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【社内恋愛禁止】同期と今日だけの約束で、ワンナイト。我慢していた声もハメ撮りも、全部彼に暴かれて
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酔っぱらっている自覚はあった。
同期の瀬戸くんとは気の置けない仲で、久しぶりの二人飲みなのもあってついつい飲みすぎてしまった。
瀬戸くんが終電を逃し、「お前の部屋で飲み直そう」と提案したとき、本当は断らなきゃいけなかったのに。判断が鈍っていた。
だって、うちの会社は社内恋愛禁止。破ったら査定にかなり影響する。
だからいくら瀬戸くんとはいえ、部屋に上げるなんて、ダメだったのに。
カチャリ、とドアを開けた瞬間、電気をつけるよりも早く背後から瀬戸くんの手が伸びてきて、バタンとドアが閉まる。
気付いたときには玄関の壁に押し付けられていた。
「ちょっ……瀬戸くん!?」
少しお酒臭い息が耳元にかかる。いつの間にか抱きしめられて逃げられなくなっていた。
「……今日は帰らなくていいんだよな?」
掠れた声を吹き込まれてゾクリとしたが、必死に訴えかけた。
「……もー、何言ってんの?私たち、そういうんじゃないでしょ?」
「俺、限界……我慢、もう無理」
返事をする間もなく、彼の唇が重なった。
「んんぅっ…!♡」
ぬるりと入ってきた舌が唾液を送りながら絡まり、濡れた音が暗い玄関に響く。
その熱い舌の心地よさに一瞬我を忘れそうになるが、逃げていく理性を必死で引き留めて抵抗する。
「んむぅっ♡……んぅっ♡……はぁっ……ちょっと瀬戸くん、ダメだってば!」
ようやく唇から逃げられた。ぐっと腕に力を込めて瀬戸くんの胸を押し返す。
「こういうの、ダメだから……」
「社内恋愛禁止のこと?」
「……そう、わかってるでしょ?」
私が睨み上げて抗議するのに、瀬戸くんはニヤリと笑った。
「けど、今日だけならいいんじゃん?俺たちが言わなければバレないわけだし」
「……今日、だけ?」
つまり、ワンナイトってこと?
そういう関係を持ったことがない私は、少し戸惑った。
酔ってなければそれでも拒めたんだろうけど、このときの私はーー酔っていたのだ。
「今日だけなら……まぁ、いいのかな?」
「いいよいいよ」
「……じゃあ、いっか!」
そうと決まれば、話は早かった。
瀬戸くんがキスの続きをしながらブラウスをたくし上げる。私も瀬戸くんのネクタイを抜いてシャツのボタンを外していった。
二人で服を脱がせながら舌を絡めあう。
「んぁ♡……んむぅ♡……んちゅ♡……れるぅ♡♡……ん、待って……靴、脱ごう?」
私ももう止められない。早くベッドに行きたい。
とにかく裸になって、くっつきたい。
部屋に上がってからも私たちはずっとキスをしながら服を脱いだ。
お互い下着姿になってベッドへ上がる頃には、私は完全にとろけていた。
「はぅん……っ♡瀬戸くぅん……♡」
ベッドに倒れ込むと、瀬戸くんが覆いかぶさってきた。
「なぁ、せっかく今日だけなんだからさ」
彼の指が私の髪を梳きながら、耳元で囁く。
「いつもなら絶対言えないようなことでも言ってみる?なんかやってほしいこととか」
その言葉にドキリとする。いつもなら絶対言えないようなことーー
「……うん」
掠れた声で答えると、彼は満足そうに笑った。
「まずは……お前は何してほしい?」
パッと思い付いたことがあったが、本当に言ってもいいのか……言っても、いいのかな?
「あの……」
恥ずかしさに唇を噛む。でも……言ってもいいよね?
「……ク、クンニ、って……して、くれる?」
「クンニ?」
意外そうな顔をして彼が聞き返してきた。
「……今まで彼氏にされたことなくて」
消え入りそうな声で告白すると、瀬戸くんは優しく微笑んだ
「そっか。じゃあ今日が初めてだな。任せとけ」
「うん!……瀬戸くんは?瀬戸くんは何してほしい?」
彼の瞳が細くなる。
少し考える素振りを見せた後、ニヤリと笑った。
「それは……あとからのお楽しみだな」
そう言って私の胸に顔を埋めた。
「あっ♡……んんっ♡」
舌が乳首を転がし、柔らかく歯を立ててくる。指は脇腹からおへそ、そして下腹部へと滑り落ちていく。下着越しにおまんこに触れられただけで、もうそこは熱く湿っていた。
「んぅ♡……やぁ♡……あっ♡」
「お前のここ……もうぐしょぐしょだぞ」
低く囁く声に、さらに恥ずかしさが増す。瀬戸くんの手が太ももを掴み、大きく脚を開かせた。
「ひゃっ!?」
「ほら……もっとよく見せろよ」
下着のクロッチ部分が横にずらされ、濡れた秘部が露わになる。
「んんっ……♡あっ♡……はぁん♡……瀬戸くぅん♡……」
瀬戸くんの唇が私の中心に迫ってくる。
「まって……!」
「ん?クンニしてほしいんじゃないの?」
「だって……恥ずかしい……」
「……じゃあ、このまましてやるから」
瀬戸くんが私の下着の上から優しく舐める。布越しの感覚がもどかしく、私は身をよじらせた。
「あっ♡んんっ……♡」
「すごい濡れてる……ほら、染みてきてるぞ」
瀬戸くんが布越しに強く吸い付き、同時に指で割れ目をなぞる。私は思わず腰を浮かせた。
「んあっ♡やっ……そこぉ……♡」
「お前、感じやすいんだな」
瀬戸くんの指が下着の中に入ってきて、直接私のクリトリスを撫でる。
「ひゃっ!?♡」
「こんなになってるのに……まだ下着履いてる方がいい?」
「うう……ぬ、脱ぐ……」
私の返事に瀬戸くんは満足そうに微笑むと、私の腰を持ち上げるようにしてショーツを引き抜いた。
ぷっくりと膨らんだ陰唇が空気にさらされ、ひやりとした感覚に震える。
瀬戸くんの視線がそこに釘付けになっているのがわかる。
「やべぇ……すっげぇエロい……♡」
そのセリフに鼓動が跳ね上がった。瀬戸くんの興奮した声が、そこをさらに熱くする。
彼は私の脚の間に顔を埋め、開いた陰唇に唇を寄せた。
ちゅっ……♡ちゅっ……♡
ペロッ♡♡♡
「ひゃっ♡あっ♡ああぁっ……!?♡♡♡」
初めて感じる生々しい舌の感触に、身体が弓なりに反る。
瀬戸くんの唇や舌が陰唇を這い回り、柔らかい粘膜同士が擦れ合うたびに、痺れるような快感が走った。
やがて彼の舌先はクリトリスに。
ーーれろんっ♡
「んあ゛っ!?♡」
自分でも驚くほど大きな声が出た。慌てて口を押さえる。
彼の舌先が敏感な突起を軽く弾く。
……れろっ♡……れろっ♡
……ちゅっ♡……ちゅっ♡
唇がそれを吸い上げ、じゅるるっ♡と音を立てる。
「んんっ……!♡ふぅっ……♡」
両手で口を押さえても、鼻から漏れる息が荒くなる。我慢しても声が出てしまう。
「んっ……んっ……!♡」
声を出さないよう奥歯を噛み締めた。やがて彼が顔を上げ、不思議そうに聞く。
