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【後日談】第31話※ コンラート君を囲む会(2)
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アールトは手早く衣服を脱ぎ捨てると、前戯も何もなく、いきなり長大エルフチンポを突っ込んで来た。
「あっ、ひっ、あえ?ゆめ…?」
「そうさ夢だとも。高貴な私の寵愛を受けるなど、尊くて夢のようだろう?」
「なんら、ゆめかっ♡エルフちんぽ、てぇてぇっ♡」
ディルクとフロルに散々メスイキさせられたからだろうか。疲れて朦朧としているせいか、工房でもないのに、アールトの淫夢を見ている。十分に解れたケツに、カリのない長いちんぽがぬぐぬぐと押し込められ、何往復かで最奥まで到着した。
とちゅん。
「あひァ♡」
「全く、この淫乱マンコには手を焼いたものだ。さあ、今日も一から淫紋を刻んでやらねばな」
夢の中のアールトは不敵に笑いながら、ゆるゆると腰を揺する。この奥ってのが厄介なんだ。ディルクみたいにボコボコにされて、一気にアクメまで持って行かれるのも困るんだけど、ゆっくり繰り返しノックされると、快感が蓄積されて逃げられなくなる。てか、
「ち、ちやいましゅ♡マンコ、マンコちや、ウ”ギッ!!」
ビリビリ!
「やかましい!いつまでオスのつもりだ。何度も言わせるな」
いつもの如く、乳首に結構な電撃を喰らう。これが痛みと快感をもたらすだけでなく、EMSトレーニングのように筋肉を収縮させ、強制的にケツ穴を締め上げて、甘イキさせられる。その間にも、アールトは俺の下腹に優雅に指を滑らせ、鈍く光る指先で卑猥な紋章を描いていく。これ、毎回夢で見るシーン。だけど起きたら消えてるから、やっぱ夢だよな。
「全く。お前と来たら、アーティファクトで毎回消してしまうからな。———だがしかし、見ろ。何度も描き直したお陰で、お前のメス穴はすっかり私好みのマンコに仕上がっているだろう」
彼は最後の一筆をツッとなぞり、「これでよし」と呟いた後、掌を翳して魔力を込めた。ヴン…という微かな振動音と共に、胎ん中がじんわり熱くなる。何故かケツから愛液が溢れ、結合部がトロリと濡れて、アールトの抽送が滑らかになって…あー、気持ち良い。
「は♡、あは♡、きもちッ♡、きもちぃ♡」
「ふふ。淫紋は消せても、覚え込ませた快楽は忘れられまい。さあ、服従しろ。お前のマンコは?」
「おえ♡、おえの、マンコッ♡、アールト、しゃまのッ♡、はへ♡」
ぬくぬくと出入りするエルフちんぽが気持ち良い。まるで本当にマンコになったみたいだけど、これは夢の中だからセーフ。
「何がおエルフ様だ。あのジジイ、顔以外に良いとこなんかひとっつもねェぞ」
「エルフってどいつもこいつもアレだけど、純血のハイエルフってホント救いがないよねぇ♪」
「王家が傲慢な森人を嫌厭していたのは知っていたが、まさかここまでとは」
今日の夢は特別だ。外野からディルクたちの声がする。
「ハハハ、何とでもホザけ、負け犬どもめ。既にコンラートは私のもの。そこで吠え面をかいていろ。———コンラート。お前は里に連れ帰り、仮胎を授けてやろう。私の子をたんと産むがいい。光栄だろう?」
「ほえ?♡、しゅっさ、プレぃ♡、てぇてぇ♡」
いいな、出産プレイ。薄い本でよく見るヤツ。現実世界でそんなこと言ったら奥さんに殺されるが、オークに嬲られてアクメしながら出産とか滾る。綺麗なエルフのお姉さんが、ぐっちゃぐちゃに犯られちゃうんだろうな。ぐへへ、てぇてぇ。
「ちょっと待て。仮胎だと?俺のガキ孕ませ放題じゃねぇか!」
「僕とコンラートなら、可愛い子が産まれそうだね♪」
「やはりクーノは、私の子を産む運命だったのだ。ああ、クーノ」
