追放された聖女、癒やしスキルを“保険”として売ったら国家事業になりました

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第17話 財務省の報告書と、「祈りを数字にする」机仕事

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 ——神殿の次は、財務省。 
 最近の私は、癒やしよりも報告書を書いている時間のほうが長い。 
 
 ◇◇◇ 
 
 「……肩が、がちがちです」 
 
 財務省の一室。 
 
 積み上がった書類の山を前に、私は情けない声を漏らした。 
 ペンだこができかけた指先を揉みながら、机に突っ伏しそうになる。 
 
 「自分で“定期報告出します”って言ったんだろう」 
 
 向かいで淡々と帳簿をチェックしているユリウスが、目だけこちらを見た。 
 
 「神殿との約束なので」 
 
 「なら、泣き言を言うな」 
 
 「泣き言じゃなくて、悲鳴です」 
 
 机の上には、礼拝堂とギルドでの実績をまとめた資料が並んでいる。 
 
 ・契約者の人数 
 ・今月発生した怪我・病気の件数 
 ・治療費にかかった総額 
 ・積立金の残高 
 
 そして—— 
 
 ・“お金のせいで治療を諦めずに済んだ事例”の記録 
 
 「この“事例報告”って必要ですか?」 
 
 私は、紙束の一枚をひらひらさせた。 
 
 「数字だけじゃだめですか」 
 
 「ダメだ」 
 
 ユリウスは、即答した。 
 
 「君が神殿で話したのは、まさにその“事例”だろう。 
 エラと子どもの話がなければ、高司祭は動かなかった」 
 
 「う……」 
 
 痛いところを突かれる。 
 
 「数字は土台として必要だ。 
 だが、“何を守るための数字なのか”を時々思い出させるために、こういう具体例が要る」 
 
 彼は、さらりと言葉を継いだ。 
 
 「それに、この報告書は神殿だけに出すものではない」 
 
 「え?」 
 
 「王宮にも回る」 
 
 予想外の言葉に、思わず姿勢を正した。 
 
 「お、王宮って、あの王宮ですか」 
 
 「他にどんな王宮がある」 
 
 「そりゃそうですけど……」 
 
 頭の中に、遠くから見上げるだけだった白い城壁が浮かぶ。 
 
 「“国家事業になるかもしれない制度”の報告書だ。 
 上が目を通さないはずがない」 
 
 「な、なるかもしれないって、そんな大げさな……」 
 
 「大げさどころか、むしろ控えめだと思うが」 
 
 ユリウスは、さらりと言う。 
 
 「“兵士と冒険者の治療費が平準化される”ということは、“戦争のやり方が変わる”ということでもある」 
 
 「戦争のやり方……」 
 
 その言葉に、ぞくりとした。 
 
 「怪我をしても戻ってこられる確率が上がれば、“突撃してもいい範囲”が広がる。 
 逆に、“長期戦でも兵が持つ”と判断されれば、戦争そのものが長引くかもしれない」 
 
 「それって、良いことなんですか? 悪いことなんですか?」 
 
 「数字だけ見れば、“軍事的な選択肢が増える”」 
 
 ユリウスは、少しだけ表情を曇らせた。 
 
 「それを良しとするかどうかは、君と——この国全体の価値観の問題だ」 
 
 胸の奥が、ずしりと重くなる。 
 
 (……“戦い方そのものを変える存在になる”って、ログラインに書いたの、私ですよね) 
 
