32 / 41
32. 加代と誠と白いパンツ
しおりを挟む
(加代と誠と白いパンツ)
「加代さん、加代さん、……」
誠は、鍵のかかっていない加代の家に入った。
十五年ぶりの加代の家だった。
何も変わっていない。
加代の寝室を探した。
「加代さん、加代さん……」
やはり、なかなか起きない。
「加代さん、加代さん……」
加代は、ようやく眠気眼で、さほど驚きもせずに誠を見た。
「……うーん、えー、……、夜這いに来てくれたの……?」
加代は、掛布団を蹴飛ばしたらしく、加代の足元で丸まっていた。
それに、裸で浴衣を着て寝ていたらしく、今は着崩れていて、胸があらわに出たままベットドに横たわっていた。
それに開いた裾から、パンツも着けていないことが分かった。
「もうー、なに言ってんだか、真理子ちゃんは……?」
それには答えず、加代は、うあの空で、目をつぶったままで呟いた。
「……、誠さんて、いつもわたしの寝ているところに現れるのね……」
「そうじゃーないけど、たまたま、偶然だよ……」
誠も、女性の寝間によく入ってきたと、その成り行きに、今になって心臓の高鳴りを覚えた。
「……、真理子なら、隣の家よ、雪子ちゃんとお泊り会だって……」
「やっぱり……、そうじゃなくって、三人で山に行ったんだよ!」
「……、そうよね、真理子がいないなら、私たちもお泊り会、やればよかったね……」
加代は、誠の言った言葉が聞こえていたのか、聞こえなかったのか、寝ぼけているような、小さな声で呟いた。
「違うよ! 三人で、子供たちだけで山登りに行ったんだよ!」
山、……
初めて三人だけで、キャンプ道具を背負って山に登ったのは中学二年の夏休みだったね。
僕とマサちゃんとよっ子、君は黙々と歩いていたね。
でも、時より見せる君の笑顔が嬉しかったよ。
女の子だから、本当は山登りなんか嫌いで、無理に僕たちに付いてきたんじゃないかと心配していたんだ。
でも、やっと山頂までたどり着いたとき、君はやっぱり笑顔で……
「きれいねー、山って、素晴らしいわー」て、感動していたね。
僕は、それを聞いて、ほっとしたよ。
満天の星、天の川、ヘッドランプに照らされる君の顔が大人に見えたよ。
それで寝るときには、ひとつのテントで三人、君は絶対襲わないでよねって言って、しっかり服を着たままシュラフをかぶって、僕たちの真ん中で互い違いに寝たんだったね。
でも、朝起きてみると、君はシュラフを蹴脱いで、タイツも脱いで、パンツ一枚とTシャツだけで、大の字で寝ていたんだ。
僕たちは、君に蹴飛ばされながら、テントの隅の隅に押しやられて小さくなって寝たんだよ。
それから朝起きた君は、わたし、暑いのだめなのって言って笑っていたね。
その時の君の笑顔とTシャツと白いパンツが忘れられない。
あれから二十年かな、君は何も変わっていないんだね。
いや、でも違う……
大人になっただけ、あの時よりも大胆になって、今はパンツも着けていないんだね。
「山、……、そう、いいわねー」
加代は、また眠たそうに、誠に背を向けて寝返りをついた。
「……、……」
「加代さん、起きて、僕たちも山に行くんだから……」
「……、えー、山に連れて行ってくれるの……?」
「連れて行くよ!」
「……、嬉しいー、楽しいわねー」
でも、加代は一向に起きようとはしなかった。
仕方なく、誠はベッドに上がり、加代の後ろから抱きかかえて、ベッドに座らせた。
「……、えー、なにー、……、あーん、気持ちいいわー」
