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死神、冒険者になる
君は? ユラグside
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始めは警戒していた。
遥か遠く空に何かがいてこちらへ向かって来ていた。
「あれは……。」
魔物でもない。一体……
それは武器のようだった。剣ではない大魔法使いの杖のようなものに刃がついたもので俺はその名前を知らなかった。
その上には誰かが座っていた。
刹那「こんにちは。」
ソイツは何食わぬ顔で無害そうな雰囲気を出して歩いてきた。
近づいて気づいたが彼は線が細く、まだ幼さが残るが大人びた印象で声変わりしていない音をだした。中性的な美少年というところだろう。
この辺では見られない薄い紫色の瞳はなんだか憂いを帯びてる気がして目が離せない。
いや、ダメだ。コイツは他国の間者かもしれないんだ。
門番「見ない顔だな。こんな時間に何しに来たんだ?」
今は夕方。どんな用事で来たかわからないが明らかに今門に入るという行為は目立つ時間である。
ーーー
次も門番sideです!
遥か遠く空に何かがいてこちらへ向かって来ていた。
「あれは……。」
魔物でもない。一体……
それは武器のようだった。剣ではない大魔法使いの杖のようなものに刃がついたもので俺はその名前を知らなかった。
その上には誰かが座っていた。
刹那「こんにちは。」
ソイツは何食わぬ顔で無害そうな雰囲気を出して歩いてきた。
近づいて気づいたが彼は線が細く、まだ幼さが残るが大人びた印象で声変わりしていない音をだした。中性的な美少年というところだろう。
この辺では見られない薄い紫色の瞳はなんだか憂いを帯びてる気がして目が離せない。
いや、ダメだ。コイツは他国の間者かもしれないんだ。
門番「見ない顔だな。こんな時間に何しに来たんだ?」
今は夕方。どんな用事で来たかわからないが明らかに今門に入るという行為は目立つ時間である。
ーーー
次も門番sideです!
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