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【ゆるネタ番外編】魔女の日常
番外編 宮廷魔女の日常 ~おや? 魔女さまの様子が~
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ゆるい日常話。
今後も不定期で投下予定。
********************************************
サフィージャには侍女がひとりついている。テュルコワーズ夫人という、少し長い名前の女性だ。
あまり喋らず、目立たないが、サフィージャの部屋に行くとたいていお茶を淹れたり、掃除をしていたり、なにか仕事をしている。
クァイツがサフィージャの部屋から帰ろうと、部屋を出たところで、その侍女が追いかけてきた。
「王太子さま、明日もおいでになりますか?」
「ええ」
「いつごろお越しになりますの?」
「昼過ぎでしょうか」
「では、六時課の鐘が鳴るころ、ちょうどにいらっしゃいませ」
クァイツは不思議に思った。
彼女は出しゃばらないので、いつ頃来るのかなど、詮索してくることがまずない。
明日に限って時間を指定してくるのはなぜなのだろう。
「何かあるんですか?」
「ええ。いいものがご覧になれますわ」
テュルコワーズ夫人はにこにこと言う。
「最近、サフィージャさまがすごくお悩みになっていることがございますの。それがもう、本当におかわいらしくて。ぜひ王太子さまにもお聞かせしてさしあげとう存じますわ。サフィージャさまに気づかれないよう、なるべくこっそりといらしてくださいまし」
クァイツはちょっと返事に困った。
「……盗み聞きはよくないのでは……」
「お叱りならあとでいかようにもお受けいたしますわ」
夫人はからころと笑う。
強い。
彼女、普段は使用人に徹しているので気づかせないが、結構いい性格である。
主人に黙ってそれはどうなのだろう。
そう思いつつ、サフィージャがかわいいという話に興味をそそられた。
彼女はだいたいいつでもかわいいが、テュルコワーズ夫人もサフィージャをかわいい生き物として愛でているようなところがあり、その夫人がかわいいというときはもう間違いなく本当にかわいい。
行くしかないだろう。
それもこれもサフィージャがかわいいのが悪い。
――というわけで次の日の六時課。
鐘が鳴る少し前にサフィージャの部屋にいくと、おひるごはんの準備をしている夫人とばったりでくわした。
夫人は「しー」と、身振りで静かにするよう示して、サフィージャの私室に消えていく。
その後ろからこっそりついていって、死角からそっと中をのぞいた。
「サフィージャさま、いちどご休憩なさいませ」
お昼のパン粥のトレイを受け取って、サフィージャは背伸びをした。
「はぁ。はかどらないなあ」
「あら、今日もですの?」
「うん。ここのところはさっぱりだ」
ぼやくサフィージャの話をテュルコワーズ夫人がにこにこと聞き流している。
サフィージャは侍女を信頼しているようで、あまり警戒せずに、思ったことをそのまま口にしていた。
「……そろそろ、あいつが来るかなあ」
盗み聞きをしているクァイツはドキリとした。
あいつというのは、おそらく自分のことにちがいない。
「あら、いいですわねえ」
「よ、よくない。あいつが来る前に終わらせようと思ってたんだ。いると全然はかどらないからな」
――私は邪魔でしたか。
ちょっとむっとしながら、そう思う。
「あいつがいると気が散ってしょうがない」
「王太子さまは素敵な方ですものねえ」
にこにこしながらテュルコワーズ夫人が言う。
サフィージャは、ちょっと考えてから、
「……うん」
小さくうなずいた。
聞き間違いかと思った。
「い、いたらほら、……見ちゃうだろ?」
サフィージャがごにょごにょと何か言っている。
彼女は取り乱すとすぐにどもるので、たぶん今も取り乱している。
何が言いたいのかよく分からないサフィージャのつぶやきを、テュルコワーズ夫人はにこにこしながら拾い上げた。
「素敵ですものね」
「そ、そうだろ!? かっこいいなーって思ったら見ちゃうだろ!? そんで、全然集中できないんだ! なんなんだあいつは!?」
褒められている……んでしょうか。
クァイツは首をかしげざるをえない。
なぜそこでキレるのだろう。意味が分からない。
「まあ、サフィージャさま、なにか王太子さまにご不満などがおありですの?」
