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勝てる気がしていた(錯覚)
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次の日、早朝から目を覚まし、妻に・・・。ゴホンッ。静樹とこの時代でオーソドックスだというご飯を食べた。赤い米に、たくあん、薄い味噌汁だ。
反則なアイテムがあるオレだが、これは敢えてこうリクエストした。アイテムはいつか無くなるからこの時代に慣れておかなければならないからだ。
味はまぁ、良かった。静樹が作ってくれ、横に居てくれたから100倍増しに感じた。そのくらいオレは今幸せだ。
そして、家の裏で静樹と演習した。もちろん武器のだ。
「(ビシュンッ ビシュンッ)やっぱゲーム内の能力のおかげなのかな?刀なんて初めてなのにどこをどう振ればいいかが分かる」
「どうでしょうか。その能力値がどうとかは分かりませんが、刀、槍、片手銃、仮想合戦全てにおいて尊様の勝利です・・・少し悔しいです・・・」
「ははは。手を抜いてくれたんだろ?ありがとうね!」
「いえ、本当に真面目にやりました!」
本当にゲーム内の能力値が加算されてる気がする。駒を使った模擬合戦も静樹が駒を動かせばどうオレが動くか頭が勝手に閃くんだ。
「とりあえず登城しようか。見た感じ川之江城の兵数はそんな多くないけど、流石に本拠の湯築城だっけ?援軍は出してくれるだろう」
「そうですね。後は今後の情勢次第ですが、織田家と早目に親善致す事を言った方が良いかと。もしくは尊様が天下を目指します?それならば親善なんかは要らないとは思いますが」
「いや、無理!目指すにしてもここからは流石に無理!四国を纏めるだけで15年くらい掛かりそうだし!」
「(クスッ)確かに尊様は内政が好きでしたもんね!さて・・・登城しますか!」
◆
「よく参った」
「おはようございます」
城に行き、門兵の人と話したら怪しまれ、かなり待たされたが入らせてもらった。案内された場所はただの板張りの部屋だった。殺風景過ぎる。
「まずはお主等二人の事を聞きたい。どこでどんな戦いを目撃した?」
「恐れながら申し上げます」
オレは一度だけ息を整え、言葉を選んだ。
「相模では大きな合戦に加わった事はございませぬ。ただ――小競り合いと調略、その後始末を幾度か見て参りました」
「ほう?」
「北条家配下の小さな国衆が、今川残党と内通した折がございました。兵数は百に満たぬ規模。されど、放置すれば周囲が雪崩のように崩れる、そんな戦でございます」
「それで、どうなった?」
「正面から攻めれば血が流れる。故に、夜陰に乗じて水場を押さえ、米蔵に火を掛けると噂を流しました。実際に火は付けませぬ。ただ“付くと思わせる”だけで十分でした」
板張りの部屋が、静まり返る。
「三日で相手は折れました。兵を失わず、城も焼けず。降った後は、首も取りませぬ。生かして使う方が、その地は静まります」
「……なるほど」
……板張りの部屋が、静まり返った、その時だった。
視界の端で、静樹の自立許可モードの時のような画面が出た。だが今回のは違う。見覚えがある物だった。
《能弁》
相手に言葉の意味を大きく見せる
(……え?これって・・・キャラクリの時に付けた特性の一つ・・・)
その《能弁》が点滅し始めると自分の声が、やけに落ち着いて聞こえる。そして、言葉が、空気に吸い込まれていく感覚があった。
「戦とは、刃を交える前に八割が終わっております。残り二割が、どうしても避けられぬ時のみ、刀を抜くものかと」
オレは一礼した。
「それを、相模で学びました」
言い終えると、《能弁》が消え、オレは息切れと喉の渇きを覚えた。
「・・・うん?どうしたのだ?」
「・・いえ、何でもございません」
「妻鳥様。申し訳ございません。尊様は昔の事を思い出したようで、直ぐに治まりますので」
「うむ。大変な苦労をしてきたのだな・・・そして静樹と言ったか?其方の献身も素晴らしいものだ」
「ちなみに・・・ここ川之江城には如何程の援軍が参るのでしょうか?」
「静樹。お主も軍略に精通してるおるのか?」
「はい。夫である尊様程では御座いませんが、少しは」
「左様か・・・。殿からの援軍は・・・ない。『今ある兵と装備だけで撃退せよ』と文が届いた」
オレは息切れしながらもその言葉に驚く。
「え!?マジっすか!?」
「う、うん!?まじ・・・とは上方の方言か?どういう意味だ?」
「すいません!本当ですか!?って意味です!」
「そうか。本当だ。殿は毛利家との同盟の為にかなりの銀子や瀬戸の交易で得た利を献上している。余裕がないのは分かっていた」
これを聞いて、マジで伊予 河野家は大きくなれないってのが分かった気がする。毛利も毛利だ。そりゃタダで同盟はないだろう。相手は巨大だからな。けど、海の交易の利益と銀子二つを渡すって・・・。現代のアメリカ並みじゃね!?