何で俺が産む流れになってんだろう。産めるわけねぇじゃん。俺オスだし。だけど、奥を繰り返し突かれて、もうずっとアクメが止まらない。トントンやめて。ああ、来る、来る…
「おグ♡、も♡、オグらめッ♡、オグらめッ♡、オッ…♡、グゥッ…♡」
「さあ、そろそろ仕上げと行くか。そら、高貴なる私の子種で、孕めッ!」
ああ、パンパン来た!パンパン来た!奥ずんずんしないで!ずんずん、ああっ、来ちゃう、
「ギッ…ぢャ…!!!♡♡♡」
「くッ…!」
いつも穏やかなアールトが、悪代官みたいな顔でドSセックスして、最後は獣のようにガツガツ追い込んで、なりふり構わず種付け。毎度毎度、夢がエロいったらない。まあどうせ夢だし、多少メスイキしたって、気持ち良いしオールオッケーだ。ふああ、オス臭いおエルフ様もふつくしい。てぇてぇ…。
「ふん。まあ勝負は既に付いたようなものだが、これでもまだ挑む者がいると?」
「…貴様のような愛のない男に、断じてクーノは渡せない」
ほえ。夢の中なのに、王子がベッドに上がって来た。
「ははは、貴様。そのような粗末なもので?身の程を知らぬとは正にこのこと」
あ、アールト、やめたげて。そこのサイズに触れられるの、地味に凹むから。
「御託はいい。私とクーノの愛の絆、今こそ見せてやる。さあ、クーノ」
朦朧とベッドにへばっている俺を、殿下はころりと裏返す。そしてやおら腰を掴むと、バックからいきなり突っ込んで来た。
「お”…ッ♡」
「ああ、クーノ。野蛮な巨根に乱雑に犯されて。私だけがお前を天国に導いてやれる」
ぬちぬちぬちぬち、パンパンパンパン。開始早々、いきなりギアを上げて高速運行だ。
「おま、何見てたんだよ。あんだけ善がってアヘってたろうが!」
「前戯も何もなくいきなり突っ込んで、殿下が一番乱雑じゃん♪」
「何が愛の力だ、ドブネズミめ。短小な上に淫技も疎かなど、話にならんわ」
「ほう。僅かですが常時魅了のパッシブスキルですね。さすが勇者といったところでしょうか」
外野から怒涛のツッコミ。てかこれ、夢じゃなかった?何故アールトの後に殿下。それより、散々メスイキさせられて腫れ上がった前立腺が、ダイレクトに刺激される。ヤバい。
「あっやぁん♡、れんかッ♡、しょこ♡、しょこばっか♡、らめぇ♡」
「殿下ではない。ジャック、だ」
パチン
「あへぇ!♡」
執拗に前立腺を狙われたところにスパンキングで、一瞬でアクメ。散々絞り尽くされたちんこから、透明の汁がぴゅるっと飛び出る。後はもう、イキっ放しだ。だって、ずーっと前立腺を殴られてんだもん。降りて行きようがない。
「あんッ♡、あんッ♡、あんッ♡、あんッ♡、」
ギシギシとベッドの軋む音と一緒に、だらしなく唾液をこぼす俺の口から、ひっきりなしに嬌声が漏れる。ああ、これがギシアンだな、なんてぼんやり思いつつ。だって止まらないんだ。全速力で、バックからそこばっか突かれて。
「おい嘘だろ。あんな粗チンでイきまくってるとか」
「コンラートの才能を舐めてたよ。根っからのビッチなんだねぇ」
「ネズミ…お前、何でもいいのか…」
「感じているな、クーノ。さあ、お前に見せたいものがあるんだ」
彼は腰を振りながら、脱ぎ捨てた上着から何やら取り出した。
かぽり。ヴーン。
「ひあああああッ♡♡♡」
俺のちんこに被されたのは、いつぞや俺が彼の前で披露したオナホ。
「ふふ、気に入ったか。お前が残して行ったものを、改良してみた」
「お”おおおおッ!!!お”おおッ!!!吸”わ”れ”ッ!!!」
改良どころじゃない。尋常じゃない吸引力に、絶妙な振動、うねり。更に先端には、乳首吸い機のペロペロ機能が付いている。ちょっ、彼の前で見せたのは基本の仕組みだけなのに、ほんの短期間でこんな魔改造…!