「ないよ! ぜんっぜんない! あいつはいつ見てもかっこいいうえにあざといんだ! ほんとになんなんだあいつは!?」
……なんなんでしょうね。
「昨日なんかな、昨日なんか、『最近気温が暖かくなってきたのは春の女神があなたから美しさを盗んだからでしょうね』って言いやがったんだぞ!? 女神だぞ女神! あいつの例え話の私はどこまで行くんだ! そろそろ宇宙規模になるんじゃないのか!?」
「まあ、サフィージャさまったら」
「いったいどんな美女なんだ! 私も見てみたいぞ! 春の女神から美しさを盗まれる女!!」
「それだけサフィージャさまがお好きなのですわ」
そうだそうだ。
クァイツがやさぐれた気持ちで夫人に同意すると、彼女は両手で顔をおさえたまま、プルプルした。
「だからってあんな……あんなの……ずるいだろ? どう考えてもおかしいのに、あいつにこう手を握られて、じーっとみられながら言われると……なんか……なんかそんな気分になってくるんだ! 春の女神気分だぞ!? 私はどれほどの者なんだ!! 神か!! 思い上がるな!!」
サフィージャがじたばたしている。
あいかわらず何を言っているのか意味不明の彼女の発言を、テュルコワーズ夫人はこともなげに通訳してみせる。
「とってもうれしかったのですわね、サフィージャさま」
「…………………はい……」
喜んでいた。
危なかった。
あまりにも支離滅裂なので、そんなに嫌だったのかと思うところだった。
「う、うれしいけど、うれしいけど、は、恥ずかしくて……それで、昨日も、つい、『馬鹿野郎』って言っちゃったんだ……」
消え入りそうな声でサフィージャが言う。
その姿があまりにもかわいいので、クァイツは口元に手をやった。
いま噴きだしたりしたら気づかれてしまう。
声を立てないように気を付けながらニヤニヤしていると、テュルコワーズ夫人がサフィージャに合いの手を入れる。
「まあ、サフィージャさま、もう言わないって意気込んでらしたのに……」
「そ、そうなんだ……また言ってしまったんだ……」
おっと。
もしかして、このあたりが夫人のいう「おかわいらしい悩み」とやらだろうか。
現時点でもうだいぶかわいいが、さらにこの先もあるのか。
「褒められて、うれしかったんなら、ちゃんとそう言えばいいんだ。なのに私はいつも、は、恥ずかしくて、ぜんぜん言えないんだ……」
サフィージャが頭をかかえてプルプルしている。
なんだあのかわいい生き物。
捕まえたい。
今すぐ捕獲してなでくりまわしたい。
サフィージャがあんなにかわいいことを考えていたとは知らなかった。
彼女はクァイツが褒めそやすといつも嫌そうなので、近頃は照れ隠しなのか、本気で嫌がってるのか、どちらか見分けがつかなくなってきているところだった。
やっぱりあれは照れ隠しだったのか。
そう思うと、クァイツとしても胸をなでおろしたい気分だった。
「私は、ふつうに、話とか、するだけでも、けっこう、満足なんだけど……あいつが色々してくれるから、身がもたなくて……うれしいから困るっていうか……照れてしまって、何にも言えなくなるんだ……」
サフィージャは途方に暮れたように言葉を続ける。
「私は、いつも気の利いた返しがなにもできなくて、きっとつまらない女だと思われてる……」
何を言っているのだろう。
そのうろたえているところが最高なのに。
「そんなことはありませんわ。きっと王太子さまは、飾らないそのままのサフィージャさまがお好きなのでございます」
「……そうかな」
話が終わって、テュルコワーズ夫人が食事をするサフィージャの前から下がり、クァイツの控えている部屋まで戻ってきた。
彼女と示し合わせて、廊下まで出る。
「……いかがでしたか?」
「ええと……おどろきました」
夫人は朗らかに笑った。
「もう本当におかわいらしいったら。わたくしは毎日たのしくお仕え申しあげておりますのよ」
夫人は「では野暮用があるので失礼」と優雅に一礼した。
「ああ、そうそう。わたくし、本日は知人のところに参ります。明日の朝まで戻りませんわ。サフィージャさまにもよろしくお伝えくださいまし」
どうぞおふたりで仲良くしてくださいましね。
そういいたげにクァイツにほほえみかけて、夫人は去っていった。
……さて。
せっかく気を利かせてくれたのだから、行かねばならないだろう。
まずはサフィージャを褒めそやす。
うろたえていても手加減はしない。
彼女がいっぱいいっぱいになって、また悪態をついてしまったら、そのときは全然気にしていないと言ってあげよう。
