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孤独だったわたし達が今は幸せ
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「あ、そうだ。炊き込みご飯といえばお味噌汁だよね。具沢山のお味噌汁も創造しようかな~きっと、身も心もほくほくほっこりしちゃうよね」
今度はお味噌汁のことを考えただけでヨダレが垂れそうだ。ああ、やっぱり食いしん坊なアリナだよ。いいよ、もう食いしん坊だと認めましょう。ん? 今まで食いしん坊と認めていなかったのと声が聞こえてきそうだ。
「よ~し、お味噌汁の創造をしま~す」
わたしは腕まくりをして気合いを入れてみせる。味噌汁の具はにんじん、玉ねぎ、大根、豆腐、キャベツにじゃがいも入れましょう。
ほくほくほっこり幸せもたっぷりだね。
なんて、ぐふふと笑っていると、湯気の立った味噌汁が目の前に舞い降りてきた。
「うわぁ~美味しそう」
わたしはにんまり笑い食べる前から幸せな気持ちになる。
「さて、いただきま~す」と手を合わせお味噌汁のお椀に口を付けようとしたその時。
バッサバッサと犬鳥がこちらに向かってものすごい勢いで飛んでくるではないか。
「わっ!!」
わたしは大声を上げる。だって、苦手な犬鳥が飛んできているのだから。顔もなんだか犬ブヒッ顔でめちゃくちゃ恐ろしい。ブルドッグと豚を足して二で割ったような顔なんだよ。これは誰でも怖いでしょう。
なんて、感想を述べている場合ではない。誰か助けて!! 犬鳥がどんどんこちらに近づいてくるではないか。
助けて、うわぁーどんどんどんどん近づいてくる。バッサバッサバッサバッサウォンウォンと鳴きこちらに向かって来る。
「こ、こっちに来ないで!! どうして来るの?」
そう叫んだのに犬鳥は。
「もしかしてこのお味噌汁を狙っているの!?」とわたしが言ったのとほぼ同時に犬鳥がわたしの手にしている味噌汁椀を目がけて飛んでくるではないか。
「だ、だから来ないでってば……お願いだから!!」
だがしかし、犬鳥はウォンウォンウォンブヒーと鳴き速度を上げ飛んできたかと思うとその顔をわたしが手にしている味噌汁椀に突っ込むではないか。
「ヒッ!! ヒャー!!」
わたしはあまりの驚きに手に持っていた味噌汁椀を放り投げる。すると、味噌汁椀ごと犬鳥が吹っ飛んだ。
「ウギャーワンワン!!」と雄叫びを上げる犬鳥。
「だ、大丈夫……?」
ちょっと心配になり犬鳥の様子を伺うと頭から味噌汁を頭からぶっかぶっていた。
「ありゃ……大丈夫かな?」
好きになれない犬鳥ではあるけれど、ちょっと可哀想に思えてきた。
ウワワンと鳴いた犬鳥は頭をぷるぷる振り回したかと思うと、地面に落ちているじゃがいもを食べ始めたではないか。
今度はお味噌汁のことを考えただけでヨダレが垂れそうだ。ああ、やっぱり食いしん坊なアリナだよ。いいよ、もう食いしん坊だと認めましょう。ん? 今まで食いしん坊と認めていなかったのと声が聞こえてきそうだ。
「よ~し、お味噌汁の創造をしま~す」
わたしは腕まくりをして気合いを入れてみせる。味噌汁の具はにんじん、玉ねぎ、大根、豆腐、キャベツにじゃがいも入れましょう。
ほくほくほっこり幸せもたっぷりだね。
なんて、ぐふふと笑っていると、湯気の立った味噌汁が目の前に舞い降りてきた。
「うわぁ~美味しそう」
わたしはにんまり笑い食べる前から幸せな気持ちになる。
「さて、いただきま~す」と手を合わせお味噌汁のお椀に口を付けようとしたその時。
バッサバッサと犬鳥がこちらに向かってものすごい勢いで飛んでくるではないか。
「わっ!!」
わたしは大声を上げる。だって、苦手な犬鳥が飛んできているのだから。顔もなんだか犬ブヒッ顔でめちゃくちゃ恐ろしい。ブルドッグと豚を足して二で割ったような顔なんだよ。これは誰でも怖いでしょう。
なんて、感想を述べている場合ではない。誰か助けて!! 犬鳥がどんどんこちらに近づいてくるではないか。
助けて、うわぁーどんどんどんどん近づいてくる。バッサバッサバッサバッサウォンウォンと鳴きこちらに向かって来る。
「こ、こっちに来ないで!! どうして来るの?」
そう叫んだのに犬鳥は。
「もしかしてこのお味噌汁を狙っているの!?」とわたしが言ったのとほぼ同時に犬鳥がわたしの手にしている味噌汁椀を目がけて飛んでくるではないか。
「だ、だから来ないでってば……お願いだから!!」
だがしかし、犬鳥はウォンウォンウォンブヒーと鳴き速度を上げ飛んできたかと思うとその顔をわたしが手にしている味噌汁椀に突っ込むではないか。
「ヒッ!! ヒャー!!」
わたしはあまりの驚きに手に持っていた味噌汁椀を放り投げる。すると、味噌汁椀ごと犬鳥が吹っ飛んだ。
「ウギャーワンワン!!」と雄叫びを上げる犬鳥。
「だ、大丈夫……?」
ちょっと心配になり犬鳥の様子を伺うと頭から味噌汁を頭からぶっかぶっていた。
「ありゃ……大丈夫かな?」
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