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#06
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交通事故...。突然の死はどんなに神無月を苦しめたのか。その後、慰められるわけでもなく、今までの生活とは全く違う生活様式に必死で慣れるしかなかった神無月を思うと胸が苦しかった。息をするのが、辛い。
携帯も持ってないと聞いたから...誰かとの連絡手段は困るよな...。バイトしてると特に。姉貴にバイト先からよく電話がかかってきているのを聞いている。
知らないことはすぐに携帯で調べるのが、世間一般的にはよくあることだ。...持ってない時はどうやって調べてたっけ。もう随分昔の事のように、記憶の彼方へ飛んでいってしまったようだ。
突然、咲夜が立ち上がり、瀬津を抱きしめた。咲夜の手は、震えていた。瀬津に震えていることがバレてしまうかもしれないと、一瞬思いはしたが、今更止めることは出来なかった。泣きそうな瀬津の顔を、これ以上見ることが辛い。泣かないように耐えているようにも見える。無意識なのか、意図的なのかは全く分からないが...。
「ごめんな。嫌なこと思い出させちまったよな。話してくれてありがとう。神無月のせいじゃないなんて無責任なことは言えないけど、泣きたい時は泣いていいから。辛いことがあったら泣いても良いんだ。俺が全部受け止めてやるから…。」
抱きしめ、包み込み、なるべく瀬津の顔が見えないように尽くした。大粒の涙がポロポロと零れ落ち、その顔を隠すように瀬津は咲夜の胸に顔を押し付け、声を上げて泣いた。
ただ、その背中をポンポンと宥めるように叩くことしか出来ない。
「ごめんね、変なこと聞かせちゃって…。泣いちゃって…話、聞いてくれてありがとう。」
「いいって。気にすんなよ。」
「じゃあ、私着替えてくるね。また明日...」
「ちょっと待って!」
涙を拭い、立ち去ろうとする瀬津の手を、咄嗟に掴む。瀬津は振り返り、首を傾げる。...可愛いなあ、と一瞬だけ思考が停止した。
ガサゴソと急いで自分の鞄を漁り、ノートの端をちぎり、急いで何かを書く。その紙切れを瀬津にしっかり握らせる。
「はい、これ。俺の携帯番号。何かあったら気軽にかけてこいよ。すぐ駆けつけてやるから。」
瀬津はその咲夜の行動に驚いたように、目を見開き固まってしまった。だんだんと不安になり「迷惑だった?」と顔を覗き込む。咲夜と目が合った瀬津は1歩、下がった。泣きたくなるくらい、ショック。今までほとんど話したこともないし、しょうがないと分かっていても、下がられたことが心に引っかかった。
「もらっていいの?...でも、私携帯持ってないから...公衆電話からじゃなきゃかけられないし、長話は出来ないよ?」
そうか。携帯無かったら公衆電話か家の電話だよな。一人暮らしなら家に電話なかなか置かないし...無理もない。別に長話がしたいわけじゃないし、何か助けになればと渡しただけの連絡先だ。
「じゃあかけてすぐに切って。そしたらその番号にかけなおすから。」
「…わかった。本当に…何もかもありがとう。…じゃあそろそろ行くね。バイトに遅れてるから。」
「なら送ってく!!着替えたら、昇降口に来て。待ってるから!」
教室へと走って行こうとする瀬津の後ろ姿に叫ぶ。我ながら、必死だなと思う。こんなに誰かに執着して必死になるのは初めてだ。瀬津は振り返ることなく、そのまま教室のロッカーへと向かった。廊下を消えていく瀬津の後ろ姿を、目で追う。
昇降口で待ってれば会えるかな...。