オレが考えているとまた目の端の方に、《深慮》というさっきとは違う文字が点滅しだした。
《深慮》
物事を多角的に捉え、行動の結果とその先を直感的に把握しやすくなる。
これもオレが付けた思い出がある。そしてそこからオレの頭は思考が加速した。
この援軍に関して河野自身が毛利家にも打診したはず。だが、毛利家は衰退したとはいえ、元は畿内の覇者 三好家と本気で事を構えるつもりはない。そして何より今は尼子家と戦っているはず。
ならば、体良く少しの銭・・・つまり軍資金だけ融通し、『今は援軍を出せる余力がない。すまぬ。その代わりこの銭で装備を整え、三好を防いでくれ。もし奪われてもいつか取り返してやる』とでも言われたのだろう。
だから、河野自身も納得せざる得ない。という事になったのか。
「(ハァーハァー)銭だけ軍資金と称して渡されておりませんか?」
「なぜ分かったのだ?」
やっぱりな。ってか、この特性の能力ヤバすぎだろ!?こんな制約があったのか!?しかもオンオフが任意じゃないからマジでしんどいんだが!?
そう問われると《深慮》が消えた。そして再び襲われる息切れ。こんな盛り盛りに特性なんて付けるんじゃなかったわ・・・。
「その軍資金は殿がお使いください。三好は必ず攻めてくる。オレは独自に鉄砲を集めます」
「鉄砲を集めると・・・そんな簡単に集まらぬであろう?かなり高価だぞ?知っていよう?」
「はい。ですが、そうでもしないと三好は巨大です。本当に飲み込まれてしまいますよ」
「恐れてはおらぬのか?」
「恐れては・・・いないと言えば嘘になりますが、今はまだ被官の身ですが、手柄を立てて悠々自適に過ごしたいという野望がありますから」
「クッ・・・フッハッハッハッ!面白い!久しぶりにこんなに笑わせてもらった。お主等と話していると調子が狂う。石川や近藤、藤田など川之江周辺の国衆等はワシが女だと知ると軽く見てきているからな。見てみよ。この川之江城に指揮官級などまったく居ないであろう?」
「それは・・・」
「良い。分かっている。ワシはワシの思うままにやるまでよ。そこで着いて来る家臣が居ないならばそれまでの者だったという事だ。時に・・・其方等は、齢はいくつなのだ?随分と若く見えるが?」
「24歳となります」
「やはり若いな」
「えっと・・・と、殿?も随分とお若く見えますよ」
「ハッハッハッ!無理しなくとも良い。呼び方も好きに呼んでもらって結構。ワシは30だ。男装故にな?素顔は誰にも見せた事がない。許せ。どうせ醜女じゃからな。ちょうど良い」
無理に笑って言ってはいるけど、なんか悲しそうに見える。この人の事は史実ではあまり知らないが、とりあえず、三好だけは、撃退する。この人を少し支えてあげたいと思う。
反則なアイテムがあるオレだが、これは敢えてこうリクエストした。アイテムはいつか無くなるからこの時代に慣れておかなければならないからだ。
味はまぁ、良かった。静樹が作ってくれ、横に居てくれたから100倍増しに感じた。そのくらいオレは今幸せだ。
そして、家の裏で静樹と演習した。もちろん武器のだ。
「(ビシュンッ ビシュンッ)やっぱゲーム内の能力のおかげなのかな?刀なんて初めてなのにどこをどう振ればいいかが分かる」
「どうでしょうか。その能力値がどうとかは分かりませんが、刀、槍、片手銃、仮想合戦全てにおいて尊様の勝利です・・・少し悔しいです・・・」
「ははは。手を抜いてくれたんだろ?ありがとうね!」
「いえ、本当に真面目にやりました!」
本当にゲーム内の能力値が加算されてる気がする。駒を使った模擬合戦も静樹が駒を動かせばどうオレが動くか頭が勝手に閃くんだ。
「とりあえず登城しようか。見た感じ川之江城の兵数はそんな多くないけど、流石に本拠の湯築城だっけ?援軍は出してくれるだろう」
「そうですね。後は今後の情勢次第ですが、織田家と早目に親善致す事を言った方が良いかと。もしくは尊様が天下を目指します?それならば親善なんかは要らないとは思いますが」
「いや、無理!目指すにしてもここからは流石に無理!四国を纏めるだけで15年くらい掛かりそうだし!」
「(クスッ)確かに尊様は内政が好きでしたもんね!さて・・・登城しますか!」
◆
「よく参った」
「おはようございます」
城に行き、門兵の人と話したら怪しまれ、かなり待たされたが入らせてもらった。案内された場所はただの板張りの部屋だった。殺風景過ぎる。
「まずはお主等二人の事を聞きたい。どこでどんな戦いを目撃した?」
「恐れながら申し上げます」
オレは一度だけ息を整え、言葉を選んだ。
「相模では大きな合戦に加わった事はございませぬ。ただ――小競り合いと調略、その後始末を幾度か見て参りました」
「ほう?」
「北条家配下の小さな国衆が、今川残党と内通した折がございました。兵数は百に満たぬ規模。されど、放置すれば周囲が雪崩のように崩れる、そんな戦でございます」
「それで、どうなった?」
