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47. サザンクロスと嵐の中で
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(サザンクロスと嵐の中で)
「……、分からないでしょう……、私の十六歳の時の姿よ……」
「えー、じゃー、日葵ちゃん、大富豪のお嬢様じゃなくって、死んでいるの……?」
「……、エヘ、……、でも、やっぱり若いっていいわね……、サリーちゃんが、羨ましっくって、……、十六歳の時に戻っちゃった……」
日葵ちゃんは、可愛く舌を出した……
奈緒さんは、日葵ちゃんの前に立って……
「ハナちゃん、……、ぜんぜん分からなかった……、こんなに小さくなるなんて……」
奈緒さんは、日葵ちゃんの胸を触って言った。
「……、もー、どこを触って言っているのよ……」
それから、日葵ちゃんを両手で抱きしめて、体を擦り合わせていた……
「……、可愛い……、すべすべね……」
それを見て、サリーちゃんも駆け寄り、奈緒さん共々、横から抱き着いた。
「……、もー、三人とも、何やっているのよ……」
日葵ちゃんも、二人に擦り寄られて悶え顔……
「……、あ、あーん、気持ちいい……、さー、私、行くわ……」
ハナは、私の顔を見て言った……
「ハナ、ありがとう……」
「……、カナ、泣かないでよ……」
「泣いてないわよ……、涙なんか、ハナが死んだときに、枯れちゃったわ……」
ハナは、抱き着いている二人を払いのけて、私の所に駆け寄って来て、私の肩を抱いた……
その時には、もう日葵ちゃんから、ハナの大人の姿に変わっていた。
そして、口をつぼめて舌を出した……
私は、その舌にしゃぶりついた……
「……、もう、駄目……、これ以上、もう、離れられなくなる……」
ハナは、私から離れて、一歩、二歩、三歩、後ろ向きに下がって、駆け出して、階段を下りていった。
私は慌てて、ハナを追って階段を駆け下りた。
サリーも、奈緒さんも、私の後に続いて、階段を駆け下りた……
「……、勉君……、行くわよ……」
一階に下りたハナは、勉の腕を捕まえると、二人駆けて店を出た……
私たちは、店のドアを開けて、その前で立ち止まった。
暴風雨が容赦なく、開けたドアから店の中に押し寄せる……
ハナと、いつの間にか裸になった勉君が抱き合って、道の真ん中で、この叩き付ける暴風雨の中に立っていた。
「……、勉君……」
サリー、叫んだ……
勉君は、笑顔でサリーを見ていた……
「……、カナ……、嵐の中は暖かくて、気持ちいいわよ……」
「……、バカね……、……」
ハナは、そう言うと、叩き付けるような暴風雨にかき消されるように消えて行った……
奈緒さんは、裸でハナを追うように外に出ようとした……
「……、駄目よ!」
私は、彼女の腕を捕まえて、抱き寄せた……
恨めしそうな彼女の顔が、私を呪うように見えた。
それを見て、サリーは、慌ててドアを閉めた……
「……、ハナちゃん、……、勉を連れて行っちゃったのね……」
「……、人は、死んでも、終わりじゃーないのよ。人生は続いているの……、サリーが、勉君をいつまででも捕まえていると、新しく生まれ変われないでしょう……」
「……、うん……」
「サリーちゃん、私がいるから、私がいつでも抱いてあげるから……」
「……、ホンと、奈緒さん……、じゃー、今から……」
サリーは、奈緒さんに、抱き付きながら、階段を上がって行った。
三階に上がると、日葵ちゃんが描いた絵の前に、ハナが裸で立っていた……
「ハナ! ……、サザンクロスに行ったんじゃなかったの……?」
「……、私だけ弾かれた……、勉は行ったわ……」
「……、どうして……、まだ、この世界に何か、未練があるの……?」
「……、そんなこと言ったら、未練ばかりだけど……」
「サザンクロスの道しるべは見えているの……? この絵に塗りこめたんでしょう……」
「見えているわよ……、でも、入り口を通れなかったのよ……」
「でも、道しるべが見えていれば大丈夫よ……、きっとこの世界に未練があるのよ……、それがなくなれば、きっと通れるわ……」
「でも、未練なんて、いっぱいあるわよ……」
「片っ端から、やるのよ……」
「……、えー、……、そんなの無理よ……、私の一番の望みは、カナと一緒にいることだもの……」
「じゃー、私も一緒に行くわ……」
「……、それは駄目! ……」
「じゃー、どうするのよ……? そうよ……、前にハナはサリーに、三人でもやりたいって言ってたじゃない……、きっとそれよ……、私たちが、三人でやっていたから……、今なら四人よ……」
「……、えー、そんなことで……」
「やってみましょう……、サリー、二階からマッサージマット、持ってきて……」
