8 / 13
問題児カップル
しおりを挟む
「ルーナ様。キース様のどこが好きなんですか?」
「…好きなところですか?」
「困らせるなよ、エレン。」
「困らせる?婚約パーティーで二人にあんな態度をとった貴方に言われたくないわ。」
それは、婚約パーティーから一ヶ月後のある夜のこと。
私は容姿端麗で絵になるカップルの言い争いに巻き込まれ、今にも逃げ出したかった。
婚約パーティーを終えた私は社交の場に呼ばれることが多くなった。
私は最低限のものだけ選んで出席していたのだが、キースも予定を合わせてくれたため一緒に同行できた。
キースの同行のおかげか、これまでは面倒なことは起きなかった。
しかし今夜はキースが急な外国からの客人への接待をすることになったため、私だけで出席していたのだ。
顔だけ出して穏便に帰ろうとしていた私の姿を呼んだのは、このパーティの主催者の娘エレンだった。
ウェーブの髪を下ろしてハーフアップにまとめ、パールピンクのAラインドレスを羽織るエレンは、今日19才の誕生日を迎えていた。
「ルーナ様。ずっと二人でお話したかったんです。二人でお話できまんか?」
公爵令嬢として言葉遣い、立ち振る舞いは貴族の鏡のように完璧なエレンであったが、私へ向けた目線はどこか冷ややかなものだった。
なんだか嫌な予感がしたが断る理由もなく、私は話をしたらすぐに帰ろうと決め、首を縦に振った。
そして裏庭に案内され私達は二人きりでベンチに腰をかけた。
国一を誇る美貌を持つエレンを隣に、私は同性だとしても緊張したが、エレンは穏やかな口調で話し始めた。
「ルーナ様、王城での生活はいかがですか?」
「そうですね…。すっかり慣れました。」
「それはよかったです。王様も王妃様も朗らかで、安心できる王城ですよね。」
最初は当たり障りのない会話をしてきたエレンだった。
しかしだんだん化けの皮が剥がれてきた。
「ルーナ様は、キース様とどこで知り合ったんですか?」
「…離宮で。」
「キース様とどうして婚約を決めたんですか?」
「…それは…。」
「ルーナ様。キース様のどこが、好きなんですか?」
エレンが興味を持っているのは私ではなく、キースとのことだった。
もしかしてエレンもキースが弄んだ貴族令嬢の一人なのではと疑い始めた時、一度会って忘れられない人物が顔を出した。
要注意人物と認定した、リュートだ。
そして冒頭のような言い争いを始めたエレンとリュートを前に、私は静かに退場しようとしたがリュートに止められてしまった。
「エレン、ジューン公爵が呼んでいたよ。俺はそのために呼びに来たんだよ。」
「本当に呼んでたんですか?理由は?」
「大事な客人が来てるから挨拶しろって。早く行ったほうがいい。」
「そうですか…。」
エレンは溜息をつくと、私の右手を取って言った。
「絶対、話の続きをしましょうねルーナ様。またどこかの社交パーティーで会いましょう。」
苦笑する私をよそにエレンはドレスの裾を持って、駆け足で会場へと戻って行った。
残された私達だったが、私はいい機会だと思いリュートと対峙することを決めた。
「リュート様、少し話ができませんか?」
「あぁ、勿論喜んで。」
リュートは目を細めて笑うと、私の隣に腰掛けて膝を組んだ。
「もしかして、呪いのこと?」
「そうです。貴方から言われた呪いの意味をずっと考えてたんですけど…。」
「ふはは。もしかして、真面目に考えてたんだ?」
「…え?」
リュートは腹を抱えて笑い始め、私は拍子抜けし呆然としていた。
「冗談だったんだけど。あれ、もしかして本当に何か呪われることでもしてたの?ルーナ。」
「え…冗談、ですか?」
「生憎さ、俺あんまり他人のこと興味ないんだわ。でもなんか心当たりあるなら、本当に調べてみてもいいかな。面白そうだし。」
「もしかして、ただ私のこと揶揄っただけだったんですか?」
「その通り。だって、キースが選んだ女だぜ?ちょっかい出したくてさ。」