きっともっとかわいい反応が見られるに違いない。
――わくわくしながら、クァイツはサフィージャの部屋に戻った。
今後も不定期で投下予定。
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サフィージャには侍女がひとりついている。テュルコワーズ夫人という、少し長い名前の女性だ。
あまり喋らず、目立たないが、サフィージャの部屋に行くとたいていお茶を淹れたり、掃除をしていたり、なにか仕事をしている。
クァイツがサフィージャの部屋から帰ろうと、部屋を出たところで、その侍女が追いかけてきた。
「王太子さま、明日もおいでになりますか?」
「ええ」
「いつごろお越しになりますの?」
「昼過ぎでしょうか」
「では、六時課の鐘が鳴るころ、ちょうどにいらっしゃいませ」
クァイツは不思議に思った。
彼女は出しゃばらないので、いつ頃来るのかなど、詮索してくることがまずない。
明日に限って時間を指定してくるのはなぜなのだろう。
「何かあるんですか?」
「ええ。いいものがご覧になれますわ」
テュルコワーズ夫人はにこにこと言う。
「最近、サフィージャさまがすごくお悩みになっていることがございますの。それがもう、本当におかわいらしくて。ぜひ王太子さまにもお聞かせしてさしあげとう存じますわ。サフィージャさまに気づかれないよう、なるべくこっそりといらしてくださいまし」
クァイツはちょっと返事に困った。
「……盗み聞きはよくないのでは……」
「お叱りならあとでいかようにもお受けいたしますわ」
夫人はからころと笑う。
強い。
彼女、普段は使用人に徹しているので気づかせないが、結構いい性格である。
主人に黙ってそれはどうなのだろう。
そう思いつつ、サフィージャがかわいいという話に興味をそそられた。
彼女はだいたいいつでもかわいいが、テュルコワーズ夫人もサフィージャをかわいい生き物として愛でているようなところがあり、その夫人がかわいいというときはもう間違いなく本当にかわいい。
行くしかないだろう。
それもこれもサフィージャがかわいいのが悪い。
――というわけで次の日の六時課。
鐘が鳴る少し前にサフィージャの部屋にいくと、おひるごはんの準備をしている夫人とばったりでくわした。
夫人は「しー」と、身振りで静かにするよう示して、サフィージャの私室に消えていく。
その後ろからこっそりついていって、死角からそっと中をのぞいた。
「サフィージャさま、いちどご休憩なさいませ」
お昼のパン粥のトレイを受け取って、サフィージャは背伸びをした。
「はぁ。はかどらないなあ」
「あら、今日もですの?」
「うん。ここのところはさっぱりだ」
ぼやくサフィージャの話をテュルコワーズ夫人がにこにこと聞き流している。
サフィージャは侍女を信頼しているようで、あまり警戒せずに、思ったことをそのまま口にしていた。
「……そろそろ、あいつが来るかなあ」
盗み聞きをしているクァイツはドキリとした。
あいつというのは、おそらく自分のことにちがいない。
「あら、いいですわねえ」
「よ、よくない。あいつが来る前に終わらせようと思ってたんだ。いると全然はかどらないからな」
――私は邪魔でしたか。
ちょっとむっとしながら、そう思う。
「あいつがいると気が散ってしょうがない」
「王太子さまは素敵な方ですものねえ」
にこにこしながらテュルコワーズ夫人が言う。
サフィージャは、ちょっと考えてから、
「……うん」
小さくうなずいた。
聞き間違いかと思った。
「い、いたらほら、……見ちゃうだろ?」
サフィージャがごにょごにょと何か言っている。
彼女は取り乱すとすぐにどもるので、たぶん今も取り乱している。
何が言いたいのかよく分からないサフィージャのつぶやきを、テュルコワーズ夫人はにこにこしながら拾い上げた。
「素敵ですものね」
「そ、そうだろ!? かっこいいなーって思ったら見ちゃうだろ!? そんで、全然集中できないんだ! なんなんだあいつは!?」
褒められている……んでしょうか。
クァイツは首をかしげざるをえない。
なぜそこでキレるのだろう。意味が分からない。
「まあ、サフィージャさま、なにか王太子さまにご不満などがおありですの?」
「ないよ! ぜんっぜんない! あいつはいつ見てもかっこいいうえにあざといんだ! ほんとになんなんだあいつは!?」
……なんなんでしょうね。
