11 / 20
11 階級って何でしょうか?
しおりを挟む
グゴゴゴゴゴーッ!!
巨大な壁が迫って来ます。
壁に見えますが、キャサリンさんによるとこの壁は巨人ということです。
『ちょっと!タツキチ!
実験って何するつもり!?』
エレノアさんが叫びます。
「あの巨人を消すんじゃなくて、止めてみようかと思います。
なんかこう、魔物を操れたりできるといいんじゃないかなぁと」
僕はキャサリンさんには聞こえない様に、エレノアさんに小声で言います。
『ダメよ!やめて!タツキチ!!
忘れちゃったの!?』
「え?」
『私たちはこの国の様子を見に来ただけなのよ!
これ以上、干渉してはいけないわ!』
「だけど、もう魔物をいっぱい消したし・・・」
『あれは仕方のない事よ!緊急事態だったのよ!
だからもうこれ以上は消しちゃダメ!!
本来ならこれは勇者のやることなのよ!!』
そんなこと言われてもですね。
今も結構な感じで緊急事態だと思うんですよ。
だってこの巨人というか壁、こっちに迫って来てますよ。
どうしましょう?
消しちゃダメなら・・・
逃げますか?
そうですね、逃げましょう。
「おいッ!!お前たち!!」
ふいに叫び声がこだまします。
僕たちは声の方を見ます。
「何してるお前たち!!死にたいのか!!
ほらッ!早く逃げるんだッ!!」
赤いマントのハンサムな男が僕たちを指差して大声で叫びます。
僕たちは迫りくる壁から逃げます。
「よっしゃ!後はオレに任せろ!!」
赤いマントのハンサムな男が、迫りくる壁の前にスクッと立ちます。
グゴゴゴゴゴーー!!!
ハンサムな男に壁が迫ります。
ハンサムな男は壁に向かって中腰になり右手を突き出します。
「うおりゃぁぁあ!行けぇぇええ!!
ワンダフル・ファイヤーストーーム!!」
ハンサムな男が叫ぶと、右手から小さな弱々しい火の玉がポッと現れます。
ん?
何アレ?
小さな火の玉は、ゆっくりと移動して巨大な壁に触れるとスッと消えました。
は?
シャボン玉みたいに消えましたよ。
あの火の玉、全然ダメですよ。
「とりゃぁああ!!」
再びハンサムな男が叫びます。
「ワンダフル・ファイヤーストーーム!!」
やはり同じように小さな弱々しい火の玉が壁に当たって消えます。
グゴゴゴゴゴーー!!!
ハンサムな男に壁が迫ります。
「ダメだわ!あの人!!
このままじゃ潰されちゃう!」
キャサリンさんが叫びます。
『タツキチ!!』
エレノアさんが僕を見ます。
『聞いて!タツキチ!!
あの男の人の技に合わせてあなたが巨人を消すのよ!』
エレノアさんがハンサムな男を指差す。
え?
『いいから早く!タイミングを合わせて巨人を消して!!』
なるほど。
そうですね。
あのハンサムな男の魔法に合わせて僕が巨人を消せば、あの男が消したようになりますね。
そうすれば僕は干渉してないことになりますよね。
「おりゃ!!まだまだ!!」
ハンサムな男は右手を戻し叫びます。
「オレの魔力はこんなものではないぞ!!
ワンダフル!ファイヤーストーーム!!」
ハンサムな男が右手を突き出すと、小さな火の玉がゆっくりと壁に向かっていきます。
火の玉が壁に当たる寸前に、僕は目をとじて心の中でつぶやきます。
巨人よ消えろ。
エレノア・・・
これはエレノアさんからの要望なのです。
そしてハンサムな男を救うためです。
仕方のないことなのです。
ビシューーッ!!!
何かを引き裂くような凄まじい音がしました。
僕は目を開けます。
「き・・・消えた、わ・・・」
キャサリンさんが愕然とした表情でつぶやきます。
僕が巨人を消したのですが、キャサリンさんはハンサムな男が消したと思っているようです。
エレノアさんを見ると、よくやった、という顔で小さくうなずきます。
ハンサムな男は、右手を突き出したまま少しビックリした顔で、迫りくる壁があった場所を見つめています。
そりゃそうでしょう。
あんな火の玉で巨人が消えるわけないのですから。
ハンサムな男は、僕たちを確認し「大丈夫か!お前たち!!これでもう安心だ!」と叫び近寄ってきます。
もしかしてこの人は、本当に自分の魔法で消したと思っているのでしょうか?
「だ、大丈夫・・・です」
キャサリンさんが呟きます。
「おい!お前たち!オレがいなかったら、ひとたまりもなかったぞ!!
いったいこんな所で何してるんだ!?」
ハンサムな男が聞いてきます。
「私たちは、穴から落ちて・・・」
キャサリンさんが答えます。
「穴から?
てことは空間移動か?」
「はい、たぶんそうだと思います」
空間移動?
あの穴からの移動はそう呼ぶのですね。
「どこの穴からだ?」
「ガイスト鉱山の入り口です」
「ガイスト鉱山?聞いたことないな・・・」
「あなたは、どこから来たのですか?」
キャサリンさんが赤いマントのハンサムな男に聞きます。
「オレは、タップ村の外れにある洞窟からだ」
「タップ村・・・聞いたことありませんね・・・」
「とにかくココは危険だ。
お前たちのようなシロウトが来る場所じゃない!
オレが外まで送ろう!一緒について来い!」
「ありがとうございます」
キャサリンさんがお礼を言います。
「どうも。ありがとうございます」
僕もお礼を言います。
ここで初めて僕はハンサムな男と目が合います。
本当にハンサムな男です。
「では行くぞ!」
ハンサムな男は歩きはじめると、前を向いたまま聞いてきます。
「お前たち。
名は何と言う?」
「私の名前はキャサリンです」
「僕はタツキチです」
「キャサリンに、タツキチか・・・
オレの名はヤッカイ。
M級冒険者だ」
「M級?」
キャサリンさんが眉をひそめます。
「そうだM級だ」
「私はE級までしか聞いたことありませんが・・・
そんな階級があるんですね?
S級よりも上なんですか?」
キャサリンさんがたずねます。
「組合によると特別な階級らしい。
めったに居ないそうだ」
「そうなんですね・・・」
キャサリンさんはどこか納得できない様子です。
話しの流れからすると、冒険者の階級はE級まであって、ヤッカイさんはM級ということ。
A級から順番にいくと、M級はそうとう下という事になります。
だけど、S級とかいうAより上の階級もあるとするなら、M級はどの辺りなのでしょう?
というかこの人、さっきの魔法から判断すると、明らかに下の階級なのは間違いないでしょう。
E級が初心者なら、M級はとてつもない初心者ということになります。
「ところでお前たちはガイスト鉱山という所に何をしに行ってたんだ?」
「実は・・・」
キャサリンさんが経緯を説明します。
----- 説明終了 -----
「そうか・・・
それは厄介だな」
ヤッカイさんがつぶやきます。
「よし!ならばオレが手を貸してやろう!
その、モンスターセルエッグを一緒に探してやろう!」
「え?いいんですか?」
僕がヤッカイさんに聞きます。
「その代わり、お前たちがもらったオプシタイトの半分が報酬だ!どうだ?」
僕がエレノアさんを見ます。
エレノアさんがうなずきます。
オプシタイトの塊は半分あれば十分ということなのでしょう。
「お願いします」
僕がそう言うとヤッカイさんが右手を出すので握手します。
「契約成立だ」
ヤッカイさんがハンサムにほほ笑みます。
「で、そのモンスターセルエッグはドコにあるのだ?」
「ガイスト鉱山です」
エレノアさんが答えます。
「ガイスト鉱山はどこにあるのだ?」
「わかりません。
ガイスト鉱山の入り口から入ったらココに出ましたので・・・」
「そうか・・・」
ヤッカイさんが困った顔でうつむきます。
「それは厄介だな・・・」
ヤッカイさんがつぶやきます。
ああ・・・
僕たちはどうなるのでしょうか・・・
巨大な壁が迫って来ます。
壁に見えますが、キャサリンさんによるとこの壁は巨人ということです。
『ちょっと!タツキチ!
