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一心同体
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私の好きな人は、同じクラスの柚木君。
彼が幸せそうに笑うと、私も幸せだし
彼が悲しそうなら、私も悲しい気持ちになる。
彼と私は一心同体。
彼のあの笑顔を永遠に
見守っていきたいと思っている。
彼が幸せなら、私は…
~
「えっまじで⁈
遂に柚木に彼女が?」
「嘘だろ!相手誰よ!」
柚木「2組の鷹山さん」
「つまり、長年の片想いが実ったってことか⁈」
柚木「うん」
2組の鷹山…確かに、柚木君の想い人だ。
何度も勇気出して声掛けに行ってたっけな…
昨日の告白も、私の知らないところで
OKの返答もらっていたんだね。
彼は幸せそうに友達に微笑みを向けた。
~
~
「おー初デートどうだったよ」
柚木「鷹山さんの私服、
初めて見て、感極まっちゃって」
「鼻血出したとか?」
柚木「涙の方だよ」
「彼女の私服で泣くとか、
ドン引きだろ」
柚木「鷹山さんは優しいから、
俺にハンカチくれたんだ」
あぁ、四つ葉の刺繍入りのか。
結局、そのハンカチでは涙拭かなかったんだよね。
デート中、終始柚木君はドギマギしてたけど、
幸せそうに鷹山と手を繋いで、歩いたよね。
~
~
「鷹山の部屋に行った⁈
展開早過ぎだろッ」
柚木「そ…そうかな」
「どこまでやったんだよ!
言ってみろ!」
柚木「そんな事言えないよ」
「完璧ヤってんじゃねーか!」
良かったね、
ずっと片想いしてた鷹山と恋人になれて
心も身体も結ばれて幸せだね、柚木君。
~
~
柚木「…ぇ…と、用って?」
私はね、君が笑えば私も笑うし
君が幸せなら自分も幸せだと思ってたよ。
だって、一心同体なんだから…
一心同体の意味分かる?
柚木君と私は、心と心が結ばれてるって事だよ。
君と鷹山がこのまま付き合い続けて、
結婚して、子供が産まれて…
そういう明るい未来を想像したら、
私は悲しくなって、反吐が出たよ。
君は幸せそうにしているのに、
私は悲しい…どういう事?
一心同体のはずなのに、
意味が分からない。
柚木「…あの…用って何かな?
えと…確か同じクラスの…」
「一心同体なのに、
なんでそんな顔するの?」
彼は顔を引き攣らせ、私から一歩距離を取った。
柚木「…ぇ…一心同体?」
「…今の柚木君の気持ちが分からない」
柚木「気持ちって…えと…ごめん、
俺彼女待たしてて…用がないから行ってもいいかな」
彼はドアノブに手を回し、
私から離れて行こうとする。
「あぁッ!
怖いのか!そっか!
私も同じ気持ちだよ!」
私は出て行こうとする柚木君の腕を掴んだ。
柚木「うわっ」
「私も怖いよ!
やっぱり、一心同体だね!」
理由は違うかもしれない…いや、大丈夫
一心同体なんだから同じだよ。
「私は、私から柚木君が離れていくようで
怖いんだよ。ほら、同じでしょ!」
柚木「手…放してよ」
「怖いんだよね?
私も同じだから!」
柚木「…手を放せって言ってる」
「あっ今は怒ってるんだね!」
柚木「いいから手を放せってば…
さっきから、一心同体って言ってるけど
理解出来ないよ。そもそも、話した事もない…
俺は…お前の名前すら覚えてなかったのに」
お前?
今、私の事お前って言った?
「あぁっそっか!
柚木君は怒ってるから
私の事を怒らせて、一心同体だと
証明してくれてるんだね」
柚木「あまりしつこいようなら、
先生とかに…」
柚木君が私の手を引き剥がそうとしている。
「怒ってる!一緒だね」
ガラッ
鷹山「遅いよ~、どうしたの?」
鷹山が入って来た。
柚木「あっちょっと」
鷹山「え、誰?
何してるの?」
柚木「なんかしつこくて」
鷹山「あの~、私の彼氏なんだけど」
鷹山が私の手を掴む。
鷹山「えっちょっと、放してよ」
鷹山の爪が私の手に食い込む。
鷹山「まじ何なの?
キモいんだけど…」
柚木「本当に放せって」
「大丈夫…私も怒ってる。
柚木君と同じだから」
鷹山「何意味分かんない事言ってんの?
放せって言ってんの!」
「柚木君怒ってる…私も怒ってるから」
ほら、一心同体。
バチンッ
私は鷹山に殴られ、
頬が痛くなる。
「…一心同体だもんね」
私は2人の手を振り払い、
柚木君の顔を殴った。
柚木「ゔッ…」
鷹山「きゃっ…何すんのよ!」
床に倒れ込む柚木君に駆け寄る鷹山。
「痛いよね?
