ねるまえ短編集

cotonoha garden

文字の大きさ
2 / 29

好きって言えない私たちのコンビニ前

しおりを挟む
残業帰り、会社の最寄りのコンビニ前でだけ、私は少しだけ本音に近づける。  
「好き」とは言えない私と、言えなさそうな彼の、一週間分の立ち話。



月曜の夜、コンビニの自動ドアが開く音が、今日も「何も変わらなかった」一日を締めくくる合図になっている。

終電に間に合うギリギリの時間。  
蛍光灯の白い光と、レジ横のホットスナックの匂い。  
どこにでもある風景の中で、私はいつものように、サラダチキンとヨーグルトをかごに入れる。

「健康的だね、今日も」

後ろからかけられた声に、心臓が一瞬だけ跳ねた。

振り向くと、スーツのジャケットを腕にかけた彼が、エナジードリンクとおにぎりを片手に立っていた。ネクタイは少しゆるんでいて、前髪が汗で額にはりついている。

「……またエナドリ?」
「うん。これ飲まないと、明日まで持たないから」

軽く笑って、彼は自分のかごを持ち上げて見せる。  
誰とでも話せて、営業部の飲み会ではいつも中心にいる、キラキラした人。同期の、佐伯くん。

「また残業?」
「まあ、ちょっとだけ。そっちは?」
「こっちも、ちょっとだけ」

本当は「今日も、特に誰にも必要とされないまま、なんとなく残ってただけ」と言いかけて、飲み込む。

レジで会計を済ませ、コンビニの外に出ると、夜風がむっとした室内の熱をさらっていった。  
店の前の、小さなベンチと灰皿。私たちは自然と、そこに並んで立つ。

「最近どう?」  
缶コーヒーのプルタブを開けながら、佐伯くんが何気なく聞いてくる。

「最近……?」

本当は、いろいろある。  
誰でもできる事務仕事しかしていない気がするとか。  
同期がどんどん営業成績を上げていく中で、私だけ「裏方」のまま取り残されている気がするとか。  
恋愛の話になったとき、笑ってごまかしてばかりで、本当は寂しいとか。

でも、口から出てきたのは、いつもと同じ言葉だった。

「うん、まあまあかな。相変わらず、って感じ」

自分でも驚くくらい無難な笑顔を作ると、胸のあたりが少しきゅっとなる。

「そっか。まあ、変わらないのが一番平和かもね」

佐伯くんは、そう言って笑う。  
その笑顔が、どこか疲れているように見えたのは、気のせいだろうか。

五分ほどの、他愛ない立ち話。  
コンビニ前で缶コーヒー片手に交わすそれが、私の一日の中でいちばん心が動く時間だなんて、誰にも言えない。

家に帰る電車の中で、窓に映る自分の顔を見ながら思う。  
「好き」と言えない私は、今日も「まあまあかな」で自分をごまかした。

***

火曜の午後、小さなミスをした。

請求書の数字を一桁打ち間違えて、先方に訂正のメールを送ることになった。  
大問題になる前に気づけたから、先輩は「気をつけてね」と柔らかく言ってくれたけれど、そのあとに続いた一言が、胸に刺さる。

「○○ちゃん(私の名前)、慎重な子だから大丈夫だと思ってたんだけどな」

「すみません」と頭を下げながら、心の中では何度も自分をなじる。  
慎重なはずなのに、ミスをする。  
誰にでもできる事務なのに、それすら完璧にできない。

定時を過ぎて、修正作業と明日の準備をしていたら、また「ちょっとだけ」の残業になっていた。

パソコンをシャットダウンして、会社を出る。  
足は自然と、コンビニへ向かっていた。

自動ドアが開くと、冷房の冷たい風と一緒に、見慣れた後ろ姿が目に入る。  
雑誌コーナーの前でスマホを見ている佐伯くん……ではなく、その姿は店の外のベンチにあった。