少しだけ期待をして、階段を下りる。急いでいたようだし、先に帰られてしまわないように、なるべく自分も急いで降りていく。着替える時間があるとはいえ、どのくらいの速さで着替えるかまでは分からない。
昇降口へに着くと、まだ瀬津の姿はなかった。靴も置いてあるのを確認する。先に来ることが出来てホッとする。靴棚に背を預け、瀬津が降りてくるであろう、階段を見つめていた。
しばらくすると、ジャージのズボンに首元のホックまでしっかりと締めた学ラン姿の瀬津が慌てた様子で降りてくる。咲夜の姿を見つけて、開口一番「竜木くん、帰っても大丈夫だよ...?」と言いながら、靴を履き替えている。
少しだけ悲しく、そんなに頼りにならないのかと少しだけ悔しくて「気にしなくていいから。」とぶっきらぼうに言ってしまった。神無月にはどう聞こえたかな...。不機嫌そうに聞こえてたら嫌だな...。なんて、自分勝手なことを思った。
自分も靴を履き替えた咲夜は、顔をあげると直ぐに瀬津の手を引いた。学校の自転車置き場に向かって、ぐんぐんと引っ張っていく。何か言う隙を作ってしまえば、また断られてしまうだろう。迷惑はかけたくないが、放っておくのも癪に障る。
「バイト先、どこなの?」
「えっと...一丁目3番地のメディホテル。新しく出来た、あの大きなやつ。」
「よし、了解。あそこなら道、わかる。」
有無を言わせずに連れてきた駐輪場で、自転車に跨り、瀬津に向かって、早く乗れと思いを込めて、後ろのに大部分を指さす。
「早く乗れよ。」
何も喋らず、ただじっとその場に立ち尽くす瀬津に痺れを切らして、つい言ってしまった。それでも俯く瀬津に、咲夜はベルを鳴らして急かす。もしかしたら、怖がらせてしまったかもしれない。
何か覚悟を決めたように、瀬津が顔を上げ、咲夜の後ろに跨る。体に触れることなく、背筋をピンと伸ばして、サドルに指をひっかけているのが少しの揺れと重みで伝わる。
「よし、乗ったな!? ぶっ飛ばすから、しっかり掴まれよ?」
宣言通り自転車を勢いよく漕ぎ始める。風が耳の横を通り過ぎた。後ろに乗る瀬津は安定感なく、ただ落ちないようにしているように思える。未だに指一本、体に触れてこない。
キュッとタイヤと地面の摩擦音を鳴らし、自転車を急停止させる。止まると同時に、瀬津の頭が咲夜の背中に打ち付けられる。止まることを一言伝えていればよかった...。しかし「ごめん。」と小さく謝る瀬津に、咲夜は大きなため息をつきながら振り返った。
「何で摑まんねぇの?ほらッこうやって!!」
グッと瀬津の両手をとり、自分の体に巻きつける。瀬津はそれを咄嗟に放す。もしかして嫌われてるのかな、と思うくらい避けられてばかりだ。女の子を追うことも今まで無かったので、こういう時どうしたらいいのか、よくわからない。
とりあえず相手を安心させることと、身の安全を考えることしか、結局自分には出来ないのだ。
「何で離すんだよ。…いいって、触ったって。俺は他の奴等とは違うから。」
離した瀬津の手を、再び自分の体に、今度は強引に回す咲夜。とにかく捕まってもらえてないと、自転車を漕ぐ方も安心してスピードを出せない。
「よし、離すなよ!!」
また勢いよく漕ぎ始める。今度はしっかりと、離れないように、振り落とされないように瀬津は掴まった。
自転車の速度は上がっていく。風で目が開けられない。何度も角を曲がり、その度に、落ちないよう強く背中側から抱きしめる瀬津がたまらなく愛おしかった。
キュッという摩擦音と共に、自転車を止める。無事に着いたことで気が抜け、気づいたら小さなため息をついていた。
「ここでいいよな?メディホテル。裏口回った方がいい?仕事、どれくらいで終るんだ?...てかそもそも仕事って、何すんの?」