私も痛いよ、一緒だね」
鷹山「あんたおかしいんじゃないのッ」
柚木君の顔を見ると、鼻血が出ているから
私も自分の顔を殴って、鼻血を出した。
「はは…一心同体だね」
あぁ…その顔は、怖がってる顔だね…
大丈夫…
あぁ…そんなに逃げなくても良いのに…
大丈夫、分かってるからね…
これからもずっと一心同体のままだから…ね、
大丈夫、大丈夫、大丈夫…
彼が幸せそうに笑うと、私も幸せだし
彼が悲しそうなら、私も悲しい気持ちになる。
彼と私は一心同体。
彼のあの笑顔を永遠に
見守っていきたいと思っている。
彼が幸せなら、私は…
~
「えっまじで⁈
遂に柚木に彼女が?」
「嘘だろ!相手誰よ!」
柚木「2組の鷹山さん」
「つまり、長年の片想いが実ったってことか⁈」
柚木「うん」
2組の鷹山…確かに、柚木君の想い人だ。
何度も勇気出して声掛けに行ってたっけな…
昨日の告白も、私の知らないところで
OKの返答もらっていたんだね。
彼は幸せそうに友達に微笑みを向けた。
~
~
「おー初デートどうだったよ」
柚木「鷹山さんの私服、
初めて見て、感極まっちゃって」
「鼻血出したとか?」
柚木「涙の方だよ」
「彼女の私服で泣くとか、
ドン引きだろ」
柚木「鷹山さんは優しいから、
俺にハンカチくれたんだ」
あぁ、四つ葉の刺繍入りのか。
結局、そのハンカチでは涙拭かなかったんだよね。
デート中、終始柚木君はドギマギしてたけど、
幸せそうに鷹山と手を繋いで、歩いたよね。
~
~
「鷹山の部屋に行った⁈
展開早過ぎだろッ」
柚木「そ…そうかな」
「どこまでやったんだよ!
言ってみろ!」
柚木「そんな事言えないよ」
「完璧ヤってんじゃねーか!」
良かったね、
ずっと片想いしてた鷹山と恋人になれて
心も身体も結ばれて幸せだね、柚木君。
~
~
柚木「…ぇ…と、用って?」
私はね、君が笑えば私も笑うし
君が幸せなら自分も幸せだと思ってたよ。
だって、一心同体なんだから…
一心同体の意味分かる?
柚木君と私は、心と心が結ばれてるって事だよ。
君と鷹山がこのまま付き合い続けて、
結婚して、子供が産まれて…
そういう明るい未来を想像したら、
私は悲しくなって、反吐が出たよ。
君は幸せそうにしているのに、
私は悲しい…どういう事?
一心同体のはずなのに、
意味が分からない。
柚木「…あの…用って何かな?
えと…確か同じクラスの…」
「一心同体なのに、
なんでそんな顔するの?」
彼は顔を引き攣らせ、私から一歩距離を取った。
柚木「…ぇ…一心同体?」
「…今の柚木君の気持ちが分からない」
柚木「気持ちって…えと…ごめん、
俺彼女待たしてて…用がないから行ってもいいかな」
彼はドアノブに手を回し、
私から離れて行こうとする。
「あぁッ!
怖いのか!そっか!
私も同じ気持ちだよ!」
私は出て行こうとする柚木君の腕を掴んだ。
柚木「うわっ」
「私も怖いよ!
やっぱり、一心同体だね!」
理由は違うかもしれない…いや、大丈夫
一心同体なんだから同じだよ。
「私は、私から柚木君が離れていくようで
怖いんだよ。ほら、同じでしょ!」
柚木「手…放してよ」
「怖いんだよね?
私も同じだから!」
柚木「…手を放せって言ってる」
「あっ今は怒ってるんだね!」
柚木「いいから手を放せってば…
さっきから、一心同体って言ってるけど
理解出来ないよ。そもそも、話した事もない…
俺は…お前の名前すら覚えてなかったのに」
お前?
今、私の事お前って言った?
「あぁっそっか!
柚木君は怒ってるから
私の事を怒らせて、一心同体だと
証明してくれてるんだね」
柚木「あまりしつこいようなら、
先生とかに…」
柚木君が私の手を引き剥がそうとしている。
「怒ってる!一緒だね」
ガラッ
鷹山「遅いよ~、どうしたの?」
鷹山が入って来た。
柚木「あっちょっと」
鷹山「え、誰?
何してるの?」
柚木「なんかしつこくて」
鷹山「あの~、私の彼氏なんだけど」
鷹山が私の手を掴む。
鷹山「えっちょっと、放してよ」
鷹山の爪が私の手に食い込む。
鷹山「まじ何なの?
キモいんだけど…」
柚木「本当に放せって」
「大丈夫…私も怒ってる。
柚木君と同じだから」
鷹山「何意味分かんない事言ってんの?
放せって言ってんの!」
「柚木君怒ってる…私も怒ってるから」
ほら、一心同体。
バチンッ
私は鷹山に殴られ、
頬が痛くなる。
「…一心同体だもんね」
私は2人の手を振り払い、
柚木君の顔を殴った。
柚木「ゔッ…」
鷹山「きゃっ…何すんのよ!」
床に倒れ込む柚木君に駆け寄る鷹山。
「痛いよね?
私も痛いよ、一緒だね」
鷹山「あんたおかしいんじゃないのッ」
柚木君の顔を見ると、鼻血が出ているから
私も自分の顔を殴って、鼻血を出した。
「はは…一心同体だね」
あぁ…その顔は、怖がってる顔だね…
大丈夫…
あぁ…そんなに逃げなくても良いのに…
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