「……なんでそんなに我慢してんの?」
「え……だって……」
「もっと声出した方が楽じゃね?」
「そ、だけど……」
視線を泳がせる私に、彼が追及する。
「……何か理由あんの?」
「……元カレに……『お前の声、なんか変』って言われて……」
「は?」
瀬戸くんの表情が一瞬にして曇った。
「チッ……ろくでもねぇな、お前の元カレたちは」
予想外の反応に戸惑う私。瀬戸くんがこんなに感情的になるなんて珍しい。
「……今日はさ、たくさん声出していいよ」
その声は低く、けれど温かくて。今まで抑え込んでいた何かが溶けていく気がした。
ーーれろんっ♡
「ひゃっ♡あ゛っ♡ああ゛ぁっ……!?♡♡♡」
彼の舌先がクリトリスを軽く弾く。背筋を駆け抜ける衝撃に、身体が大きく跳ねた。
ピン♡ピン♡ピン♡ピン♡
舌になぶられて左右に揺れる。
「んっ……!♡ふぅっ……♡」
思わず腰を引いて逃げようとするが、彼の手が太ももをがっちり掴んで離してくれない。
「逃げんなって」
楽しそうに笑いながら、瀬戸くんは包皮をそっと剥き上げ、顔を出したクリ芯を重点的に責め始めた。
ぺろっ♡ぺろっ♡れろっ♡れろっ♡
「んぁ゛っ!?♡あぁ゛っ!♡」
舌全体を使ってねっとりと舐め上げ、時に唇で優しく吸い付く。
れろぉ~♡れろろぉ~っ♡
じゅるるっ♡ちゅぱっ♡ちゅぱっ♡
ちゅっ……ぱぁ♡
「んん゛~っ!!♡あ゛っ♡んあ゛っ♡やぁ……♡♡」
彼の舌が執拗にクリトリスを捉える。左右に転がし、硬く尖らせた舌先でぐりぐりと刺激してくる。
ちゅぽっ♡……ぺろぺろ♡……ぢゅうぅっ♡
「んあ゛っ!?♡あっ♡それぇ゛っ♡んぉっ♡」
快感の波が絶え間なく押し寄せ、頭の中が真っ白になっていく。もう声を我慢することなどできない。
「あぁ゛っ!♡ひぃっ♡あ゛ーっ!♡♡」
脚をピンと伸ばして快感に耐える。すると、突然彼の舌先が別の場所を突いた。
ーーくちゅっ!♡
「ひぁっ!?♡そ、そこっ……!?」
膣口を広げられ、彼の熱い舌が侵入してくる。浅いところをくにくにと動かされると、未知の感覚に腰が震えた。
「やっ♡そんなとこっ♡だめぇ……!♡」
必死に訴えるが、瀬戸くんは全く意に介さない。更に奥を探るように舌を差し込む。
にゅぐっ♡にゅぐっ♡
ペロペロペロ……♡にゅっ♡にゅっ♡にゅっ♡
柔らかいのに硬い舌が膣内を這い回り、膣壁が削られていく。
にゅるっ♡……くちゅくちゅっ♡
ぐにゅっ♡……ぐりっ♡……にゅるるんっ♡
「んん゛~~っ!?♡♡おなかっ……あついぃっ……!♡♡」
舌のざらつく感覚と粘膜が擦れ合う音が響く。子宮の奥がキュンキュン疼き、全身に力が入る。
「あ゛っ♡あ゛っ♡も……イッちゃ……イっちゃう……っ!♡」
絶頂が近いことを悟った瞬間、舌がズルリと引き抜かれた。
ーーにゅぷんっ♡
「あぁ゛っ!?♡ゆ、指ぃっ……!?♡」
舌とは違う硬い圧迫感。指はすぐにGスポットを探し当てると、グリグリと押し上げてきた。同時にクリトリスに舌が戻り、剥き出しになったそこを唇ですっぽり覆った。
……ぢゅうううう~~~っ♡♡♡
「んあ゛っ!?♡あ゛っ♡一緒はっ……やぁ゛っ!♡クリもおまんこもぉ゛っ……!♡♡」
思考が完全にショートした。目の前がチカチカ光り、腰が勝手にカクカクと痙攣する。
「これっ……すごすぎるぅっ……!♡あ゛っ♡あ゛っ♡クリ壊れるっ!♡おまんこ壊れちゃう゛ぅっ……!!♡♡」
必死で訴えかけるのに、瀬戸くんは舌も指も止めてくれない。
「んぐぅっ!♡んや゛ぁっ♡おがしぐなるぅ゛っ!♡こんなの知らなっ……♡あ゛ーーーっ!!!♡♡♡」
脳が焼き切れそうな強烈な快感の中、私は大きく背中を反らせて絶頂を迎えた。これまで経験したことのない深いオーガズムに身体が震え続ける。
「ハァッ♡……ハァッ♡……ハァッ♡」
激しい絶頂の余韻に、私は肩で大きく息をしていた。まだおまんこがヒクヒクと痙攣し、奥の方がじんじんと熱い。
「はぁっ……♡はぁっ……♡す、すごかったぁ……♡」
開いた脚も閉じられずに快感が引くのを待っていると、瀬戸くんは脚の間から身体を起こし、ベッド下に置いてあった自分の荷物を探った。取り出したのは……コンドームのパッケージだ。
「ちょっ……なんで持ってるの?」
驚きに目を見開く私に、瀬戸くんは涼しい顔で答えた。
「どこにチャンスがあるか分かんないだろ?」
悪戯っぽく笑う彼に、なんだか悔しいような嬉しいような複雑な気持ちになる。
「……用意周到すぎでしょ」
「褒め言葉として受け取っとくわ」
彼が手慣れた様子でコンドームを装着し終えると、改めて私の上に覆い被さってきた。その目が妖しく光っている。
「で、俺のお願いだけど」
「うん」
「上に乗ってほしいんだよね」
「上に?」
騎乗位のことだろうか。確かにそれなら私が主導権を握れる気がする。
私が頷こうとすると、瀬戸くんがニヤリと笑って続けた。
「で、脚を開いて繋がってるとこ見せてよ」
「はあっ……!?」
想像して顔がカッと熱くなる。そんな恥ずかしいポーズを取れというのか。
「そ、それは……ちょっと……」
「ダメ?……まぁ今日だけだしさー……それに」
瀬戸くんが私の腰に手を回し、硬くなったペニスをおまんこにぴたりと押し当ててきた。先端が濡れた割れ目に触れただけで、ビクンと身体が震える。
「な?早く欲しいだろ?」
「んっ……♡」
「ほら」
腕を引っ張られて促されると、もうここまで来たら彼の言う通りにしてしまおう、どうせ今日だけなんだから……と私は流されてしまった。
やっぱり酔っている。
「……わかった」
私が上体を起こすと、瀬戸くんが仰向けになった。
そそり立つペニスの上にゆっくりと跨る。
膝立ちになり、自分の指でおまんこを広げながら、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「んんっ……♡」
亀頭が入ってきた瞬間、息が詰まる。彼のものが少しずつ私の中に埋没していく感覚がたまらなく気持ちいい。カリ首が膣壁を擦りながら奥へと進んでいく。
「あっ……♡はいって……くるぅ……っ♡」
根元までしっかり咥え込むと、思わず天井を仰いでしまった。
「あ゛ぁっ……♡すごい、いっぱいぃ……♡」
「ほら、脚開いて」
急かされて羞恥心が込み上げる。それでも約束通り、膝を立てて脚を開き、結合部を見せつけた。瀬戸くんのペニスが私のおまんこに入っているのが丸見えになる。
「んっ……♡これでいいの……?」
「ああ、最高」
彼が興奮したように目を細め、繋がった部分をじっと見つめる。私の脚を開いた姿勢が気に入ったらしい。
「お前、めっちゃエロい♡」
「やぁ……んんっ……♡」
褒められているのかどうかもわからない言葉に、なぜか子宮がキュンとなる。彼の視線に晒されながら、ゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