「そしてこっちもだ」
「に”ぃい”い”い”!!!ヂグビ!!!ヂグビィィ!!!」
俺は背筋をピィンと弓なりに反らし、激しく絶頂した。こんなの無理だ。乳首とちんことケツから、アホみたいな快感。発情期のメスネコのような濁声で、全力で吠える。
「くァッ…!クーノッ!」
殿下は指がめり込むほど俺の腰を掴み、グイッ、グイッと打ち付ける。終わったみたいだ。だけど、終わったんならオナホ取ってくれ。乳首も、乳首も、ああッ無理ッ…
「あひィッ♡、と、取”っでッ…取”ッ、ん”あ”あ!!!」
ぬちぬちぬちぬち、パンパンパンパン。
「あってめ、一人一回だぞ!」
「イッてない!」
ディルクのツッコミ。王子は即座に否定する。だけど今イッたよね?
「絶対イッたじゃん」
「イッてない!!」
「さっさと終わらんか、ドブネズミ!」
「イッてない!!」
その間にも、俺のケツはパンパンと元気良く掘られ、ちんこと乳首はブンブン吸われ続けている。
「止”め”れェ!!!誰が、ろ”め”れぇェ!!!」
俺の叫びに誰一人として耳を貸さず、俺はそのまま三度ほど注がれた。
「如何でしたでしょうか」
ベッドの上でボロキレのように横たわる俺に、ベルタから無機質なお声が掛かる。
「ハッ、そんなモン、俺に決まってっだろ。なァ?」
「んもう♪ 僕に決まってるじゃないか♪ ねッ♪」
「私だろう?コンラート」
「さあクーノ。共に王都へ帰ろう」
ぼんやりと見上げると、4人のイケメンフェイスに4本のちんこ。
「…何で…」
「何で、とおっしゃいますと」
「…俺、普通に女の子が好きって言いましたけど…」
言った。俺、最初に言ったよ?
「つまり、どなたも選べないと。皆様、コンラート様はこうおっしゃってますが」
水を打ったように広がる静寂。普段の俺なら、耐え切れずに口火を切って場を執り成すところだが、今はもう、指一本動かせない。
「…っち。しゃぁねぇなぁ…」
静寂を破ったのは、ディルクだった。
「コンラート。お前ェが誰も選べねェのは分かった。悪かった」
彼はどっかとベッドに腰を下ろし、俺を抱き上げてすっぽりとハグした。疲れ切っていた俺は、気弱になっていたせいか、何となく鼻の奥がツンとする。
「もうやらぁ…。俺、もう掘られたくないぃ」
「もう。可愛いなぁ、コンラートは♪」
ディルクの胸に身体を預けた俺の背後から、フロルが優しく髪を撫でる。そんなことされると、つい弱った涙腺が決壊してしまう。
「疲れてしまったのだね、コンラート。さあ、これをお飲み」
アールトが慈愛の微笑みで、美しい小瓶を唇に当て、きらきらした液体を流し込む。爽やかな風味が、張り詰めていた心と身体を癒してくれる。
「ああ、クーノ。お前はいつだって愛らしい」
そんな俺の側にイケメン王子が侍り、まるでお姫様にするように俺の手を取り、甲に口付ける。俺が女だったら、こんな美味しい逆ハーは無いだろう。しかし俺はオスだ。どうしてこうなった。とりあえず、このトンデモ輪姦劇が終わって、安堵感が半端ない。途中夢かどうか分からない部分もあったが、犬に噛まれたと思って忘れよう。
「さあて、そんじゃ気合い入れて、第二ラウンド行くかァ」
———は?
