セルリアン

吉谷新次

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チャプター02-02

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 ブーチの船であるエリアスライダーのなかでは、会議は続いていた。食事は終わり、ブーチは、船の操縦を始めているところで、話題は、魔界への侵入手段だった。

 リップルも操縦室に移動し、操縦席を含む六人分の座席があるうちの一つの席に座って、会議を進めていた。

 惑星マシスへの接近または侵入は、船単体では不可能である、ということから話が始まり、助力がどうしても必要になるというところまで進んだ。ブーチの船は、それなりの機能を備えているため、ワープ技術を活かすことで敵対者から逃げることは可能ではあるが、その逆である、侵入のほうが問題視された。

「今の時代、魔術師を相手にするにしても、銀河連邦の迷彩技術ですら探知されちゃう。私の船にも迷彩技術は搭載されてるけど、その機能単体だと、連邦技術よりアテにならないね」とブーチ。彼女は、船を一定方向に向けて自動航海させていた。「……可能性があるとしたら、妖術。特殊人間の念力以外に、科学では再現できない力と言ったら、妖界惑星に住んでる妖精さんの妖術」

「妖界族に、そんな力があんの?」リップルは、助手席に座った。「惑星フィーシーに知人がいるけど、そんな話は聞いたことなかったな」

「軍の偵察技術の講義でよく耳にする。あんた、ちゃんと勉強した?」ブーチは、すんなりと答えた。「妖術の迷彩技術は、銀河連邦最新鋭感知技術じゃないとわからない、ってさ。だから、銀河連邦は、妖界の行政には丁寧な態度を取ってるの。その妖術を展開する妖精さんが有能であれば、魔術師がつくりあげる結界にも反応しない可能性もある」

「良いね。この船の光学迷彩と、妖精の迷彩妖術の組み合わせか」リップルは手を叩いた。「それなら、知人の妖精さんに聞いてみよう」

「あのさ」ブーチの声が低くなり、苦笑した。「どうして、妖界に知人がいることをはやく言わないのよ? めちゃくちゃ良い話じゃん」

「ブーチは、送迎屋だから」とリップル。「空賊に襲われなければ、次の仕事で妖界惑星に行く予定だったんだ。でも、ブーチにとって、先走った話をしても、送迎以外の話は関係ない、って耳を傾けないじゃん。ブーチは、独自ルールを持ってるから」

「……悪かったね。頭が固くて」ブーチは苦笑した。「その妖界一次惑星に属する階級の、妖精の力、いわば妖術と科学を組み合わせることで、魔界の結界と、魔界の科学の真似事に対して、気づかれずに侵入できる可能性がある。ちょうど、リップルの言ってる惑星フィーシーも、妖界一次惑星」

「外交大臣のラルーと、案内担当のミアという妖精の知り合いがいる男が、この俺でーす」リップルは挙手をした。

「はいはい、わかった。優秀なガキですね。それじゃ、その惑星に行くよ。……ちなみに、惑星フィーシーでどんな仕事をする予定だったの?」

「それは、話が長くなるんだけど、反銀河連邦団の開拓局の集団が絡むんだ……」とリップルは答えた。「それで、俺がさっきの惑星で滞在してた日数を踏まえると、その仕事は、そろそろ始めなくちゃいけないんだ」

「……最悪ね」ブーチは、顔をしかめた。

 リップルが乗る船は、妖精がいるとされる、妖界一次惑星の惑星フィーシーへと向かった。


※※※


 黒い武装スーツとマスクを身にまとった奇襲兵四人は、森林の奥地で自動小銃を構えながら進んでいた。目的は、資源回収で、妖界一次惑星に存在する宝石類を求めていた。今いる場所の森林を抜けることが出来れば、草原と鉱山が見渡せる場所まで到達するところだった。

