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「……ちょっと、ヴィンセント。あなたのその視線、物理的な質量を感じるのだけれど。私の背中に穴を開けて、そこから私の思考回路でも盗み見るつもりかしら?」
私は庭のガゼボで、セドリック王子(種無しスイカ)への「慰謝料請求明細書・改訂版」を作成していた。
背後には、まるで彫像のように微動だにせず控えるヴィンセントの姿がある。
彼は私がペンを走らせる音を聞きながら、うっとりと目を細めていた。
「いや、失礼。君の書く文字があまりにも鋭利で、まるで私の胸を直接突き刺しているような錯覚に陥っていたんだ。……その『無能な元婚約者に鉄槌を下す』という決意に満ちた背中、実に美しいよ」
「褒めても一ゴールドもまけてあげないわよ。それより、あちらの茂み。……さっきから不自然に揺れているのだけれど。またあなたの部下が、私のプライバシーを侵害しにきたのかしら?」
私はペンを置き、庭の隅にある巨大なシダの植え込みを指差した。
ヴィンセントの瞳が、一瞬で冷徹な「狩人」のそれに変わる。
「……いや。私の部下なら、あんな素人丸出しの隠れ方はしない。……ガルフ、あれは君の管轄か?」
影から現れたガルフが、困惑したように首を振った。
「いえ、殿下。……あれは、その……昨日から王都の方からつけてきていた、自称『レーズン様の真の理解者』を名乗る不審者かと」
「真の理解者? 私の理解者は、通帳の残高と、私の毒舌に耐えられる強靭な胃袋を持つ者だけよ。……出てきなさい。そこにいるのは、キノコ以下の知能を持つ何かかしら?」
私が冷たく言い放つと、茂みから「ひゃうっ!」という情けない声と共に、一人の青年が飛び出してきた。
見覚えがある。王都の貴族学校で、いつも遠巻きに私を見ていたバジル子爵家の三男だ。
「レ、レーズン様ぁ! やはり、やはりあなたは素晴らしい! その氷のような眼差し、まさに僕が夢にまで見た『女王の再臨』です!」
バジルは泥だらけの服のまま、私の足元に滑り込もうとした。
だが、その進路をヴィンセントの長い足が完璧に遮る。
「……止まれ。それ以上近づけば、君のその貧弱な脊髄を、君の好きな『女王様』の代わりに私が折ってあげることになるが?」
「な、なんだ君は! 使用人のくせに生意気な! 僕はレーズン様が王都で『悪役令嬢』として暴れ回っていた頃からの隠れファンなんだ! 殿下に捨てられたと聞いて、僕が新しい『下僕』になりに来てあげたんだよ!」
ヴィンセントの眉間が、ピクリと跳ねた。
空気が、一気にマイナス四十度くらいまで急降下する。
「……下僕? 君が? ……笑わせないでくれ。君のような、ただ声を荒らげられただけで悦んでいる薄っぺらな男に、彼女の『神聖なる毒舌』を浴びる資格などない」
「な、何だと!? 僕の愛は本物だ! レーズン様、さあ! 僕をゴミのように罵ってください! その美しい靴で、僕の尊厳を踏みにじってください!」
バジルの必死な(そして致命的に気持ち悪い)訴えに、私は心底からの嫌悪感を込めて、手に持っていたインク瓶の蓋をパシャリと閉めた。
「……バジルさん。一つ勘違いしないで。私が毒を吐くのは、相手が『改善すべき無能』だからであって、あなたのような『ただ罵られたいだけの変態』を満足させるためではないわ。……あなたの存在は、私の言葉の価値を下げるインフレ要因なのよ。今すぐ消えて」
「……っ!! 『インフレ要因』……! くぅぅ、たまらない! もっと、もっと経済的な用語で僕を突き放して!」
バジルが悶え苦しむ(喜んでいる)姿を見て、ヴィンセントの殺気がついに臨界点を超えた。
彼はバジルの襟首を片手でひょいと持ち上げると、まるで汚物を見るような目で彼を見下ろした。
