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08 卵って何でしょうか?
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僕を取り囲むアマゾネスたちがジリジリと近づいてきます。
「どうすんの!タツキチ!」
エレノアさんが叫びます。
「どうすんのって言われましてもですね・・・」
「何かないの!ここから逃げる方法とか!」
そんな簡単に言われても・・・
このアマゾネスたちを消さずに済む方法・・・
ま、とりあえず何かやってみるしかありませんね。
「あの~・・・」
僕がゆっくり右手を挙げます。
学校の授業中、先生に、トイレ行っていいですか?の感じで、右手を挙げます。
「待て!お前たち!」
クイーンとかいう女の人が、僕に近寄ってくるアマゾネスたちに叫びます。
アマゾネスたちの動きが止まります。
「あのですね・・・」
「何だ!?」
クイーンが僕に聞きます。
「取り引きをしませんか?」
「取り引き?」
「はい」
「どんな?」
「僕、実は今、このフロアに居る全員を人質にしています」
「は?」
「いや、あの~だから、
あなたも含めて全員が人質です」
「だから、何を言っている?」
「僕、あなた達を一瞬で消せます」
「は?」
「一瞬で消せるんですよ。僕。
あなたたちが、僕に触れる前に、スッって」
僕は、横に小さく手刀を切るジェスチャーをします。
「・・・・・」
「わかります?」
「・・・・・」
「さっき、外の魔物を全部消しました。
知ってますよね?」
「ああ・・・」
「ですので、誰も消さない代わりに、あなたに村長さんと会ってほしいんです」
「なぜ?」
「そういう依頼ですので」
「依頼?
ジジイからのか?」
「はい」
「・・・・・」
「どうです?」
「じゃあ、アタイの依頼も聞いてくれたら、クソジジイと会ってやってもいいゾ!」
「え?」
何でそうなるのでしょうか?
「どうする?」
クイーンが僕に聞きます。
何ですか?この変な駆け引きは・・・
でも、アマゾネスたちを消すのはダメだとエレノアさんが言っているので、この話の流れに乗るしかなさそうです。
だったら、
「何くれます?」
「くれる?報酬ってことか?」
「はい。
依頼を受けると何をくれますか?」
「・・・ジジイは、お前に何をやるって言ったんだ?」
「えっと・・・
何でしたっけ?」
僕が隣のエレノアさんに聞くと、
「オプシタイトよ」
とエレノアさんが答えます。
「お前、さっきから時々、誰と話してる?」
「あ、気にしないでください。
独り言みたいなものですから。
あ、村長さんは、オプシタイトのかけらをくれるそうです」
「かけら?・・・
それじゃ、アタシはカタマリをくれてやろう!
オプシタイトのでっかいカタマリだ!
それでどうだ!?」
「か!塊!タツキチ!受けるのよ!
依頼を受けるのよ!」
エレノアさんが興奮しております。
ちょっと飛び跳ねたりしております。
「いいですよ。
引き受けます」
「何だお前、依頼の内容も聞かずに受けるのか?」
もうね、エレノアさんが喜んでいるので内容なんかどうでもいいんですよ。僕はね。
でも一応、聞きます。
「どういう依頼ですか?」
「お前が消した魔物だ。
あの魔物たちを全部返してくれたら、オプシタイトのカタマリをやろう」
「それは無理ですね」
「何で?」
「だって消えちゃってますからね。
無理でしょ?」
「だったら、モンスターセルエッグを取ってこい!」
「ん?モンスター、何?」
「セルエッグだ!
魔物を生み出す卵型の宝石のことだ!
それがあれば、お前が消した数の魔物が生み出せる」
「その宝石は、どこにあるんですか?」
「ここから南西にある、ガイスト鉱山だ。
今すぐ取ってこい!」
クイーンが半笑いで言います。
「わかりました」
「え!?行くのか?」
クイーンが驚いています。
「行くのかって、あなたが行けって言ったんでしょ?」
「ああ」
何ですかこの人。
でも行くのはいいのですが、鉱山って山ですよね?
時間かかりますよね?
たぶんお腹も空きますよね?
「あの~、何かお弁当的なモノってもらえたりします?」
「弁当?
いいだろう。これをやろう」
クイーンが布袋を僕に向かって放り投げます。
僕は布袋を取り、中を見ます。
「何ですか?これ?」
「ポーションだ!体力が回復する」
「そうなんですか、ありがとうございます」
「途中まで案内をつける。
さっさと行け!」
「はい」
僕はポーションの袋を持ってクイーンのいるホールを後にします。
「クイーン、あの男、本気ですか?