「正面から攻めれば血が流れる。故に、夜陰に乗じて水場を押さえ、米蔵に火を掛けると噂を流しました。実際に火は付けませぬ。ただ“付くと思わせる”だけで十分でした」
板張りの部屋が、静まり返る。
「三日で相手は折れました。兵を失わず、城も焼けず。降った後は、首も取りませぬ。生かして使う方が、その地は静まります」
「……なるほど」
……板張りの部屋が、静まり返った、その時だった。
視界の端で、静樹の自立許可モードの時のような画面が出た。だが今回のは違う。見覚えがある物だった。
《能弁》
相手に言葉の意味を大きく見せる
(……え?これって・・・キャラクリの時に付けた特性の一つ・・・)
その《能弁》が点滅し始めると自分の声が、やけに落ち着いて聞こえる。そして、言葉が、空気に吸い込まれていく感覚があった。
「戦とは、刃を交える前に八割が終わっております。残り二割が、どうしても避けられぬ時のみ、刀を抜くものかと」
オレは一礼した。
「それを、相模で学びました」
言い終えると、《能弁》が消え、オレは息切れと喉の渇きを覚えた。
「・・・うん?どうしたのだ?」
「・・いえ、何でもございません」
「妻鳥様。申し訳ございません。尊様は昔の事を思い出したようで、直ぐに治まりますので」
「うむ。大変な苦労をしてきたのだな・・・そして静樹と言ったか?其方の献身も素晴らしいものだ」
「ちなみに・・・ここ川之江城には如何程の援軍が参るのでしょうか?」
「静樹。お主も軍略に精通してるおるのか?」
「はい。夫である尊様程では御座いませんが、少しは」
「左様か・・・。殿からの援軍は・・・ない。『今ある兵と装備だけで撃退せよ』と文が届いた」
オレは息切れしながらもその言葉に驚く。
「え!?マジっすか!?」
「う、うん!?まじ・・・とは上方の方言か?どういう意味だ?」
「すいません!本当ですか!?って意味です!」
「そうか。本当だ。殿は毛利家との同盟の為にかなりの銀子や瀬戸の交易で得た利を献上している。余裕がないのは分かっていた」
これを聞いて、マジで伊予 河野家は大きくなれないってのが分かった気がする。毛利も毛利だ。そりゃタダで同盟はないだろう。相手は巨大だからな。けど、海の交易の利益と銀子二つを渡すって・・・。現代のアメリカ並みじゃね!?
オレが考えているとまた目の端の方に、《深慮》というさっきとは違う文字が点滅しだした。
《深慮》
物事を多角的に捉え、行動の結果とその先を直感的に把握しやすくなる。
これもオレが付けた思い出がある。そしてそこからオレの頭は思考が加速した。
この援軍に関して河野自身が毛利家にも打診したはず。だが、毛利家は衰退したとはいえ、元は畿内の覇者 三好家と本気で事を構えるつもりはない。そして何より今は尼子家と戦っているはず。
ならば、体良く少しの銭・・・つまり軍資金だけ融通し、『今は援軍を出せる余力がない。すまぬ。その代わりこの銭で装備を整え、三好を防いでくれ。もし奪われてもいつか取り返してやる』とでも言われたのだろう。
だから、河野自身も納得せざる得ない。という事になったのか。
「(ハァーハァー)銭だけ軍資金と称して渡されておりませんか?」
「なぜ分かったのだ?」
やっぱりな。ってか、この特性の能力ヤバすぎだろ!?こんな制約があったのか!?しかもオンオフが任意じゃないからマジでしんどいんだが!?
そう問われると《深慮》が消えた。そして再び襲われる息切れ。こんな盛り盛りに特性なんて付けるんじゃなかったわ・・・。
「その軍資金は殿がお使いください。三好は必ず攻めてくる。オレは独自に鉄砲を集めます」
「鉄砲を集めると・・・そんな簡単に集まらぬであろう?かなり高価だぞ?知っていよう?」
「はい。ですが、そうでもしないと三好は巨大です。本当に飲み込まれてしまいますよ」
「恐れてはおらぬのか?」
「恐れては・・・いないと言えば嘘になりますが、今はまだ被官の身ですが、手柄を立てて悠々自適に過ごしたいという野望がありますから」
「クッ・・・フッハッハッハッ!面白い!久しぶりにこんなに笑わせてもらった。お主等と話していると調子が狂う。石川や近藤、藤田など川之江周辺の国衆等はワシが女だと知ると軽く見てきているからな。見てみよ。この川之江城に指揮官級などまったく居ないであろう?」
「それは・・・」
「良い。分かっている。ワシはワシの思うままにやるまでよ。そこで着いて来る家臣が居ないならばそれまでの者だったという事だ。時に・・・其方等は、齢はいくつなのだ?随分と若く見えるが?」
「24歳となります」
「やはり若いな」
「えっと・・・と、殿?も随分とお若く見えますよ」
「ハッハッハッ!無理しなくとも良い。呼び方も好きに呼んでもらって結構。ワシは30だ。男装故にな?素顔は誰にも見せた事がない。許せ。どうせ醜女じゃからな。ちょうど良い」
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