「OK、……」
「……、オイルも持ってくるのよ……」
「……、分からないでしょう……、私の十六歳の時の姿よ……」
「えー、じゃー、日葵ちゃん、大富豪のお嬢様じゃなくって、死んでいるの……?」
「……、エヘ、……、でも、やっぱり若いっていいわね……、サリーちゃんが、羨ましっくって、……、十六歳の時に戻っちゃった……」
日葵ちゃんは、可愛く舌を出した……
奈緒さんは、日葵ちゃんの前に立って……
「ハナちゃん、……、ぜんぜん分からなかった……、こんなに小さくなるなんて……」
奈緒さんは、日葵ちゃんの胸を触って言った。
「……、もー、どこを触って言っているのよ……」
それから、日葵ちゃんを両手で抱きしめて、体を擦り合わせていた……
「……、可愛い……、すべすべね……」
それを見て、サリーちゃんも駆け寄り、奈緒さん共々、横から抱き着いた。
「……、もー、三人とも、何やっているのよ……」
日葵ちゃんも、二人に擦り寄られて悶え顔……
「……、あ、あーん、気持ちいい……、さー、私、行くわ……」
ハナは、私の顔を見て言った……
「ハナ、ありがとう……」
「……、カナ、泣かないでよ……」
「泣いてないわよ……、涙なんか、ハナが死んだときに、枯れちゃったわ……」
ハナは、抱き着いている二人を払いのけて、私の所に駆け寄って来て、私の肩を抱いた……
その時には、もう日葵ちゃんから、ハナの大人の姿に変わっていた。
そして、口をつぼめて舌を出した……
私は、その舌にしゃぶりついた……
「……、もう、駄目……、これ以上、もう、離れられなくなる……」
ハナは、私から離れて、一歩、二歩、三歩、後ろ向きに下がって、駆け出して、階段を下りていった。
私は慌てて、ハナを追って階段を駆け下りた。
サリーも、奈緒さんも、私の後に続いて、階段を駆け下りた……
「……、勉君……、行くわよ……」
一階に下りたハナは、勉の腕を捕まえると、二人駆けて店を出た……
私たちは、店のドアを開けて、その前で立ち止まった。
暴風雨が容赦なく、開けたドアから店の中に押し寄せる……
ハナと、いつの間にか裸になった勉君が抱き合って、道の真ん中で、この叩き付ける暴風雨の中に立っていた。
「……、勉君……」
サリー、叫んだ……
勉君は、笑顔でサリーを見ていた……
「……、カナ……、嵐の中は暖かくて、気持ちいいわよ……」
「……、バカね……、……」
ハナは、そう言うと、叩き付けるような暴風雨にかき消されるように消えて行った……
奈緒さんは、裸でハナを追うように外に出ようとした……
「……、駄目よ!」
私は、彼女の腕を捕まえて、抱き寄せた……
恨めしそうな彼女の顔が、私を呪うように見えた。
それを見て、サリーは、慌ててドアを閉めた……
「……、ハナちゃん、……、勉を連れて行っちゃったのね……」
「……、人は、死んでも、終わりじゃーないのよ。人生は続いているの……、サリーが、勉君をいつまででも捕まえていると、新しく生まれ変われないでしょう……」
「……、うん……」
「サリーちゃん、私がいるから、私がいつでも抱いてあげるから……」
「……、ホンと、奈緒さん……、じゃー、今から……」
サリーは、奈緒さんに、抱き付きながら、階段を上がって行った。
三階に上がると、日葵ちゃんが描いた絵の前に、ハナが裸で立っていた……
「ハナ! ……、サザンクロスに行ったんじゃなかったの……?」
「……、私だけ弾かれた……、勉は行ったわ……」
「……、どうして……、まだ、この世界に何か、未練があるの……?」
「……、そんなこと言ったら、未練ばかりだけど……」
「サザンクロスの道しるべは見えているの……? この絵に塗りこめたんでしょう……」
「見えているわよ……、でも、入り口を通れなかったのよ……」
「でも、道しるべが見えていれば大丈夫よ……、きっとこの世界に未練があるのよ……、それがなくなれば、きっと通れるわ……」
「でも、未練なんて、いっぱいあるわよ……」
「片っ端から、やるのよ……」
「……、えー、……、そんなの無理よ……、私の一番の望みは、カナと一緒にいることだもの……」
「じゃー、私も一緒に行くわ……」
「……、それは駄目! ……」
「じゃー、どうするのよ……? そうよ……、前にハナはサリーに、三人でもやりたいって言ってたじゃない……、きっとそれよ……、私たちが、三人でやっていたから……、今なら四人よ……」
「……、えー、そんなことで……」
「やってみましょう……、サリー、二階からマッサージマット、持ってきて……」
「OK、……」
「……、オイルも持ってくるのよ……」
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