ずる……♡ずぶ……♡ずるる……ずぶぶ……♡
「あっ♡んぁっ♡あ゛っ♡」
最初は遠慮がちだった動きが、次第に大胆になっていく。彼のペニスが出入りするたびに、粘膜が擦れ合い、水音が響く。
ぱちゅんっ♡……ぱちゅんっ♡……ぱちゅんっ♡
「あ゛っ♡んっ♡んん゛っ♡これっ♡これきもちっ♡気持ちいっ……♡」
腰を浮かせてから落とすたびに子宮口がノックされ、甘い痺れが全身に広がっていく。
「あ゛ぁっ♡深いっ♡これっ♡すごいっ♡」
「そうそう……もっと動いて」
彼に促されるまま、速度を上げる。彼の太ももに手をついて支えながら、激しく腰を打ちつけた。
ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡
「あっ♡あっ♡あっ♡」
汗が額から滴り落ちる。おまんこからは愛液が溢れ出し、瀬戸くんの陰毛を濡らしていく。もう何も考えられない。ただ快感を追い求めるだけだ。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡んぁ゛っ♡んぁ゛っ♡ああ゛っ♡」
快感だけを求めて夢中で腰を振っていると、突然「カシャッ!」という無機質な音が響いた。
「えっ?」
思わず動きを止める。音の方を見ると、瀬戸くんがスマホを掲げてにやりと笑っていた。
「ちょっと!何してるの!?」
慌てて腰を引こうとする私を、彼が下からぐいっと引き寄せた。
「はぁん!♡」
「まぁ落ち着けって。保険だよ、保険」
「……保険?」
「そ。今日のことがもし漏れたら二人とも終わりだろ?だからお互いに『今日のこと黙ってるぞ』っていう保険になるじゃん?」
瀬戸くんの言葉が、酔った頭にじわりと染み込んでくる。確かに、もし片方が裏切ったら……。今日の出来事は二人だけの秘密。バレたら私たちは終わりだ。
「……なるほど?」
納得しかけた私の目の前に、瀬戸くんが私のスマホを差し出した。
「だからさ、お前も俺のこと撮っていいよ。お互い撮ったらいいだろ?」
その提案に一瞬躊躇したが、アルコールでぼやけた思考はすでにOKの方向へ傾いていた。今日だけ。今夜限り。その魔法のような言葉が私を後押しする。
「……そうだね、そうしよ」
「よし決まりな!」
瀬戸くんが嬉しそうに再びスマホを構える。
「じゃあまずは俺が撮るから。動いて」
「ええっ!?……もぉ~……」
仕方なく言われるがままに、また腰を揺らし始める。結合部を晒したままの卑猥な姿勢で。何度もシャッター音が鳴り響いた。
「ん゛っ♡ん゛っ♡ん゛っ♡ん゛っ♡」
「もっとちゃんと脚開いて」
瀬戸くんが指示を出す。
「自分でクリトリス触って」
「んぅっ♡やだぁっ、恥ずかしい……」
「大丈夫だって。今日だけだろ?」
彼の言葉に背中を押されるように、恐る恐る指を伸ばして自分のクリトリスに触れた。その瞬間、彼のスマホがまた「カシャッ」と鳴る。
「おー、エロいな。もう一枚」
「やぁ……んんっ♡クリきもちいぃ♡」
「じゃあ次は……両手でピースして」
「ピース?なんで?」
「いいからいいから」
言われるがままに両手でピースサインを作る。結合部と濡れた指を見せつけるような格好で。またシャッター音。
「こっち見て。お前の顔も入れたい」
「もう……!」
顔を上げると、彼の目とレンズがまっすぐ私を見ていた。
酔った赤い顔と乱れた髪。全部記録されている。
その事実に妙な興奮を覚えてしまい、おまんこがきゅっ♡と締まった。
「よし、じゃあ次は俺のこと撮って」
瀬戸くんが私のスマホを渡してきた。
結合部を晒したままの体勢で、私はゆっくりと腕を伸ばす。
画面には瀬戸くんの顔と上半身が映っていた。筋肉質な胸板、汗ばんだ肌。
「……どう撮ったらいいの?」
「好きなように撮っていいよ」
少し戸惑いながらも、カメラを向ける。
彼がふっと笑ってこちらを見上げた瞬間、シャッターを押したーーカシャッ!
画面にはピントの合った瀬戸くんの顔が写っていた。
写真の瀬戸くんと目が合い、なぜかドキリとする。
ソワソワした落ち着かない気持ちになって、私は1枚撮っただけでスマホを下ろした。
「もういいのか?」
「……もう、いい」
胸の中で何かが込み上げて、私は腰を折り曲げた。瀬戸くんの顔に自分の顔を近づける。
「んっ……♡」
唇を重ねると、すぐに彼の舌が入ってきた。
熱く濡れた舌同士が絡まり合う。キスの角度を変えるために腰が浮きそうになるが、彼の腕が私の背中をがっちりとホールドする。
「んんっ♡……はぁっ♡……んちゅっ♡」
キスに夢中になっているうちに、いつの間にか体位が変わっていく。彼が私の背中に手を回して、そっと押し倒すような動き。
抵抗する間もなく、私たちは体勢を逆転させていた。
「あっ……?」
気づけば彼が上になり、私の上に覆いかぶさっていた。
正常位だ。
「次は、こっちで抱かせて」
耳元で囁かれ、全身に鳥肌が立つ。
「……うん♡」
瀬戸くんが私の上に覆い被さったまま、ゆっくりと動き始めた。
「んっ……♡」
彼の眉間に薄く皺が寄り、息を詰めるように腰を押し込んでくる。
いつも飄々とした彼が、私とのセックスに没頭している姿に胸が高鳴る。額に浮かんだ汗が頬を伝って落ちてくる。
「あっ♡……瀬戸くん……♡」
彼は私の中の一番気持ちいい場所を探るように、角度を変えながら慎重に腰を動かしている。
浅いところを擦ったかと思えば、深く突き刺す。
その緩急のある動きに翻弄され、私は枕の端をぎゅっと握りしめた。
ーーコチュッ♡
「んっ♡……そこっ……んあ゛っ♡」
瀬戸くんの熱いペニスが、ちょうどお腹側の弱点を抉ってくる。
「ここ?」
コチュッ♡コチュッ♡コチュッ♡
「んん゛っ!♡そこぉ……あ゛っ♡あ゛っ♡だめっ♡きもちっ……きもちいぃ゛っ……!♡」
彼の眉間の皺が深くなり、ますます息遣いが荒くなった。私の反応に合わせてそこばかりを執拗に攻めてくる。
「あ゛っ♡あ゛っ♡すごっ♡やぁっ♡お腹の奥までぇ……届いてるぅ♡」
彼が私の両手をそれぞれ絡め取った。いわゆる恋人繋ぎだ。汗ばんだ掌が心地よい。
「んっ……♡んちゅっ♡れろっ……♡」
キスをしながら深く打ち込まれると、ペニスの先端が子宮口にゴツンッ♡と当たるのがわかった。その圧迫感がたまらなく気持ちいい。
「もっと……キスしてぇ……♡」
甘えた声で訴えると、彼の口角が僅かに上がった。私の願い通り唇が塞がれ、深いキスが始まる。
レロォ♡レロォ♡と舌を絡め合いながらも、彼の腰使いは止まらない。コツン♡コツン♡と子宮口をノックされ、全身が溶けそうになる。
「んんっ……!♡ちゅっ……んあ゛っ!♡そこぉ゛っ!♡んむぅ゛っ♡♡……んぐぅっ♡♡♡」
キスの合間に漏れる嬌声が部屋に響く。
彼の舌が私の口腔を隅々まで舐め回し、唾液を注ぎ込む。私はそれを、喉を鳴らして飲み込んだ。