「よぉし、腕が鳴るね♪」
「しつこいドブネズミ共だ。蹴散らしてくれる」
「望むところだ」
「では事前の取り決め通り、第二回戦は混合戦となります」
「え?」
「はっはァ。やっぱお前ェの泣き顔はソソるぜェ」
ぬちょっ、ズブリ。
「がッ!!!」
メリメリ、メリメリ。え、ちょ、嘘、なんッ…
「さあ、咥えて♪ コンラート、上手でしょ♪」
「おゴ!!!」
「さあ、淫紋で善がり狂うがいい」
ヴン。
「余も全力でもってお前を愛そう」
カチリ、ブブブブブ。
「ン”ゴン”ン”ン”!!!おブッ、ん”ゴ、ン”ボァ!!!」
背後からディルクにぶっすり刺され、上からフロルにブツを突っ込まれ。下腹の淫紋に魔力が注がれて、ケツがマンコのように濡れて震える中、乳首とちんこには魔改造のおもちゃ。
二回戦、とは。
「あっ、ひっ、あえ?ゆめ…?」
「そうさ夢だとも。高貴な私の寵愛を受けるなど、尊くて夢のようだろう?」
「なんら、ゆめかっ♡エルフちんぽ、てぇてぇっ♡」
ディルクとフロルに散々メスイキさせられたからだろうか。疲れて朦朧としているせいか、工房でもないのに、アールトの淫夢を見ている。十分に解れたケツに、カリのない長いちんぽがぬぐぬぐと押し込められ、何往復かで最奥まで到着した。
とちゅん。
「あひァ♡」
「全く、この淫乱マンコには手を焼いたものだ。さあ、今日も一から淫紋を刻んでやらねばな」
夢の中のアールトは不敵に笑いながら、ゆるゆると腰を揺する。この奥ってのが厄介なんだ。ディルクみたいにボコボコにされて、一気にアクメまで持って行かれるのも困るんだけど、ゆっくり繰り返しノックされると、快感が蓄積されて逃げられなくなる。てか、
「ち、ちやいましゅ♡マンコ、マンコちや、ウ”ギッ!!」
ビリビリ!
「やかましい!いつまでオスのつもりだ。何度も言わせるな」
いつもの如く、乳首に結構な電撃を喰らう。これが痛みと快感をもたらすだけでなく、EMSトレーニングのように筋肉を収縮させ、強制的にケツ穴を締め上げて、甘イキさせられる。その間にも、アールトは俺の下腹に優雅に指を滑らせ、鈍く光る指先で卑猥な紋章を描いていく。これ、毎回夢で見るシーン。だけど起きたら消えてるから、やっぱ夢だよな。
「全く。お前と来たら、アーティファクトで毎回消してしまうからな。———だがしかし、見ろ。何度も描き直したお陰で、お前のメス穴はすっかり私好みのマンコに仕上がっているだろう」
彼は最後の一筆をツッとなぞり、「これでよし」と呟いた後、掌を翳して魔力を込めた。ヴン…という微かな振動音と共に、胎ん中がじんわり熱くなる。何故かケツから愛液が溢れ、結合部がトロリと濡れて、アールトの抽送が滑らかになって…あー、気持ち良い。
「は♡、あは♡、きもちッ♡、きもちぃ♡」
「ふふ。淫紋は消せても、覚え込ませた快楽は忘れられまい。さあ、服従しろ。お前のマンコは?」
「おえ♡、おえの、マンコッ♡、アールト、しゃまのッ♡、はへ♡」
ぬくぬくと出入りするエルフちんぽが気持ち良い。まるで本当にマンコになったみたいだけど、これは夢の中だからセーフ。
「何がおエルフ様だ。あのジジイ、顔以外に良いとこなんかひとっつもねェぞ」
「エルフってどいつもこいつもアレだけど、純血のハイエルフってホント救いがないよねぇ♪」
「王家が傲慢な森人を嫌厭していたのは知っていたが、まさかここまでとは」
今日の夢は特別だ。外野からディルクたちの声がする。
「ハハハ、何とでもホザけ、負け犬どもめ。既にコンラートは私のもの。そこで吠え面をかいていろ。———コンラート。お前は里に連れ帰り、仮胎を授けてやろう。私の子をたんと産むがいい。光栄だろう?」
「ほえ?♡、しゅっさ、プレぃ♡、てぇてぇ♡」
いいな、出産プレイ。薄い本でよく見るヤツ。現実世界でそんなこと言ったら奥さんに殺されるが、オークに嬲られてアクメしながら出産とか滾る。綺麗なエルフのお姉さんが、ぐっちゃぐちゃに犯られちゃうんだろうな。ぐへへ、てぇてぇ。