 今さらながら、自分で自分にツッコミを入れたくなった。 
 
 ◇◇◇ 
 
 そんな話をしていると、扉がノックされた。 
 
 「失礼します。 
 “仮称・保険聖職者制度検討会議”の会場、こちらでよろしいでしょうか」 
 
 顔を出したのは、見覚えのない若い官吏だった。 
 
 「検討会議?」 
 
 首をかしげる私に、ユリウスが小さくため息をつく。 
 
 「上のほうが勝手に名前をつけた」 
 
 机の端に置かれた紙に、仰々しい文字が躍っている。 
 
 『王国治療費平準化制度 導入に関する検討会議(第1回)』 
 
 その下に、小さく書かれた追記。 
 
 『——通称、“祈りの互助制度”について』 
 
 「……いい名前、ないんですか」 
 
 「あるなら今すぐ提案してくれ」 
 
 ため息交じりの本音が漏れる。 
 
 案内に従って隣の会議室に移動すると、すでに何人かの官吏たちが集まっていた。 
 
 軍務省の担当者。 
 王宮付きの医師。 
 そして—— 
 
 「おや、あなたが噂の“元聖女”殿か」 
 
 柔らかい笑みを浮かべながら近づいてきたのは、細身の壮年の男性だった。 
 
 「王宮顧問官のラドクリフと申します。 
 今回の“制度検討”の全体調整を任されています」 
 
 「リゼル・アルマリアです。 
 王都ギルドと、街外れの礼拝堂で……ええと、“現場担当”をしています」 
 
 肩書きが多すぎて、もはや自分でもよくわからない。 
 
 「“現場担当”。 
 良い響きですね」 
 
 ラドクリフは、目を細めた。 
 
 「机上の計算だけでは見えないものを、ぜひ教えてください」 
 
 「計算は計算で大事ですよ?」 
 
 思わず口を挟むと、ラドクリフが面白そうに笑った。 
 
 「ほう。 
 “元聖女”どころか、“財務官寄りの物言い”とは驚きました」 
 
 「い、いえ、その……」 
 
 (完全にユリウスさんの影響だ……) 
 
 隣で、当の本人は何事もなかったかのように席に着いている。 
 
 ◇◇◇ 
 
 会議は、思ったよりも殺伐としてはいなかった。 
 
 軍務省の担当者は、「兵士の士気がどう変わるか」を気にしていたし、 
 王宮付きの医師は、「治療の質が落ちないか」を心配していた。 
 
 「“保険に入っているから大丈夫だろう”と無茶をする兵士が増えるのでは?」 
 
 軍務省の男が問う。 
 
 「可能性はあります」 
 
 私は正直に答えた。 
 
 「だからこそ、“治療費が出るから何をしてもいい”わけじゃない、という説明を徹底しています。 
 “守られるために払っている”のであって、“無茶をする権利を買っている”わけではない、と」 
 
 「兵士たちにそんな理屈が通じるかね」 
 
 「通じさせるのが、私たちの仕事だと思っています」 
 
 そう答えると、男はふっと笑った。 
 
 「ずいぶんと、生真面目な“保険屋”だ」 
 
 「聖職者です」 
 
 思わず言い返すと、周囲から小さな笑いが起きた。 
 
 王宮付きの医師は、別の観点から口を挟む。 
 
 「“安い掛け金で治療費が全部出る”という誤解が広まると、 
 腕の悪い治療師が“保険対応の治療”と称して粗悪な薬を使う可能性もあります」 
 
 「それは、絶対に避けたいです」 
 
 私は身を乗り出した。 
 
 「治療の質を保つために、“保険聖職者”——もとい“互助制度対応治療師”には、一定の基準を設けるつもりです。 
 今のところ、ギルドと祈祷師ギルドで候補者を選んでもらっていて……」 
 