「んぐっ♡……んぐぅっ♡……んんんっ!?♡♡♡」
同時に彼のペニスがズチュンッ!♡と最奥まで突き込まれ、子宮全体が揺さぶられる感覚。
「んぐうぅっ!♡んん゛ーーーっ!!♡♡♡」
脳が痺れ、全身の筋肉が硬直する。足先までピンと伸びて、快感の波に呑み込まれた。
「んあ゛ぁっ♡はぁあっ゛♡……ああ゛っ♡ああ゛ーーーっ!!♡♡いぐいぐっ♡♡イ゛ッ……グゥゥゥッ!!♡♡♡」
結合部から愛液が飛沫となって飛び散る。絶頂の衝撃で子宮が痙攣し、彼のものを痛いほど締め上げた。
「ハァッ……♡ハァッ……♡」
瀬戸くんと恋人繋ぎをしたまま激しい絶頂の余韻に浸っていると、彼の動きが一段と激しさを増した。
「くっ……!もう……ヤバい……!」
彼が苦悶の表情を浮かべながらラストスパートをかけてくる。パンッ♡パンッ♡パンッ♡と肌同士がぶつかり合う音が響く。
「あ゛っ♡あ゛っ♡まだイッてるのにっ♡瀬戸くんっ♡せとくんっ♡♡激しすぎっ♡♡あ゛あぁっ♡♡またいっちゃうぅっ♡♡♡」
涙目で訴えかける私に、彼は荒い呼吸のまま言った。
「一緒に、イこ」
「あ゛っ♡あ゛っ♡……うんっ♡うんっ♡一緒にっ♡一緒にぃっ♡」
パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡
パンパンパンパンパンパンパンパンパン……♡♡♡
「……っ!♡く、ぅ……っ♡」
ーーパチュン゛!!♡♡♡♡♡
最後の一突きで、彼のペニスが私の一番深いところに突き刺さる。同時に膣壁が彼を包み込み、最後の痙攣を見せた。
「ーーイぐッ♡いぐうぅっ!!!♡♡♡♡♡」
二人の身体がぴったりと重なり合い、熱い吐息が混ざり合う。
「んっ……♡瀬戸く、ん……♡」
名前を呼ぶと、彼のものがドクンドクンと脈打っているのが伝わってきた。ゴム越しとはいえ、確かに彼の熱を感じる。
「……っ、……っ」
「あぅっ♡……あぅん゛♡……あうぅ゛♡」
奥に残る残滓を搾り切るかのように、瀬戸くんは射精が終わるまで何度か腰を打ち付けた。
「……ハァッ♡……ハァッ♡……」
しばらくの間、互いの呼吸だけが部屋に響いていた。
脈動が収まり、瀬戸くんがそっと私の中からペニスを抜き取る。
「……あんン゛っ♡♡♡」
抜け出ていく感覚にも感じてしまう。
「……ふー、めっちゃ出たわ」
ゴムの先端には白濁した液体が溜まっていた。
瀬戸くんがティッシュで手際よく後始末をしている間、私はぼんやりと天井を見つめていた。身体中の力が抜け、倦怠感と満足感が入り混じった不思議な感覚に包まれている。
「大丈夫か?」
瀬戸くんが心配そうに顔を覗き込んできた。汗で張り付いた前髪を指で払い除けてくれる。
「ん、平気」
しばらく経つと、火照った身体から徐々に熱が引いていくのを感じた。アルコールも抜けてきたのか、思考がクリアになってくる。
(あれ……?)
ふと冷静になると、途端に現実が押し寄せてきた。
社内恋愛禁止。二人だけの秘密。今夜だけという約束。これらが頭の中でグルグルと回り始める。
特に気になるのは……あの写真だ。
お互いの裏切り防止のために交換した「保険」。酔っていて判断能力が鈍っていたとはいえ、あんな恥ずかしい姿をスマホに収めるなんて……。
今となっては後悔しかない
「……ん?」
その時、ある疑問が湧いてきた。
(……あれ?待てよ)
「ねぇ瀬戸くん」
私は彼の顔をじっと見つめながら尋ねた。
「もし瀬戸くんが喋ったら、瀬戸くんも自分がやったことバレるよね?」
「ん?」
言いかけて気づく。保険写真を撮る意味がなくなっていることに。
瀬戸くんは一瞬キョトンとした後、小さく笑った。
「確かに」
「でもそれって……結局お互いに口止め合ってるだけで、写真は別にいらなくない?」
自分の疑問が口に出る。
「……確かに」
瀬戸くんはしばらく黙った後、ふっと肩を竦めた。
「バレたら俺もアウトだし」
「だよね!」
私はホッとした。
よかった、あんな恥ずかしい写真が残らなくて済む。
「じゃあ消そ」
「ええ~?消すの~?」
瀬戸くんはなぜか嫌がったが、私としてはあんな写真が残っているのはたまらない。
瀬戸くんにスマホを渡すと、彼は渋々な様子で操作し始めた。
「ほら、消したぞ」
画面を見せてくれた。確かに写真は消去されていた。
「ありがと」
私も自分のスマホを確認し、保存フォルダから瀬戸くんの写真を選び出す。タップしてゴミ箱マークを表示させた瞬間……
ふと手が止まった。
瀬戸くんが私を見上げている。汗で光る身体。疲れたような、セクシーな笑顔。
今日だけ。もう二度と見られないかもしれない。
スマホに映るその姿を、もう一度しっかりと目に焼き付ける。
そして、指を動かしてゴミ箱アイコンを押した。
「……よし、消した!」
「残念だな~」
瀬戸くんが芝居がかったため息をつく。私は「バッカじゃない?」と笑ってベッドサイドにスマホを置いた。
ーーーー
朝。アラームの音で目を覚ました。
窓から差し込む陽光が眩しい。
昨夜の情事の痕跡を残すように、部屋の空気が少し重い。
隣には、すやすや眠る瀬戸くんの姿。
「……あ、ヤバッ!」
慌てて時計を見る。始業まであと1時間もない。あのアラームはスヌーズだったらしい。
昨夜のアルコールが抜けきっていないせいか、身体が重い。
「瀬戸くん!起きて!遅刻する!」
揺さぶり起こすと、彼もハッとした顔で飛び起きた。
「マジか!?」
二人であたふたと支度を始める。
「俺一回帰るから、先出るな!」
「うん!」
瀬戸くんを見送ってから、私はシャワーをさっと済ませて身支度を整えた。
そして二人ともなんとか始業時間に滑り込むことができた。私たちはそれぞれのデスクに向かう。
周囲からは「珍しく二人一緒にギリギリだったね」「何かあった?」と怪訝な視線を向けられたが、
「たまたまです!」
と私は誤魔化しながら席に着いた。
ふとスマホが震える。メッセージ通知だ。
画面を確認すると、メッセージアプリに通知が来ていた。差出人はーー瀬戸くん。
“クラウドに残ってた”
短い文と共に、画像ファイルが添付されていた。
それは昨夜の写真。
私が騎乗位で彼のスマホを見つめているものだ。
「ちょっ……!」
思わず声が出そうになるのを私は必死で抑えた。再びブブッとスマホが震える。
“今ちゃんと消したからな。
昨日はお前んちで飲み直せなかったから、また近いうちに飲もう”
私は深呼吸してから返信を打ち始めた。
“週末ならいつでもいいよ”
送信ボタンを押した瞬間、スマホを伏せた。
机の下でぎゅっと拳を握りしめる。
昨日だけーーだったはずなのに。
次の機会を期待している自分がいて、あんな写真を送ってきた瀬戸くんを恨んだのだった。
--------------------
最後までお読みいただきありがとうございます!