「ちょっと待て。仮胎だと?俺のガキ孕ませ放題じゃねぇか!」
「僕とコンラートなら、可愛い子が産まれそうだね♪」
「やはりクーノは、私の子を産む運命だったのだ。ああ、クーノ」
何で俺が産む流れになってんだろう。産めるわけねぇじゃん。俺オスだし。だけど、奥を繰り返し突かれて、もうずっとアクメが止まらない。トントンやめて。ああ、来る、来る…
「おグ♡、も♡、オグらめッ♡、オグらめッ♡、オッ…♡、グゥッ…♡」
「さあ、そろそろ仕上げと行くか。そら、高貴なる私の子種で、孕めッ!」
ああ、パンパン来た!パンパン来た!奥ずんずんしないで!ずんずん、ああっ、来ちゃう、
「ギッ…ぢャ…!!!♡♡♡」
「くッ…!」
いつも穏やかなアールトが、悪代官みたいな顔でドSセックスして、最後は獣のようにガツガツ追い込んで、なりふり構わず種付け。毎度毎度、夢がエロいったらない。まあどうせ夢だし、多少メスイキしたって、気持ち良いしオールオッケーだ。ふああ、オス臭いおエルフ様もふつくしい。てぇてぇ…。
「ふん。まあ勝負は既に付いたようなものだが、これでもまだ挑む者がいると?」
「…貴様のような愛のない男に、断じてクーノは渡せない」
ほえ。夢の中なのに、王子がベッドに上がって来た。
「ははは、貴様。そのような粗末なもので?身の程を知らぬとは正にこのこと」
あ、アールト、やめたげて。そこのサイズに触れられるの、地味に凹むから。
「御託はいい。私とクーノの愛の絆、今こそ見せてやる。さあ、クーノ」
朦朧とベッドにへばっている俺を、殿下はころりと裏返す。そしてやおら腰を掴むと、バックからいきなり突っ込んで来た。
「お”…ッ♡」
「ああ、クーノ。野蛮な巨根に乱雑に犯されて。私だけがお前を天国に導いてやれる」
ぬちぬちぬちぬち、パンパンパンパン。開始早々、いきなりギアを上げて高速運行だ。
「おま、何見てたんだよ。あんだけ善がってアヘってたろうが!」
「前戯も何もなくいきなり突っ込んで、殿下が一番乱雑じゃん♪」
「何が愛の力だ、ドブネズミめ。短小な上に淫技も疎かなど、話にならんわ」
「ほう。僅かですが常時魅了のパッシブスキルですね。さすが勇者といったところでしょうか」
外野から怒涛のツッコミ。てかこれ、夢じゃなかった?何故アールトの後に殿下。それより、散々メスイキさせられて腫れ上がった前立腺が、ダイレクトに刺激される。ヤバい。
「あっやぁん♡、れんかッ♡、しょこ♡、しょこばっか♡、らめぇ♡」
「殿下ではない。ジャック、だ」
パチン
「あへぇ!♡」
執拗に前立腺を狙われたところにスパンキングで、一瞬でアクメ。散々絞り尽くされたちんこから、透明の汁がぴゅるっと飛び出る。後はもう、イキっ放しだ。だって、ずーっと前立腺を殴られてんだもん。降りて行きようがない。
「あんッ♡、あんッ♡、あんッ♡、あんッ♡、」
ギシギシとベッドの軋む音と一緒に、だらしなく唾液をこぼす俺の口から、ひっきりなしに嬌声が漏れる。ああ、これがギシアンだな、なんてぼんやり思いつつ。だって止まらないんだ。全速力で、バックからそこばっか突かれて。
「おい嘘だろ。あんな粗チンでイきまくってるとか」
「コンラートの才能を舐めてたよ。根っからのビッチなんだねぇ」
「ネズミ…お前、何でもいいのか…」
「感じているな、クーノ。さあ、お前に見せたいものがあるんだ」
彼は腰を振りながら、脱ぎ捨てた上着から何やら取り出した。
かぽり。ヴーン。
「ひあああああッ♡♡♡」
俺のちんこに被されたのは、いつぞや俺が彼の前で披露したオナホ。
「ふふ、気に入ったか。お前が残して行ったものを、改良してみた」
「お”おおおおッ!!!お”おおッ!!!吸”わ”れ”ッ!!!」
改良どころじゃない。尋常じゃない吸引力に、絶妙な振動、うねり。更に先端には、乳首吸い機のペロペロ機能が付いている。ちょっ、彼の前で見せたのは基本の仕組みだけなのに、ほんの短期間でこんな魔改造…!
