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思い出になるね
しおりを挟むミケにゃんはその後もいつものようにお口の周りをベトベトに汚しては照れ笑いを浮かべた。その瞬間をうさぴーがパシャパシャとカメラに収めた。
ケンは呆れたように笑いながらミケにゃんを見ている。その瞬間もうさぴーがパシャパシャと撮り「あ、ちょっと撮るなよ」と言って口を尖らせた。
それを見てみんなが笑う。そんなみんなの笑顔をうさぴーがまたまたパシャパシャと撮る。「あ、うさぴーちゃんに撮られてしまった」と唯奈ちゃんが言う。彩実ちゃんやミケッコちゃんも「あはは、撮られてしまった~」、「可愛く写っているかにゃん」など口々に言う。
シロッコも楽しそうに笑いみんな笑顔だ。
「じゃあ、うさぴーも撮らないとね」
シロッコがにゃぱーと笑いカメラに手を伸ばした。
「ありゃま、わたしもパチリと撮られるのね」
うさぴーは鼻をぴくぴくさせなんだか慌てている。
「にゃはは、うさぴーのぴくぴくお鼻を激写するよ~にゃん」
シロッコはそう言ったかと思うとシャッターボタンを押した。パシャ!
「あっ、わたしは写真撮るのは得意だけど撮られるの苦手~」
うさぴーはそう言いながら可愛らしいお手手で長い耳を触る。
「ありゃまにゃん。うさぴー写真撮られるの苦手だったにゃんてにゃん」
ミケにゃんがそう言ってにゃぱと笑った。
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