 自分たちが考えている“認定制度”について説明すると、医師は興味深そうに頷いた。 
 
 「なるほど。 
 その“認定基準”の作成に、我々も協力できるかもしれません」 
 
 「本当ですか」 
 
 「治療の質が保たれるなら、私としてもありがたい話ですから」 
 
 思わぬ形で味方が増えた気がして、胸が少し軽くなる。 
 
 ◇◇◇ 
 
 会議の終盤。 
 
 ラドクリフが、机の上に一枚の紙を置いた。 
 
 「さて——ひとつ、提案があります」 
 
 紙には、見慣れない文字が踊っている。 
 
 『王国財務省 医療互助制度調整室(仮)』 
 
 「……“室”?」 
 
 思わず読み上げてしまう。 
 
 「簡単に言えば、“君たちの制度の窓口”だ」 
 
 ラドクリフは、穏やかな声で続けた。 
 
 「神殿、ギルド、軍務省、王宮——関係する相手が多すぎる。 
 それぞれがバラバラに話していたら、いずれ綻びが出る」 
 
 「たしかに……」 
 
 今の時点でも、連絡だけでかなりの時間を取られている。 
 
 「そこで、財務省の中に小さな“調整室”を置きたい。 
 現場からの報告と、各方面との調整を一手に引き受ける窓口だ」 
 
 「それってつまり……」 
 
 私は、おそるおそる尋ねた。 
 
 「“保険聖職者課”みたいなものですか」 
 
 室内に、微妙な笑いが走る。 
 
 「正式名称には“保険”も“聖職者”も入れませんからご安心を」 
 
 ラドクリフが肩を竦めた。 
 
 「だが、通称としてなら……悪くないかもしれませんね」 
 
 「悪くないどころか、かなり悪目立ちすると思いますけど」 
 
 思わず突っ込むと、マリナが楽しそうに口を挟んだ。 
 
 「でもさ、“保険聖職者課のアルマリアです”って名乗るリゼル、ちょっと見てみたいわね」 
 
 「絶対嫌です」 
 
 本気で即答した。 
 
 それでも、紙に書かれた仰々しい文字を見つめながら、胸の奥がざわざわとする。 
 
 ——制度が、大きくなっていく。 
 
 礼拝堂の一枚の契約書から始まったものが、 
 神殿と財務省と王宮を巻き込み、 
 いつの間にか“国の仕組みの一部”になりかけている。 
 
 (……これ、本当に私が始めたやつなんですよね) 
 
 自分で自分に確認したくなる。 
 
 「顔が“逃げたい”って言ってる」 
 
 小声で囁かれて振り向くと、ユリウスが淡々と書類を閉じていた。 
 
 「逃げてもいいぞ」 
 
 「え?」 
 
 「代わりに、君の穴は誰かが埋める。 
 “数字だけを見て動く誰か”かもしれないし、“戦争のことしか考えない誰か”かもしれない」 
 
 その言葉に、背筋が冷たくなる。 
 
 「それでもいいと思うなら、ここで降りればいい」 
 
 ユリウスは、淡々と続けた。 
 
 「君が始めた火を、“どんな炉にするか”決めるのは、今の君だ」 
 
 会議室のざわめきが、少し遠ざかる。 
 
 ——エラの子どもの脚。 
 ——ミラの震える手。 
 ——街外れの礼拝堂の剥がれた漆喰。 
 
 全部が、一気に胸の奥に押し寄せてくる。 
 
 「……降りません」 
 
 自分でも驚くほど、はっきりと声が出た。 
 
 ラドクリフが、興味深そうにこちらを見る。 
 
 「アルマリア嬢?」 
 
 「降りるなら、最初からこんな面倒くさいことしてません」 
 
 喉の奥が震える。 
 
 「私は、“祈りを諦めない仕組み”が欲しかったんです。 
 誰かの都合のいいように数字を書き換えられるくらいなら、その前に机を蹴飛ばして帰ります」 
 
 自分で言っておいてなんだが、だいぶ物騒な表現になってしまった。 
 
 数秒の沈黙のあと——ラドクリフが、声を立てて笑った。 
 
 「いや、これは頼もしい」 
 
 笑いながらも、その目は真剣だ。 
 
 「“机を蹴飛ばす覚悟のある現場担当”——上にそう報告しておきましょう」 
 
 「やめてください、クビになります」 
 
 「安心しろ。 
 君をクビにしたら、この制度そのものが立ち行かなくなる」 
 
 ユリウスの言葉は、淡々としているのに、妙に重く響いた。 
 
 ◇◇◇ 
 
 会議が終わり、夕暮れの財務省を出る。 
 
 石畳の向こうに、神殿の塔と王宮の屋根が並んで見えた。 
 
 ——神殿と、王宮と、ギルドと、礼拝堂。 
 その全部の間に、細い糸のような線が、かすかに見える気がする。 
 
 たぶんそれは、まだ頼りない。 
 すこし強く引っ張れば、簡単に切れてしまうくらいに。 
 
 でも—— 
 
 「切れそうになったら、また結べばいいか」 
 
 小さく呟いて、私は自分で苦笑した。 
 
 信仰心が足りない聖女でも、 
 不器用な元官吏でも、 
 酒場の受付嬢でも、 
 街外れの祈祷師でも—— 
 
 何度だって、結び直すことはできる。 
 
 「祈りが一度切れたくらいで終わるなら、 
 そもそもこんな制度、最初から作ってない」 
 
 そう心の中で言い切って、私はギルドの灯りが見えるほうへと歩き出した。 
 
 ——まだ、この国全体の“最初の守られた日”は始まったばかりなのだから。
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