【R18BL】転生したらドワーフでした【後日談更新中】

明和来青

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【後日談】第32話※ コンラート君を囲む会(3)エピローグ

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 あれから何周しただろうか。

「んッ♡、んッ♡、んッ♡、んッ♡、」

 俺はずーっと揺さぶられ続けていた。外野では、

「まだお決まりにならないようですね。では」
「もう1ラウンド延長だな!」
「いいよいいよ~、いくらでも行こ♪」
「ふん、良かろう。私とてやぶさかではない」
「さあクーノ、愛の力を見せつけてやろう」

 なんて会話が、何度かあったような、なかったような。俺、何も返事してないんだけど。

 しかし本当に困ったのは、俺のあそこがマジでマンコになっちまったことだ。

「ハハッ、濡れっ濡れだな、このマンコは、よっ」

 ぬちゃり。

「ん”ぉッ♡」

 相変わらずディルクの馬鹿げた巨根は何度突っ込まれても慣れないが、もっと困るのは、これがとんでもなく気持ちいいこと。前はローションを足しても足してもキツかったが、今は中から愛液がとめどなく溢れ、だらだらとよだれを垂らして奴のマウンテンを咥え込む。しかも変わったのはそこだけじゃなくて、ナカのイイ所が増えちまって…

「んふゥッ…!♡」

「うおッ、締まるッ…まだくなんのかよッ、このマンコ…バケモン、だろッ!」

 どちゅどちゅどちゅ、どちゅん。

 突かれる度に、入り口も前も奥も全部気持ちいい。あっちゅう間にアクメっちまう。しかも、俺がイく度に、ナカがぎゅうんと収縮するのが分かる。ケツみたいに腹圧で押し出すんじゃなくて、そこだけ別の生き物みたい。筋肉で出来てるからだろうか。そして、中でザーメンがぶち撒けられる度に、はらが疼いて明らかに感度が上がっている。

「ほら、クーノ。こちらがおろそかになっているぞ」

 上はアイヴァンにご奉仕中。小さいのがせめてもの救いだ。だが奴は、口調こそ紳士っぽいものの、やってる事が一番鬼畜。容赦無く髪を掴んで、下腹をゴンゴン当てて来る。だけど、コイツの一番の長所は早撃ちなこと。

 ぶちゅる。

「んを”ッ…♡」

 ああ、ザーメン美味しい。下から注がれて胎を満たし、上から注がれて喉を焼き、胃から臓腑に染み渡る。もう半日ほど輪姦されて、身体はヘロヘロなのに、ザーメンが体内に放たれる度に、胎の淫紋がドクリと跳ね、根を張るように、身体が中から変えられていく。

「さあ代われ。次は私だろう」

 マウンテンがずるりと引き抜かれた後、間髪入れずにアールトが侵入して来る。限界まで広げられたマンコは、エルフの長いおちんぽをするりと飲み込み、美味しそうにモグモグとんでいる。

「メスは開発されればされるほど、ポルチオがくなって行くものだ。すなわち、私のこれが一番効くということ…!」

 ああ、マジでアールトの言う通り。奥をコツコツノックされるのが、前にも増して気が狂いそうになるほど気持ちいい。深いところから来る、来るッ…

「さあ、じゃあ上は僕の番だね?」

 上の口を開放されたと思ったら、天使の笑みのフロルが悪魔のような黒ちんぽを見せつけて来る。あ、目がマゼンタ。もう魅了やめろって———

 ———はぁっ、美味しそうなフロル。俺は舌で迎えに行って、そのままはむりと咥え込む。

「うん、上手上手♪ どう、美味しい?」

 背後からも上からも緩やかに揺すられ、俺はケツを振りながら懸命にフロルを飲み込む。俺の小さい口では、フロルを喉まで迎え入れるのは難しい。だけど、もっと気持ち良くなって欲しい。

 他の男に抱かれながらフロルに奉仕するなんて、自分でも最低だと思う。だけど、こんな汚れ切った俺を、フロルは優しい目で見下ろして、「気持ちいいよ、コンラート」と労ってくれる。愛しい男の愛しい分身を口の中に迎え入れ、喉奥まで開け渡す。俺の身体も心も、全部フロルのものだ。痛みと苦しさまで、全て愛おしい。窒息して気が遠くなる。ああ、このまま死んでしまいたい。そうすれば、俺は彼を感じたまま逝ける。

「ちょっ、もう、コンラート!頑張り過ぎだって!」

「くっ…締まるッ…!」

 朦朧とした意識の中で、上と下から同時に精の快感を注がれて、俺はまた絶頂しながら絶頂する。ちゅぽん、とペニスを抜かれて、ぐたりとベッドに伏せて———正気に戻る。

(も、ミリョ、やめろ、てッ!)

