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電車を降りてからも静かで、
男2人、吉田の家まで沈黙が続いた。
気まずい…。
吉田の家までの、道のりを
これほど長く感じた事はなかった。
吉田の家は
まさしく
The日本家屋って感じの趣きがある
一戸建ての古い家だ。
この時間は
吉田の両親は共働きで居ないが
ばぁちゃんいたはずだ。
玄関のチャイムを押す。
吉田のばぁちゃんの声が
どちら様ですか?とだけ
インターホン越しに
「こんばんは、おばあちゃん
お久しぶりです河野です。
貴志が体調悪いって聞いて
学校からお願いされたものと
お見舞い持ってきました。」
「あら、まぁ緋彩くん?
お久しぶりね
ちょっとまってて今玄関 開けるから!」
しばらく表て待ってると
玄関が開いて
顔を出した吉田のばぁちゃんは
なんか逆行だからか
明らかに顔色が悪かった。
「貴志くんは大丈夫ですか?」
「あ、うん…ありがとうねぇ…。ちょっと貴志酷くて、風邪伝染るといけないから…。」
大丈夫ですよ。僕達もこれ
渡したらすぐ帰るんでって…
って言ってるって隙に
何を思ったか、猫屋敷先輩は
「ちょっと、失礼します。
僕、吉田くんにどうしても直接渡したい物があるのでほんと
すみません!お邪魔します!」
突然僕の前に乗り出し
玄関の扉をこじ開け
ばぁちゃんの隙間を縫って乱暴に靴を脱ぎ捨て家に上がり込んだ。
そのまま吉田の部屋がある2階へ一直線にかけ登った。
はぁ~???
ちょっと待って?
何やっちゃってくれてんの?
おかしいでしょ?
初対面でしょ?
「ちょ ちょっと!先輩ぃぃ 何してんっすかぁ?」
大慌てで僕も
吉田のばぁちゃんが
止めるのを振り切って
猫屋敷先輩を連れ戻すために
吉田の家に上がった
猫屋敷先輩は初めてのはずなのに
迷わす吉田の部屋に
一直線に向って行った。
先輩はもしかして
実は僕が知らないだけで
吉田とつるんで遊んでたのか?
部屋の前で
先輩に追いついた。
先輩は僕を手で止めて
「君はそこで待ってて!!」
とだけ言うと
深呼吸して
部屋の扉を開けた。
あれ?
吉田の部屋ってこんな暗かったっけ?
しかもなんか気持ち悪い
死んだ魚の様な匂いが充満していたのか
部屋開けた途端
思わず嘔吐いた。
部屋の前で
待っててって言われても
そんなわけに行かないだろ
こんな臭い中
病人の吉田がいるにはひどぎる。
とりあえず窓開けて
空気の入れ替えしなきゃ
治るもんも治らないだろ
が
さすがに臭すぎる
部屋の前で躊躇してると
ばぁちゃんが追いついてきた。
あぁやっと開いた。
貴志、ずっと部屋鍵ないはずなのに
外から開けてくれなくて
入れなれなかったから
それにしても酷い臭いね
ばぁちゃんと一緒に部屋を覗いた
猫屋敷先輩は匂いに構わず
ズカズカ部屋に入り込むと吉田の
ベットの布団を乱暴にはぎ取る
ごめん遅くなったね
独り言の様に言うと
袋から取り出した
白い粉を吉田にかけ
いきなりブツブツと真言らしきもの
を唱え始めた。
布団を剥ぎ取った吉田の姿が
およそ人とは呼べない
異形な姿でなければ
先輩を殴ってでも止めたかもしれない。
「ひっ…」
ばぁちゃんと僕は
半ば腰が抜け
そこでぼーぜんと見るしか無かった
吉田の目は赤く濁っていて
顔にも手にも服から覗くその素肌に
魚の様な鱗が蠢いていた。
うぅっなんだ? 吉田かあれ?
逃げ出したい
だが腰が抜けて動けない
ばぁちゃんは
ナンマイダブ
ナンマイダブ
呟きながら僕の腕にしがみついて
震えている。
吉田がおよそ人の声とは
思えない奇声を発生した。
男2人、吉田の家まで沈黙が続いた。
気まずい…。
吉田の家までの、道のりを
これほど長く感じた事はなかった。
吉田の家は
まさしく
The日本家屋って感じの趣きがある
一戸建ての古い家だ。
この時間は
吉田の両親は共働きで居ないが
ばぁちゃんいたはずだ。
玄関のチャイムを押す。
吉田のばぁちゃんの声が
どちら様ですか?とだけ
インターホン越しに
「こんばんは、おばあちゃん
お久しぶりです河野です。
貴志が体調悪いって聞いて
学校からお願いされたものと
お見舞い持ってきました。」
「あら、まぁ緋彩くん?
お久しぶりね
ちょっとまってて今玄関 開けるから!」
しばらく表て待ってると
玄関が開いて
顔を出した吉田のばぁちゃんは
なんか逆行だからか
明らかに顔色が悪かった。
「貴志くんは大丈夫ですか?」
「あ、うん…ありがとうねぇ…。ちょっと貴志酷くて、風邪伝染るといけないから…。」
大丈夫ですよ。僕達もこれ
渡したらすぐ帰るんでって…
って言ってるって隙に
何を思ったか、猫屋敷先輩は
「ちょっと、失礼します。
僕、吉田くんにどうしても直接渡したい物があるのでほんと
すみません!お邪魔します!」
突然僕の前に乗り出し
玄関の扉をこじ開け
ばぁちゃんの隙間を縫って乱暴に靴を脱ぎ捨て家に上がり込んだ。
そのまま吉田の部屋がある2階へ一直線にかけ登った。
はぁ~???
ちょっと待って?
何やっちゃってくれてんの?
おかしいでしょ?
初対面でしょ?
「ちょ ちょっと!先輩ぃぃ 何してんっすかぁ?」
大慌てで僕も
吉田のばぁちゃんが
止めるのを振り切って
猫屋敷先輩を連れ戻すために
吉田の家に上がった
猫屋敷先輩は初めてのはずなのに
迷わす吉田の部屋に
一直線に向って行った。
先輩はもしかして
実は僕が知らないだけで
吉田とつるんで遊んでたのか?
部屋の前で
先輩に追いついた。
先輩は僕を手で止めて
「君はそこで待ってて!!」
とだけ言うと
深呼吸して
部屋の扉を開けた。
あれ?
吉田の部屋ってこんな暗かったっけ?
しかもなんか気持ち悪い
死んだ魚の様な匂いが充満していたのか
部屋開けた途端
思わず嘔吐いた。
部屋の前で
待っててって言われても
そんなわけに行かないだろ
こんな臭い中
病人の吉田がいるにはひどぎる。
とりあえず窓開けて
空気の入れ替えしなきゃ
治るもんも治らないだろ
が
さすがに臭すぎる
部屋の前で躊躇してると
ばぁちゃんが追いついてきた。
あぁやっと開いた。
貴志、ずっと部屋鍵ないはずなのに
外から開けてくれなくて
入れなれなかったから
それにしても酷い臭いね
ばぁちゃんと一緒に部屋を覗いた
猫屋敷先輩は匂いに構わず
ズカズカ部屋に入り込むと吉田の
ベットの布団を乱暴にはぎ取る
ごめん遅くなったね
独り言の様に言うと
袋から取り出した
白い粉を吉田にかけ
いきなりブツブツと真言らしきもの
を唱え始めた。
布団を剥ぎ取った吉田の姿が
およそ人とは呼べない
異形な姿でなければ
先輩を殴ってでも止めたかもしれない。
「ひっ…」
ばぁちゃんと僕は
半ば腰が抜け
そこでぼーぜんと見るしか無かった
吉田の目は赤く濁っていて
顔にも手にも服から覗くその素肌に
魚の様な鱗が蠢いていた。
うぅっなんだ? 吉田かあれ?
逃げ出したい
だが腰が抜けて動けない
ばぁちゃんは
ナンマイダブ
ナンマイダブ
呟きながら僕の腕にしがみついて
震えている。
吉田がおよそ人の声とは
思えない奇声を発生した。
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