気になることがたくさんある。知らないことが山のようにある。ついつい一気に聞いてしまい、瀬津は答えられずその場に固まった。我ながら、気にする点が親のようだな...と反省する。自分が親に質問攻めされたら嫌なくせに...。
携帯も持ってないと聞いたから...誰かとの連絡手段は困るよな...。バイトしてると特に。姉貴にバイト先からよく電話がかかってきているのを聞いている。
知らないことはすぐに携帯で調べるのが、世間一般的にはよくあることだ。...持ってない時はどうやって調べてたっけ。もう随分昔の事のように、記憶の彼方へ飛んでいってしまったようだ。
突然、咲夜が立ち上がり、瀬津を抱きしめた。咲夜の手は、震えていた。瀬津に震えていることがバレてしまうかもしれないと、一瞬思いはしたが、今更止めることは出来なかった。泣きそうな瀬津の顔を、これ以上見ることが辛い。泣かないように耐えているようにも見える。無意識なのか、意図的なのかは全く分からないが...。
「ごめんな。嫌なこと思い出させちまったよな。話してくれてありがとう。神無月のせいじゃないなんて無責任なことは言えないけど、泣きたい時は泣いていいから。辛いことがあったら泣いても良いんだ。俺が全部受け止めてやるから…。」
抱きしめ、包み込み、なるべく瀬津の顔が見えないように尽くした。大粒の涙がポロポロと零れ落ち、その顔を隠すように瀬津は咲夜の胸に顔を押し付け、声を上げて泣いた。
ただ、その背中をポンポンと宥めるように叩くことしか出来ない。
「ごめんね、変なこと聞かせちゃって…。泣いちゃって…話、聞いてくれてありがとう。」
「いいって。気にすんなよ。」
「じゃあ、私着替えてくるね。また明日...」
「ちょっと待って!」
涙を拭い、立ち去ろうとする瀬津の手を、咄嗟に掴む。瀬津は振り返り、首を傾げる。...可愛いなあ、と一瞬だけ思考が停止した。
ガサゴソと急いで自分の鞄を漁り、ノートの端をちぎり、急いで何かを書く。その紙切れを瀬津にしっかり握らせる。
「はい、これ。俺の携帯番号。何かあったら気軽にかけてこいよ。すぐ駆けつけてやるから。」
瀬津はその咲夜の行動に驚いたように、目を見開き固まってしまった。だんだんと不安になり「迷惑だった?」と顔を覗き込む。咲夜と目が合った瀬津は1歩、下がった。泣きたくなるくらい、ショック。今までほとんど話したこともないし、しょうがないと分かっていても、下がられたことが心に引っかかった。
「もらっていいの?...でも、私携帯持ってないから...公衆電話からじゃなきゃかけられないし、長話は出来ないよ?」
そうか。携帯無かったら公衆電話か家の電話だよな。一人暮らしなら家に電話なかなか置かないし...無理もない。別に長話がしたいわけじゃないし、何か助けになればと渡しただけの連絡先だ。
「じゃあかけてすぐに切って。そしたらその番号にかけなおすから。」
「…わかった。本当に…何もかもありがとう。…じゃあそろそろ行くね。バイトに遅れてるから。」
「なら送ってく!!着替えたら、昇降口に来て。待ってるから!」
教室へと走って行こうとする瀬津の後ろ姿に叫ぶ。我ながら、必死だなと思う。こんなに誰かに執着して必死になるのは初めてだ。瀬津は振り返ることなく、そのまま教室のロッカーへと向かった。廊下を消えていく瀬津の後ろ姿を、目で追う。
昇降口で待ってれば会えるかな...。
少しだけ期待をして、階段を下りる。急いでいたようだし、先に帰られてしまわないように、なるべく自分も急いで降りていく。着替える時間があるとはいえ、どのくらいの速さで着替えるかまでは分からない。
昇降口へに着くと、まだ瀬津の姿はなかった。靴も置いてあるのを確認する。先に来ることが出来てホッとする。靴棚に背を預け、瀬津が降りてくるであろう、階段を見つめていた。