面白いと思っていただけたら、作品ページの**【お気に入り登録】や「いいね(ピンクのボタン)」**で応援いただけると、執筆の励みになります!
※本作はpixivからの再録です。
https://www.pixiv.net/users/122950621
同期の瀬戸くんとは気の置けない仲で、久しぶりの二人飲みなのもあってついつい飲みすぎてしまった。
瀬戸くんが終電を逃し、「お前の部屋で飲み直そう」と提案したとき、本当は断らなきゃいけなかったのに。判断が鈍っていた。
だって、うちの会社は社内恋愛禁止。破ったら査定にかなり影響する。
だからいくら瀬戸くんとはいえ、部屋に上げるなんて、ダメだったのに。
カチャリ、とドアを開けた瞬間、電気をつけるよりも早く背後から瀬戸くんの手が伸びてきて、バタンとドアが閉まる。
気付いたときには玄関の壁に押し付けられていた。
「ちょっ……瀬戸くん!?」
少しお酒臭い息が耳元にかかる。いつの間にか抱きしめられて逃げられなくなっていた。
「……今日は帰らなくていいんだよな?」
掠れた声を吹き込まれてゾクリとしたが、必死に訴えかけた。
「……もー、何言ってんの?私たち、そういうんじゃないでしょ?」
「俺、限界……我慢、もう無理」
返事をする間もなく、彼の唇が重なった。
「んんぅっ…!♡」
ぬるりと入ってきた舌が唾液を送りながら絡まり、濡れた音が暗い玄関に響く。
その熱い舌の心地よさに一瞬我を忘れそうになるが、逃げていく理性を必死で引き留めて抵抗する。
「んむぅっ♡……んぅっ♡……はぁっ……ちょっと瀬戸くん、ダメだってば!」
ようやく唇から逃げられた。ぐっと腕に力を込めて瀬戸くんの胸を押し返す。
「こういうの、ダメだから……」
「社内恋愛禁止のこと?」
「……そう、わかってるでしょ?」
私が睨み上げて抗議するのに、瀬戸くんはニヤリと笑った。
「けど、今日だけならいいんじゃん?俺たちが言わなければバレないわけだし」
「……今日、だけ?」
つまり、ワンナイトってこと?
そういう関係を持ったことがない私は、少し戸惑った。
酔ってなければそれでも拒めたんだろうけど、このときの私はーー酔っていたのだ。
「今日だけなら……まぁ、いいのかな?」
「いいよいいよ」
「……じゃあ、いっか!」
そうと決まれば、話は早かった。
瀬戸くんがキスの続きをしながらブラウスをたくし上げる。私も瀬戸くんのネクタイを抜いてシャツのボタンを外していった。
二人で服を脱がせながら舌を絡めあう。
「んぁ♡……んむぅ♡……んちゅ♡……れるぅ♡♡……ん、待って……靴、脱ごう?」
私ももう止められない。早くベッドに行きたい。
とにかく裸になって、くっつきたい。
部屋に上がってからも私たちはずっとキスをしながら服を脱いだ。
お互い下着姿になってベッドへ上がる頃には、私は完全にとろけていた。
「はぅん……っ♡瀬戸くぅん……♡」
ベッドに倒れ込むと、瀬戸くんが覆いかぶさってきた。
「なぁ、せっかく今日だけなんだからさ」
彼の指が私の髪を梳きながら、耳元で囁く。
「いつもなら絶対言えないようなことでも言ってみる?なんかやってほしいこととか」
その言葉にドキリとする。いつもなら絶対言えないようなことーー
「……うん」
掠れた声で答えると、彼は満足そうに笑った。
「まずは……お前は何してほしい?」
パッと思い付いたことがあったが、本当に言ってもいいのか……言っても、いいのかな?
「あの……」
恥ずかしさに唇を噛む。でも……言ってもいいよね?
「……ク、クンニ、って……して、くれる?」
「クンニ?」
意外そうな顔をして彼が聞き返してきた。
「……今まで彼氏にされたことなくて」
消え入りそうな声で告白すると、瀬戸くんは優しく微笑んだ
「そっか。じゃあ今日が初めてだな。任せとけ」
「うん!……瀬戸くんは?瀬戸くんは何してほしい?」
彼の瞳が細くなる。
少し考える素振りを見せた後、ニヤリと笑った。
「それは……あとからのお楽しみだな」
そう言って私の胸に顔を埋めた。
「あっ♡……んんっ♡」
舌が乳首を転がし、柔らかく歯を立ててくる。指は脇腹からおへそ、そして下腹部へと滑り落ちていく。下着越しにおまんこに触れられただけで、もうそこは熱く湿っていた。
「んぅ♡……やぁ♡……あっ♡」
「お前のここ……もうぐしょぐしょだぞ」
低く囁く声に、さらに恥ずかしさが増す。瀬戸くんの手が太ももを掴み、大きく脚を開かせた。
「ひゃっ!?」
「ほら……もっとよく見せろよ」
下着のクロッチ部分が横にずらされ、濡れた秘部が露わになる。
「んんっ……♡あっ♡……はぁん♡……瀬戸くぅん♡……」
瀬戸くんの唇が私の中心に迫ってくる。
「まって……!」
「ん?クンニしてほしいんじゃないの?」
「だって……恥ずかしい……」
「……じゃあ、このまましてやるから」
瀬戸くんが私の下着の上から優しく舐める。布越しの感覚がもどかしく、私は身をよじらせた。
「あっ♡んんっ……♡」
「すごい濡れてる……ほら、染みてきてるぞ」
瀬戸くんが布越しに強く吸い付き、同時に指で割れ目をなぞる。私は思わず腰を浮かせた。
「んあっ♡やっ……そこぉ……♡」
「お前、感じやすいんだな」
瀬戸くんの指が下着の中に入ってきて、直接私のクリトリスを撫でる。
「ひゃっ!?♡」
「こんなになってるのに……まだ下着履いてる方がいい?」
「うう……ぬ、脱ぐ……」
私の返事に瀬戸くんは満足そうに微笑むと、私の腰を持ち上げるようにしてショーツを引き抜いた。
ぷっくりと膨らんだ陰唇が空気にさらされ、ひやりとした感覚に震える。
瀬戸くんの視線がそこに釘付けになっているのがわかる。
「やべぇ……すっげぇエロい……♡」
そのセリフに鼓動が跳ね上がった。瀬戸くんの興奮した声が、そこをさらに熱くする。
彼は私の脚の間に顔を埋め、開いた陰唇に唇を寄せた。
ちゅっ……♡ちゅっ……♡
ペロッ♡♡♡
「ひゃっ♡あっ♡ああぁっ……!?♡♡♡」
初めて感じる生々しい舌の感触に、身体が弓なりに反る。
瀬戸くんの唇や舌が陰唇を這い回り、柔らかい粘膜同士が擦れ合うたびに、痺れるような快感が走った。
やがて彼の舌先はクリトリスに。
ーーれろんっ♡
「んあ゛っ!?♡」
自分でも驚くほど大きな声が出た。慌てて口を押さえる。
彼の舌先が敏感な突起を軽く弾く。
……れろっ♡……れろっ♡
……ちゅっ♡……ちゅっ♡
唇がそれを吸い上げ、じゅるるっ♡と音を立てる。
「んんっ……!♡ふぅっ……♡」
両手で口を押さえても、鼻から漏れる息が荒くなる。我慢しても声が出てしまう。
「んっ……んっ……!♡」
声を出さないよう奥歯を噛み締めた。やがて彼が顔を上げ、不思議そうに聞く。
「……なんでそんなに我慢してんの?」
「え……だって……」
「もっと声出した方が楽じゃね?」
「そ、だけど……」
視線を泳がせる私に、彼が追及する。
「……何か理由あんの?」
「……元カレに……『お前の声、なんか変』って言われて……」
「は?」