キースとリュート、エレンの三人は幼馴染みだと聞いていた。
だから気兼ねない仲なんだろうなとは思うが、リュートの発言は度が過ぎていると思った。
「…キース様とは仲が良いんですよね?」
「あぁ、悪友みたいな感じ。それにしてもルーナ、面白いね。よく見れば顔も俺のドストライクだし。もう少し早く出会っていればなぁ。キースじゃなくて俺の婚約者にできたのに。」
なんだか側から見れば、思い切り失礼で不敬な事を言うリュートを私は白い目で見た。
そして婚約者の話のくだりもきっと冗談なのだろうと感じ、呆れていた。
「おい、誰と誰がもう少し早く会ってたらだって?」
「お、キース様のお出ましか。」
「そもそも、お前は産まれて間もないころからエレンと婚約してただろ。」
全く気配がなく私達の前にいきなり現れたのはキースだった。
キースは強い口調でリュートと言い合い、力強く私の右手を掴んだ。
「ルーナ、リュートのことは相手にするな。帰ろう。」
「…はい。」
「また会おうね、ルーナ。」
それからすぐに馬車に隣り合わせに座った私達だったが、キースは俯いて何も話そうとしなかった。
機嫌が悪く、まるで怒っている様子のキースの姿を見るのは初めてで、私は少し戸惑っていた。
「…キース様、急用は大丈夫だったんですか?」
「あぁ。なんとか切り上げたんだ。でももっと早く来れれば良かった。」
「大丈夫ですよ、キース様。確かに最初は戸惑いましたけど、リュート様はそういう方なんだって分かりましたから。」
私がそう言って苦笑すると、キースは私の頭を自分の胸元に寄せた。
そして優しく包み込むようにキースは私を抱きしめると、私の肩に顔を埋めた。
「キース様、どうしたんですか?」
「…言いたくない。察して。」
「はぁ…。」
一人で拗ねて甘えてくるキースが、急に私を抱きしめた理由は全く分からなかった。
ただキースの温もりは暖かくて、私はそのまま目を瞑った。
「…好きなところですか?」
「困らせるなよ、エレン。」
「困らせる?婚約パーティーで二人にあんな態度をとった貴方に言われたくないわ。」
それは、婚約パーティーから一ヶ月後のある夜のこと。
私は容姿端麗で絵になるカップルの言い争いに巻き込まれ、今にも逃げ出したかった。
婚約パーティーを終えた私は社交の場に呼ばれることが多くなった。
私は最低限のものだけ選んで出席していたのだが、キースも予定を合わせてくれたため一緒に同行できた。
キースの同行のおかげか、これまでは面倒なことは起きなかった。
しかし今夜はキースが急な外国からの客人への接待をすることになったため、私だけで出席していたのだ。
顔だけ出して穏便に帰ろうとしていた私の姿を呼んだのは、このパーティの主催者の娘エレンだった。
ウェーブの髪を下ろしてハーフアップにまとめ、パールピンクのAラインドレスを羽織るエレンは、今日19才の誕生日を迎えていた。
「ルーナ様。ずっと二人でお話したかったんです。二人でお話できまんか?」
公爵令嬢として言葉遣い、立ち振る舞いは貴族の鏡のように完璧なエレンであったが、私へ向けた目線はどこか冷ややかなものだった。
なんだか嫌な予感がしたが断る理由もなく、私は話をしたらすぐに帰ろうと決め、首を縦に振った。
そして裏庭に案内され私達は二人きりでベンチに腰をかけた。
国一を誇る美貌を持つエレンを隣に、私は同性だとしても緊張したが、エレンは穏やかな口調で話し始めた。
「ルーナ様、王城での生活はいかがですか?」
「そうですね…。すっかり慣れました。」
「それはよかったです。王様も王妃様も朗らかで、安心できる王城ですよね。」
最初は当たり障りのない会話をしてきたエレンだった。
しかしだんだん化けの皮が剥がれてきた。
「ルーナ様は、キース様とどこで知り合ったんですか?」
「…離宮で。」
「キース様とどうして婚約を決めたんですか?」
「…それは…。」
「ルーナ様。キース様のどこが、好きなんですか?」