「……、そうじゃーなくって、加代さん!」
「あーん、わたしバックも好きよ……」
誠は、慌ててベッドから下りて、加代のはだけた浴衣の裾を閉じた。
「……、分かっているわよ、真理子でしょう……」
加代は、目を閉じたまま、さっき誠が後ろから抱きかかえてくれた胸のあたりを自分で撫でて、小さな吐息をもらした。
「……、真理子なら大丈夫よ! あの子、わたしより、しっかりしているから……」
「凄い、自信と信頼だね……」
誠は、加代の落ち着きを不思議に思った。
「東京でも、ほとんど二人っきりだったから、旦那はいたけど余り家に居なかったから、真理子のことは手に取るように分かるのよ。まるで私そっくり、親子だけど、ちょっと怖いくらい……」
「……、そう……」
誠は、それを聴いて少し安心した。
少なくとも加代はうろたえていない。
むしろ、うろたえているのは自分だと気がついた。
「でも、今の真理子は、わたし以上に、わたしを越えているわ……」
「ほんと、それでこれからどうするんだい……?」
「……、迎えに行きますよ。山、連れて行ってくれるんでしょう……」
「そうだけど……」
「急に雪子ちゃんの家に泊まりに行くって言うから、何かあるんじゃないかと思っていたのよ……」
「……、そう」
誠はひとこと言っただけだった。
「でも、悪いのは、わたし、……、わたしが早く決めなかったから、そのうち何か攻めてくると思っていたわ……」
「……、やっぱり、恋人宣言は通じなかったみたいだね」
誠は、立ったまま、まだ眠たそうな加代を眺めながら言った。
加代は、目を閉じたまま笑って……
「……、さっきみたいにベッドで抱き合っているところを見せたら、信じたかもね」
「それは、あまりにも過激的で……」
誠は、笑って見せた。
加代は、もう一度微笑んで……
「……、もう少し真理子と、この家で二人の生活を楽しみたかったなー」
「そう……」
誠は、ひとこと言っただけだった。
「この頃、真理子と一緒に寝ているのよ。それで真理子たら、小さかった時みたいにおっぱいをじゃぶりながら寝るの、わたしの股の間に足を入れてね……」
加代は、はだけた浴衣の中から顔を出している乳首を指で撫でながら、その時の感触を感じていた。
「それが気持ちいいのよ……、それで時々、おっぱいも揉んでくれたりするのよ。もう、声が出そうで怖いくらいよ……」
加代は、また自分の胸を下から上えと揉んで見せた。
それを見て、誠も……
「今度、僕もおっぱい揉んであげるよ……」
加代は得意そうに微笑んで……
「だめだめ、これは真理子でないと感じられない気持よさなのよー、親子の心の繋がりかな、何であんなに気持ちいいのか分からないけど、不思議なのよ……」
加代は、両手で胸を撫でて見せた。
「でも、真理子ちゃんも、いつまででも、おっぱいしゃぶらないでしょう?」
誠は、自分の入れない世界をやっかんだ。
「多分ねー、でも、そしたら今度は、わたしが女を教えてあげるわ……」
「そっちの方が、怖いよ!」
誠も笑いながら、二人の行く末を案じた。
「早く、着替えて行かないと三人に追いつけないよー、着替え出してあげるから……」
誠は、クローゼットの引き出しを覗いた。
そう言えば、昔、加代が保育園の頃から、小学校の四年生頃までかな、いつまででも寝ている加代の着替えを出したり、脱がして着せたり、加代の面倒ばかり看ていた。早く遊びに行きたかったからだけど……
あの頃から、好きだったのかな……?