実験って何するつもり!?』
エレノアさんが叫びます。
「あの巨人を消すんじゃなくて、止めてみようかと思います。
なんかこう、魔物を操れたりできるといいんじゃないかなぁと」
僕はキャサリンさんには聞こえない様に、エレノアさんに小声で言います。
『ダメよ!やめて!タツキチ!!
忘れちゃったの!?』
「え?」
『私たちはこの国の様子を見に来ただけなのよ!
これ以上、干渉してはいけないわ!』
「だけど、もう魔物をいっぱい消したし・・・」
『あれは仕方のない事よ!緊急事態だったのよ!
だからもうこれ以上は消しちゃダメ!!
本来ならこれは勇者のやることなのよ!!』
そんなこと言われてもですね。
今も結構な感じで緊急事態だと思うんですよ。
だってこの巨人というか壁、こっちに迫って来てますよ。
どうしましょう?
消しちゃダメなら・・・
逃げますか?
そうですね、逃げましょう。
「おいッ!!お前たち!!」
ふいに叫び声がこだまします。
僕たちは声の方を見ます。
「何してるお前たち!!死にたいのか!!
ほらッ!早く逃げるんだッ!!」
赤いマントのハンサムな男が僕たちを指差して大声で叫びます。
僕たちは迫りくる壁から逃げます。
「よっしゃ!後はオレに任せろ!!」
赤いマントのハンサムな男が、迫りくる壁の前にスクッと立ちます。
グゴゴゴゴゴーー!!!
ハンサムな男に壁が迫ります。
ハンサムな男は壁に向かって中腰になり右手を突き出します。
「うおりゃぁぁあ!行けぇぇええ!!
ワンダフル・ファイヤーストーーム!!」
ハンサムな男が叫ぶと、右手から小さな弱々しい火の玉がポッと現れます。
ん?
何アレ?
小さな火の玉は、ゆっくりと移動して巨大な壁に触れるとスッと消えました。
は?
シャボン玉みたいに消えましたよ。
あの火の玉、全然ダメですよ。
「とりゃぁああ!!」
再びハンサムな男が叫びます。
「ワンダフル・ファイヤーストーーム!!」
やはり同じように小さな弱々しい火の玉が壁に当たって消えます。
グゴゴゴゴゴーー!!!
ハンサムな男に壁が迫ります。
「ダメだわ!あの人!!
このままじゃ潰されちゃう!」
キャサリンさんが叫びます。
『タツキチ!!』
エレノアさんが僕を見ます。
『聞いて!タツキチ!!
あの男の人の技に合わせてあなたが巨人を消すのよ!』
エレノアさんがハンサムな男を指差す。
え?
『いいから早く!タイミングを合わせて巨人を消して!!』
なるほど。
そうですね。
あのハンサムな男の魔法に合わせて僕が巨人を消せば、あの男が消したようになりますね。
そうすれば僕は干渉してないことになりますよね。
「おりゃ!!まだまだ!!」
ハンサムな男は右手を戻し叫びます。
「オレの魔力はこんなものではないぞ!!
ワンダフル!ファイヤーストーーム!!」
ハンサムな男が右手を突き出すと、小さな火の玉がゆっくりと壁に向かっていきます。
火の玉が壁に当たる寸前に、僕は目をとじて心の中でつぶやきます。
巨人よ消えろ。
エレノア・・・
これはエレノアさんからの要望なのです。
そしてハンサムな男を救うためです。
仕方のないことなのです。
ビシューーッ!!!
何かを引き裂くような凄まじい音がしました。
僕は目を開けます。
「き・・・消えた、わ・・・」
キャサリンさんが愕然とした表情でつぶやきます。
僕が巨人を消したのですが、キャサリンさんはハンサムな男が消したと思っているようです。
エレノアさんを見ると、よくやった、という顔で小さくうなずきます。
ハンサムな男は、右手を突き出したまま少しビックリした顔で、迫りくる壁があった場所を見つめています。
そりゃそうでしょう。
あんな火の玉で巨人が消えるわけないのですから。
ハンサムな男は、僕たちを確認し「大丈夫か!お前たち!!これでもう安心だ!」と叫び近寄ってきます。
もしかしてこの人は、本当に自分の魔法で消したと思っているのでしょうか?