 大半が森で覆われている惑星フィーシーは、大陸面積に対する妖精数の割合が少ないとされ、森林の奥地であれば、地元の妖精には気づかれまいと、鉱山を目標にして進んでいた。まずは物音が小さい歩兵で探索し、資源の情報を確定させれば、機械を導入するつもりだった。

「あれー!」そこで、調子に乗った妖精が現れた。水色の羽を広げたとしても、人間の手のひらよりやや大きいほどの女子妖精であり、片手には、小さな槍が握られていた。その調子の良い妖精は、子どものような顔つきと体型に加え、肌を覆う緑色の衣装と長靴、そして、黄色の鱗粉を撒くひらひらした水色の羽が目立った。「あなたたちは、なにしてるのー?」

「だ、誰だ!」奇襲兵の小隊長が焦った様子で口を開き、銃口をその妖精に向けた。

「私は、妖界一次惑星の惑星フィーシーの妖精、ミア!」ミアと名乗る妖精は、大木から飛び降りるように高度を下げ、奇襲兵達の進行方向を塞ぐようにして両手を広げた。「あなたたちは、この惑星で探索しない約束だったよー」

「黙れ!」この場の小隊長は、動揺した様子で、ミアを黙らせようとしていた。

「ね? ラルー大臣?」ミアは、空を見上げた。
 とたんに、八人の小さな妖精が近くの大木から降り立ってきた。四人の奇襲兵を囲むように、高度を下げ、手には槍が握られている。

「それ以上の行動は認めぬ。反銀河連邦団の者達よ」そのなかで、灰色の衣装を着た妖精が力強く口を開いた。「そなた達は、飛行不良と不時着を理由に、この惑星に対して滞在許可を申請してきた。我々は、その情報を信じて許可を出したのだ。しかし、今のような探索の許可は出していない」その妖精が、大臣と呼ばれるラルーだった。

「食料が底をつきそうなんだ。通してもらう」と小隊長。「反銀河連邦の生命維持法に基づき、滞在する惑星での回収作業に移る」

 そこで、ラルーの側近妖精が、ラルーに耳打ちをした。

「どうやら、その生命維持法。食料などの確保が厳しい時に限る、ではないか」ラルーは、側近からの追加知識を得て反論した。「銀河連邦の人間よりも法の解釈程度が低い人間どもめ。……外交大臣の立場として、私ラルーが、そなたらに伝える。その食料などは、こちらが提供する。すぐに自身の船に戻るがよい」とラルー。

 すると、小隊長は、腕に巻いてある機械を操作した。
「皆さん、ここは危険なので、すぐに帰ってくださーい!」ミアは、まるで音楽舞台の指揮者のように身振りをした。「余計なことは、しないでねー」

 ミアの警告を無視した小隊長は、腕の機械操作を終えると、自動小銃を構えた。

「我々は、妖精達からの脅迫を受け、命の危険にさらされている」小隊長は開きなおった。「自己防衛に移る」

「言いがかりだな」ラルーも戦闘態勢に移った。「無理にでも言い訳をして、資源を奪う気か」

 そこで、巨大な足音が聞こえると、それらが小さな地響きを起こしながら、この場所へと向かってきた。やがて、森林の奥からこちらまで草花をなぎ倒してやって来る、背の高い二足歩行ロボットが現れた。そのロボットは有人二足歩行兵器。総称は、ウォーカー、と呼ばれるもので、大口径の機関銃が装備されていた。そんなロボットが五機も現れ、妖精達に緊張を走らせた。対戦車としても知られる二足歩行ロボットが相手となると、その攻撃に耐えられるのは、優秀な妖精しか習得できない防御妖術しかないからだ。

「全妖精に継ぐ」ラルーは、全身を光らせると、周知術を使った。「反銀河連邦団の兵士を捕らえよ。抵抗する者は、排除せよ」ラルーにも切り札があり、ウォーカーにも動じなかった。

「発射!」すぐさま、小隊長率いる反銀河連邦団の攻撃が行われた。

 彼らは、邪魔としている大木や妖精達に向けて、大口径熱量弾を乱射した。低速連射の発砲音が響き、大木や草花を破壊し、妖精への威嚇射撃と、進行方向の森林を強引に破壊し、開拓を始めた。

 ラルーとミアは二人で並び、妖術による防弾膜を張った。続いて、ほかの妖精達は、防弾膜守られているうちに拡散し、反銀河連邦団の奇襲兵達の背後へとまわろうと行動に出た。

 そこで、さらに妖精達に加勢があった。

 近くの大木から、小さな男が舞い降りた。彼は、妖精族とは違い、落下速度を落とすことなく、恐れを知らずに一機のウォーカーの上に着地した。続けざまに、青緑色に輝くレーザーの剣を展開すると、ウォーカーの腕を切断した。続けて、もう片方の腕も切断しては、鋭い角度で跳躍をして隣のウォーカーへ飛び移り、胴体や足なども切り、戦闘不能状態へと持ち込んだ。彼が持つ雷刀という武器と、彼の戦略は優秀だった。

 その小さな男こそ、この惑星に注意喚起をしてくれたリップルという賞金稼ぎだった。

 リップルは、次から次へと奇襲兵やウォーカーを切っていき、妖精達にとっての脅威を減らしてくれた。

 ただ、敵対する反銀河連邦団の連中は、これらの展開も想定にいれていたのか、森の奥にある金属の囲いから、原動機の音を響かせた。

 実は、この小隊は、不時着という名目で、この森の一部に身勝手に基地をつくって滞在していたのだ。密かに、戦闘機も用意していたのか、それらの音が鳴り響くと、金属の囲いから、小型戦闘機が浮遊を始めているところだった。加勢をするのか、あるいは、退避を始めているのか。どちらにしても、さらなる警戒心が必要だった。

 金属の囲いには巨大門があり、その巨大門が開くと、さらに追加のウォーカーが現れた。

「やばい! 思ったより多いよ!」ミアは、挑発気分から一転し、焦り始めた。

「第二手段!」リップルは、ラルーに合図を送るために、手を大振りしていた。「突進!」

「了解!」ラルーは、全身を光らせながら口笛を吹いた。

 とたんに、周囲の大木や草花から、異様な香りが放射され、同時になにかの音色が交った風が発生した。そんな地上の変化が合図かのように地響きが始まると、草花をなぎ倒しながら、四足歩行の巨大動物が疾駆してきた。

 灰色の硬い皮に覆われ、鼻先に大きな角のあるその動物は、十数頭の群れを成して、ウォーカーへ体当たりをし、破壊していった。

 本来であれば、妖精達の妖術と、リップルの剣術だけで、この場を乗りきるべきであった。けれど、これ以上の被害を抑えるためには、愛する飼育動物も起用するしかなかった。思ったよりもウォーカーの数が多く、反銀河連邦団といえども、兵器は並大抵のものではないため、一気に攻め込む判断となった。


※※※


 リップルは、妖精が飼育するダーンという動物の突進と、それに倒されていくウォーカーを確認した。続いて、素晴らしい光景を目の当たりにすることとなった。

 ラルーが妖術で煙幕を発生させると、自身がその煙幕に包まれ、ダーンがその煙幕に突進していった。続けて、ダーンが煙幕から通過した時には、ラルーが人間と同じ大きさになって、そのダーンに騎乗していたのだ。妖精によっては、人間の大きさに変形することができ、自身の戦闘能力を向上させるために、そんな変形妖術があるとされていた。ラルーと同じように、ほかの妖精もダーンに煙幕騎乗をすると、走る方向を定めて、ウォーカーや奇襲兵へ攻めに向かった。

 リップルは、優れた妖術に感服しながらも、空襲もせずに宇宙へと逃げようとする戦闘機を発見して、近くにいたミアと目を合わせた。彼女は、外交大臣ラルーとの交渉時に仲介に入ってくれた変わり者の妖精である。

