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マリパグちゃんとトマトのぬいぐるみ
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「ミケにゃんはこのトマトのぬいぐるみをマリパグちゃんの隣に並べるにゃん」
トマトのぬいぐるみをぎゅっと抱き締めながらミケにゃんがわたしの顔をじっと眺めた。
「マリパグちゃん?」
わたしはそれは何だろう? と思い首を横に傾げる。
「満里奈ちゃんってば忘れたのにゃん?」
「え? 忘れたって何を?」
「あ、忘れているにゃんね。満里奈ちゃんが買ってくれたパグのぬいぐるみだよ」
「あ、思い出した~」
「思い出したにゃん?」
「うん、わたしが虎猫さんのお店で買ってあげたパグのぬいぐるみだよね?」
「うん、そうだにゃん。今日からマリパグちゃんとトマトのぬいぐるみとミケにゃんの三匹で寝るにゃん」
ミケにゃんはそう言って満面の笑みを浮かべた。
「ミケにゃんちゃんってば大切にしてくれていたんだね」
嬉しくなったわたしの頬はゆるゆると緩んだ。
「もちろんだよ。だって、満里奈ちゃんが買ってくれたマリパグちゃんにゃんだからね」
ミケにゃんはにゃぱーと笑いトマトのぬいぐるみの頭を優しく撫でた。
「ミケにゃんちゃん大切にしてくれてありがとう」
「うにゃん。こちらこそだにゃん」
ミケにゃん太陽みたいな明るい笑みを浮かべた。
トマトのぬいぐるみをぎゅっと抱き締めながらミケにゃんがわたしの顔をじっと眺めた。
「マリパグちゃん?」
わたしはそれは何だろう? と思い首を横に傾げる。
「満里奈ちゃんってば忘れたのにゃん?」
「え? 忘れたって何を?」
「あ、忘れているにゃんね。満里奈ちゃんが買ってくれたパグのぬいぐるみだよ」
「あ、思い出した~」
「思い出したにゃん?」
「うん、わたしが虎猫さんのお店で買ってあげたパグのぬいぐるみだよね?」
「うん、そうだにゃん。今日からマリパグちゃんとトマトのぬいぐるみとミケにゃんの三匹で寝るにゃん」
ミケにゃんはそう言って満面の笑みを浮かべた。
「ミケにゃんちゃんってば大切にしてくれていたんだね」
嬉しくなったわたしの頬はゆるゆると緩んだ。
「もちろんだよ。だって、満里奈ちゃんが買ってくれたマリパグちゃんにゃんだからね」
ミケにゃんはにゃぱーと笑いトマトのぬいぐるみの頭を優しく撫でた。
「ミケにゃんちゃん大切にしてくれてありがとう」
「うにゃん。こちらこそだにゃん」
ミケにゃん太陽みたいな明るい笑みを浮かべた。
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