッ…事前の取り決めさえ無ければ…」
「ああ、クーノ。あんな男に…」

 外野の皆さん、それぞれ観覧しながらツッコミ入れてますが、助けてくれないんだ。うっそ。その間にも、ディルクは流れるように俺のケツに指を滑り込ませ、慣れた手つきで手マンを始める。これがまた、腹が立つほど上手い。確かに、最初にコイツに掘られたのが運の尽きだったかも知れない。そして、

「こんなもんでいいだろ。じっくり可愛がってやりてェが、後がつかえてるんでな」

 後って、やっぱそういう流れ?!てか、そのマウンテン!改めて白昼見ると、凶悪極まりない———

「え、嘘でしょ…無理、無理無理無理ッ…!」

「ほら、いい子にしてな。いい目見せてやっから、よッ…」

 手早い手マンで辛うじて拡張されたアナルに、いきなりバキバキのそれが突き立てられる。

「無理無理ッ、無…あギゃッ…!ギァああッ…!!!」

 四肢の自由を奪われ、ロクに抵抗も出来ないまま、巨大なマウンテンがメリメリッ、メリメリッと肉を割り裂いて侵入して来る。

「うっわ。あんなん入るんだ。コンラート凄いね♪」
「相変わらず、馬鹿げた大きさのブツを提げおって」
「…あんな巨根が、世に存在するというのか…」

 何度掘られても、ディルクを受け入れるのだけは慣れない。冗談じゃなく、俺がドワーフじゃなければ、この体格差はマジで死んでる。プロにも敬遠される棍棒に、俺はただトコロテンを決めながら痙攣するのみだ。てか、アイヴァン王子。これはマジで規格外だから。ドンマイ。

「はぁッ…はあぁッ…ギッ…イ”ッ…」

「へへっ。相変わらずすんげぇな、お前のマンコ。さあ、天国見せて、やん、よッ!」

 ミヂミヂミヂミヂ、ドツッ、ドツッ、ドツドツドツドツ!

「イ”ッ…ぎァああ!!!あ”ーーーッ!!!あ”ーーーッ!!!」

 いきなり強い!速い!ベルタに拘束バインドされたはずの手足が強烈な快感に抗えず、バタバタと暴れ回る。はらの中をド突き回され、前立腺も内臓もバチボコに殴られ、ただ泣き叫んで絶頂するだけのサンドバッグ。へその上までボコボコと盛り上がり、ディルクの巨根が破れて飛び出しそうだ。

「だずげッ!!!ヂぬ!!!ヂぬゥ!!!」

「へへっ、死ぬほど良いかよ…なら、死ねッ…!!!」

 大きく体重を掛けた、ドスッ!と重い一撃。

「あギァあ”ああ!!!イ”グイ”グイ”グァあ”ああ!!!」

 ドクン、ドクン、ドクン。

 デカいのが更に中で膨れて、最後ゴリッゴリに抉られて。ザーメンを容赦なく吐き捨てられ、俺はまた、ディルクにメスにされた。

「ッはぁ~、たまんねェ。やっぱお前、最高だわ」

 ディルクは上機嫌でペニスを引き抜き、俺の髪を豪快にわしゃわしゃとかき混ぜた。巨大な肉棒を抜き去られる快楽で、俺はまたみじめにアクメして、びくりと跳ねる。ディルクのそれは、俺に勝ち誇るように、まだギンと天を突いている。敗北感が半端ない。

「さ、次は僕かな♪」

 感傷に浸る間もなく、フロルがベッドに飛び乗った。彼は既に全裸で、例の黒光りするブツが血管を浮き立たせ、グロテスクにそびえている。俺が怯むより先に、瞳がマゼンタに光って———



 ———愛する男の目の前で、他の男に抱かれ、無様に穢された姿を見られ、俺は咄嗟にシーツに身を包んだ。

「見ないでくれ…」

 胸が張り裂けそう。死んだ方がマシだ。ただシーツの中で震えるしかない俺を、フロルはふわりと抱きしめ、髪にキスを落とし。

「可愛いね、コンラート。こっち向いて?」

 そう囁くと、俺の顎に指を掛け、唇を重ねた。



「ちゅくっ…ちゅっ…んはぁっ…」

 両手の指を絡めて、蕩けそうな甘いキス。

 フロルの口付けは、まるで俺をあやすように。最初は触れるだけ、それから次第に優しく。何度もついばみながら、俺の舌を巧みに誘い出して、そして絡め合い、溶け合う。繋いだ手が再び解け、彼の左腕に強く引き寄せられながら。右の掌は、俺の濡れた頬から首筋、鎖骨を滑り、胸の尖りを柔く玩ぶ。もっと触って。彼の触れるところは、どこも信じられないくらい感じる。俺は彼の首と背中を掻き抱いて、うっとりとキスと愛撫に酔い痴れる。二人とも陰部をぴったりと合わせ、淫らに腰を揺らして、ゆるゆると求め合いながら。