「おい、ミア。俺を上に飛ばせる?」と言って、こちらの頭上で低空浮遊している小型戦闘機を指した。それは、宇宙へと逃げていく戦闘機のなかでも、特に色の違う戦闘機だった。

「飛ばせるよ。まず、自分でジャンプして!」ミアは、両手を黄色に輝かせた。

 リップルは、彼女の合図で真上へ高く跳躍した。そのあと、ミアが黄色い光線を発射し、こちらの両足に命中させた。そのおかげで、さらなる高い跳躍をすることができた。そんな彼女のあと押しもあり、近くの小型戦闘機に着地することに成功した。すぐさま、原動機部分まで走り、雷刀を改めて起動して、原動機を守る外壁に刺して推進機能を破壊した。

 リップルは本気で、ここにいる反銀河連邦団の人間が嫌いだった。

 銀河連邦に所属している者が、妖界惑星や魔界惑星と接触を図る時は、必ず連邦政府の許可が必要となる。けれど、銀河連邦に所属していない反銀河連邦団や賞金稼ぎは、その必要がないため、その種族から信用を勝ち取れば、接触は可能である。ただ、それらのなかには、この場の人間のように悪態をつき、原住民に無断で資源や財産を強奪しようとするのだ。誰も生息していないような惑星で天然の資源を見つけるのであれば、それはまだ良いのだが、妖精にとっても必要なものに対して、嘘をついて奪おうとする。これは、やってはいけないことである。

 こちらも、賞金稼ぎという無法に生きる立場ではあるため、他人のことをとやかく言う資格はないのかもしれないのだが、身勝手な理由で他人を傷つけるようなことは許せなかった。

 雷刀を機体から引き抜くと、そこから激しい黒煙が噴出した。破損させたのは原動機の一部ではあるが、飛行が不能となり、徐々に傾き始めた。

 リップルは、黒煙を上げながら墜落する機体を蹴るようにして跳躍し、近くを通過しようとする別の機体を見つけては、そこへと飛び移った。続けて、先程の機体と同じように、原動機を切りつけて、また飛び移っては三機目の色の違った機体を破壊し、合計で三機を墜落させた。

 三機の小型戦闘機は、この惑星の草原には似合わない黒煙を派手に上げて、修復が不可能なほどの損傷をするようにして不時着をした。

 リップルは、墜落していく機体からすでに飛び降りており、草原に身を転がして受け身を取っていた。また、不時着した機体の動きが止まったところを確認して、改めて雷刀を握った。

 かつて、生前のサリーが、反銀河連邦団によるこの惑星の資源回収計画の情報収集をしていた。その後、なんとか妖界の大臣であるラルーとの交渉に成功し、ラルーやミアとは友人関係にも発展していた。当時のサリーとこちらの目的は、守護作戦に成功した時の、妖精族からの宝石報酬、だった。今は、その報酬よりも欲しいものがある。

 リップルは、墜落した三機の小型戦闘機の操縦席ハッチが開いたことを確認した。

 攻撃を免れたほかの小型戦闘機は、急ぐように宇宙へと退避していった。仲間を見捨てるのも、自己主張の強い人種が集まる、反銀河連邦団の習性だった。場合によっては、このことを隠蔽する可能性だってある。

 墜落した機体から出てきたのは、三人の操縦士だった。そのなかの一人は、ほかとは色の違う機体に乗っていた、人型ロボットだった。それは、反銀河連邦団の司令官がよくやる、遠隔操作型の戦闘用人型ロボットである。本物の司令官は、生きて逃げられるように、どこかの宙域で航海している戦闘艦に搭乗している。

「ガキを撃て!」と司令官ロボット。

 たちまち、司令官以外の二人が自動小銃を乱射した。そこで、リップルは雷刀を構えたが、優秀な援護があった。それは、あのミアがこちらの肩に乗って、球体光壁をつくり上げてくれたことだった。その球体光壁は、熱量弾を無力化し、身体も軽くしてくれた。

 リップルは、妖術の助力を利用し、高く跳躍すると、彼らの背後へとまわった。そのまま、近い操縦士を雷刀で切り、二人目の操縦士も簡単に胸を切ることができ、最後に、司令官ロボットへと詰め寄った。

 ところが、そのロボットも只者ではなかった。ロボットは手をかざしてくると、化学反応を利用した空砲を発射してきた。

 リップルは、その攻撃を予想していなかった分、見事に吹き飛ばされてしまった。ミアの今の簡易光壁は、あくまで熱量弾などを防ぐ程度で、突風などの物理攻撃を完全には防ぐことができなかった。そのため、相手の空砲を直接受けてしまった。

 ミアも、この司令官は只者ではない、と思ったのか、リップルから離れて飛行を開始して、ロボットの側面から攻められる位置で浮遊した。

 ロボットは、腰にあった雷刀を起動し、赤いレーザーを突出させた。

「反連邦でも、雷刀を導入したのか」とリップル。

 司令官は黙ったまま、こちらに向かって走って来た。そこで、ミアが槍を手にして低速連射の黄色い光線を発射するも、司令官は赤い雷刀を力強く振りまわして、その光線を弾いた。その流れのまま、こちらに雷刀を振り下ろしてきた。

 リップルは、身を転がして相手の雷刀を避け、その直後の連続した雷刀の奇襲に、雷刀を当て返した。雷刀同士がぶつかり合うと、激しい火花が散り、大きな反発力が腕を襲った。けれど、訓練を重ねているリップルにとって、この反動は慣れていた。あとは、相手の剣術に対応できるか、だった。

 ミアも何度か光線を撃ったり、鱗粉を吹きかけたりするも、すべてを弾かれ、しまいには、司令官の手から発射される突風によって、ミアは吹き飛ばされてしまった。

 その隙をついたリップルは、司令官の腕を切断することに成功した。

「やるな」司令官は、慌てることなく、切断された自身の腕を見ていた。

 油断をしているのでは、と連続して攻めに入り、ロボットの頭部も雷刀で切断した。

「……小さな賞金稼ぎか。お前の顔をおぼえておこう」地面に落ちたロボットの頭部は、こちらを睨みつけた。

 リップルは、異変に気づいた。まず、ロボットは目を光らせ、頭部と胴体でなにかを起動させていた。その目を光らせる行為は、危険なことをする証でもあった。こちらの顔を撮影され、どこかへ転送された可能性である。加えて、撮影直後には、最終手段をするのかもしれない、と。

「ミア、逃げろ!」リップルは、ミアに向かって走った。

 たまたま、ミアは近くで倒れていたため、彼女を胸に抱きかかえて地面に伏せた。

 とたんに、ロボットは爆発し、周囲の大木や小型戦闘機を破壊していった。

 リップルは、爆音が収まったと同時に、耳鳴りに襲われてしまった。やがて、爆発の熱を感じなかったことに遅れて気づき、顔を上げて周囲を見た。そこには、ラルーや、ほかの妖精がいて、彼女らが妖術を使って、こちらに球体光壁をつくってくれていたのだ。おかげで、強力な自爆行為に対して、無傷でいられた。

「あ、ありがとう」ミアは、こちらの胸から顔を出して、お礼を言ってきた。

 ミアに声を掛けられ、呆然としていたリップルは正気に戻った。

「大丈夫か?」ラルーが近寄ってきた。

「うん。さっきのは、司令官クラスの人間が遠隔操作してるロボットだ」リップルは、反銀河連邦団の科学技術の高さに改めて感心していた。「……司令官本人は、たぶん、逃げただろうな」

 ただ、この惑星に厄介ごとを持ち込んできていた反銀河連邦団を、追い返すことに成功したのは確かだった。よって、ここにいる妖精達にとって、一件落着となった。
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