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類は友を呼ぶ
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「キース、キース、キース!」
教室でそんなコールが起こり、
目の前で私の好きな人が偽善者とキスをした。
小巻「…は?」
~
私が愛してやまない清見は、
クラスでいじめられている。
いじめられてるのに健気に登校してきて
毎日ボロボロな彼の事が愛しくてたまらない。
大丈夫、私がついてるから…
私がいつも見てるから、大丈夫だよ。
そんな充実している日々を送っている時、
余計な事をする偽善者が現れた。
アイツ…普段教室の隅に居んのに、
何、私の清見に近付こうとしてんだ?
美澄「いじめは良くないよ」
清見がクラスメイトに殴られている前に出て、
それを止め、好きで構ってるならキスしろという
空気になった。
アイツが私の清見に対し、
好意があるのも許せないし、
キスするなんて以ての外…
小巻「は?」
美澄「これで、いじめなんて」
「それで済むわけねーだろ。
美澄、清見の舐めろ」
清見「そっそんな事しなくていいです」
美澄「大丈夫…これで清見君のいじめが
無くなるなら、私はどんな事だってやるよ」
小巻「は?」
美澄は、清見のズボンに手を掛けた。
小巻「は?」
「何だよ、小巻」
私はクラスメイトをかき分け、
清見のズボンを掴む、美澄を蹴り倒す。
美澄「きゃッ」
小巻「は?」
「いや、だから何なんだよ。
良いとこなんだから、邪魔すんな」
小巻「は?無理なんだけど」
私は鼻血を出して倒れている
華奢で軽い清見を抱える。
清見「…ぇ」
「おい、小巻!
邪魔すんなって言ってんだよ」
小巻「うるせーな!
私の清見を穢すな」
「はぁ?私の清見だぁ?
お前、何言ってんだよ」
清見「…ぇ…えっ」
「俺らが清見をいじめてんのは、
小巻の為にやってんだからな!」
美澄「…ど…どういう事?」
小巻「美澄!
私の清見を穢すな!」
「無視してんじゃねーよ!」
私よりも華奢な清見を抱えたまま、
教室を後にした。
清見「ぁ…あの」
清見は耳元で、弱々しく声を掛けてくるが、
それを無視して水道まで移動し、彼を下ろした。
清「こ…小巻さん?」
キョトンとした顔を私に向けてくる清見が
可愛すぎておかしくなりそうだ。
普段見てるだけなのに、
衝動的にここまで運んで来てしまった。
まだ、身体に清見の感触や温もりがある。
清見「…どうして」
でも、今は清見の唇は穢れている。
小巻「洗わないと」
私は清見の頭を掴み、
跪かせ水道で口を洗った。
清見「ゴボゴボゴボッ」
小巻「はい、綺麗になった」
びしょ濡れの清見は涙目で咳き込み、
私はそんな彼が可愛すぎて悶えそうだ。
清見「げほっ…げほ…こ…小巻さん」
私は自分のカーディガンを
咳き込み続ける彼に掛け、
教室に戻った。
~
「おいおい!
何なんだよ、小巻!
清見はどうした」
小巻「うるさいな」
「うるさくねーだろ!」
小巻「私の清見を穢したら
殺すからな!美澄!」
どの面下げて席に座ってんだよと、
美澄に怒鳴る。
「何なんだよ、お前…」
男子達の文句を無視し、
机に顔を伏せる。
~
美澄「…小巻さん」
いつの間に寝てたのか顔を上げると
美澄が居た。
小巻「目覚め最悪」
美澄「移動教室で、みんな移動しちゃったよ」
小巻「へぇ」
美澄「行かなくて良いの?」
小巻「美澄には関係ない」
美澄は私の机に頬杖を突きやがった。
小巻「邪魔、つか授業行けよ」
美澄「私もサボろっかなって」
小巻「うざい、早く行けよ」
美澄「因みに清見君は早退したよ」
小巻「へぇ」
美澄「カーディガンは、洗って返すって」
清見家の洗濯機で私のカーディガンが…いや、
そもそも、清見に触れたガーディガンは
洗わなくて良いんだけどな…
美澄「って言ってたけど、私が引き取ったよ」
小巻「は?」
顔を上げ、よく見ると
美澄は私のカーディガンを着ている。
小巻「脱げ!」
美澄「やだやだ、私も小巻さんの事
気に入っちゃったもん」
小巻「気持ち悪い、早く脱げ!」
手を伸ばすが、美澄は立ち上がりターンした。
美澄「小巻さんは清見君の事好きなの?