「山に行くんでしょう、山の道具と服は、そこの衣装ケース三段にまとめて入っているわ。下着もね……、パンツはTバックにしてね。その方が動きやすいの……」
加代は、また笑って言った。
そして、ベッドから立ち上がって、はだけた浴衣の帯をほどいて、浴衣をすとんと床に落とした。
「こんな私で、悪いけど、もらってくれるかしら……?」
誠は、振り返って、裸の加代をじっと見つめてから言った。
「……、それは、僕のセリフだよ!」
「加代さん、加代さん、……」
誠は、鍵のかかっていない加代の家に入った。
十五年ぶりの加代の家だった。
何も変わっていない。
加代の寝室を探した。
「加代さん、加代さん……」
やはり、なかなか起きない。
「加代さん、加代さん……」
加代は、ようやく眠気眼で、さほど驚きもせずに誠を見た。
「……うーん、えー、……、夜這いに来てくれたの……?」
加代は、掛布団を蹴飛ばしたらしく、加代の足元で丸まっていた。
それに、裸で浴衣を着て寝ていたらしく、今は着崩れていて、胸があらわに出たままベットドに横たわっていた。
それに開いた裾から、パンツも着けていないことが分かった。
「もうー、なに言ってんだか、真理子ちゃんは……?」
それには答えず、加代は、うあの空で、目をつぶったままで呟いた。
「……、誠さんて、いつもわたしの寝ているところに現れるのね……」
「そうじゃーないけど、たまたま、偶然だよ……」
誠も、女性の寝間によく入ってきたと、その成り行きに、今になって心臓の高鳴りを覚えた。
「……、真理子なら、隣の家よ、雪子ちゃんとお泊り会だって……」
「やっぱり……、そうじゃなくって、三人で山に行ったんだよ!」
「……、そうよね、真理子がいないなら、私たちもお泊り会、やればよかったね……」
加代は、誠の言った言葉が聞こえていたのか、聞こえなかったのか、寝ぼけているような、小さな声で呟いた。
「違うよ! 三人で、子供たちだけで山登りに行ったんだよ!」
山、……
初めて三人だけで、キャンプ道具を背負って山に登ったのは中学二年の夏休みだったね。
僕とマサちゃんとよっ子、君は黙々と歩いていたね。
でも、時より見せる君の笑顔が嬉しかったよ。
女の子だから、本当は山登りなんか嫌いで、無理に僕たちに付いてきたんじゃないかと心配していたんだ。
でも、やっと山頂までたどり着いたとき、君はやっぱり笑顔で……
「きれいねー、山って、素晴らしいわー」て、感動していたね。
僕は、それを聞いて、ほっとしたよ。
満天の星、天の川、ヘッドランプに照らされる君の顔が大人に見えたよ。
それで寝るときには、ひとつのテントで三人、君は絶対襲わないでよねって言って、しっかり服を着たままシュラフをかぶって、僕たちの真ん中で互い違いに寝たんだったね。
でも、朝起きてみると、君はシュラフを蹴脱いで、タイツも脱いで、パンツ一枚とTシャツだけで、大の字で寝ていたんだ。
僕たちは、君に蹴飛ばされながら、テントの隅の隅に押しやられて小さくなって寝たんだよ。
それから朝起きた君は、わたし、暑いのだめなのって言って笑っていたね。
その時の君の笑顔とTシャツと白いパンツが忘れられない。
あれから二十年かな、君は何も変わっていないんだね。
いや、でも違う……
大人になっただけ、あの時よりも大胆になって、今はパンツも着けていないんだね。
「山、……、そう、いいわねー」
加代は、また眠たそうに、誠に背を向けて寝返りをついた。
「……、……」
「加代さん、起きて、僕たちも山に行くんだから……」
「……、えー、山に連れて行ってくれるの……?」
「連れて行くよ!」
「……、嬉しいー、楽しいわねー」
でも、加代は一向に起きようとはしなかった。
仕方なく、誠はベッドに上がり、加代の後ろから抱きかかえて、ベッドに座らせた。
「……、えー、なにー、……、あーん、気持ちいいわー」
「……、そうじゃーなくって、加代さん!」
「あーん、わたしバックも好きよ……」
