愛をしらない番を愛したい竜〜竜は番を自分色に染めたい〜

kimagure ya

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目覚め…

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セピアから届いた小瓶は無事ラックスの花に効果があった。

 そこから 薬が作られ、早速投薬されたが 1週間たってもリリーラが目覚める気配がなかった。


リリーラがこの部屋にきて3週間経った。
アッシュはほとんどリリーラから離れなかったが 客人が来たとエイラーに呼ばれ 渋々部屋から出ていった。
 

 パタンとドアが閉まった音に驚いたように リリーラの白いまつげがピクピクと揺れた。 

 まつげからはじまり 唇 指先がピクピク動く。

 最後にゆっくりとリリーラの目が開いた。

 久々に目を開けたので 明るい室内が眩しく見える。
 眩しそうに目を開けたり閉じたりして しばらくすると目を大きく見開いた。

「ここは…」
 掠れた声をだし、ふらつく体を手で支えながら ゆっくり上体を起こした。

 見覚えのない、部屋。

 広いその部屋は 真っ白な家具で統一されているが 所々に色とりどりの花が飾らせていて、優しい雰囲気が感じられた。

 リリーラのベッドのそばには白い大きな、椅子が置かれてあった。

  
 リリーラはその部屋を見渡しながら、頭の中の整理をする。
 いつも頭の中が霞がかかったように ぼんやりしていた。
 久しぶりにすっきりした頭になぜか戸惑いを感じる。
 頭を抑え、自分の状況を整理しようとするが 全く分からなかった。



 ここがどこかすらも分からず、どうやってきたかも なぜ自分がベッドに寝ていたのかもおぼえていなかった。


リリーラが混乱して 頭を抑えている中、ドアが控えめにトントンと叩かれた。

 リリーラは驚いて ビクッと体を動かし、ノックに応えて良いか 咄嗟のことに判断がつかなかった。


 リリーラが慌てる中、ドアが開かれた。
 

♫♪♫♪♫♪♫♪♫♪♫♪♫♪♫♪♫♪♫♪♫
今日は22時に後一話UP予定です

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