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未知との遭遇
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一時限目が終わり、休み時間になった。
友永「じゃあ宅富、行こうか」
宅富「行かねーよ、ド変態バカ野郎!」
宅富の声は、多分声変わり前かつ高い為、
教室中に響き渡った。
田岡「友永さんって、変態なの?」
普段あまり話さないクラス委員の田岡さんに
質問された。
友永「いや、違うよ。
宅富が勝手に言ってるだけ」
宅富も宅富だが、田岡さんも田岡さんだ…
変態なの?とか聞いて来るなよと思う。
八重津「法子ちゃん、私も行くぅ」
田岡「え、イクって…やっぱり」
友永「移動の事ね」
他のクラスメイト達からも、好奇な目で見られ
弁解するのに時間が掛かり、
休み時間が終わってしまった。
本当、林先生すみません。
~
二時限目が終わり、
とにかく相談室に行かねばと
廊下を走っていると
何やら正面に人集りが出来ている。
友永「…嘘でしょ」
男の教員や、あっ教頭まで居る…
学年関係なく男子達に
囲まれているミミさんと遭遇した。
友永「この規模に弁解無理だ」
どうして外に出てしまったんだよと
よく見るとデロデロな林先生が
ミミさんの隣に居た。
林「あッ…友永さん!」
私に気付いた林先生は、私の名前を叫び、
ミミさんの腕を引いて男子をかき分けて
近付いて来た。
その目は血走っていて、逃げられないよねと
私は立ち止まる。
ミミ「法子!」
また顔面にパイで、
林先生からローキックを食らった。
林「休み時間来るって言ったわよね!」
教頭「友永?彼女は友永の何なんだ?
私が相談に乗るからな」
「いや、俺がミミさんの」
「いやいや、僕が」
ミミさんのパイに埋もれてる為、
誰が何言ってるのか分からないが
なんつうか男達の下心しか
感じられない言葉に囲まれる。
私はミミさんを引き剥がし、
脱ぎかけのコートをちゃんと着させた。
電車同様に舌打ちをされるが、そんなの構うものか…
友永「親戚です」
教頭「親戚が何故校内に?」
友永「朝、駅で会いまして
道に迷っていて、私の親は共働きしてるので
迎えに来る事が出来なくて、林先生に預けてました。
あぁ、海外の方で露出度やスキンシップが
日本人よりは凄いと、そんな感じです」
咄嗟につけた嘘だけど、出来は良い方だなと
教頭に説明すると納得いったようだ。
教頭「校内に入る許可は取ったのか?」
友永「取ってません」
教頭「なら、私の所に来なさい。
それに林先生も職務があるんだ、ミミさんは
私が預かろう」
鼻の下伸びまくっている教頭にミミさんを
預けるとか、なんか駄目そうな気がする。
ミミ「ミミ、法子と一緒に居る」
教頭「授業妨害になるだろう、
さあ、私と一緒に」
ミミ「やだ、法子と一緒に居る」
教頭「友永の迷惑になるだろう」
教頭はミミさんの腕を掴むが、
ミミさんは私から離れない。
教頭「友永、部外者を校内に無許可で入れ
一緒に授業を受けようなど、言語道断だからな」
教頭の下心圧が凄すぎて
他の教員達や男子生徒たちは
そそくさと散って行った。
ミミ「やだ」
友永「えと、無許可なのは悪いと思いますけど
明らかなんかしようとしてる教頭先生に
ミミさんを預けるのはちょっと」
私は視線を下ろすと、教頭は自分の股間を押さえ
前屈みになった。
教頭「これは違う」
友永「違くないですよ。
教頭先生であろう人がこの学舎で
私の親戚にそんな状態になるなんてねー」
そう言うと教頭は前屈みのまま去って行った。
あんな状態にさせたのはミミさんのせいだが、
このまま校内に居させるのは危険だ。
流石に私の優先度は揺らいで来た。
友永「早退…早退かー、
一回くらい早退項目にカウントついても…」
林「友永さん、私が許可と授業も
一緒に受けられるようにするわ。
だから、相談室には来させないで」
再び林先生からローキックをくらい、
なんて言われるか…
とりあえずミミさんと教室に戻った。
~
教室に着くと、クラスメイト達に騒がれ
その展開案の定過ぎて何も言えない。
宅富「このド変態バカ野郎!
そんな人を連れ込んでんじゃねーよ!」
男子達はすぐに前屈みになり、
女子達は好奇な目を向けて来る。
八重津「すごぉい、ミミさんって言うんだねぇ」
ミミ「ミミ、法子のモノ」
八重津「飴舐めるぅ?」
ミミ「舐める」
菜摘が差し出した棒付きキャンディを
手に取らず、音を立てて舐め出したミミさんに
男子達の息を呑む音が聞こえた気がする。
田岡「友永さん…さっき変態じゃないって
言ったよね」
友永「あー私はね?
ミミさんは、ほら外国の方だから」
田岡「外国の方だからって説明に…」
どんな神経してんのか
ミミさんは田岡さんの口元を舐めた。
田岡「ひゃあッ⁈」
田岡さんは叫び、
腰を抜かして床に座り込んだ。
友永「なっ何してんのミミさん⁈」
ミミ「その子、ムラムラしてる」
友永「はぁ⁈何言ってんの…
あっ田岡さん⁈」
私は座り込む田岡さんに近付く。
田岡「うぅ…ファーストキスだったのに」
ミミさんのせいで泣かせてしまった。
八重津「さっきのキスじゃなかったよぉ?