戻ってこれませんよ?」
「知るもんか」
とか言う話し声が丸聞こえで、僕はこの先どうしようかと思っております。
「どうすんの!タツキチ!」
エレノアさんが叫びます。
「どうすんのって言われましてもですね・・・」
「何かないの!ここから逃げる方法とか!」
そんな簡単に言われても・・・
このアマゾネスたちを消さずに済む方法・・・
ま、とりあえず何かやってみるしかありませんね。
「あの~・・・」
僕がゆっくり右手を挙げます。
学校の授業中、先生に、トイレ行っていいですか?の感じで、右手を挙げます。
「待て!お前たち!」
クイーンとかいう女の人が、僕に近寄ってくるアマゾネスたちに叫びます。
アマゾネスたちの動きが止まります。
「あのですね・・・」
「何だ!?」
クイーンが僕に聞きます。
「取り引きをしませんか?」
「取り引き?」
「はい」
「どんな?」
「僕、実は今、このフロアに居る全員を人質にしています」
「は?」
「いや、あの~だから、
あなたも含めて全員が人質です」
「だから、何を言っている?」
「僕、あなた達を一瞬で消せます」
「は?」
「一瞬で消せるんですよ。僕。
あなたたちが、僕に触れる前に、スッって」
僕は、横に小さく手刀を切るジェスチャーをします。
「・・・・・」
「わかります?」
「・・・・・」
「さっき、外の魔物を全部消しました。
知ってますよね?」
「ああ・・・」
「ですので、誰も消さない代わりに、あなたに村長さんと会ってほしいんです」
「なぜ?」
「そういう依頼ですので」
「依頼?
ジジイからのか?」
「はい」
「・・・・・」
「どうです?」
「じゃあ、アタイの依頼も聞いてくれたら、クソジジイと会ってやってもいいゾ!」
「え?」
何でそうなるのでしょうか?
「どうする?」
クイーンが僕に聞きます。
何ですか?この変な駆け引きは・・・
でも、アマゾネスたちを消すのはダメだとエレノアさんが言っているので、この話の流れに乗るしかなさそうです。
だったら、
「何くれます?」
「くれる?報酬ってことか?」
「はい。
依頼を受けると何をくれますか?」
「・・・ジジイは、お前に何をやるって言ったんだ?」
「えっと・・・
何でしたっけ?」
僕が隣のエレノアさんに聞くと、
「オプシタイトよ」
とエレノアさんが答えます。
「お前、さっきから時々、誰と話してる?」
「あ、気にしないでください。
独り言みたいなものですから。
あ、村長さんは、オプシタイトのかけらをくれるそうです」
「かけら?・・・
それじゃ、アタシはカタマリをくれてやろう!
オプシタイトのでっかいカタマリだ!
それでどうだ!?」
「か!塊!タツキチ!受けるのよ!
依頼を受けるのよ!」
エレノアさんが興奮しております。
ちょっと飛び跳ねたりしております。
「いいですよ。
引き受けます」
「何だお前、依頼の内容も聞かずに受けるのか?」
もうね、エレノアさんが喜んでいるので内容なんかどうでもいいんですよ。僕はね。
でも一応、聞きます。
「どういう依頼ですか?」
「お前が消した魔物だ。
あの魔物たちを全部返してくれたら、オプシタイトのカタマリをやろう」
「それは無理ですね」
「何で?」
「だって消えちゃってますからね。
無理でしょ?」
「だったら、モンスターセルエッグを取ってこい!」
「ん?モンスター、何?」
「セルエッグだ!
魔物を生み出す卵型の宝石のことだ!
それがあれば、お前が消した数の魔物が生み出せる」
「その宝石は、どこにあるんですか?」
「ここから南西にある、ガイスト鉱山だ。
今すぐ取ってこい!」
クイーンが半笑いで言います。
「わかりました」
「え!?行くのか?」
クイーンが驚いています。
「行くのかって、あなたが行けって言ったんでしょ?」
「ああ」
何ですかこの人。
でも行くのはいいのですが、鉱山って山ですよね?
時間かかりますよね?
たぶんお腹も空きますよね?
「あの~、何かお弁当的なモノってもらえたりします?」
「弁当?
いいだろう。これをやろう」
クイーンが布袋を僕に向かって放り投げます。
僕は布袋を取り、中を見ます。
「何ですか?これ?」
「ポーションだ!体力が回復する」
「そうなんですか、ありがとうございます」
「途中まで案内をつける。
さっさと行け!」
「はい」
僕はポーションの袋を持ってクイーンのいるホールを後にします。
「クイーン、あの男、本気ですか?
戻ってこれませんよ?」
「知るもんか」
とか言う話し声が丸聞こえで、僕はこの先どうしようかと思っております。
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