しばらくすると、ジャージのズボンに首元のホックまでしっかりと締めた学ラン姿の瀬津が慌てた様子で降りてくる。咲夜の姿を見つけて、開口一番「竜木くん、帰っても大丈夫だよ...?」と言いながら、靴を履き替えている。
少しだけ悲しく、そんなに頼りにならないのかと少しだけ悔しくて「気にしなくていいから。」とぶっきらぼうに言ってしまった。神無月にはどう聞こえたかな...。不機嫌そうに聞こえてたら嫌だな...。なんて、自分勝手なことを思った。
自分も靴を履き替えた咲夜は、顔をあげると直ぐに瀬津の手を引いた。学校の自転車置き場に向かって、ぐんぐんと引っ張っていく。何か言う隙を作ってしまえば、また断られてしまうだろう。迷惑はかけたくないが、放っておくのも癪に障る。
「バイト先、どこなの?」
「えっと...一丁目3番地のメディホテル。新しく出来た、あの大きなやつ。」
「よし、了解。あそこなら道、わかる。」
有無を言わせずに連れてきた駐輪場で、自転車に跨り、瀬津に向かって、早く乗れと思いを込めて、後ろのに大部分を指さす。
「早く乗れよ。」
何も喋らず、ただじっとその場に立ち尽くす瀬津に痺れを切らして、つい言ってしまった。それでも俯く瀬津に、咲夜はベルを鳴らして急かす。もしかしたら、怖がらせてしまったかもしれない。
何か覚悟を決めたように、瀬津が顔を上げ、咲夜の後ろに跨る。体に触れることなく、背筋をピンと伸ばして、サドルに指をひっかけているのが少しの揺れと重みで伝わる。
「よし、乗ったな!? ぶっ飛ばすから、しっかり掴まれよ?」
宣言通り自転車を勢いよく漕ぎ始める。風が耳の横を通り過ぎた。後ろに乗る瀬津は安定感なく、ただ落ちないようにしているように思える。未だに指一本、体に触れてこない。
キュッとタイヤと地面の摩擦音を鳴らし、自転車を急停止させる。止まると同時に、瀬津の頭が咲夜の背中に打ち付けられる。止まることを一言伝えていればよかった...。しかし「ごめん。」と小さく謝る瀬津に、咲夜は大きなため息をつきながら振り返った。
「何で摑まんねぇの?ほらッこうやって!!」
グッと瀬津の両手をとり、自分の体に巻きつける。瀬津はそれを咄嗟に放す。もしかして嫌われてるのかな、と思うくらい避けられてばかりだ。女の子を追うことも今まで無かったので、こういう時どうしたらいいのか、よくわからない。
とりあえず相手を安心させることと、身の安全を考えることしか、結局自分には出来ないのだ。
「何で離すんだよ。…いいって、触ったって。俺は他の奴等とは違うから。」
離した瀬津の手を、再び自分の体に、今度は強引に回す咲夜。とにかく捕まってもらえてないと、自転車を漕ぐ方も安心してスピードを出せない。
「よし、離すなよ!!」
また勢いよく漕ぎ始める。今度はしっかりと、離れないように、振り落とされないように瀬津は掴まった。
自転車の速度は上がっていく。風で目が開けられない。何度も角を曲がり、その度に、落ちないよう強く背中側から抱きしめる瀬津がたまらなく愛おしかった。
キュッという摩擦音と共に、自転車を止める。無事に着いたことで気が抜け、気づいたら小さなため息をついていた。
「ここでいいよな?メディホテル。裏口回った方がいい?仕事、どれくらいで終るんだ?...てかそもそも仕事って、何すんの?」
気になることがたくさんある。知らないことが山のようにある。ついつい一気に聞いてしまい、瀬津は答えられずその場に固まった。我ながら、気にする点が親のようだな...と反省する。自分が親に質問攻めされたら嫌なくせに...。
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