ファースト舐めだったよぉ」
菜摘はフォローしたが、そうじゃないでしょと
えずき泣きしている田岡さんに謝る事しか出来ない。
「授業…始められないんだが」
先生が入ってくるがこんな状況で
授業が出来るわけなく、三時限目は終わり
私は先生に謝罪するが去り際に
教科書の角で殴られた。
友永「じゃあ宅富、行こうか」
宅富「行かねーよ、ド変態バカ野郎!」
宅富の声は、多分声変わり前かつ高い為、
教室中に響き渡った。
田岡「友永さんって、変態なの?」
普段あまり話さないクラス委員の田岡さんに
質問された。
友永「いや、違うよ。
宅富が勝手に言ってるだけ」
宅富も宅富だが、田岡さんも田岡さんだ…
変態なの?とか聞いて来るなよと思う。
八重津「法子ちゃん、私も行くぅ」
田岡「え、イクって…やっぱり」
友永「移動の事ね」
他のクラスメイト達からも、好奇な目で見られ
弁解するのに時間が掛かり、
休み時間が終わってしまった。
本当、林先生すみません。
~
二時限目が終わり、
とにかく相談室に行かねばと
廊下を走っていると
何やら正面に人集りが出来ている。
友永「…嘘でしょ」
男の教員や、あっ教頭まで居る…
学年関係なく男子達に
囲まれているミミさんと遭遇した。
友永「この規模に弁解無理だ」
どうして外に出てしまったんだよと
よく見るとデロデロな林先生が
ミミさんの隣に居た。
林「あッ…友永さん!」
私に気付いた林先生は、私の名前を叫び、
ミミさんの腕を引いて男子をかき分けて
近付いて来た。
その目は血走っていて、逃げられないよねと
私は立ち止まる。
ミミ「法子!」
また顔面にパイで、
林先生からローキックを食らった。
林「休み時間来るって言ったわよね!」
教頭「友永?彼女は友永の何なんだ?
私が相談に乗るからな」
「いや、俺がミミさんの」
「いやいや、僕が」
ミミさんのパイに埋もれてる為、
誰が何言ってるのか分からないが
なんつうか男達の下心しか
感じられない言葉に囲まれる。
私はミミさんを引き剥がし、
脱ぎかけのコートをちゃんと着させた。
電車同様に舌打ちをされるが、そんなの構うものか…
友永「親戚です」
教頭「親戚が何故校内に?」
友永「朝、駅で会いまして
道に迷っていて、私の親は共働きしてるので
迎えに来る事が出来なくて、林先生に預けてました。
あぁ、海外の方で露出度やスキンシップが
日本人よりは凄いと、そんな感じです」
咄嗟につけた嘘だけど、出来は良い方だなと
教頭に説明すると納得いったようだ。
教頭「校内に入る許可は取ったのか?」
友永「取ってません」
教頭「なら、私の所に来なさい。
それに林先生も職務があるんだ、ミミさんは
私が預かろう」
鼻の下伸びまくっている教頭にミミさんを
預けるとか、なんか駄目そうな気がする。
ミミ「ミミ、法子と一緒に居る」
教頭「授業妨害になるだろう、
さあ、私と一緒に」
ミミ「やだ、法子と一緒に居る」
教頭「友永の迷惑になるだろう」
教頭はミミさんの腕を掴むが、
ミミさんは私から離れない。
教頭「友永、部外者を校内に無許可で入れ
一緒に授業を受けようなど、言語道断だからな」
教頭の下心圧が凄すぎて
他の教員達や男子生徒たちは
そそくさと散って行った。
ミミ「やだ」
友永「えと、無許可なのは悪いと思いますけど
明らかなんかしようとしてる教頭先生に
ミミさんを預けるのはちょっと」
私は視線を下ろすと、教頭は自分の股間を押さえ
前屈みになった。
教頭「これは違う」
友永「違くないですよ。
教頭先生であろう人がこの学舎で
私の親戚にそんな状態になるなんてねー」
そう言うと教頭は前屈みのまま去って行った。
あんな状態にさせたのはミミさんのせいだが、
このまま校内に居させるのは危険だ。
流石に私の優先度は揺らいで来た。
友永「早退…早退かー、
一回くらい早退項目にカウントついても…」
林「友永さん、私が許可と授業も
一緒に受けられるようにするわ。
だから、相談室には来させないで」
再び林先生からローキックをくらい、
なんて言われるか…
とりあえずミミさんと教室に戻った。
~
教室に着くと、クラスメイト達に騒がれ
その展開案の定過ぎて何も言えない。
宅富「このド変態バカ野郎!
そんな人を連れ込んでんじゃねーよ!」
男子達はすぐに前屈みになり、
女子達は好奇な目を向けて来る。
八重津「すごぉい、ミミさんって言うんだねぇ」
ミミ「ミミ、法子のモノ」
八重津「飴舐めるぅ?」
ミミ「舐める」
菜摘が差し出した棒付きキャンディを
手に取らず、音を立てて舐め出したミミさんに
男子達の息を呑む音が聞こえた気がする。
田岡「友永さん…さっき変態じゃないって
言ったよね」
友永「あー私はね?
ミミさんは、ほら外国の方だから」
田岡「外国の方だからって説明に…」
どんな神経してんのか
ミミさんは田岡さんの口元を舐めた。
田岡「ひゃあッ⁈」
田岡さんは叫び、
腰を抜かして床に座り込んだ。
友永「なっ何してんのミミさん⁈」
ミミ「その子、ムラムラしてる」
友永「はぁ⁈何言ってんの…
あっ田岡さん⁈」
私は座り込む田岡さんに近付く。
田岡「うぅ…ファーストキスだったのに」
ミミさんのせいで泣かせてしまった。
八重津「さっきのキスじゃなかったよぉ?
ファースト舐めだったよぉ」
菜摘はフォローしたが、そうじゃないでしょと
えずき泣きしている田岡さんに謝る事しか出来ない。
「授業…始められないんだが」
先生が入ってくるがこんな状況で
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