 喉まで犯られたので声が出ない。だがしかし、フロルを睨みつけている間にまた口に小瓶が突っ込まれ、ハイポーションを飲まされる。



「さて、9回の裏を回ったわけですが、皆様如何いかがなさいますか?」

 ベルタの無機質な声がする。9回裏とか、お前絶対転生者だろう。

「そうだなァ、腹ァ減って来たしなァ。とりあえず、酒と肉だな」
「あっ、僕カルボナーラ!」
「しぶといネズミだ。私は小籠包」
「まだまだ愛は尽きぬな。余はハンバーグプレート」

 こんな高級ホテルまで俺のレシピ回って来たんだ。てかそういうことじゃない。これいつまで?

 その時。

「やあ。みんな、決まった?」

 部屋の入り口に緑色の幾何学模様が浮かんだかと思うと、バルドゥルとお付きの二人が忽然と姿を現した。

「いいえ、陛下。9回裏まで参りましたが、各陣営決定打に欠け、延長線に突入しました」

「おま、絶っ対ェ転生者だろ!」

「私はコンラート様の思考を元に、最も適切な表現を致しております。———テンセイシャ、とは」

 藪蛇だった。

「そっかぁ。まぁ、予想はしてたけどね。どうだい、今日はこのくらいにして、また日を改めて集まってみては?」

「おお、いいぜ。異論はねェ」
「そうだね。今日はひとまずご飯かな♪」
「ふん。次までに淫紋の精度を上げて来てやる」
「クーノは魔道具が好きなようだからな。より強力に改造を」

 物騒な声が聞こえて来る。ちょっ、こんだけ犯られて、また次回とか。

「…もうやらぁ…」

 わいわいと次回の日程とルームサービスで盛り上がっている8人をよそに、俺はプッツンしてしまった。俺の意向は完全無視で、寄ってたかって輪姦まわされ、淫紋なんか刻まれてメスにされた挙句、「また来週」とかたまったもんじゃない。俺はただ、可愛い女の子と童貞捨ててラブラブしたかっただけなのに。

「…もうメスになんのやらぁ…メスイキしたくないぃ…マンコやらぁ…」

 みっともなくべそべそと泣き始める俺に、バルドゥルが気付いた。

「どうしたんだい、コンラート。ああ、随分改造されちゃって。戻してあげようか。———zurückツーリュック

 バルドゥルが指を鳴らすのと同時に、俺の身体はぼんやりと光り、目まぐるしく逆再生を始めた。

「ン”ォ”ッ!ン”お”ォォォッ!!!オ”あ”ああああ”あ”あ”!!!」

 ペニスからザーメン、ケツから愛液が吹き出し、さっきまで感じた快感が再び一気に襲って来る。胎を暴れ回るちんぽたち、勢い良く注がれるザーメン、跳ねる前立腺、ド突き回される喉奥。

「ジぬッ…ジぬッ…」

「陛下。急激な巻き戻しで、コンラート様の神経が焼き切れてしまいます」

「大丈夫大丈夫。彼、頑丈だし、すぐ終わるから」

 びっくんびっくんのたうち回る俺に、のほほんとしたバルドゥル。そして外野から、「エッロ…」という息を飲む様子と、「あ、ルームサービス来たよ♪」という呑気な声。しかし死ぬかと思った逆再生もようやく収まり、俺の身体は何事もなかったかのように綺麗さっぱり元通りに戻った。何だか狸に化かされたような気分だ。

「やあ。元通りになったね」

「あっあのっ…ありがとうございます?」

「ははっ。何て事ないさ。それよりも君、お腹空いたろ?」

「あっはい」

 何だろう、この何事も無かった感。いや、いいんだけどさ。正直、貴重な休日は半日潰れちゃったけど、全部元通りみたいだし。うん。犬に噛まれたと思って忘れよう。

 と思っていた矢先。

 ずずずずず。

 ベッドに浮かび上がる、紫の幾何学模様。知ってる。見た事ある。

「そろそろコンラート君を囲む会もたけなわだろうし、ちょうど君もお腹が空いた頃だと思ってさ。どうもこの子が君を気に入っちゃったみたいだから、ちょっと相手してやってくれないかな」

 俺の下から生えて来たのは、地下室でお馴染みのイソギンチャクだった。

「やだッ!待っれ…おゴ!」

 あっという間に触手に捕まり、穴という穴を狙われる。

「この子の分泌液は栄養満点だから、ね? あとそれから、この子が君との赤ちゃんを欲しいみたいだから、ちょちょっと産んじゃってよ」

「ほぶッ!んゴァッ!…ん”ゴゴゴゴ!!!」

 全員に見せびらかすように宙に持ち上げられ、口とケツに極大の触手をじ込まれる。拡張される前に戻ったアナルからは、初めて突っ込まれた時のようなビビッドな衝撃と不快感、そして快感。すぐさま別の触手が乳首とおちんぽに喰らい突き、ちゅうちゅうと吸われる。そのうち、ケツの触手が大きく膨らみ、全ての触手から同時に大量の粘液が放出される。