「そしてこっちもだ」
「に”ぃい”い”い”!!!ヂグビ!!!ヂグビィィ!!!」
俺は背筋をピィンと弓なりに反らし、激しく絶頂した。こんなの無理だ。乳首とちんことケツから、アホみたいな快感。発情期のメスネコのような濁声で、全力で吠える。
「くァッ…!クーノッ!」
殿下は指がめり込むほど俺の腰を掴み、グイッ、グイッと打ち付ける。終わったみたいだ。だけど、終わったんならオナホ取ってくれ。乳首も、乳首も、ああッ無理ッ…
「あひィッ♡、と、取”っでッ…取”ッ、ん”あ”あ!!!」
ぬちぬちぬちぬち、パンパンパンパン。
「あってめ、一人一回だぞ!」
「イッてない!」
ディルクのツッコミ。王子は即座に否定する。だけど今イッたよね?
「絶対イッたじゃん」
「イッてない!!」
「さっさと終わらんか、ドブネズミ!」
「イッてない!!」
その間にも、俺のケツはパンパンと元気良く掘られ、ちんこと乳首はブンブン吸われ続けている。
「止”め”れェ!!!誰が、ろ”め”れぇェ!!!」
俺の叫びに誰一人として耳を貸さず、俺はそのまま三度ほど注がれた。
「如何でしたでしょうか」
ベッドの上でボロキレのように横たわる俺に、ベルタから無機質なお声が掛かる。
「ハッ、そんなモン、俺に決まってっだろ。なァ?」
「んもう♪ 僕に決まってるじゃないか♪ ねッ♪」
「私だろう?コンラート」
「さあクーノ。共に王都へ帰ろう」
ぼんやりと見上げると、4人のイケメンフェイスに4本のちんこ。
「…何で…」
「何で、とおっしゃいますと」
「…俺、普通に女の子が好きって言いましたけど…」
言った。俺、最初に言ったよ?
「つまり、どなたも選べないと。皆様、コンラート様はこうおっしゃってますが」
水を打ったように広がる静寂。普段の俺なら、耐え切れずに口火を切って場を執り成すところだが、今はもう、指一本動かせない。
「…っち。しゃぁねぇなぁ…」
静寂を破ったのは、ディルクだった。
「コンラート。お前ェが誰も選べねェのは分かった。悪かった」
彼はどっかとベッドに腰を下ろし、俺を抱き上げてすっぽりとハグした。疲れ切っていた俺は、気弱になっていたせいか、何となく鼻の奥がツンとする。
「もうやらぁ…。俺、もう掘られたくないぃ」
「もう。可愛いなぁ、コンラートは♪」
ディルクの胸に身体を預けた俺の背後から、フロルが優しく髪を撫でる。そんなことされると、つい弱った涙腺が決壊してしまう。
「疲れてしまったのだね、コンラート。さあ、これをお飲み」
アールトが慈愛の微笑みで、美しい小瓶を唇に当て、きらきらした液体を流し込む。爽やかな風味が、張り詰めていた心と身体を癒してくれる。
「ああ、クーノ。お前はいつだって愛らしい」
そんな俺の側にイケメン王子が侍り、まるでお姫様にするように俺の手を取り、甲に口付ける。俺が女だったら、こんな美味しい逆ハーは無いだろう。しかし俺はオスだ。どうしてこうなった。とりあえず、このトンデモ輪姦劇が終わって、安堵感が半端ない。途中夢かどうか分からない部分もあったが、犬に噛まれたと思って忘れよう。
「さあて、そんじゃ気合い入れて、第二ラウンド行くかァ」
———は?
「よぉし、腕が鳴るね♪」
「しつこいドブネズミ共だ。蹴散らしてくれる」
「望むところだ」
「では事前の取り決め通り、第二回戦は混合戦となります」
「え?」
「はっはァ。やっぱお前ェの泣き顔はソソるぜェ」
ぬちょっ、ズブリ。
「がッ!!!」
メリメリ、メリメリ。え、ちょ、嘘、なんッ…
「さあ、咥えて♪ コンラート、上手でしょ♪」
「おゴ!!!」
「さあ、淫紋で善がり狂うがいい」
ヴン。
「余も全力でもってお前を愛そう」
カチリ、ブブブブブ。
「ン”ゴン”ン”ン”!!!おブッ、ん”ゴ、ン”ボァ!!!」
背後からディルクにぶっすり刺され、上からフロルにブツを突っ込まれ。下腹の淫紋に魔力が注がれて、ケツがマンコのように濡れて震える中、乳首とちんこには魔改造のおもちゃ。
二回戦、とは。
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「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
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