私と一緒だね?でも、好きなら
どうして今までいじめを見て見ぬふりしてたの?
清見君がいじめられてる理由は、
小巻さんの為とか言ってたけど、どう言う事?」
小巻「うるせー、早く脱げ」
美澄「私、驚いたよ。
清見君の味方は私だけかと思ってたのに、
助けようとした私の事蹴るなんて」
小巻「私の清見と交わろうなんて、
おこがましい」
美澄「清見君は小巻さんのモノじゃないよ」
小巻「まじでうるさい」
美澄「せっかく、私が清見君を守って
私だけの清見君にしようとしてたのに、
台無しにしてくれちゃってさ」
何、弱ってる所に付け込もうとしてんだよ。
小巻「お前の思い通りになると思うな」
美澄「そうだね、小巻さんのせいで
思い通りにならなかったよ。
小巻さんはいじめを受けるタイプじゃないから
何しても許されると思うけど、
今日の事でフラストレーションが溜まった
男子達は清見君をどうするかな?
いじめが止まらないなら、
私は清見君の為に性行為でも何でもするよ」
小巻「饒舌うざ」
美澄「それで、話戻るけど
清見君のいじめの原因が小巻さんって
どういう事?
小巻さんが裏で糸引いてるとか?」
小巻「…」
美澄「いい加減教えてよ!」
美澄の甲高い声が耳障りで仕方ない。
小巻「はぁ、清見が私のストーカーだってのが
クラスの男子にバレたんで、いじめられてる」
元々、清見なんて存在を気に留めていなかった。
最近私のモノが無くなるなって思っていたら、
清見が私のバックを物色してる所をクラスの男子に
目撃された事が原因で、いじめが始まった。
美澄「…清見君が小巻さんのストーカーって事は、
つまり両想いって事?」
小巻「…まぁ、そうなんじゃん?」
私の事をストーカーするくらい好意を抱いている
清見がクラスメイトにいじめられる姿が
異様にいじらしく、
それきっかけに私は清見に夢中になった。
美澄「小巻さんは相当性悪って事なんだね!
でも、清見君が小巻さんの事を
ストーカーするくらい好きなら
私も小巻さんの事を好きになるよ」
小巻「…気持ち悪い」
美澄「小巻さんだけには言われたくないよ」
美澄はそう言って微笑んだ。
教室でそんなコールが起こり、
目の前で私の好きな人が偽善者とキスをした。
小巻「…は?」
~
私が愛してやまない清見は、
クラスでいじめられている。
いじめられてるのに健気に登校してきて
毎日ボロボロな彼の事が愛しくてたまらない。
大丈夫、私がついてるから…
私がいつも見てるから、大丈夫だよ。
そんな充実している日々を送っている時、
余計な事をする偽善者が現れた。
アイツ…普段教室の隅に居んのに、
何、私の清見に近付こうとしてんだ?
美澄「いじめは良くないよ」
清見がクラスメイトに殴られている前に出て、
それを止め、好きで構ってるならキスしろという
空気になった。
アイツが私の清見に対し、
好意があるのも許せないし、
キスするなんて以ての外…
小巻「は?」
美澄「これで、いじめなんて」
「それで済むわけねーだろ。
美澄、清見の舐めろ」
清見「そっそんな事しなくていいです」
美澄「大丈夫…これで清見君のいじめが
無くなるなら、私はどんな事だってやるよ」
小巻「は?」
美澄は、清見のズボンに手を掛けた。
小巻「は?」
「何だよ、小巻」
私はクラスメイトをかき分け、
清見のズボンを掴む、美澄を蹴り倒す。
美澄「きゃッ」
小巻「は?」
「いや、だから何なんだよ。
良いとこなんだから、邪魔すんな」
小巻「は?無理なんだけど」
私は鼻血を出して倒れている
華奢で軽い清見を抱える。
清見「…ぇ」
「おい、小巻!
邪魔すんなって言ってんだよ」
小巻「うるせーな!
私の清見を穢すな」
「はぁ?私の清見だぁ?
お前、何言ってんだよ」
清見「…ぇ…えっ」
「俺らが清見をいじめてんのは、
小巻の為にやってんだからな!」
美澄「…ど…どういう事?」
小巻「美澄!
