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推しじゃない
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三田「名原さん」
名原「…何」
三田「今、何を考えてた?」
名原「…別に何も考えてない」
三田「九戸君の事?」
名原「違う」
三田「本当に?」
名原「違うって言ってんでしょ」
三田「ふふっ」
三田の手綱を握るという
最悪な状態になってから1週間。
三田は何かとかこつけて
九戸について質問をしてくる。
三田「俺の席から
名原さん見えてるからな」
それに加え、私を監視している発言で、
着実にストレスが溜まってきている。
~
名原「うっ…とうしい…」
本当にやり返せばなんて
言わなきゃ良かった。
三田があんな感じなんて思いもしなかった。
いじめをただ傍観してたのと、
九戸に対して捻れた萌え方してた
ツケが回ったとか?
なんだよ、ツケって…
九戸「名原」
名原「…あ?」
名前を呼ばれ、顔を上げると
何を考えてんのか九戸が声を掛けてきた。
名原「…はあ…何考えてんの」
教室に三田居るのに…
九戸「…これ…花瓶同じの見つけたから…」
花瓶なんてどうでもいい、
命知らずにも程がある。
名原「自分が何されたか…」
三田が近付いて来た。
九戸「買って来いって…お前が言って…
それに俺が割ったから」
しおらしくしているが、
それどころじゃない。
三田が来てるの、気づいてないのかよ。
九戸「これ」
九戸は私に花瓶を差し出してくるが
それを手で叩き落とす。
名原「そんなのどうでもいいっ…」
やばい…やばい…
早く九戸を突き放さないと…
九戸「…せっかく…買ってきたのに」
そんな顔するな…
やばいって…三田来てんじゃんッ
気づけよッ馬鹿!
ゴッ
名原「三田ッ!」
三田はニコニコしながら、
九戸を殴った。
名原「何でッ…」
三田「手綱」
名原「九戸は花瓶買って来ただけでッ」
九戸は頭を抱えて、倒れ込んだ。
名原「九戸ッ…」
九戸「…ゔぅ」
何で殴ったのか、
九戸の頭から血が滲み出ている。
一度殴ったのに、
三田はニコニコしながら
また手を振り上げ、まだ九戸を殴る気だ。
名原「やめろって言ってんだろッ」
私は九戸の上に覆い被さる。
三田「そんなに必死になって…
やっぱり、泣く程なんだな」
三田は椅子に腰を下ろす。
三田「名原さんの推しは死んだ?」
名原「九戸ッ…とにかく、血押さえて」
三田「まだ、死んでないのか」
名原「黙れよッ」
三田「今のは、俺の手綱
握ってなかったせいだからな。
名原さんの推しが死んだら、
名原さんのせい」
三田は私の腕を思い切り引く。
名原「触んなっ…そもそも、九戸なんて
推しじゃない」
三田「そうなの?」
名原「なんで、こんなの推すんだよっ」
三田「だって、あんな必死で庇うもんだから
好きなのかなって」
名原「違うっ」
今更、こんな発言通用しないかもしれないが
これ以上、暴力振るうようなら
本当に九戸が死ぬかもしれない。
名原「勘違いするな」
三田「なんだ…そうだったんだね。
なら、いいや…ほら
九戸君を保健室に運ぼう」
三田は笑顔を止め、
九戸を担いだ。
三田「なんだ、推しじゃなかったのか…」
私は三田が九戸を窓から落とさないように
見張りながら、保健室に向かった。
名原「…何」
三田「今、何を考えてた?」
名原「…別に何も考えてない」
三田「九戸君の事?」
名原「違う」
三田「本当に?」
名原「違うって言ってんでしょ」
三田「ふふっ」
三田の手綱を握るという
最悪な状態になってから1週間。
三田は何かとかこつけて
九戸について質問をしてくる。
三田「俺の席から
名原さん見えてるからな」
それに加え、私を監視している発言で、
着実にストレスが溜まってきている。
~
名原「うっ…とうしい…」
本当にやり返せばなんて
言わなきゃ良かった。
三田があんな感じなんて思いもしなかった。
いじめをただ傍観してたのと、
九戸に対して捻れた萌え方してた
ツケが回ったとか?
なんだよ、ツケって…
九戸「名原」
名原「…あ?」
名前を呼ばれ、顔を上げると
何を考えてんのか九戸が声を掛けてきた。
名原「…はあ…何考えてんの」
教室に三田居るのに…
九戸「…これ…花瓶同じの見つけたから…」
花瓶なんてどうでもいい、
命知らずにも程がある。
名原「自分が何されたか…」
三田が近付いて来た。
九戸「買って来いって…お前が言って…
それに俺が割ったから」
しおらしくしているが、
それどころじゃない。
三田が来てるの、気づいてないのかよ。
九戸「これ」
九戸は私に花瓶を差し出してくるが
それを手で叩き落とす。
名原「そんなのどうでもいいっ…」
やばい…やばい…
早く九戸を突き放さないと…
九戸「…せっかく…買ってきたのに」
そんな顔するな…
やばいって…三田来てんじゃんッ
気づけよッ馬鹿!
ゴッ
名原「三田ッ!」
三田はニコニコしながら、
九戸を殴った。
名原「何でッ…」
三田「手綱」
名原「九戸は花瓶買って来ただけでッ」
九戸は頭を抱えて、倒れ込んだ。
名原「九戸ッ…」
九戸「…ゔぅ」
何で殴ったのか、
九戸の頭から血が滲み出ている。
一度殴ったのに、
三田はニコニコしながら
また手を振り上げ、まだ九戸を殴る気だ。
名原「やめろって言ってんだろッ」
私は九戸の上に覆い被さる。
三田「そんなに必死になって…
やっぱり、泣く程なんだな」
三田は椅子に腰を下ろす。
三田「名原さんの推しは死んだ?」
名原「九戸ッ…とにかく、血押さえて」
三田「まだ、死んでないのか」
名原「黙れよッ」
三田「今のは、俺の手綱
握ってなかったせいだからな。
名原さんの推しが死んだら、
名原さんのせい」
三田は私の腕を思い切り引く。
名原「触んなっ…そもそも、九戸なんて
推しじゃない」
三田「そうなの?」
名原「なんで、こんなの推すんだよっ」
三田「だって、あんな必死で庇うもんだから
好きなのかなって」
名原「違うっ」
今更、こんな発言通用しないかもしれないが
これ以上、暴力振るうようなら
本当に九戸が死ぬかもしれない。
名原「勘違いするな」
三田「なんだ…そうだったんだね。
なら、いいや…ほら
九戸君を保健室に運ぼう」
三田は笑顔を止め、
九戸を担いだ。
三田「なんだ、推しじゃなかったのか…」
私は三田が九戸を窓から落とさないように
見張りながら、保健室に向かった。
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