 フロル。惚れてはいけない男。いつも気まぐれに俺の元を訪れては、気まぐれに抱いて、風のように去って行く。彼は誰のものでもない、決して捕まえられない男。だけど、好きにならずにいられない。愛らしい外見とは裏腹に、数々の美女を従えた、危険な暗殺者。なのに俺は、胸が掻きむしられるほど、この男に恋焦がれている。どうしようもないんだ。好きで、好きで…

 滲んだ視界の向こうに、オスの相貌かおをしたフロル。欲しい。指と舌だけじゃない。もっと熱くて確かなものを、ナカまで感じたい。

「フロル…抱いて…」

「ふふ、いいよ。挿れてあげる」

 力強く雄々しいフロルが宛てがわれ、俺はため息をつきながらそれを受け入れる。やっと繋がった。

 ディルクによって無慈悲に征服され、蹂躙されたそこは、フロルの到来に喜び打ち震えている。硬くて逞しいフロルの形がはっきり分かるくらい、身体中が彼を熱く抱擁する。ああ、俺をめちゃくちゃにして。フロルのオンナにして。俺を粉々に壊して、他の男の痕跡を、全部上書きして。俺はフロルのもの。例えフロルが誰のものでなくても。俺を全部あげる。だから今だけ…

「はぁっ…フロル…好き…好き…」

 一突きごとに甘イキしながら、俺は必死に愛を乞う。彼のグラインドにナカが捏ね回され、とろとろに溶かされて。彼のメスにされた多幸感で、脳がどうにかなってしまいそうだ。もう死んでもいい。ああ、フロル、フロル…

「ああもう、可愛いなぁ、コンラートは。ナカ、そんな気持ちい?」

「いいッ、あ、イく、イくッ…♡」

 緩い抽送だけでメスイキを繰り返しながら、降りてきた唇に従順に応える。結合部から響く、ぬちゃっ、ぬちゃっといういやらしい水音にまで感じる。全部犯されたい。全部塗り潰されたい。ああ、またイくっ…

「何だありゃ。魅了エゲツねェな」
「くッ、小人族ハーフリング風情が、小賢しい真似を」
「邪なる淫術で、余が最愛に何たる辱め。許せぬ…」

「さすが小人族ハーフリング。愛玩に特化した魅了の精度は、驚嘆に値します」

 そんな外野のさえずりなど、俺の耳には入って来なかった。

 しかし、幸せは長く続かない。

「ああ、コンラートのキツキツトロまん、ヤバいな。そろそろイかせてもらおうか、なっ」

「あッ!やぁッ…フロ…あああ、すごッ、すごあぁアッ…!!」

 ぬちゃっ、ぬちゃっ、ぬちょぬちょぐちょぐちょグチャグチャ。

 はらの中のオスがグンと硬度と質量を増して、俺に襲いかかる。うっとりとオルガズムスの海に揺蕩たゆたっていた俺は、あっという間に追い詰められ、激しいアクメの嵐に投げ込まれる。

「ヤだぁッ!!フロル、フロル、イグぅうう!!!」

「あっこらっ、締め過ぎ!ああもうっ!」

 ずちょずちょずちょずちょ、ずちゅん!

「ア”…が…ッ…♡♡♡」

 あっ、ナカっ…フロルが、ナカで、ビクビクしてる…。

 フロルのザーメンが、身体中に染み渡って行く。フロルが俺の中でイってくれた。彼の寵愛を受ける悦びに震えながら、そしてこの夢の様な情事の終わりを悟って、俺は静かに涙を流していた。

「…ふぅ。あー、キモチ良かった。やっぱ君、名器だよね、コンラート♪」

 ぬるり、ちゅぽん。



 その瞬間、俺の頭は一気にクリアになった。

「こっ…おっま、魅了やめろってあれほど!」

「ははっ♪いーじゃん、お互いきもちぃんだからさ☆ Win-Winでしょ?♪」

 よっ、と掛け声と共に、フロルはベッドを降りて行った。立派なフリチンがぶるんと震える。コイツ、羞恥心もへったくれもあったもんじゃない。

「…何だ今の。魅了解けたら、こんなモンなのか?」

 ディルクとアイヴァンが、キツネに摘まれたような顔をしている。俺もそう思う。毎回「何やったん、さっきの」ってなるよね。分かる。そんな中、

「大丈夫だったかい、コンラート」

 アールトだけが、そっとベッドに掛けて、俺を心配気に見つめる。彼は俺とベッドに丁寧に清浄クリーンを掛け、俺をシーツに包んで抱き寄せ、ねぎらってくれる。ああやっぱり、アールトは善いエルフだ。間近で見ると、更に美貌の破壊力が半端ない。てぇてぇ。

「あのっ、だいじょぶ、ですから」

「ショックだったろう。さあ、これを飲んで落ち着きなさい」

 彼は俺を抱き起こし、小瓶に入った液体を飲ませた。甘い蜜が、叫びっ放しでカラカラの喉を癒してくれる。おエルフ様、惚れてまうやろ。



「さあ、躾け直しだな。この淫乱ネズミめ!」

 ずちゅん。

「あへっ?」
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