「……レーズン。この男、私が帝国の『特殊尋問施設』へ招待しても構わないかな? そこなら、彼が望む以上の『刺激的な扱い』を、二十四時間体制で提供してあげられるが」
「……お好きにどうぞ。ただし、私の庭をこれ以上汚さないで。……あと、ヴィンセント。あなた、さっきから妙に独占欲が強くなっていないかしら? 私が誰を罵ろうと、私の勝手でしょう?」
ヴィンセントは一瞬だけ表情を強張らせ、それからバジルをガルフの方へと放り投げた。
そして、私の方へ向き直り、その美しい顔をこれ以上ないほど近づけてきた。
「……ああ、そうだ。独占欲だ。……認めよう。レーズン、君のその美しい毒に触れていいのは、世界で私一人だけでいい。……他の男が君に罵られて喜んでいる姿を見るだけで、私はその男を、歴史の教科書から抹消したくなるんだ」
「……まあ。皇子様が、一人の令嬢の『口の悪さ』に執着するなんて。アストラ帝国の将来は、暗雲に包まれているようね。……いいわ、ヴィンセント。そんなに独占したいのなら、私のこれからの『罵倒スケジュール』、全部あなたで埋めてあげましょうか?」
「……スケジュール、か。ああ、ぜひお願いしたい。……朝の目覚めの侮辱から、深夜の眠りを妨げる蔑みまで。一秒たりとも、他の男にその隙を与えないでくれ」
ヴィンセントが私の手を取り、跪いて熱い視線を送る。
……ダメだわ、この男。
新手のストーカーが現れたせいで、元からいたストーカー(皇子)の独占欲に火がついてしまった。
「……はあ。トム! そこのバジルさんを、村の出口まで『強制送還』してちょうだい! あと、ヴィンセント。あなたのその重すぎる忠誠心(?)のせいで、私の明細書が一行も進まないわ。……罰として、今夜の夕食は、あなたが私の嫌いなニンジンを、完璧な花びらの形に彫刻して提供しなさい!」
「……花びらの形か。……了解した。君の舌の上で、私の努力が粉々に砕かれる瞬間を楽しみにしているよ」
「……やっぱり、どこか壊れているわね、この男」
私は再びペンを取り、呆れ果てながら書類に向き直った。
辺境の静養生活は、どうやら「変態の博覧会」へと変貌しつつあるようだった。
私は庭のガゼボで、セドリック王子(種無しスイカ)への「慰謝料請求明細書・改訂版」を作成していた。
背後には、まるで彫像のように微動だにせず控えるヴィンセントの姿がある。
彼は私がペンを走らせる音を聞きながら、うっとりと目を細めていた。
「いや、失礼。君の書く文字があまりにも鋭利で、まるで私の胸を直接突き刺しているような錯覚に陥っていたんだ。……その『無能な元婚約者に鉄槌を下す』という決意に満ちた背中、実に美しいよ」
「褒めても一ゴールドもまけてあげないわよ。それより、あちらの茂み。……さっきから不自然に揺れているのだけれど。またあなたの部下が、私のプライバシーを侵害しにきたのかしら?」
私はペンを置き、庭の隅にある巨大なシダの植え込みを指差した。
ヴィンセントの瞳が、一瞬で冷徹な「狩人」のそれに変わる。
「……いや。私の部下なら、あんな素人丸出しの隠れ方はしない。……ガルフ、あれは君の管轄か?」
影から現れたガルフが、困惑したように首を振った。
「いえ、殿下。……あれは、その……昨日から王都の方からつけてきていた、自称『レーズン様の真の理解者』を名乗る不審者かと」
「真の理解者? 私の理解者は、通帳の残高と、私の毒舌に耐えられる強靭な胃袋を持つ者だけよ。……出てきなさい。そこにいるのは、キノコ以下の知能を持つ何かかしら?」
私が冷たく言い放つと、茂みから「ひゃうっ!」という情けない声と共に、一人の青年が飛び出してきた。
見覚えがある。王都の貴族学校で、いつも遠巻きに私を見ていたバジル子爵家の三男だ。
「レ、レーズン様ぁ! やはり、やはりあなたは素晴らしい! その氷のような眼差し、まさに僕が夢にまで見た『女王の再臨』です!」
バジルは泥だらけの服のまま、私の足元に滑り込もうとした。