瀬戸くんの表情が一瞬にして曇った。
「チッ……ろくでもねぇな、お前の元カレたちは」
予想外の反応に戸惑う私。瀬戸くんがこんなに感情的になるなんて珍しい。
「……今日はさ、たくさん声出していいよ」
その声は低く、けれど温かくて。今まで抑え込んでいた何かが溶けていく気がした。
ーーれろんっ♡
「ひゃっ♡あ゛っ♡ああ゛ぁっ……!?♡♡♡」
彼の舌先がクリトリスを軽く弾く。背筋を駆け抜ける衝撃に、身体が大きく跳ねた。
ピン♡ピン♡ピン♡ピン♡
舌になぶられて左右に揺れる。
「んっ……!♡ふぅっ……♡」
思わず腰を引いて逃げようとするが、彼の手が太ももをがっちり掴んで離してくれない。
「逃げんなって」
楽しそうに笑いながら、瀬戸くんは包皮をそっと剥き上げ、顔を出したクリ芯を重点的に責め始めた。
ぺろっ♡ぺろっ♡れろっ♡れろっ♡
「んぁ゛っ!?♡あぁ゛っ!♡」
舌全体を使ってねっとりと舐め上げ、時に唇で優しく吸い付く。
れろぉ~♡れろろぉ~っ♡
じゅるるっ♡ちゅぱっ♡ちゅぱっ♡
ちゅっ……ぱぁ♡
「んん゛~っ!!♡あ゛っ♡んあ゛っ♡やぁ……♡♡」
彼の舌が執拗にクリトリスを捉える。左右に転がし、硬く尖らせた舌先でぐりぐりと刺激してくる。
ちゅぽっ♡……ぺろぺろ♡……ぢゅうぅっ♡
「んあ゛っ!?♡あっ♡それぇ゛っ♡んぉっ♡」
快感の波が絶え間なく押し寄せ、頭の中が真っ白になっていく。もう声を我慢することなどできない。
「あぁ゛っ!♡ひぃっ♡あ゛ーっ!♡♡」
脚をピンと伸ばして快感に耐える。すると、突然彼の舌先が別の場所を突いた。
ーーくちゅっ!♡
「ひぁっ!?♡そ、そこっ……!?」
膣口を広げられ、彼の熱い舌が侵入してくる。浅いところをくにくにと動かされると、未知の感覚に腰が震えた。
「やっ♡そんなとこっ♡だめぇ……!♡」
必死に訴えるが、瀬戸くんは全く意に介さない。更に奥を探るように舌を差し込む。
にゅぐっ♡にゅぐっ♡
ペロペロペロ……♡にゅっ♡にゅっ♡にゅっ♡
柔らかいのに硬い舌が膣内を這い回り、膣壁が削られていく。
にゅるっ♡……くちゅくちゅっ♡
ぐにゅっ♡……ぐりっ♡……にゅるるんっ♡
「んん゛~~っ!?♡♡おなかっ……あついぃっ……!♡♡」
舌のざらつく感覚と粘膜が擦れ合う音が響く。子宮の奥がキュンキュン疼き、全身に力が入る。
「あ゛っ♡あ゛っ♡も……イッちゃ……イっちゃう……っ!♡」
絶頂が近いことを悟った瞬間、舌がズルリと引き抜かれた。
ーーにゅぷんっ♡
「あぁ゛っ!?♡ゆ、指ぃっ……!?♡」
舌とは違う硬い圧迫感。指はすぐにGスポットを探し当てると、グリグリと押し上げてきた。同時にクリトリスに舌が戻り、剥き出しになったそこを唇ですっぽり覆った。
……ぢゅうううう~~~っ♡♡♡
「んあ゛っ!?♡あ゛っ♡一緒はっ……やぁ゛っ!♡クリもおまんこもぉ゛っ……!♡♡」
思考が完全にショートした。目の前がチカチカ光り、腰が勝手にカクカクと痙攣する。
「これっ……すごすぎるぅっ……!♡あ゛っ♡あ゛っ♡クリ壊れるっ!♡おまんこ壊れちゃう゛ぅっ……!!♡♡」
必死で訴えかけるのに、瀬戸くんは舌も指も止めてくれない。
「んぐぅっ!♡んや゛ぁっ♡おがしぐなるぅ゛っ!♡こんなの知らなっ……♡あ゛ーーーっ!!!♡♡♡」
脳が焼き切れそうな強烈な快感の中、私は大きく背中を反らせて絶頂を迎えた。これまで経験したことのない深いオーガズムに身体が震え続ける。
「ハァッ♡……ハァッ♡……ハァッ♡」
激しい絶頂の余韻に、私は肩で大きく息をしていた。まだおまんこがヒクヒクと痙攣し、奥の方がじんじんと熱い。
「はぁっ……♡はぁっ……♡す、すごかったぁ……♡」
開いた脚も閉じられずに快感が引くのを待っていると、瀬戸くんは脚の間から身体を起こし、ベッド下に置いてあった自分の荷物を探った。取り出したのは……コンドームのパッケージだ。
「ちょっ……なんで持ってるの?」
驚きに目を見開く私に、瀬戸くんは涼しい顔で答えた。
「どこにチャンスがあるか分かんないだろ?」
悪戯っぽく笑う彼に、なんだか悔しいような嬉しいような複雑な気持ちになる。
「……用意周到すぎでしょ」
「褒め言葉として受け取っとくわ」
彼が手慣れた様子でコンドームを装着し終えると、改めて私の上に覆い被さってきた。その目が妖しく光っている。
「で、俺のお願いだけど」
「うん」
「上に乗ってほしいんだよね」
「上に?」
騎乗位のことだろうか。確かにそれなら私が主導権を握れる気がする。
私が頷こうとすると、瀬戸くんがニヤリと笑って続けた。
「で、脚を開いて繋がってるとこ見せてよ」
「はあっ……!?」
想像して顔がカッと熱くなる。そんな恥ずかしいポーズを取れというのか。
「そ、それは……ちょっと……」
「ダメ?……まぁ今日だけだしさー……それに」
瀬戸くんが私の腰に手を回し、硬くなったペニスをおまんこにぴたりと押し当ててきた。先端が濡れた割れ目に触れただけで、ビクンと身体が震える。
「な?早く欲しいだろ?」
「んっ……♡」
「ほら」
腕を引っ張られて促されると、もうここまで来たら彼の言う通りにしてしまおう、どうせ今日だけなんだから……と私は流されてしまった。
やっぱり酔っている。
「……わかった」
私が上体を起こすと、瀬戸くんが仰向けになった。
そそり立つペニスの上にゆっくりと跨る。
膝立ちになり、自分の指でおまんこを広げながら、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「んんっ……♡」
亀頭が入ってきた瞬間、息が詰まる。彼のものが少しずつ私の中に埋没していく感覚がたまらなく気持ちいい。カリ首が膣壁を擦りながら奥へと進んでいく。
「あっ……♡はいって……くるぅ……っ♡」
根元までしっかり咥え込むと、思わず天井を仰いでしまった。
「あ゛ぁっ……♡すごい、いっぱいぃ……♡」
「ほら、脚開いて」
急かされて羞恥心が込み上げる。それでも約束通り、膝を立てて脚を開き、結合部を見せつけた。瀬戸くんのペニスが私のおまんこに入っているのが丸見えになる。
「んっ……♡これでいいの……?」
「ああ、最高」
彼が興奮したように目を細め、繋がった部分をじっと見つめる。私の脚を開いた姿勢が気に入ったらしい。
「お前、めっちゃエロい♡」
「やぁ……んんっ……♡」
褒められているのかどうかもわからない言葉に、なぜか子宮がキュンとなる。彼の視線に晒されながら、ゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
ずる……♡ずぶ……♡ずるる……ずぶぶ……♡
「あっ♡んぁっ♡あ゛っ♡」
最初は遠慮がちだった動きが、次第に大胆になっていく。彼のペニスが出入りするたびに、粘膜が擦れ合い、水音が響く。
ぱちゅんっ♡……ぱちゅんっ♡……ぱちゅんっ♡
「あ゛っ♡んっ♡んん゛っ♡これっ♡これきもちっ♡気持ちいっ……♡」
