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第九章 玉英王動く
第77話 小さな勇者たち
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「ミランダ姉さん! たっだいま~」
フィオナがそう言って飛びつくと、ミランダが涙ぐみながらフィオナに抱きつき返す。
「お帰り! フィオナ。無事で良かった~」
ひとしきり抱き合った後、二人で顔を見合わせて笑い合った。
「バンドスはどうだったの? 今回の旅はずいぶん長かったわね」
「うん、船に乗ってイリス島まで行ってきたから」
「え! イリス島! ずいぶん遠くまで行っていたのね」
流石のミランダも驚きを隠さなかった。
横に控えるハダルを見て、ちょっと意地悪な顔になる。
「もしかして、我慢できなくなったハダルに、海へ攫われてしまったとか?」
「ぶはっ」
ハダルが盛大に咽た。
「だって~最近、フィオナの家にはイケメンばかり増えるじゃない~、ヒショウ君とかさ、ジオも急に男らしくなってきたしー」
「何言ってるの? ミランダ姉さん。私達……」
そこでフィオナは声を潜めてミランダに囁く。
「私達、イルカと海賊と機織機に会ってきたんだよ~」
ミランダがあからさまにがっくりとした顔になった。
ハダルは余裕を取り戻し、そんな二人を微笑ましく眺めていた。
そう言えば、ミランダの瞳も金色だな。
と言うことは、聖杜の末裔で、俺とも遠い親戚ってことか……
思わぬ繋がりに懐かしいような、嬉しいような温かい気持ちで見つめていると、
「ハダル、何笑っているのよ。キモイ!」
こんなイケメン相手にキモイ男呼ばわりできるのは、ミザロ中でもミランダぐらいなものだろう。
キモイと言われたハダルはハッと顔を引き締めて、こんな奴と親戚なのはやっぱり嫌だなと思い直したのだった。
そんな三人の背後に、不穏な空気が漂い始めた。
通りの人々が息を呑む様子が伝わってくる。
物々しい恰好の衛兵たちが十人ほど近づいてきたからだ。
「すまないが、その娘とそこの男をこちらへ」
「え?」
ハダルが二人を庇うように前に立った。
「人違いじゃないのかな。俺たちは市場へ食料品を買いに来ただけだぜ」
「いや、人違いじゃないよ。フィオナと言う娘とハダルと言う男、二人を連れてくるように、玉英王様からお達しがでているんだ」
ミランダが何か言いかけるのを制して、ハダルが静かに言った。
「ここでは市場のみんなの迷惑になる。とりあえず外に出よう」
二人を抱え込むようにして、道の先へと促した。
「二人共この通りから出たら一目散に逃げるんだ」
三人ですべるように通りを抜ける。
白い日除けの布が途切れたところには、市場の様々な通りを繋ぐ、大きな広場があった。
そこまで飛び出た三人。
ハダルが二人を庇うように出口に仁王立ちをして衛兵を留めようとする。
二人は必死で人ごみに紛れて逃げようとするが、目の前の広場にも、既に他の衛兵が沢山待ち構えていた。
身動きが取れずに止まってしまう。
「逃げようったって、そうはいかないぜ」
先程声を掛けてきた衛兵の長のような人物がそう言うと、広場の部下に合図する。
衛兵の輪が狭まって来た。
その時……
「いて!」
「いて!」
衛兵の何人かが顔を抑えてしゃがみこんだ。
それぞれの顔には、赤い液体が流れている。
何事かと見回した衛兵の顔にも、今度はオレンジ色の液体がベタリと流れ出す。
「いててて! 目が!」
「開けられない!」
慌てふためく衛兵目掛けて、ポカポカと小さな丸いものが投げられていた。
それは、熟れたトマトとオランジュ!
顔に当たって潰れたトマトとオランジュは、そのまま衛兵の顔をなめるように流れていく。それが目に入ると沁みて痛いらしい。
トマトとオランジュにこんな使い方があったとは!
「ハダル兄ちゃんと、フィオナ姉ちゃんを返せ!」
精一杯に叫ぶ幼い声が響いた。
「ハヤト! マリナ! パウロ! カイ!」
ハダル達は自分達を助けるために、なけなしのトマトとオランジュを投げてくれた子ども達を見つけて、嬉しさと申し訳なさでいっぱいになった。
「みんな、ありがとう! 大丈夫だから、終わりにしてくれ!」
ハダルが優しい顔で叫んだ。
「でも!」
「大丈夫だよ!」
広場のテーブルの上で背伸びして、衛兵の頭越しにこちらを心配そうに眺めているハヤト達に、ハダルはニコリとして頷いた。
「別にとって食おうと言うわけでは無いからな。大人しく付いて来てくれるだけでいい」
その時、広場の反対方向から人々が左右に退く音がして、衛兵の真ん中にも道ができた。
さざ波のように引いていく人波の向こうから、衛兵よりも鋭い眼差しの兵に取り囲まれながら、一人の身なりの豪華な男がフィオナたちに近づいてくるのが見えた。
茶色い髪は後ろの高い位置に束ねられて、さらさらと左右に揺れている。
端正な顔立ちの茶味の薄い瞳は、静かな湖面のように凪いでいて、感情を映し出してはいなかったが、決して冷たいものでは無い。
だが三人を射すくめるように、真正面から見つめてきた。
「ちょっと聞きたいことがあるだけだ。一緒に来てもらいたい」
抗い難い威圧感を感じで、流石のハダルも体を強張らす。
「もしや、あなたが玉英王様!」
「いかにも、余が玉英王だ」
男はニヤリと笑った。
広場の人々に驚きと動揺が走る。
こんなところに本物の王が出没するとは到底考えられないと思う人、こんなところに何をしにやって来たのかと警戒する人。
本物を見れて嬉しいと思うような人はまれで、歓迎よりも恐怖の感情に支配されているのが伝わってくる。
それを肌で感じるようで、玉英王はちょっと鬱陶しいような顔になる。
「そう堅くなることはないだろう。余もたまにはこんな市場で自由に買い物をしてみたいと思う事がある」
綺麗な発音のバルト語でそう言いながら、周りをゆっくりと見回した。
人々の表情が固まり、いつもはうるさいくらい賑やかな市場がシーンと静まり返った。
「分かった。一緒に行くから。今すぐこの兵達を市場から撤退させてくれ」
「ハダル兄!」
ハダルの言葉に、カイが心配そうに名前を呼ぶ。
「大丈夫」と言って、ハダルはカイに軽く手を上げた。
「わかった。お前たち、静かにこの場から撤退しろ!」
意外なことに、玉英王は素直にハダルの言葉に従って衛兵に命令すると、「付いて来い」と言って後ろを向いた。
何が起きているのかよくわからない市場の人々は、声をあげることも無く王とハダル達を見送っている。
「ちょっと待ちなさいよ!」
今度はミランダが異議を唱えた。
「私の妹をどこに連れて行こうっていうのよ! 黙って連れて行かせやしないわよ!」
フィオナが慌ててミランダの袖を引っ張る。
玉英王は振り返ると、面白そうな顔になった。
「ほぉう。じゃあ、お前も来ればいい」
「わかったわよ! 一緒に行くわよ」
フィオナとハダルが慌てて止めようとするが、ミランダはフィオナに抱きついて離れない。
その様子を見た玉英王が、声をあげて笑った。
「ははは!」
そして、トマトまみれになった衛兵の顔を見て、また笑った。
「こんな秘密兵器があったとはな。王の兵の面目丸つぶれだな」
震えあがっている衛兵に、
「早く顔を洗って来い」
そう言うと、そのままスタスタと歩き去って行った。
ハダルとミランダが貼り付いたままのフィオナも、その後ろを静かについていく。
途中でハヤトがハダルの横へ走り込んできた。
背が低くすばしっこいハヤトだからこそ、滑り込めた衛兵たちの隙間だった
ハダルは一瞬気づかわし気な表情になったが、懐からお金を掴むと素早くハヤトの手の中に握り込ませる。
「これで、夕飯を買ってくれ。大丈夫、心配するな」
そう言ってウィンクして、ハヤトの頭を優しく撫でると、何事も無かったかのように、玉英王の後を歩いて行った。
ハヤトの寂しそうな後ろ姿に、カイ達が静かに寄り添った。
全ての出来事が終わった時、広場の空気が一変した。
緊張の糸が切れたようなため息。
その後は、上へ下への大騒ぎ。
玉英王、市場に現れる!
玉英王、民を連行!
様々な憶測と共に、噂されることとなったのだった。
小さな勇者たちは肩を落として、ハダルとフィオナの身を案じ続けていた。
フィオナがそう言って飛びつくと、ミランダが涙ぐみながらフィオナに抱きつき返す。
「お帰り! フィオナ。無事で良かった~」
ひとしきり抱き合った後、二人で顔を見合わせて笑い合った。
「バンドスはどうだったの? 今回の旅はずいぶん長かったわね」
「うん、船に乗ってイリス島まで行ってきたから」
「え! イリス島! ずいぶん遠くまで行っていたのね」
流石のミランダも驚きを隠さなかった。
横に控えるハダルを見て、ちょっと意地悪な顔になる。
「もしかして、我慢できなくなったハダルに、海へ攫われてしまったとか?」
「ぶはっ」
ハダルが盛大に咽た。
「だって~最近、フィオナの家にはイケメンばかり増えるじゃない~、ヒショウ君とかさ、ジオも急に男らしくなってきたしー」
「何言ってるの? ミランダ姉さん。私達……」
そこでフィオナは声を潜めてミランダに囁く。
「私達、イルカと海賊と機織機に会ってきたんだよ~」
ミランダがあからさまにがっくりとした顔になった。
ハダルは余裕を取り戻し、そんな二人を微笑ましく眺めていた。
そう言えば、ミランダの瞳も金色だな。
と言うことは、聖杜の末裔で、俺とも遠い親戚ってことか……
思わぬ繋がりに懐かしいような、嬉しいような温かい気持ちで見つめていると、
「ハダル、何笑っているのよ。キモイ!」
こんなイケメン相手にキモイ男呼ばわりできるのは、ミザロ中でもミランダぐらいなものだろう。
キモイと言われたハダルはハッと顔を引き締めて、こんな奴と親戚なのはやっぱり嫌だなと思い直したのだった。
そんな三人の背後に、不穏な空気が漂い始めた。
通りの人々が息を呑む様子が伝わってくる。
物々しい恰好の衛兵たちが十人ほど近づいてきたからだ。
「すまないが、その娘とそこの男をこちらへ」
「え?」
ハダルが二人を庇うように前に立った。
「人違いじゃないのかな。俺たちは市場へ食料品を買いに来ただけだぜ」
「いや、人違いじゃないよ。フィオナと言う娘とハダルと言う男、二人を連れてくるように、玉英王様からお達しがでているんだ」
ミランダが何か言いかけるのを制して、ハダルが静かに言った。
「ここでは市場のみんなの迷惑になる。とりあえず外に出よう」
二人を抱え込むようにして、道の先へと促した。
「二人共この通りから出たら一目散に逃げるんだ」
三人ですべるように通りを抜ける。
白い日除けの布が途切れたところには、市場の様々な通りを繋ぐ、大きな広場があった。
そこまで飛び出た三人。
ハダルが二人を庇うように出口に仁王立ちをして衛兵を留めようとする。
二人は必死で人ごみに紛れて逃げようとするが、目の前の広場にも、既に他の衛兵が沢山待ち構えていた。
身動きが取れずに止まってしまう。
「逃げようったって、そうはいかないぜ」
先程声を掛けてきた衛兵の長のような人物がそう言うと、広場の部下に合図する。
衛兵の輪が狭まって来た。
その時……
「いて!」
「いて!」
衛兵の何人かが顔を抑えてしゃがみこんだ。
それぞれの顔には、赤い液体が流れている。
何事かと見回した衛兵の顔にも、今度はオレンジ色の液体がベタリと流れ出す。
「いててて! 目が!」
「開けられない!」
慌てふためく衛兵目掛けて、ポカポカと小さな丸いものが投げられていた。
それは、熟れたトマトとオランジュ!
顔に当たって潰れたトマトとオランジュは、そのまま衛兵の顔をなめるように流れていく。それが目に入ると沁みて痛いらしい。
トマトとオランジュにこんな使い方があったとは!
「ハダル兄ちゃんと、フィオナ姉ちゃんを返せ!」
精一杯に叫ぶ幼い声が響いた。
「ハヤト! マリナ! パウロ! カイ!」
ハダル達は自分達を助けるために、なけなしのトマトとオランジュを投げてくれた子ども達を見つけて、嬉しさと申し訳なさでいっぱいになった。
「みんな、ありがとう! 大丈夫だから、終わりにしてくれ!」
ハダルが優しい顔で叫んだ。
「でも!」
「大丈夫だよ!」
広場のテーブルの上で背伸びして、衛兵の頭越しにこちらを心配そうに眺めているハヤト達に、ハダルはニコリとして頷いた。
「別にとって食おうと言うわけでは無いからな。大人しく付いて来てくれるだけでいい」
その時、広場の反対方向から人々が左右に退く音がして、衛兵の真ん中にも道ができた。
さざ波のように引いていく人波の向こうから、衛兵よりも鋭い眼差しの兵に取り囲まれながら、一人の身なりの豪華な男がフィオナたちに近づいてくるのが見えた。
茶色い髪は後ろの高い位置に束ねられて、さらさらと左右に揺れている。
端正な顔立ちの茶味の薄い瞳は、静かな湖面のように凪いでいて、感情を映し出してはいなかったが、決して冷たいものでは無い。
だが三人を射すくめるように、真正面から見つめてきた。
「ちょっと聞きたいことがあるだけだ。一緒に来てもらいたい」
抗い難い威圧感を感じで、流石のハダルも体を強張らす。
「もしや、あなたが玉英王様!」
「いかにも、余が玉英王だ」
男はニヤリと笑った。
広場の人々に驚きと動揺が走る。
こんなところに本物の王が出没するとは到底考えられないと思う人、こんなところに何をしにやって来たのかと警戒する人。
本物を見れて嬉しいと思うような人はまれで、歓迎よりも恐怖の感情に支配されているのが伝わってくる。
それを肌で感じるようで、玉英王はちょっと鬱陶しいような顔になる。
「そう堅くなることはないだろう。余もたまにはこんな市場で自由に買い物をしてみたいと思う事がある」
綺麗な発音のバルト語でそう言いながら、周りをゆっくりと見回した。
人々の表情が固まり、いつもはうるさいくらい賑やかな市場がシーンと静まり返った。
「分かった。一緒に行くから。今すぐこの兵達を市場から撤退させてくれ」
「ハダル兄!」
ハダルの言葉に、カイが心配そうに名前を呼ぶ。
「大丈夫」と言って、ハダルはカイに軽く手を上げた。
「わかった。お前たち、静かにこの場から撤退しろ!」
意外なことに、玉英王は素直にハダルの言葉に従って衛兵に命令すると、「付いて来い」と言って後ろを向いた。
何が起きているのかよくわからない市場の人々は、声をあげることも無く王とハダル達を見送っている。
「ちょっと待ちなさいよ!」
今度はミランダが異議を唱えた。
「私の妹をどこに連れて行こうっていうのよ! 黙って連れて行かせやしないわよ!」
フィオナが慌ててミランダの袖を引っ張る。
玉英王は振り返ると、面白そうな顔になった。
「ほぉう。じゃあ、お前も来ればいい」
「わかったわよ! 一緒に行くわよ」
フィオナとハダルが慌てて止めようとするが、ミランダはフィオナに抱きついて離れない。
その様子を見た玉英王が、声をあげて笑った。
「ははは!」
そして、トマトまみれになった衛兵の顔を見て、また笑った。
「こんな秘密兵器があったとはな。王の兵の面目丸つぶれだな」
震えあがっている衛兵に、
「早く顔を洗って来い」
そう言うと、そのままスタスタと歩き去って行った。
ハダルとミランダが貼り付いたままのフィオナも、その後ろを静かについていく。
途中でハヤトがハダルの横へ走り込んできた。
背が低くすばしっこいハヤトだからこそ、滑り込めた衛兵たちの隙間だった
ハダルは一瞬気づかわし気な表情になったが、懐からお金を掴むと素早くハヤトの手の中に握り込ませる。
「これで、夕飯を買ってくれ。大丈夫、心配するな」
そう言ってウィンクして、ハヤトの頭を優しく撫でると、何事も無かったかのように、玉英王の後を歩いて行った。
ハヤトの寂しそうな後ろ姿に、カイ達が静かに寄り添った。
全ての出来事が終わった時、広場の空気が一変した。
緊張の糸が切れたようなため息。
その後は、上へ下への大騒ぎ。
玉英王、市場に現れる!
玉英王、民を連行!
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