「へぶァ!!!」

「どう? 結構美味しいでしょ。頑張って品種改良した甲斐があったよ。じゃあ準備も整ったことだし、始めるかな」

 バルドゥルの手のひらから、細い触手が伸びる。あ、ダメだ、あれはふじこのヤツ。俺は必死にかぶりを振るが、彼は意に介する様子もなく、無慈悲に脳にプツプツと差し込む。

「さあ、赤ちゃんいっぱい産んで、気持ち良~くなろうね」

 俺の視界がギャンと極彩色に染まり、同時に触手がじゅっぷんじゅっぷん跳ね回るのを感じる。俺の、おちんぽを、ちゅうちゅう吸われて、胎の、中に、卵をボコボコ…あ、タマゴ、タマゴが詰め込まれて、腹、くるし…もうはいらにゃ…。そしてぎゅうぎゅうパンパンの腹ん中に、吸い取られた俺のおちんぽミルクが注ぎ入れられ、タマゴ、タマゴにオタマジャクシがプツッと、あ、赤ちゃん、あがぢゃん、産まれッ…

 あれ?俺、ママ?パパ?どっち?

「%△#?%◎&@□!」

 産卵管と思われる触手が抜き去られ、胎の中から受精が終わった卵が一つずつ産み出される。こぶし大の卵を産卵する度に、俺は激しく痙攣しながらアクメして、水揚げされた魚のようにビチビチと跳ねる。空中に仰向けで、大股開きにされて、腰をビックンビックン跳ねさせながら、卵をボロリ、ボロリと産んでいる俺。その姿を、俺は部屋の上のほう、斜め上から見ている。何これ。臨死体験?

「コンラートのヤツ、すんげぇな。あれ全部触手の卵かよ」
「わぁお。ついにママになっちゃった。一気に子沢山だね♪」
「くッ、私の子を産ませる予定が、先を越されるとは…ッ!」
「何という淫靡さだッ!早く我が子を仕込まねば!」

 ディルクはソファにどっかと座って酒を食らいながら、後の3人はご飯物をはふはふしながら。それどころか、ベルタはラーメンを啜りつつ、バルナバスやボニファティウスまで飯喰ってる。俺だけ産卵ショーかよ。解せぬ。

 もはや白目を剥いて、痙攣しながら卵をひり出すだけのマシンと化した俺だが、小一時間もしないうちに産卵は終了した。イソギンチャクは満足したようで、大事そうに卵を抱えたまま、魔法陣の中に消えて行った。腹もケツもボコボコになってゴミクズのようにベッドに打ち捨てられた俺は、またバルドゥルの「zurückツーリュック」の一言で、地獄の連続出産強制アクメを追体験させられたのち、何事もなかったかのように巻き戻された。

「やあ。これでうちの子も満足したみたいだし、良かったね」

 何が良かったのか。

「というわけで、今回決着が付かなかったわけだから、次は三日後でいいかな」

「おう、いいぜ!」「僕も♪」「良かろう」「受けて立つ」

「はっ?」

「じゃあ、三日後ってことで。あ、大丈夫だよコンラート。工房の方には、ちゃんと話は通してあるからね?」

「はっ?」

 じゃあお疲れ、ということで、俺は夜もすっかり更けた街を、とぼとぼ歩いて帰った。泊まって行けばいいのにと言われたが、そんなことをしたら、いつまで犯されるか分かったもんじゃない。



「えー、コンラートのまかないが食べられなくなるの、こーまーるー」

 うん、俺もこーまーるー。

 バルドゥルは本当に工房に話を付けたようで、俺は一週間7日のうち、月火と木金の出勤となった。水曜と土曜は「コンラート君を囲む会」という名の輪姦パーティー。だけど、集まるメンツが帝国子爵、裏ギルド長、大公代理、王太子殿下、そして皇帝兼魔王様ってことで、工房としてもノーとは言えなかったみたいだ。やんごとない接待で賄いが出ないのを堂々とボヤくのは、南の島イルドスュードの女性陣くらいのもの。

「レシピは周辺の食堂にも出回ってるんで、そちらで食べて頂ければ…」

 惜しんで頂けるのは有り難いが、他でも食べられるので是非。てか、惜しまれてるのはタダ飯であって、俺じゃないんだよなぁ。

「まぁまぁ、誰に嫁いだって将来安泰だよ。良かったじゃないか」

 女将おかみさんが気遣わしげに肩を叩いて俺を励まそうとするが、俺の心は一向に晴れない。俺は嫁ぎたいんじゃないんだ、お嫁さんが欲しいんだ。俺の将来のお嫁さん、ぷるぷるおっぱいちゃんと童貞を捨てられるのは、いつになるのか。

 俺の戦いは、これからだ!
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