ハーレム相撲部~女4人に男1人。おまけにかわいい守護霊も憑いてきて、一体何がどうしてこうなった?~

Ring_chatot

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第3章:くだらないこと

11話:身近な人を理解する

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「ところで、裕也さんはその、俺がゲイであることが気持ち悪かったり、おかしかったりしないんですか?」
「ゲイであることは少数派ではあると認識はしてる。でもさ、男は肉、女はスイーツ、みたいに決められたら不愉快じゃね? 男でスイーツが好きなのは少数派かもしれないが、俺はスイーツだって美味しく食べるし、女ががっつりした肉が好きなのは少数派かもしれないが、女が肉を好きだっていい……そういうもんじゃねーの? お前が俺に過剰にボディタッチとか、いきなりキスでもしてくるんなら別だが……少数派ってだけで馬鹿にしてたら、俺は一番大事な人を馬鹿にしなきゃならねえし? ゲイかレズかどうかなんて、男と女が子供作る時以外はくだらない問題さ」
「三橋先輩……身近にも、ゲイの人がいるんですか?」
「そんなようなもんだ」
 厳密には、というかゲイとは正反対の存在なのだが、裕也はそう言ってごまかした。
「気ぃ、使いません?」
「まさか。俺にはそんな奴が身近にいるから、別に気にならない。むしろ、ゲイやレズを馬鹿にしちゃいけないって思えるようになってるんだよ、きっと」
 裕也は誇らしげにそう言った。なるほど、と答えたアキラは、その裕也に身近な人とやらが羨ましいと感じるのであった。
 しばらくして、スイーツを食べ終えた後、アキラが会計を終えて二人は別れる。

 その後、家に帰った裕也は、上機嫌でほほ笑む古々の顔をみて、思わずどうかしたか? とたずねてしまう。
『いや、なに……モテるわねー、裕也って思って』
「茶化されても、俺はバイセクシャルにはならねえぞ?」
 裕也にそう言われるが、古々は首を横に振る。
『まぁ、一時的なものなのか、それともずっと続くものなのかはわからないけれどね。でも、アキラ君に好意を持たれているのは確かだけれど、性欲まではもたれていない。だから別に、男とセックスしたくなくても問題なんてないんじゃないかな?』
「そうか……わかんねえな。ゲイで、俺が好き。だけれど、性欲を持たれているわけじゃない……ならそれは、恋じゃなくただの友情なんじゃあないのか? でも、恋する男女が必ずしもセックスしたいと思っているかといえば……うーん、わかんね。セックスのことなんて知りもしない、幼稚園児の恋と似たようなものなのかな……?
 男は女と付き合う前に賢者タイムになれとは言うけれど……性欲が一番減退する、射精した後でもその人が好きなら、それは性欲ではなく本物の恋だって話を、どこかで聞いたこともある……」
『わからないわね。人の心って複雑だから、恋人、すなわちセックスっていうわけでもないのは確かだけれど』
 古々が言う。確かに、プラトニックな恋愛というか、セックスを伴わない恋愛というのもあるような気がする。本当にそんなものがあるのかは知らないけれど、あるったらあるだろう。
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