腰を浮かせてから落とすたびに子宮口がノックされ、甘い痺れが全身に広がっていく。
「あ゛ぁっ♡深いっ♡これっ♡すごいっ♡」
「そうそう……もっと動いて」
彼に促されるまま、速度を上げる。彼の太ももに手をついて支えながら、激しく腰を打ちつけた。
ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡
「あっ♡あっ♡あっ♡」
汗が額から滴り落ちる。おまんこからは愛液が溢れ出し、瀬戸くんの陰毛を濡らしていく。もう何も考えられない。ただ快感を追い求めるだけだ。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡んぁ゛っ♡んぁ゛っ♡ああ゛っ♡」
快感だけを求めて夢中で腰を振っていると、突然「カシャッ!」という無機質な音が響いた。
「えっ?」
思わず動きを止める。音の方を見ると、瀬戸くんがスマホを掲げてにやりと笑っていた。
「ちょっと!何してるの!?」
慌てて腰を引こうとする私を、彼が下からぐいっと引き寄せた。
「はぁん!♡」
「まぁ落ち着けって。保険だよ、保険」
「……保険?」
「そ。今日のことがもし漏れたら二人とも終わりだろ?だからお互いに『今日のこと黙ってるぞ』っていう保険になるじゃん?」
瀬戸くんの言葉が、酔った頭にじわりと染み込んでくる。確かに、もし片方が裏切ったら……。今日の出来事は二人だけの秘密。バレたら私たちは終わりだ。
「……なるほど?」
納得しかけた私の目の前に、瀬戸くんが私のスマホを差し出した。
「だからさ、お前も俺のこと撮っていいよ。お互い撮ったらいいだろ?」
その提案に一瞬躊躇したが、アルコールでぼやけた思考はすでにOKの方向へ傾いていた。今日だけ。今夜限り。その魔法のような言葉が私を後押しする。
「……そうだね、そうしよ」
「よし決まりな!」
瀬戸くんが嬉しそうに再びスマホを構える。
「じゃあまずは俺が撮るから。動いて」
「ええっ!?……もぉ~……」
仕方なく言われるがままに、また腰を揺らし始める。結合部を晒したままの卑猥な姿勢で。何度もシャッター音が鳴り響いた。
「ん゛っ♡ん゛っ♡ん゛っ♡ん゛っ♡」
「もっとちゃんと脚開いて」
瀬戸くんが指示を出す。
「自分でクリトリス触って」
「んぅっ♡やだぁっ、恥ずかしい……」
「大丈夫だって。今日だけだろ?」
彼の言葉に背中を押されるように、恐る恐る指を伸ばして自分のクリトリスに触れた。その瞬間、彼のスマホがまた「カシャッ」と鳴る。
「おー、エロいな。もう一枚」
「やぁ……んんっ♡クリきもちいぃ♡」
「じゃあ次は……両手でピースして」
「ピース?なんで?」
「いいからいいから」
言われるがままに両手でピースサインを作る。結合部と濡れた指を見せつけるような格好で。またシャッター音。
「こっち見て。お前の顔も入れたい」
「もう……!」
顔を上げると、彼の目とレンズがまっすぐ私を見ていた。
酔った赤い顔と乱れた髪。全部記録されている。
その事実に妙な興奮を覚えてしまい、おまんこがきゅっ♡と締まった。
「よし、じゃあ次は俺のこと撮って」
瀬戸くんが私のスマホを渡してきた。
結合部を晒したままの体勢で、私はゆっくりと腕を伸ばす。
画面には瀬戸くんの顔と上半身が映っていた。筋肉質な胸板、汗ばんだ肌。
「……どう撮ったらいいの?」
「好きなように撮っていいよ」
少し戸惑いながらも、カメラを向ける。
彼がふっと笑ってこちらを見上げた瞬間、シャッターを押したーーカシャッ!
画面にはピントの合った瀬戸くんの顔が写っていた。
写真の瀬戸くんと目が合い、なぜかドキリとする。
ソワソワした落ち着かない気持ちになって、私は1枚撮っただけでスマホを下ろした。
「もういいのか?」
「……もう、いい」
胸の中で何かが込み上げて、私は腰を折り曲げた。瀬戸くんの顔に自分の顔を近づける。
「んっ……♡」
唇を重ねると、すぐに彼の舌が入ってきた。
熱く濡れた舌同士が絡まり合う。キスの角度を変えるために腰が浮きそうになるが、彼の腕が私の背中をがっちりとホールドする。
「んんっ♡……はぁっ♡……んちゅっ♡」
キスに夢中になっているうちに、いつの間にか体位が変わっていく。彼が私の背中に手を回して、そっと押し倒すような動き。
抵抗する間もなく、私たちは体勢を逆転させていた。
「あっ……?」
気づけば彼が上になり、私の上に覆いかぶさっていた。
正常位だ。
「次は、こっちで抱かせて」
耳元で囁かれ、全身に鳥肌が立つ。
「……うん♡」
瀬戸くんが私の上に覆い被さったまま、ゆっくりと動き始めた。
「んっ……♡」
彼の眉間に薄く皺が寄り、息を詰めるように腰を押し込んでくる。
いつも飄々とした彼が、私とのセックスに没頭している姿に胸が高鳴る。額に浮かんだ汗が頬を伝って落ちてくる。
「あっ♡……瀬戸くん……♡」
彼は私の中の一番気持ちいい場所を探るように、角度を変えながら慎重に腰を動かしている。
浅いところを擦ったかと思えば、深く突き刺す。
その緩急のある動きに翻弄され、私は枕の端をぎゅっと握りしめた。
ーーコチュッ♡
「んっ♡……そこっ……んあ゛っ♡」
瀬戸くんの熱いペニスが、ちょうどお腹側の弱点を抉ってくる。
「ここ?」
コチュッ♡コチュッ♡コチュッ♡
「んん゛っ!♡そこぉ……あ゛っ♡あ゛っ♡だめっ♡きもちっ……きもちいぃ゛っ……!♡」
彼の眉間の皺が深くなり、ますます息遣いが荒くなった。私の反応に合わせてそこばかりを執拗に攻めてくる。
「あ゛っ♡あ゛っ♡すごっ♡やぁっ♡お腹の奥までぇ……届いてるぅ♡」
彼が私の両手をそれぞれ絡め取った。いわゆる恋人繋ぎだ。汗ばんだ掌が心地よい。
「んっ……♡んちゅっ♡れろっ……♡」
キスをしながら深く打ち込まれると、ペニスの先端が子宮口にゴツンッ♡と当たるのがわかった。その圧迫感がたまらなく気持ちいい。
「もっと……キスしてぇ……♡」
甘えた声で訴えると、彼の口角が僅かに上がった。私の願い通り唇が塞がれ、深いキスが始まる。
レロォ♡レロォ♡と舌を絡め合いながらも、彼の腰使いは止まらない。コツン♡コツン♡と子宮口をノックされ、全身が溶けそうになる。
「んんっ……!♡ちゅっ……んあ゛っ!♡そこぉ゛っ!♡んむぅ゛っ♡♡……んぐぅっ♡♡♡」
キスの合間に漏れる嬌声が部屋に響く。
彼の舌が私の口腔を隅々まで舐め回し、唾液を注ぎ込む。私はそれを、喉を鳴らして飲み込んだ。
「んぐっ♡……んぐぅっ♡……んんんっ!?♡♡♡」
同時に彼のペニスがズチュンッ!♡と最奥まで突き込まれ、子宮全体が揺さぶられる感覚。
「んぐうぅっ!♡んん゛ーーーっ!!♡♡♡」
脳が痺れ、全身の筋肉が硬直する。足先までピンと伸びて、快感の波に呑み込まれた。
「んあ゛ぁっ♡はぁあっ゛♡……ああ゛っ♡ああ゛ーーーっ!!♡♡いぐいぐっ♡♡イ゛ッ……グゥゥゥッ!!♡♡♡」
結合部から愛液が飛沫となって飛び散る。絶頂の衝撃で子宮が痙攣し、彼のものを痛いほど締め上げた。
「ハァッ……♡ハァッ……♡」
瀬戸くんと恋人繋ぎをしたまま激しい絶頂の余韻に浸っていると、彼の動きが一段と激しさを増した。
「くっ……!もう……ヤバい……!」
彼が苦悶の表情を浮かべながらラストスパートをかけてくる。パンッ♡パンッ♡パンッ♡と肌同士がぶつかり合う音が響く。
「あ゛っ♡あ゛っ♡まだイッてるのにっ♡瀬戸くんっ♡せとくんっ♡♡激しすぎっ♡♡あ゛あぁっ♡♡またいっちゃうぅっ♡♡♡」
涙目で訴えかける私に、彼は荒い呼吸のまま言った。
「一緒に、イこ」
「あ゛っ♡あ゛っ♡……うんっ♡うんっ♡一緒にっ♡一緒にぃっ♡」
パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡
パンパンパンパンパンパンパンパンパン……♡♡♡
「……っ!♡く、ぅ……っ♡」
ーーパチュン゛!!♡♡♡♡♡
最後の一突きで、彼のペニスが私の一番深いところに突き刺さる。同時に膣壁が彼を包み込み、最後の痙攣を見せた。
「ーーイぐッ♡いぐうぅっ!!!♡♡♡♡♡」
二人の身体がぴったりと重なり合い、熱い吐息が混ざり合う。
「んっ……♡瀬戸く、ん……♡」
名前を呼ぶと、彼のものがドクンドクンと脈打っているのが伝わってきた。ゴム越しとはいえ、確かに彼の熱を感じる。
「……っ、……っ」
「あぅっ♡……あぅん゛♡……あうぅ゛♡」
奥に残る残滓を搾り切るかのように、瀬戸くんは射精が終わるまで何度か腰を打ち付けた。
「……ハァッ♡……ハァッ♡……」
しばらくの間、互いの呼吸だけが部屋に響いていた。
脈動が収まり、瀬戸くんがそっと私の中からペニスを抜き取る。
「……あんン゛っ♡♡♡」
抜け出ていく感覚にも感じてしまう。
「……ふー、めっちゃ出たわ」
ゴムの先端には白濁した液体が溜まっていた。
瀬戸くんがティッシュで手際よく後始末をしている間、私はぼんやりと天井を見つめていた。身体中の力が抜け、倦怠感と満足感が入り混じった不思議な感覚に包まれている。
「大丈夫か?」
瀬戸くんが心配そうに顔を覗き込んできた。汗で張り付いた前髪を指で払い除けてくれる。
「ん、平気」
しばらく経つと、火照った身体から徐々に熱が引いていくのを感じた。アルコールも抜けてきたのか、思考がクリアになってくる。
(あれ……?)
ふと冷静になると、途端に現実が押し寄せてきた。
社内恋愛禁止。二人だけの秘密。今夜だけという約束。これらが頭の中でグルグルと回り始める。
特に気になるのは……あの写真だ。
お互いの裏切り防止のために交換した「保険」。酔っていて判断能力が鈍っていたとはいえ、あんな恥ずかしい姿をスマホに収めるなんて……。
今となっては後悔しかない
「……ん?」
その時、ある疑問が湧いてきた。
(……あれ?待てよ)
「ねぇ瀬戸くん」
私は彼の顔をじっと見つめながら尋ねた。
「もし瀬戸くんが喋ったら、瀬戸くんも自分がやったことバレるよね?」
「ん?」
言いかけて気づく。保険写真を撮る意味がなくなっていることに。
瀬戸くんは一瞬キョトンとした後、小さく笑った。
「確かに」
「でもそれって……結局お互いに口止め合ってるだけで、写真は別にいらなくない?」
自分の疑問が口に出る。
「……確かに」
瀬戸くんはしばらく黙った後、ふっと肩を竦めた。
「バレたら俺もアウトだし」
「だよね!」
私はホッとした。
よかった、あんな恥ずかしい写真が残らなくて済む。
「じゃあ消そ」
「ええ~?消すの~?」
瀬戸くんはなぜか嫌がったが、私としてはあんな写真が残っているのはたまらない。
瀬戸くんにスマホを渡すと、彼は渋々な様子で操作し始めた。
「ほら、消したぞ」
画面を見せてくれた。確かに写真は消去されていた。
「ありがと」
私も自分のスマホを確認し、保存フォルダから瀬戸くんの写真を選び出す。タップしてゴミ箱マークを表示させた瞬間……
ふと手が止まった。
瀬戸くんが私を見上げている。汗で光る身体。疲れたような、セクシーな笑顔。
今日だけ。もう二度と見られないかもしれない。
スマホに映るその姿を、もう一度しっかりと目に焼き付ける。
そして、指を動かしてゴミ箱アイコンを押した。
「……よし、消した!」
「残念だな~」
瀬戸くんが芝居がかったため息をつく。私は「バッカじゃない?」と笑ってベッドサイドにスマホを置いた。
ーーーー
朝。アラームの音で目を覚ました。
窓から差し込む陽光が眩しい。
昨夜の情事の痕跡を残すように、部屋の空気が少し重い。
隣には、すやすや眠る瀬戸くんの姿。
「……あ、ヤバッ!」
慌てて時計を見る。始業まであと1時間もない。あのアラームはスヌーズだったらしい。
昨夜のアルコールが抜けきっていないせいか、身体が重い。
「瀬戸くん!起きて!遅刻する!」
揺さぶり起こすと、彼もハッとした顔で飛び起きた。
「マジか!?」
二人であたふたと支度を始める。
「俺一回帰るから、先出るな!」
「うん!」
瀬戸くんを見送ってから、私はシャワーをさっと済ませて身支度を整えた。
そして二人ともなんとか始業時間に滑り込むことができた。私たちはそれぞれのデスクに向かう。
周囲からは「珍しく二人一緒にギリギリだったね」「何かあった?」と怪訝な視線を向けられたが、
「たまたまです!」
と私は誤魔化しながら席に着いた。
ふとスマホが震える。メッセージ通知だ。
画面を確認すると、メッセージアプリに通知が来ていた。差出人はーー瀬戸くん。
“クラウドに残ってた”
短い文と共に、画像ファイルが添付されていた。
それは昨夜の写真。
私が騎乗位で彼のスマホを見つめているものだ。
「ちょっ……!」
思わず声が出そうになるのを私は必死で抑えた。再びブブッとスマホが震える。
“今ちゃんと消したからな。
昨日はお前んちで飲み直せなかったから、また近いうちに飲もう”
私は深呼吸してから返信を打ち始めた。
“週末ならいつでもいいよ”
送信ボタンを押した瞬間、スマホを伏せた。
机の下でぎゅっと拳を握りしめる。
昨日だけーーだったはずなのに。
次の機会を期待している自分がいて、あんな写真を送ってきた瀬戸くんを恨んだのだった。
--------------------
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※本作はpixivからの再録です。
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【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
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ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
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