誠は、慌ててベッドから下りて、加代のはだけた浴衣の裾を閉じた。
「……、分かっているわよ、真理子でしょう……」
加代は、目を閉じたまま、さっき誠が後ろから抱きかかえてくれた胸のあたりを自分で撫でて、小さな吐息をもらした。
「……、真理子なら大丈夫よ! あの子、わたしより、しっかりしているから……」
「凄い、自信と信頼だね……」
誠は、加代の落ち着きを不思議に思った。
「東京でも、ほとんど二人っきりだったから、旦那はいたけど余り家に居なかったから、真理子のことは手に取るように分かるのよ。まるで私そっくり、親子だけど、ちょっと怖いくらい……」
「……、そう……」
誠は、それを聴いて少し安心した。
少なくとも加代はうろたえていない。
むしろ、うろたえているのは自分だと気がついた。
「でも、今の真理子は、わたし以上に、わたしを越えているわ……」
「ほんと、それでこれからどうするんだい……?」
「……、迎えに行きますよ。山、連れて行ってくれるんでしょう……」
「そうだけど……」
「急に雪子ちゃんの家に泊まりに行くって言うから、何かあるんじゃないかと思っていたのよ……」
「……、そう」
誠はひとこと言っただけだった。
「でも、悪いのは、わたし、……、わたしが早く決めなかったから、そのうち何か攻めてくると思っていたわ……」
「……、やっぱり、恋人宣言は通じなかったみたいだね」
誠は、立ったまま、まだ眠たそうな加代を眺めながら言った。
加代は、目を閉じたまま笑って……
「……、さっきみたいにベッドで抱き合っているところを見せたら、信じたかもね」
「それは、あまりにも過激的で……」
誠は、笑って見せた。
加代は、もう一度微笑んで……
「……、もう少し真理子と、この家で二人の生活を楽しみたかったなー」
「そう……」
誠は、ひとこと言っただけだった。
「この頃、真理子と一緒に寝ているのよ。それで真理子たら、小さかった時みたいにおっぱいをじゃぶりながら寝るの、わたしの股の間に足を入れてね……」
加代は、はだけた浴衣の中から顔を出している乳首を指で撫でながら、その時の感触を感じていた。
「それが気持ちいいのよ……、それで時々、おっぱいも揉んでくれたりするのよ。もう、声が出そうで怖いくらいよ……」
加代は、また自分の胸を下から上えと揉んで見せた。
それを見て、誠も……
「今度、僕もおっぱい揉んであげるよ……」
加代は得意そうに微笑んで……
「だめだめ、これは真理子でないと感じられない気持よさなのよー、親子の心の繋がりかな、何であんなに気持ちいいのか分からないけど、不思議なのよ……」
加代は、両手で胸を撫でて見せた。
「でも、真理子ちゃんも、いつまででも、おっぱいしゃぶらないでしょう?」
誠は、自分の入れない世界をやっかんだ。
「多分ねー、でも、そしたら今度は、わたしが女を教えてあげるわ……」
「そっちの方が、怖いよ!」
誠も笑いながら、二人の行く末を案じた。
「早く、着替えて行かないと三人に追いつけないよー、着替え出してあげるから……」
誠は、クローゼットの引き出しを覗いた。
そう言えば、昔、加代が保育園の頃から、小学校の四年生頃までかな、いつまででも寝ている加代の着替えを出したり、脱がして着せたり、加代の面倒ばかり看ていた。早く遊びに行きたかったからだけど……
あの頃から、好きだったのかな……?
「山に行くんでしょう、山の道具と服は、そこの衣装ケース三段にまとめて入っているわ。下着もね……、パンツはTバックにしてね。その方が動きやすいの……」
加代は、また笑って言った。
そして、ベッドから立ち上がって、はだけた浴衣の帯をほどいて、浴衣をすとんと床に落とした。
「こんな私で、悪いけど、もらってくれるかしら……?」
誠は、振り返って、裸の加代をじっと見つめてから言った。
「……、それは、僕のセリフだよ!」
1
あなたにおすすめの小説
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる