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43. 絵の中の少女サリーとカナ
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(絵の中の少女サリーとカナ)
あれから、一週間……、今日は土曜日……
台風の影響で、朝から雨が降ったり、豪雨になったり……
お店は、お休みにしている……
でも、私はモデルの仕事で、昨日の夜からカタリーナの三階で泊まり込みで、やっている……
でも、これは内緒のお話……、高校生は深夜仕事をしてはいけないのだから……、
でも、日葵ちゃんは友達だから、仕事と言うより、お泊り会ね……、モデルよりも、一緒に寝ている時の方が多いし……
それで、朝方、彼女を抱いて寝たのだが……
午前九時、お姉さんが、コーヒーとトーストを持って、三階に上がってきてくれた。
「……、あれ、日葵ちゃんは……?」
「……、えー、……、さっきまで一緒に寝ていたんだけど……」
私は、眠い目を擦りながら、コーヒーの香りに釣られて起き上がった。
「もー、何やっているのよ……、裸で……」
「……、だって、ヌードモデルだもの……、当たり前でしょう……」
「それで、モデルだけじゃー、済まないんでしょう……?」
「……、大丈夫よ、何をやっても、頑張っても、赤ちゃん何んかできないんだから……」
「しょうがないわね……、でも、もうこの絵、完成ね……」
絵は、朝方、日葵ちゃんと二人で、ベッドに寝ながら、イーゼルをベッド側に回して、描いていた絵の出来栄えを眺めていたときのままだった。
お姉さんは、ベッドの横の椅子に座って、コーヒーカップを手に取った。
「……、日葵ちゃん、結構、慣れていて、筆運びが早いから……」
「そうなのね……、意外に早かったわね……、生きていたころのハナに似ているわ……、彼女も描くのが早かったわ……」
「……、そうなのね……、お姉さん、ありがとう、コーヒーとトースト、持ってきてくれて、……」
「別に……、サリーに持ってきたつもりは、なかったけど……、日葵ちゃんがいないのなら……、私も食べようかな……」
私は、コーヒーカップを手に取って、トーストも、もう一方の手に持った。
「でも、本当にハナの絵に似ているわ……、薄練りの写実的な書き方……」
「でも、それって、油絵の基本なんでしょう……」
「そうね……、でも、似ているわ……、ハナの絵に……」
「日葵ちゃんが言うには、ムンクの『思春期』の少女の、少し成長した頃の姿を描きたいんだって……、だから、私がモデルで丁度いいんだって……、胸も少し大きくなっているでしょう……」
「確かに少女は、少し成長しているわね……、今のサリーね……」
「……、部屋の中に誰かいるようでしょう……? 男の人かな……? 女の人かな……?」
「そうね……、部屋で一人なら、ベッドの横の椅子には座らないわね……、直接ベッドに座るから……、誰かが座るために空けているのね……」
「でも、誰もいないかもしれないのよ……、ベッドにいるのは過去の十五歳の少女、詰まり過去の自分ね……、それで、椅子に座っている私が見ているのが未来の自分なの……、絵の中には描かれてないけどね……」
「……、それって、日葵ちゃんが言ったの……?」
「えー、どうしてわかったの……?」
「サリーが、そんな複雑な思考をするわけないでしょう……」
「……、言ったわね! お姉さんも、服脱ぎなさいよ……」
私は、コーヒーカップとトーストを置いて、お姉さんの後ろに回って、ショート丈のワンピースパジャマを捲り上げた。
「……、駄目よー、コーヒーがこぼれちゃうじゃない……」
お姉さんは、コーヒーカップを置いて、私の寝ていたベッドの上に逃げた。
私は、もう一度お姉さんを捕まえて、パジャマを捲り上げて脱がして、お姉さんの後ろから抱き着いて、押し倒した……
「……、サリーちゃんと寝るの、久しぶりね……」
お姉さんは仰向けになって、私を胸の中に抱いてくれた……
「そうねー、毎日モデルやっていたから、カタリーナから学校に通っていたくらいよ……、夜は日葵ちゃんと寝ていたし……、寂しかったでしょう……?」
「……、サリーこそ、人参が欲しかったんじゃないの……?」
「……、人参なら、日葵ちゃんにあげたわ……」
「……、怖いわねー、あなた達……」
お姉さんは、私を横に寝かして、腕枕をしてくれた……
私は、久しぶりにお姉さんのおっぱいを吸った。
「……、でも、日葵ちゃんの絵、ベッドの後ろの壁の黒い影は何かしら……」
「私も、気になって訊いたけど、『思春期』の中にも、黒い影があるじゃない……、影も時間と共に大きくなるって言っていたわよ……、まるで、ブラックホールね……、銀河鉄道で言えば、石炭袋……」
「サリー、……、貴女、天才! 分かったわ……、そうだったのね……」
お姉さんは、私を跳ね除けて起き上がった……
「……、どうしたの……」
「私、ちょっと出かけてくる……、店番していてね……」
「……、今日は、台風でお休みじゃないの……?」
「日葵ちゃんが、来るかもしれないでしょう……、ちゃんとお店にいるのよ……」
「……、えー、……、……」
あれから、一週間……、今日は土曜日……
台風の影響で、朝から雨が降ったり、豪雨になったり……
お店は、お休みにしている……
でも、私はモデルの仕事で、昨日の夜からカタリーナの三階で泊まり込みで、やっている……
でも、これは内緒のお話……、高校生は深夜仕事をしてはいけないのだから……、
でも、日葵ちゃんは友達だから、仕事と言うより、お泊り会ね……、モデルよりも、一緒に寝ている時の方が多いし……
それで、朝方、彼女を抱いて寝たのだが……
午前九時、お姉さんが、コーヒーとトーストを持って、三階に上がってきてくれた。
「……、あれ、日葵ちゃんは……?」
「……、えー、……、さっきまで一緒に寝ていたんだけど……」
私は、眠い目を擦りながら、コーヒーの香りに釣られて起き上がった。
「もー、何やっているのよ……、裸で……」
「……、だって、ヌードモデルだもの……、当たり前でしょう……」
「それで、モデルだけじゃー、済まないんでしょう……?」
「……、大丈夫よ、何をやっても、頑張っても、赤ちゃん何んかできないんだから……」
「しょうがないわね……、でも、もうこの絵、完成ね……」
絵は、朝方、日葵ちゃんと二人で、ベッドに寝ながら、イーゼルをベッド側に回して、描いていた絵の出来栄えを眺めていたときのままだった。
お姉さんは、ベッドの横の椅子に座って、コーヒーカップを手に取った。
「……、日葵ちゃん、結構、慣れていて、筆運びが早いから……」
「そうなのね……、意外に早かったわね……、生きていたころのハナに似ているわ……、彼女も描くのが早かったわ……」
「……、そうなのね……、お姉さん、ありがとう、コーヒーとトースト、持ってきてくれて、……」
「別に……、サリーに持ってきたつもりは、なかったけど……、日葵ちゃんがいないのなら……、私も食べようかな……」
私は、コーヒーカップを手に取って、トーストも、もう一方の手に持った。
「でも、本当にハナの絵に似ているわ……、薄練りの写実的な書き方……」
「でも、それって、油絵の基本なんでしょう……」
「そうね……、でも、似ているわ……、ハナの絵に……」
「日葵ちゃんが言うには、ムンクの『思春期』の少女の、少し成長した頃の姿を描きたいんだって……、だから、私がモデルで丁度いいんだって……、胸も少し大きくなっているでしょう……」
「確かに少女は、少し成長しているわね……、今のサリーね……」
「……、部屋の中に誰かいるようでしょう……? 男の人かな……? 女の人かな……?」
「そうね……、部屋で一人なら、ベッドの横の椅子には座らないわね……、直接ベッドに座るから……、誰かが座るために空けているのね……」
「でも、誰もいないかもしれないのよ……、ベッドにいるのは過去の十五歳の少女、詰まり過去の自分ね……、それで、椅子に座っている私が見ているのが未来の自分なの……、絵の中には描かれてないけどね……」
「……、それって、日葵ちゃんが言ったの……?」
「えー、どうしてわかったの……?」
「サリーが、そんな複雑な思考をするわけないでしょう……」
「……、言ったわね! お姉さんも、服脱ぎなさいよ……」
私は、コーヒーカップとトーストを置いて、お姉さんの後ろに回って、ショート丈のワンピースパジャマを捲り上げた。
「……、駄目よー、コーヒーがこぼれちゃうじゃない……」
お姉さんは、コーヒーカップを置いて、私の寝ていたベッドの上に逃げた。
私は、もう一度お姉さんを捕まえて、パジャマを捲り上げて脱がして、お姉さんの後ろから抱き着いて、押し倒した……
「……、サリーちゃんと寝るの、久しぶりね……」
お姉さんは仰向けになって、私を胸の中に抱いてくれた……
「そうねー、毎日モデルやっていたから、カタリーナから学校に通っていたくらいよ……、夜は日葵ちゃんと寝ていたし……、寂しかったでしょう……?」
「……、サリーこそ、人参が欲しかったんじゃないの……?」
「……、人参なら、日葵ちゃんにあげたわ……」
「……、怖いわねー、あなた達……」
お姉さんは、私を横に寝かして、腕枕をしてくれた……
私は、久しぶりにお姉さんのおっぱいを吸った。
「……、でも、日葵ちゃんの絵、ベッドの後ろの壁の黒い影は何かしら……」
「私も、気になって訊いたけど、『思春期』の中にも、黒い影があるじゃない……、影も時間と共に大きくなるって言っていたわよ……、まるで、ブラックホールね……、銀河鉄道で言えば、石炭袋……」
「サリー、……、貴女、天才! 分かったわ……、そうだったのね……」
お姉さんは、私を跳ね除けて起き上がった……
「……、どうしたの……」
「私、ちょっと出かけてくる……、店番していてね……」
「……、今日は、台風でお休みじゃないの……?」
「日葵ちゃんが、来るかもしれないでしょう……、ちゃんとお店にいるのよ……」
「……、えー、……、……」
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