「だ、大丈夫・・・です」
キャサリンさんが呟きます。
「おい!お前たち!オレがいなかったら、ひとたまりもなかったぞ!!
いったいこんな所で何してるんだ!?」
ハンサムな男が聞いてきます。
「私たちは、穴から落ちて・・・」
キャサリンさんが答えます。
「穴から?
てことは空間移動か?」
「はい、たぶんそうだと思います」
空間移動?
あの穴からの移動はそう呼ぶのですね。
「どこの穴からだ?」
「ガイスト鉱山の入り口です」
「ガイスト鉱山?聞いたことないな・・・」
「あなたは、どこから来たのですか?」
キャサリンさんが赤いマントのハンサムな男に聞きます。
「オレは、タップ村の外れにある洞窟からだ」
「タップ村・・・聞いたことありませんね・・・」
「とにかくココは危険だ。
お前たちのようなシロウトが来る場所じゃない!
オレが外まで送ろう!一緒について来い!」
「ありがとうございます」
キャサリンさんがお礼を言います。
「どうも。ありがとうございます」
僕もお礼を言います。
ここで初めて僕はハンサムな男と目が合います。
本当にハンサムな男です。
「では行くぞ!」
ハンサムな男は歩きはじめると、前を向いたまま聞いてきます。
「お前たち。
名は何と言う?」
「私の名前はキャサリンです」
「僕はタツキチです」
「キャサリンに、タツキチか・・・
オレの名はヤッカイ。
M級冒険者だ」
「M級?」
キャサリンさんが眉をひそめます。
「そうだM級だ」
「私はE級までしか聞いたことありませんが・・・
そんな階級があるんですね?
S級よりも上なんですか?」
キャサリンさんがたずねます。
「組合によると特別な階級らしい。
めったに居ないそうだ」
「そうなんですね・・・」
キャサリンさんはどこか納得できない様子です。
話しの流れからすると、冒険者の階級はE級まであって、ヤッカイさんはM級ということ。
A級から順番にいくと、M級はそうとう下という事になります。
だけど、S級とかいうAより上の階級もあるとするなら、M級はどの辺りなのでしょう?
というかこの人、さっきの魔法から判断すると、明らかに下の階級なのは間違いないでしょう。
E級が初心者なら、M級はとてつもない初心者ということになります。
「ところでお前たちはガイスト鉱山という所に何をしに行ってたんだ?」
「実は・・・」
キャサリンさんが経緯を説明します。
----- 説明終了 -----
「そうか・・・
それは厄介だな」
ヤッカイさんがつぶやきます。
「よし!ならばオレが手を貸してやろう!
その、モンスターセルエッグを一緒に探してやろう!」
「え?いいんですか?」
僕がヤッカイさんに聞きます。
「その代わり、お前たちがもらったオプシタイトの半分が報酬だ!どうだ?」
僕がエレノアさんを見ます。
エレノアさんがうなずきます。
オプシタイトの塊は半分あれば十分ということなのでしょう。
「お願いします」
僕がそう言うとヤッカイさんが右手を出すので握手します。
「契約成立だ」
ヤッカイさんがハンサムにほほ笑みます。
「で、そのモンスターセルエッグはドコにあるのだ?」
「ガイスト鉱山です」
エレノアさんが答えます。
「ガイスト鉱山はどこにあるのだ?」
「わかりません。
ガイスト鉱山の入り口から入ったらココに出ましたので・・・」
「そうか・・・」
ヤッカイさんが困った顔でうつむきます。
「それは厄介だな・・・」
ヤッカイさんがつぶやきます。
ああ・・・
僕たちはどうなるのでしょうか・・・
0
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
※他サイトでも掲載しています
※ちょいちょい手直ししていってます
2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~
しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、
魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、
さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。
目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。
幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。
十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。
その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる