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「…。」
「…。」
真っ白だった視界が
ゆっくりクリアに見えてくる。
でもまだ頭が重い。
瞼も重い。
「…あれ?」
気を失ってたのか?
真っ白になる前
足がちぎる所を見た気がするし
足がちぎれる感覚は今まだあるし
なんならまだ痺れる様な
違和感が残ってる。
が、思ったほど痛くは無い?
「大丈夫ですか?」
真上から声が聞こえて
重い瞼を開けると
猫屋敷先輩の顔が目の前にあった。
!! おわっ近い近い!!
猫屋敷先輩の顔を思わず
思いっきり押しのけたら手のひらが
先輩の鼻の頭にクリティカルヒットした。
「いっ痛い!もぉ酷いですね~。」
抱えてくれていた先輩の腕を払った
その拍子に
猫屋敷先輩が押しのけられた
鼻をさすってブツブツ言ってる。
倒れてたのか?
あれ?バス停のベンチに
横になっていたみたいだ。
僕はよたよたと起き上がろうとする。
起き上がった途端
胃がムカムカして我慢できず
道端に今朝食べた物を吐いた。
「酷いですねぇ、いくら僕でも、顔見て吐くなんて、傷つきますよ。」
「…。」
頭が、ぼぅってとしている。
「…まぁ、とりあえず水飲んで。」
手渡されたペットボトルの水で
塩うがいしてから
改めて水を飲ん飲んだ。
なんかまだ身体が重い。
ムカムカする。
あぁそうだ説明しなきゃっ
「ぼっ…ぼくあ、ずあぁ、あぁあし!
僕の足!」
察したのか
先輩は手を振って言葉を止め
「落ち着いてからで大丈夫です。
今はいいからその水を全部飲んで」
大慌てで足を見る
「あれっ???」
普通に足はある?
「まずね。僕から説明します。
ちゃんと足は着いてますよ。
今回の相手さんは、
思ったより強いですね。
多分、僕たちは
最初から目をつけられてました。
僕もかなり強力に足止めされました。
きっと今晩辺り来ますね。」
?なにが?
今晩来るって何が?
ちょっと待って?
何が来るの?そこ詳しく聞きたい…。
…いや、聞きたくない…。
「とりあえず
このお塩舐めて水しっかり飲んで
1回帰って体制を整えましょう。」
そういうと
先輩は背中をポンポンと
優しく撫でて
ポケットから出した紙に
包まれた塩をくれた。
バス停のベンチに座って
水を飲みながら先輩をちらりと見た。
鼻の頭が赤い
鼻を押しのけて悪かったなぁ。
猫屋敷先輩は
僕の吐瀉物の後始末をしてくれている。
頭は落ち着いてきたけど
震えが止まらない。
「もう、今日は家に帰りたいです。」
「うん、無理です。」
「えっ?」
「帰ったら説明します。
今日お家に帰らない方が賢明です。」
「え?なんで?」
「あぁ、ちゃんと説明しますから
とりあえず、ここは一旦引きましょう。」
いつも存在感ないはずの
先輩の目はなんか威圧的で有無を言わせない。
あーこの目なんか
先輩の事慣れて分かってきたけど
この目は反論しても絶対だめなやつだ。
「さぁ、自力で歩けますか?
それとも
肩をお貸しした方が良いですか?」
「大丈夫です。」
足はちゃんとある
違和感もあるけど歩ける。
かえりに着く頃には
昼を回っていた。
「…。」
真っ白だった視界が
ゆっくりクリアに見えてくる。
でもまだ頭が重い。
瞼も重い。
「…あれ?」
気を失ってたのか?
真っ白になる前
足がちぎる所を見た気がするし
足がちぎれる感覚は今まだあるし
なんならまだ痺れる様な
違和感が残ってる。
が、思ったほど痛くは無い?
「大丈夫ですか?」
真上から声が聞こえて
重い瞼を開けると
猫屋敷先輩の顔が目の前にあった。
!! おわっ近い近い!!
猫屋敷先輩の顔を思わず
思いっきり押しのけたら手のひらが
先輩の鼻の頭にクリティカルヒットした。
「いっ痛い!もぉ酷いですね~。」
抱えてくれていた先輩の腕を払った
その拍子に
猫屋敷先輩が押しのけられた
鼻をさすってブツブツ言ってる。
倒れてたのか?
あれ?バス停のベンチに
横になっていたみたいだ。
僕はよたよたと起き上がろうとする。
起き上がった途端
胃がムカムカして我慢できず
道端に今朝食べた物を吐いた。
「酷いですねぇ、いくら僕でも、顔見て吐くなんて、傷つきますよ。」
「…。」
頭が、ぼぅってとしている。
「…まぁ、とりあえず水飲んで。」
手渡されたペットボトルの水で
塩うがいしてから
改めて水を飲ん飲んだ。
なんかまだ身体が重い。
ムカムカする。
あぁそうだ説明しなきゃっ
「ぼっ…ぼくあ、ずあぁ、あぁあし!
僕の足!」
察したのか
先輩は手を振って言葉を止め
「落ち着いてからで大丈夫です。
今はいいからその水を全部飲んで」
大慌てで足を見る
「あれっ???」
普通に足はある?
「まずね。僕から説明します。
ちゃんと足は着いてますよ。
今回の相手さんは、
思ったより強いですね。
多分、僕たちは
最初から目をつけられてました。
僕もかなり強力に足止めされました。
きっと今晩辺り来ますね。」
?なにが?
今晩来るって何が?
ちょっと待って?
何が来るの?そこ詳しく聞きたい…。
…いや、聞きたくない…。
「とりあえず
このお塩舐めて水しっかり飲んで
1回帰って体制を整えましょう。」
そういうと
先輩は背中をポンポンと
優しく撫でて
ポケットから出した紙に
包まれた塩をくれた。
バス停のベンチに座って
水を飲みながら先輩をちらりと見た。
鼻の頭が赤い
鼻を押しのけて悪かったなぁ。
猫屋敷先輩は
僕の吐瀉物の後始末をしてくれている。
頭は落ち着いてきたけど
震えが止まらない。
「もう、今日は家に帰りたいです。」
「うん、無理です。」
「えっ?」
「帰ったら説明します。
今日お家に帰らない方が賢明です。」
「え?なんで?」
「あぁ、ちゃんと説明しますから
とりあえず、ここは一旦引きましょう。」
いつも存在感ないはずの
先輩の目はなんか威圧的で有無を言わせない。
あーこの目なんか
先輩の事慣れて分かってきたけど
この目は反論しても絶対だめなやつだ。
「さぁ、自力で歩けますか?
それとも
肩をお貸しした方が良いですか?」
「大丈夫です。」
足はちゃんとある
違和感もあるけど歩ける。
かえりに着く頃には
昼を回っていた。
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