エレンが興味を持っているのは私ではなく、キースとのことだった。
もしかしてエレンもキースが弄んだ貴族令嬢の一人なのではと疑い始めた時、一度会って忘れられない人物が顔を出した。
要注意人物と認定した、リュートだ。
そして冒頭のような言い争いを始めたエレンとリュートを前に、私は静かに退場しようとしたがリュートに止められてしまった。
「エレン、ジューン公爵が呼んでいたよ。俺はそのために呼びに来たんだよ。」
「本当に呼んでたんですか?理由は?」
「大事な客人が来てるから挨拶しろって。早く行ったほうがいい。」
「そうですか…。」
エレンは溜息をつくと、私の右手を取って言った。
「絶対、話の続きをしましょうねルーナ様。またどこかの社交パーティーで会いましょう。」
苦笑する私をよそにエレンはドレスの裾を持って、駆け足で会場へと戻って行った。
残された私達だったが、私はいい機会だと思いリュートと対峙することを決めた。
「リュート様、少し話ができませんか?」
「あぁ、勿論喜んで。」
リュートは目を細めて笑うと、私の隣に腰掛けて膝を組んだ。
「もしかして、呪いのこと?」
「そうです。貴方から言われた呪いの意味をずっと考えてたんですけど…。」
「ふはは。もしかして、真面目に考えてたんだ?」
「…え?」
リュートは腹を抱えて笑い始め、私は拍子抜けし呆然としていた。
「冗談だったんだけど。あれ、もしかして本当に何か呪われることでもしてたの?ルーナ。」
「え…冗談、ですか?」
「生憎さ、俺あんまり他人のこと興味ないんだわ。でもなんか心当たりあるなら、本当に調べてみてもいいかな。面白そうだし。」
「もしかして、ただ私のこと揶揄っただけだったんですか?」
「その通り。だって、キースが選んだ女だぜ?ちょっかい出したくてさ。」
キースとリュート、エレンの三人は幼馴染みだと聞いていた。
だから気兼ねない仲なんだろうなとは思うが、リュートの発言は度が過ぎていると思った。
「…キース様とは仲が良いんですよね?」
「あぁ、悪友みたいな感じ。それにしてもルーナ、面白いね。よく見れば顔も俺のドストライクだし。もう少し早く出会っていればなぁ。キースじゃなくて俺の婚約者にできたのに。」
なんだか側から見れば、思い切り失礼で不敬な事を言うリュートを私は白い目で見た。
そして婚約者の話のくだりもきっと冗談なのだろうと感じ、呆れていた。
「おい、誰と誰がもう少し早く会ってたらだって?」
「お、キース様のお出ましか。」
「そもそも、お前は産まれて間もないころからエレンと婚約してただろ。」
全く気配がなく私達の前にいきなり現れたのはキースだった。
キースは強い口調でリュートと言い合い、力強く私の右手を掴んだ。
「ルーナ、リュートのことは相手にするな。帰ろう。」
「…はい。」
「また会おうね、ルーナ。」
それからすぐに馬車に隣り合わせに座った私達だったが、キースは俯いて何も話そうとしなかった。
機嫌が悪く、まるで怒っている様子のキースの姿を見るのは初めてで、私は少し戸惑っていた。
「…キース様、急用は大丈夫だったんですか?」
「あぁ。なんとか切り上げたんだ。でももっと早く来れれば良かった。」
「大丈夫ですよ、キース様。確かに最初は戸惑いましたけど、リュート様はそういう方なんだって分かりましたから。」
私がそう言って苦笑すると、キースは私の頭を自分の胸元に寄せた。
そして優しく包み込むようにキースは私を抱きしめると、私の肩に顔を埋めた。
「キース様、どうしたんですか?」
「…言いたくない。察して。」
「はぁ…。」
一人で拗ねて甘えてくるキースが、急に私を抱きしめた理由は全く分からなかった。
ただキースの温もりは暖かくて、私はそのまま目を瞑った。
3
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢まさかの『家出』
にとこん。
恋愛
王国の侯爵令嬢ルゥナ=フェリシェは、些細なすれ違いから突発的に家出をする。本人にとっては軽いお散歩のつもりだったが、方向音痴の彼女はそのまま隣国の帝国に迷い込み、なぜか牢獄に収監される羽目に。しかし無自覚な怪力と天然ぶりで脱獄してしまい、道に迷うたびに騒動を巻き起こす。
一方、婚約破棄を告げようとした王子レオニスは、当日にルゥナが失踪したことで騒然。王宮も侯爵家も大混乱となり、レオニス自身が捜索に出るが、恐らく最後まで彼女とは一度も出会えない。
ルゥナは道に迷っただけなのに、なぜか人助けを繰り返し、帝国の各地で英雄視されていく。そして気づけば彼女を慕う男たちが集まり始め、逆ハーレムの中心に。だが本人は一切自覚がなく、むしろ全員の好意に対して煙たがっている。
帰るつもりもなく、目的もなく、ただ好奇心のままに彷徨う“無害で最強な天然令嬢”による、帝国大騒動ギャグ恋愛コメディ、ここに開幕!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】転生したので悪役令嬢かと思ったらヒロインの妹でした
果実果音
恋愛
まあ、ラノベとかでよくある話、転生ですね。
そういう類のものは結構読んでたから嬉しいなーと思ったけど、
あれあれ??私ってもしかしても物語にあまり関係の無いというか、全くないモブでは??だって、一度もこんな子出てこなかったもの。
じゃあ、気楽にいきますか。
*『小説家になろう』様でも公開を始めましたが、修正してから公開しているため、こちらよりも遅いです。また、こちらでも、『小説家になろう』様の方で完結しましたら修正していこうと考えています。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
幼い頃に、大きくなったら結婚しようと約束した人は、英雄になりました。きっと彼はもう、わたしとの約束なんて覚えていない
ラム猫
恋愛
幼い頃に、セリフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら結婚しよう」と言われ、セリフィアはそれを喜んで受け入れた。
その後、十年以上彼と再会することはなかった。
三年間続いていた戦争が終わり、シルヴァードが王国を勝利に導いた英雄として帰ってきた。彼の隣には、聖女の姿が。彼は自分との約束をとっくに忘れているだろうと、セリフィアはその場を離れた。
しかし治療師として働いているセリフィアは、彼の後遺症治療のために彼と対面することになる。余計なことは言わず、ただ彼の治療をすることだけを考えていた。が、やけに彼との距離が近い。
それどころか、シルヴァードはセリフィアに甘く迫ってくる。これは治療者に対する依存に違いないのだが……。
「シルフィード様。全てをおひとりで抱え込もうとなさらないでください。わたしが、傍にいます」
「お願い、セリフィア。……君が傍にいてくれたら、僕はまともでいられる」
※糖度高め、勘違いが激しめ、主人公は鈍感です。ヒーローがとにかく拗れています。苦手な方はご注意ください。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
侯爵夫人のハズですが、完全に無視されています
猫枕
恋愛
伯爵令嬢のシンディーは学園を卒業と同時にキャッシュ侯爵家に嫁がされた。
しかし婚姻から4年、旦那様に会ったのは一度きり、大きなお屋敷の端っこにある離れに住むように言われ、勝手な外出も禁じられている。
本宅にはシンディーの偽物が奥様と呼ばれて暮らしているらしい。
盛大な結婚式が行われたというがシンディーは出席していないし、今年3才になる息子がいるというが、もちろん産んだ覚えもない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる