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学校と狛犬達とクラスメイトそれから……神様
4 お弁当の時間ですよ。神様と狛犬は食い意地が張っている
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「奈夜ちゃん神様って食い意地が張っているんだね……」
華夜ちゃんがわたしの顔を見て言った。
「うん、食いしん坊で自分勝手で困った神様なんだよ」
わたしと華夜ちゃんは顔を見合わせ溜め息をついた。
「おい、奈夜ちゃんに華夜ちゃんどうしたんだね? うん、この卵焼きもちょっとしょっぱくて美味しいぞ」
「えっ!?」わたしと華夜ちゃんは声を揃えて叫んでしまった。
「神様、卵焼きも食べてしまったんですか?」
「食べたぞ。うん、これは美味しいぞ」
神様は華夜ちゃんの卵焼きを頬張りご満悦顔になっている。
「……信じられない」
「あり得ない神様だよね」
育ち盛りのわたし達のお弁当を食べる神様って有りでしょうか?
「神様、卵焼きも美味しいけどウインナーも美味しいよ」
「ハンバーグも美味しいな」
それまで黙ってお弁当を食べていた狛子と狛助が言った。
わたしと華夜ちゃんは「わっ!」とほぼ同時に叫んでしまった。
「狛子ちゃん、そのウインナーってわたしの落っことしたウインナーかな?」
「そのハンバーグわたしのだよ~」
なんて神様に狛犬達なんでしょうか。
「だって、落っことしたからって言って捨てたらもったいないもんね」
狛子は幸せそうにウインナーをパクパクと食べている。
「神様がご飯はみんなでわけ合う精神が必要だって言ってるんだもん。うん、このハンバーグジューシーで美味しいよ~」
狛助はわたしのハンバーグを頬張り幸せそうに食べている。
わけ合う精神と言うのならば狛助のお弁当も分けてよと思いながらお弁当箱に目を落とすと見覚えのない唐揚げが一個入っていた。
「あ、この唐揚げ狛犬君が入れてくれたのかな?」
「うん、神様が教えてくれたことを実行したよ」
狛助はそう言ってにぱにぱと笑っている。
「わっ、ありがとう。嬉しい~」
狛助君ってばよい子だなと単純なわたしは思った。口に唐揚げを放り込むと柔らかくてジューシーだった。そして、いつも美味しいおばあちゃんの唐揚げがより美味しく感じた。
「めちゃくちゃ美味しいよ~」
わたしの頬はゆるりと緩んだ。
「狛助、良い心がけだぞ」神様はそう言って狛助の頭を撫でた。
頭を撫でられた狛助は目を細め口角をキュッと上げとても幸せそうだ。
華夜ちゃんがわたしの顔を見て言った。
「うん、食いしん坊で自分勝手で困った神様なんだよ」
わたしと華夜ちゃんは顔を見合わせ溜め息をついた。
「おい、奈夜ちゃんに華夜ちゃんどうしたんだね? うん、この卵焼きもちょっとしょっぱくて美味しいぞ」
「えっ!?」わたしと華夜ちゃんは声を揃えて叫んでしまった。
「神様、卵焼きも食べてしまったんですか?」
「食べたぞ。うん、これは美味しいぞ」
神様は華夜ちゃんの卵焼きを頬張りご満悦顔になっている。
「……信じられない」
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「ハンバーグも美味しいな」
それまで黙ってお弁当を食べていた狛子と狛助が言った。
わたしと華夜ちゃんは「わっ!」とほぼ同時に叫んでしまった。
「狛子ちゃん、そのウインナーってわたしの落っことしたウインナーかな?」
「そのハンバーグわたしのだよ~」
なんて神様に狛犬達なんでしょうか。
「だって、落っことしたからって言って捨てたらもったいないもんね」
狛子は幸せそうにウインナーをパクパクと食べている。
「神様がご飯はみんなでわけ合う精神が必要だって言ってるんだもん。うん、このハンバーグジューシーで美味しいよ~」
狛助はわたしのハンバーグを頬張り幸せそうに食べている。
わけ合う精神と言うのならば狛助のお弁当も分けてよと思いながらお弁当箱に目を落とすと見覚えのない唐揚げが一個入っていた。
「あ、この唐揚げ狛犬君が入れてくれたのかな?」
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「わっ、ありがとう。嬉しい~」
狛助君ってばよい子だなと単純なわたしは思った。口に唐揚げを放り込むと柔らかくてジューシーだった。そして、いつも美味しいおばあちゃんの唐揚げがより美味しく感じた。
「めちゃくちゃ美味しいよ~」
わたしの頬はゆるりと緩んだ。
「狛助、良い心がけだぞ」神様はそう言って狛助の頭を撫でた。
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