私の清見を穢すな!」
「無視してんじゃねーよ!」
私よりも華奢な清見を抱えたまま、
教室を後にした。
清見「ぁ…あの」
清見は耳元で、弱々しく声を掛けてくるが、
それを無視して水道まで移動し、彼を下ろした。
清「こ…小巻さん?」
キョトンとした顔を私に向けてくる清見が
可愛すぎておかしくなりそうだ。
普段見てるだけなのに、
衝動的にここまで運んで来てしまった。
まだ、身体に清見の感触や温もりがある。
清見「…どうして」
でも、今は清見の唇は穢れている。
小巻「洗わないと」
私は清見の頭を掴み、
跪かせ水道で口を洗った。
清見「ゴボゴボゴボッ」
小巻「はい、綺麗になった」
びしょ濡れの清見は涙目で咳き込み、
私はそんな彼が可愛すぎて悶えそうだ。
清見「げほっ…げほ…こ…小巻さん」
私は自分のカーディガンを
咳き込み続ける彼に掛け、
教室に戻った。
~
「おいおい!
何なんだよ、小巻!
清見はどうした」
小巻「うるさいな」
「うるさくねーだろ!」
小巻「私の清見を穢したら
殺すからな!美澄!」
どの面下げて席に座ってんだよと、
美澄に怒鳴る。
「何なんだよ、お前…」
男子達の文句を無視し、
机に顔を伏せる。
~
美澄「…小巻さん」
いつの間に寝てたのか顔を上げると
美澄が居た。
小巻「目覚め最悪」
美澄「移動教室で、みんな移動しちゃったよ」
小巻「へぇ」
美澄「行かなくて良いの?」
小巻「美澄には関係ない」
美澄は私の机に頬杖を突きやがった。
小巻「邪魔、つか授業行けよ」
美澄「私もサボろっかなって」
小巻「うざい、早く行けよ」
美澄「因みに清見君は早退したよ」
小巻「へぇ」
美澄「カーディガンは、洗って返すって」
清見家の洗濯機で私のカーディガンが…いや、
そもそも、清見に触れたガーディガンは
洗わなくて良いんだけどな…
美澄「って言ってたけど、私が引き取ったよ」
小巻「は?」
顔を上げ、よく見ると
美澄は私のカーディガンを着ている。
小巻「脱げ!」
美澄「やだやだ、私も小巻さんの事
気に入っちゃったもん」
小巻「気持ち悪い、早く脱げ!」
手を伸ばすが、美澄は立ち上がりターンした。
美澄「小巻さんは清見君の事好きなの?
私と一緒だね?でも、好きなら
どうして今までいじめを見て見ぬふりしてたの?
清見君がいじめられてる理由は、
小巻さんの為とか言ってたけど、どう言う事?」
小巻「うるせー、早く脱げ」
美澄「私、驚いたよ。
清見君の味方は私だけかと思ってたのに、
助けようとした私の事蹴るなんて」
小巻「私の清見と交わろうなんて、
おこがましい」
美澄「清見君は小巻さんのモノじゃないよ」
小巻「まじでうるさい」
美澄「せっかく、私が清見君を守って
私だけの清見君にしようとしてたのに、
台無しにしてくれちゃってさ」
何、弱ってる所に付け込もうとしてんだよ。
小巻「お前の思い通りになると思うな」
美澄「そうだね、小巻さんのせいで
思い通りにならなかったよ。
小巻さんはいじめを受けるタイプじゃないから
何しても許されると思うけど、
今日の事でフラストレーションが溜まった
男子達は清見君をどうするかな?
いじめが止まらないなら、
私は清見君の為に性行為でも何でもするよ」
小巻「饒舌うざ」
美澄「それで、話戻るけど
清見君のいじめの原因が小巻さんって
どういう事?
小巻さんが裏で糸引いてるとか?」
小巻「…」
美澄「いい加減教えてよ!」
美澄の甲高い声が耳障りで仕方ない。
小巻「はぁ、清見が私のストーカーだってのが
クラスの男子にバレたんで、いじめられてる」
元々、清見なんて存在を気に留めていなかった。
最近私のモノが無くなるなって思っていたら、
清見が私のバックを物色してる所をクラスの男子に
目撃された事が原因で、いじめが始まった。
美澄「…清見君が小巻さんのストーカーって事は、
つまり両想いって事?」
小巻「…まぁ、そうなんじゃん?」
私の事をストーカーするくらい好意を抱いている
清見がクラスメイトにいじめられる姿が
異様にいじらしく、
それきっかけに私は清見に夢中になった。
美澄「小巻さんは相当性悪って事なんだね!
でも、清見君が小巻さんの事を
ストーカーするくらい好きなら
私も小巻さんの事を好きになるよ」
小巻「…気持ち悪い」
美澄「小巻さんだけには言われたくないよ」
美澄はそう言って微笑んだ。
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