「昨日なんかな、昨日なんか、『最近気温が暖かくなってきたのは春の女神があなたから美しさを盗んだからでしょうね』って言いやがったんだぞ!? 女神だぞ女神! あいつの例え話の私はどこまで行くんだ! そろそろ宇宙規模になるんじゃないのか!?」
「まあ、サフィージャさまったら」
「いったいどんな美女なんだ! 私も見てみたいぞ! 春の女神から美しさを盗まれる女!!」
「それだけサフィージャさまがお好きなのですわ」
そうだそうだ。
クァイツがやさぐれた気持ちで夫人に同意すると、彼女は両手で顔をおさえたまま、プルプルした。
「だからってあんな……あんなの……ずるいだろ? どう考えてもおかしいのに、あいつにこう手を握られて、じーっとみられながら言われると……なんか……なんかそんな気分になってくるんだ! 春の女神気分だぞ!? 私はどれほどの者なんだ!! 神か!! 思い上がるな!!」
サフィージャがじたばたしている。
あいかわらず何を言っているのか意味不明の彼女の発言を、テュルコワーズ夫人はこともなげに通訳してみせる。
「とってもうれしかったのですわね、サフィージャさま」
「…………………はい……」
喜んでいた。
危なかった。
あまりにも支離滅裂なので、そんなに嫌だったのかと思うところだった。
「う、うれしいけど、うれしいけど、は、恥ずかしくて……それで、昨日も、つい、『馬鹿野郎』って言っちゃったんだ……」
消え入りそうな声でサフィージャが言う。
その姿があまりにもかわいいので、クァイツは口元に手をやった。
いま噴きだしたりしたら気づかれてしまう。
声を立てないように気を付けながらニヤニヤしていると、テュルコワーズ夫人がサフィージャに合いの手を入れる。
「まあ、サフィージャさま、もう言わないって意気込んでらしたのに……」
「そ、そうなんだ……また言ってしまったんだ……」
おっと。
もしかして、このあたりが夫人のいう「おかわいらしい悩み」とやらだろうか。
現時点でもうだいぶかわいいが、さらにこの先もあるのか。
「褒められて、うれしかったんなら、ちゃんとそう言えばいいんだ。なのに私はいつも、は、恥ずかしくて、ぜんぜん言えないんだ……」
サフィージャが頭をかかえてプルプルしている。
なんだあのかわいい生き物。
捕まえたい。
今すぐ捕獲してなでくりまわしたい。
サフィージャがあんなにかわいいことを考えていたとは知らなかった。
彼女はクァイツが褒めそやすといつも嫌そうなので、近頃は照れ隠しなのか、本気で嫌がってるのか、どちらか見分けがつかなくなってきているところだった。
やっぱりあれは照れ隠しだったのか。
そう思うと、クァイツとしても胸をなでおろしたい気分だった。
「私は、ふつうに、話とか、するだけでも、けっこう、満足なんだけど……あいつが色々してくれるから、身がもたなくて……うれしいから困るっていうか……照れてしまって、何にも言えなくなるんだ……」
サフィージャは途方に暮れたように言葉を続ける。
「私は、いつも気の利いた返しがなにもできなくて、きっとつまらない女だと思われてる……」
何を言っているのだろう。
そのうろたえているところが最高なのに。
「そんなことはありませんわ。きっと王太子さまは、飾らないそのままのサフィージャさまがお好きなのでございます」
「……そうかな」
話が終わって、テュルコワーズ夫人が食事をするサフィージャの前から下がり、クァイツの控えている部屋まで戻ってきた。
彼女と示し合わせて、廊下まで出る。
「……いかがでしたか?」
「ええと……おどろきました」
夫人は朗らかに笑った。
「もう本当におかわいらしいったら。わたくしは毎日たのしくお仕え申しあげておりますのよ」
夫人は「では野暮用があるので失礼」と優雅に一礼した。
「ああ、そうそう。わたくし、本日は知人のところに参ります。明日の朝まで戻りませんわ。サフィージャさまにもよろしくお伝えくださいまし」
どうぞおふたりで仲良くしてくださいましね。
そういいたげにクァイツにほほえみかけて、夫人は去っていった。
……さて。
せっかく気を利かせてくれたのだから、行かねばならないだろう。
まずはサフィージャを褒めそやす。
うろたえていても手加減はしない。
彼女がいっぱいいっぱいになって、また悪態をついてしまったら、そのときは全然気にしていないと言ってあげよう。
きっともっとかわいい反応が見られるに違いない。
――わくわくしながら、クァイツはサフィージャの部屋に戻った。
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