だが、その進路をヴィンセントの長い足が完璧に遮る。
「……止まれ。それ以上近づけば、君のその貧弱な脊髄を、君の好きな『女王様』の代わりに私が折ってあげることになるが?」
「な、なんだ君は! 使用人のくせに生意気な! 僕はレーズン様が王都で『悪役令嬢』として暴れ回っていた頃からの隠れファンなんだ! 殿下に捨てられたと聞いて、僕が新しい『下僕』になりに来てあげたんだよ!」
ヴィンセントの眉間が、ピクリと跳ねた。
空気が、一気にマイナス四十度くらいまで急降下する。
「……下僕? 君が? ……笑わせないでくれ。君のような、ただ声を荒らげられただけで悦んでいる薄っぺらな男に、彼女の『神聖なる毒舌』を浴びる資格などない」
「な、何だと!? 僕の愛は本物だ! レーズン様、さあ! 僕をゴミのように罵ってください! その美しい靴で、僕の尊厳を踏みにじってください!」
バジルの必死な(そして致命的に気持ち悪い)訴えに、私は心底からの嫌悪感を込めて、手に持っていたインク瓶の蓋をパシャリと閉めた。
「……バジルさん。一つ勘違いしないで。私が毒を吐くのは、相手が『改善すべき無能』だからであって、あなたのような『ただ罵られたいだけの変態』を満足させるためではないわ。……あなたの存在は、私の言葉の価値を下げるインフレ要因なのよ。今すぐ消えて」
「……っ!! 『インフレ要因』……! くぅぅ、たまらない! もっと、もっと経済的な用語で僕を突き放して!」
バジルが悶え苦しむ(喜んでいる)姿を見て、ヴィンセントの殺気がついに臨界点を超えた。
彼はバジルの襟首を片手でひょいと持ち上げると、まるで汚物を見るような目で彼を見下ろした。
「……レーズン。この男、私が帝国の『特殊尋問施設』へ招待しても構わないかな? そこなら、彼が望む以上の『刺激的な扱い』を、二十四時間体制で提供してあげられるが」
「……お好きにどうぞ。ただし、私の庭をこれ以上汚さないで。……あと、ヴィンセント。あなた、さっきから妙に独占欲が強くなっていないかしら? 私が誰を罵ろうと、私の勝手でしょう?」
ヴィンセントは一瞬だけ表情を強張らせ、それからバジルをガルフの方へと放り投げた。
そして、私の方へ向き直り、その美しい顔をこれ以上ないほど近づけてきた。
「……ああ、そうだ。独占欲だ。……認めよう。レーズン、君のその美しい毒に触れていいのは、世界で私一人だけでいい。……他の男が君に罵られて喜んでいる姿を見るだけで、私はその男を、歴史の教科書から抹消したくなるんだ」
「……まあ。皇子様が、一人の令嬢の『口の悪さ』に執着するなんて。アストラ帝国の将来は、暗雲に包まれているようね。……いいわ、ヴィンセント。そんなに独占したいのなら、私のこれからの『罵倒スケジュール』、全部あなたで埋めてあげましょうか?」
「……スケジュール、か。ああ、ぜひお願いしたい。……朝の目覚めの侮辱から、深夜の眠りを妨げる蔑みまで。一秒たりとも、他の男にその隙を与えないでくれ」
ヴィンセントが私の手を取り、跪いて熱い視線を送る。
……ダメだわ、この男。
新手のストーカーが現れたせいで、元からいたストーカー(皇子)の独占欲に火がついてしまった。
「……はあ。トム! そこのバジルさんを、村の出口まで『強制送還』してちょうだい! あと、ヴィンセント。あなたのその重すぎる忠誠心(?)のせいで、私の明細書が一行も進まないわ。……罰として、今夜の夕食は、あなたが私の嫌いなニンジンを、完璧な花びらの形に彫刻して提供しなさい!」
「……花びらの形か。……了解した。君の舌の上で、私の努力が粉々に砕かれる瞬間を楽しみにしているよ」
「……やっぱり、どこか壊れているわね、この男」
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