缶コーヒーを二本と、いつものサラダチキンを買って外に出ると、彼はベンチに座ったまま、暗い画面をぼんやりと見つめていた。

「……おつかれ」

声をかけると、彼は少し驚いたように顔を上げる。

「あ、○○。おつかれ。今日も健康セット?」
「うん。そっちは、コーヒーだけ?」
「うん。腹減ってるけど、食欲あんまりなくてさ」

冗談めかして笑うけれど、目の下のクマが昨日より濃い気がする。

「座る?」

彼がベンチの端をぽんぽんと叩く。  
私は少し迷ってから、その隣に腰を下ろした。距離は、拳ひとつ分くらい。

「今日さ、部長に数字のことで詰められてさ」

缶コーヒーを開けて、一口飲んでから、彼がぽつりとこぼす。

「今月、ノルマ届きそうにないっぽいんだよね。まあ、いつものことなんだけど」

「そう、なんだ……」

営業の数字のことなんて、正直よくわからない。  
でも、「ノルマ」という言葉の重さは、なんとなく想像できた。

「なんかさ、向いてないのかもって思うんだよね、営業」

いつもの軽い調子のままなのに、その一言だけは、妙に重く響いた。

「佐伯くんが? 向いてない、って……」

驚いて顔を見ると、彼は苦笑いを浮かべている。

「俺、プレッシャー弱いんだよ。見ての通りメンタル豆腐だからさ。数字とか、目標とか、追いかけられるとすぐ胃が痛くなる」

「でも、いつも楽しそうに話してるし、お客さんとも仲良さそうだし……」

「それは、なんとかやってるだけ。家帰ると、どっと疲れて、ソファで固まってる」

へらっと笑うけれど、目は笑っていない。

「……そんなふうに見えなかった」

ぽろっと本音が漏れる。

「見せないようにしてるからね。営業だし。暗い顔してても、誰も買ってくれないしさ」

風が吹いて、コンビニのビニール袋がカサカサと鳴った。  
何か言いたいのに、言葉がうまくまとまらない。

「そんなことないよ」と、簡単な励ましを言うのは、なんだか薄っぺらく感じてしまう。

代わりに、私の口から出てきたのは、少し違う言葉だった。

「……いつも、ちゃんとお願いしてくれるから、助かってる人、多いと思うよ」

「え?」

「資料、これこれこういうの欲しいって、具体的に言ってくれるじゃない? あれ、すごくやりやすい。何が必要か分かってる人だなって思うし。  
 私、佐伯くんの案件の資料作るの、実はちょっと好き」

言いながら、顔が熱くなるのがわかる。  
「好き」という単語を出してしまったことに、自分で勝手にドキドキしている。

「マジで?」

彼は目を丸くして、少しだけ笑った。

「いや、嬉しい。そういうの、あんまり言われないからさ。裏で支えてもらってるのは分かってるんだけど、ちゃんとありがとうって言えてなかったなって、今思った」

「い、いや、別に……」

視線を落として、缶のふたを指でなぞる。

ほんの少しでも、誰かの役に立てているのかもしれない。  
そう思った瞬間、今日のミスで沈んでいた心が、すこしだけ浮かんだ気がした。

***

木曜の昼、上司に呼ばれた。

「○○さん、ちょっといい?」

会議室に入ると、上司はプリントアウトした資料を手にしていた。

「来週の社内説明会で、この新システムの使い方、みんなの前で説明してもらえないかな」

「えっ、私が、ですか?」

思わず声が裏返る。

「一番詳しいの、○○さんでしょ。マニュアルも作ってくれたし。十五分くらいでいいからさ」

「でも、私、人前で話すの苦手で……」

「大丈夫大丈夫。資料もあるし、リハーサルも付き合うから。頼むよ」

笑顔で押し切られて、「はい」としか言えなかった。  
断る勇気よりも、「期待を裏切りたくない」という気持ちの方が強い。

席に戻ってからも、資料を開いては閉じ、説明の流れを考えては消す。  
頭の中で「失敗したらどうしよう」というイメージばかりが膨らんでいく。

その日の残業は、資料の修正と、説明のシミュレーションであっという間に時間が過ぎた。  
頭がぐったりして、いつものようにコンビニへ向かう。

……けれど、その日、コンビニの前のベンチは空っぽだった。

自動ドアを出入りする人たちの間に、佐伯くんの姿はない。  
店内を一周してみても、エナジードリンク売り場にも、雑誌コーナーにもいなかった。

「そりゃ、毎日いるわけじゃないよね」

自分に言い聞かせるようにつぶやいて、サラダチキンとおにぎりをかごに入れる。  
いつもより、少しだけ重く感じる。

レジに並んでいると、前の方から聞き慣れた部署名が聞こえてきた。

「佐伯、今月やばいらしいよな」「部長にめっちゃ詰められてたって」

同じ会社の営業の先輩たちが、雑誌をめくりながら話している。

「でもあいつ、顔広いし、なんだかんだ最後に帳尻合わせてくるからさ。今回もギリいけんじゃね?」

「どうだろなー。さすがに今月は厳しそうって噂だけど」

ビニール袋を手に店を出ると、夜風がさっきより冷たく感じた。

私だけが不安を抱えているわけじゃない。  
彼も、彼の場所で追い詰められている。

そう思ったら、胸の奥のどこかが、きゅっと近づいた気がした。

***

金曜の朝、出社してすぐにパソコンを立ち上げる。  
デスクトップの隅に貼った付箋には、「説明会 来週」と書かれている。

資料を開いて、フォントを整え、図の位置を微調整する。  
内容そのものは、もう何度も確認した。  
問題は、これを「人前で話す」ということだ。

「ここで一回、デモ画面に切り替えて……」

小さな声でつぶやきながら、頭の中でシミュレーションを繰り返す。  
隣の席の先輩に聞こえないように、口の中でだけ言葉を転がす。

そんなとき、パソコンの右下に小さな通知が出た。  
社内チャットからのメッセージ。

――今日、帰りコンビニ寄る?

送信者は、佐伯くんだった。

思わず背筋が伸びる。  
こんなふうに、彼から直接メッセージが来るのは、あまりない。

すぐに返事を打とうとして、指が止まる。  
「行く」とだけ返すのは、なんだか素っ気ない気がして。  
でも、余計なことを書いて変に思われるのも怖い。

結局、数秒迷ってから、こう打った。

――寄るよ。今日、ちょっと話したいことあるし

送信してから、「話したいこと」という言葉の重さに、自分で驚く。  
説明会のことを相談したいだけなのに、それ以上の意味を含んでいるように見えないだろうか。

モニターに映る自分の顔は、少し赤くなっていた。

「……よし、今日は早めに片づけよう」

小さく呟いて、マウスを握り直す。  
誰かとの約束があるだけで、いつもの仕事が少しだけ前向きに感じられた。

***

金曜の夜。コンビニの自動ドアが開くと、見慣れた後ろ姿が、外のベンチに見えた。

「おつかれ」

声をかける前に、彼の方からそう言われる。  
手には、缶コーヒーが二本。

「これ、ブラックでよかったっけ?」
「うん。ありがとう」

受け取ると、缶の冷たさが手のひらに染みる。  
彼は少し髪をかき上げて、深く息を吐いた。

「今週、長かったなぁ……」

「営業、忙しかったんでしょ?」

「うん。まあ、いろいろね」

曖昧に笑ってから、彼は缶を見つめる。

「今月の数字、やっぱり全然足りなくてさ。部長にも結構言われた。『同期はもっとやれてるぞ』とか」

「……そうなんだ」

「自分でも分かってるんだけどね。要領悪いのに、変に見栄張っちゃったりしてさ。  
 家帰っても、一人で『なんであそこでこう言えなかったんだろ』とか、ぐるぐる考えちゃう」

ぽつりぽつりと出てくる言葉は、いつもの軽口とは違っていた。

「家、帰りたくなくてさ。だから、ついコンビニで時間潰しちゃうんだよね」

「……そうだったんだ」

私も、缶コーヒーを一口飲む。  
苦味が、思ったよりもやわらかく感じた。

「○○は? なんか、話したいことあるって言ってたじゃん」

「あ、うん……」

ここで「やっぱりいいや」と笑ってごまかすこともできる。  
いつもの私なら、そうしていたかもしれない。

でも、今週の彼の顔や、自分の付箋に書かれた「説明会」の文字を思い出したら、喉の奥に引っかかっていたものが、するりとほどけていく気がした。

「来週、社内の説明会で、新システムの使い方を説明することになって……」

「え、すごいじゃん。プレゼンデビュー?」

「や、やめて、その言い方……。十五分くらいなんだけど、人前で話すの、すごく苦手で。  
 みんなの前で噛んだり、真っ白になったりしたらどうしようって、そればっかり考えちゃって」

自分の情けないところを話すのは、勇気がいる。  
でも、話し始めると、止まらなくなった。

「なんか、私の仕事って、誰でもできる事務だなって思ってて。  
 営業みたいに目に見える結果がないし、私がいなくても、きっと誰かがやれるんだろうなって。  
 佐伯くんから見たら、私なんて地味な事務でしかないんだろうなって、勝手に思ってて」

言ってから、「言いすぎたかも」と不安になる。  
でも、彼はすぐには何も言わず、少しだけ目を見開いて、私を見ていた。

「……マジで、そう思ってたの?」

「うん……」

「俺、逆にいつも助けられてるって思ってたけど」

「え?」

「資料とか、段取りとか。○○がちゃんとしてくれてるから、俺ら、前でしゃべれるんだよ。  
 この前もさ、俺がざっくりしか伝えてなかったのに、ちゃんと分かりやすい資料にしてくれたじゃん。あれ、商談でめっちゃ使った」

少し照れくさそうに笑って、彼は続ける。

「正直、俺一人だったら絶対回ってない。  
 表でペラペラしゃべってるだけの人って思われがちだけど、その裏でちゃんと支えてくれてる人がいるから、なんとか形になってるんだよ」

「でも、私は前に出てないし……」

「前に出るだけが、すごいことじゃないでしょ。  
 俺、前に出るのは慣れてるけど、その分、裏のことが全然できないし。  
 ○○の仕事、俺にとっては『前に立つ勇気』を支えてもらってる感じなんだけどな」

「前に立つ、勇気……」

その言葉が、胸の中にじんわりと広がっていく。

自分の仕事が、誰かの「勇気」を支えている。  
そんなふうに考えたことは、一度もなかった。

「……なんか、かっこいい言い方しちゃったな」

彼は頭をかきながら、照れ笑いをした。

「でも、本当にそう思ってるよ。だから、来週の説明会もさ。  
 ○○なら、ちゃんとできると思う。だって、一番詳しいんでしょ?」

「詳しいのは、まあ……そうかも」

「じゃあ、それをそのまま話せばいいじゃん。噛んだっていいよ。  
 もし噛んだら、俺が一番前の席で笑わせてあげるから」

「それ、余計緊張するんだけど」

思わず笑ってしまう。  
さっきまで胸の中で膨らんでいた不安が、少しだけ形を変えた気がした。

ふと、会話が途切れる。  
コンビニの自動ドアの開閉音と、遠くを走る電車の音だけが聞こえる。

「……私、来週の説明会、ちゃんとやってみる」

自分でも驚くくらい、はっきりした声が出た。

「失敗するかもしれないけど。噛んだり、手が震えたりするかもしれないけど、それでも、ちゃんとやってみたい」

彼が、少し目を丸くしてから、ゆっくりと笑う。

「うん。その方が、○○らしい気がする」

「らしいって、どういう意味」

「完璧じゃないけど、ちゃんとやろうとするとこ。俺、結構好きだけど」

「……」

「ごめん。変な意味じゃなくて」

「変な意味に聞こえるんだけど」

二人で、少しだけ笑う。  
「好き」という言葉が、冗談と本音のあいだでふわふわと漂っている。

別れ際、駅へ向かう信号の前で、私は振り返った。

「今週、話聞いてくれて、ありがとう」

いつもより少しだけ、彼の目を見て言う。

「俺も。○○がいるから、なんとかやれてるとこあるし」

彼は、照れくさそうに視線をそらしながら言った。

「来週、終わったらさ。またここで報告してよ。成功したってドヤ顔しに来ていいから」

「ドヤ顔はしないけど……報告は、する」

信号が青に変わる。  
背中に視線を感じながら、私は歩き出した。

心の中で、「好き」と言いかけて、飲み込む。  
まだ言葉にはできないけれど、その気持ちは「不安」だけじゃなくて、「これからも頑張りたい」という小さな原動力になっていた。

***

翌週の朝。  
鏡の前で、私はスーツのジャケットの襟を整える。

手のひらには、まだ少し汗がにじんでいる。  
心臓は落ち着きなく動いていて、喉は乾いている。

それでも、鏡の中の自分に向かって、小さくうなずいた。

「どうせ私なんて」じゃなくて、「ちょっとだけ、やってみようかな」

そう言い聞かせながら、スマホのカレンダーに表示された「説明会」の予定を確認する。

コンビニ前の五分間で、私の世界はほんの少しだけ広がった。  
あとは、その一歩を、自分で踏み出すだけだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

処理中です...