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番外編
第五話 魔王ヴァルサリンガが斃された後の魔王軍は?
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魔族領…そこでは新たな魔王候補が名乗りを挙げようと、悪魔達が騒いでいた。
「俺が…魔王ヴァルサリンガ様の後を継いで魔王になる!」
「いや、それは俺だ!」
「いや、我だ!」
「魔王以前に…四天王にさえなれなかった者達が、魔王になると宣言して誰がついて来るかね?」
「「「「う………」」」」
彼等は、魔王ヴァルサリンガの配下の四天王の次席を狙う者達だった。
つまり実力は、四天王以下で…魔王なんてとてもじゃ無いけど名乗れる程の強さは無かった。
「それに現段階の俺たちの強さって…人間の冒険者でいうなら、Aランクで互角…Sランクに勝てるかどうかというレベルだぞ?」
「魔王ヴァルサリンガ様を倒した者達とはどう言った奴らなんだ?」
「3人の勇者の紋章を持つ者と、リーダーの少年らしい。」
「少年って、幾つくらいだ?」
「目の情報によると…リーダーの少年が12歳で勇者3人が11歳と10歳が2人の女だそうだ。」
「何だ、まだガキじゃねぇか! そんな奴らにヴァルサリンガ様は負けたのか?」
「ベテラン冒険者なら梃子摺るかもしれんが、ガキなら…」
「勝てると思うか? ヴァルサリンガ様を倒した奴らだぞ!」
「ガキなら隙を付けば…」
「ホーンラビットですら全力で始末するヴァルサリンガ様が勝てなかったのにか? あの方が油断をするということはまず無いだろう…」
「あ、それと…肝心な事を言い忘れていたが、勇者でも無い少年がヴァルサリンガ様を倒したのだが…その者は魔剣シーズニングの持ち主だそうだ。」
「な…何だと!?」
「魔界に伝わる厄災の魔剣か!?」
「さらに目の情報では、ヴァルサリンガ様との戦いの時はいなかったそうだが、もう1人の少年は聖剣シーズニングの持ち主だそうだ。 勇者の1人も聖剣グランマルスを…」
「「「「………………………」」」」
「そういえば、ヴァルサリンガ様を倒した少年というのは12歳だったか? それで人間の寿命が60~70歳として、冒険者を引退する年齢が50前後だとすると…?」
「少なくても、後40年は現役なんだろうな。 だとすると…少なくとも後50年は行動を起こさない方がいいか。」
「今名乗り上げて悪さをしたら、確実に始末されるだろうな。 今は我慢をして力を蓄えて、40年後に再開させよう!」
「だな…その頃になれば、聖剣にしろ魔剣にしろ…シーズニングの使い手はもういないだろうしな。」
「あんな剣は誰でも使えるわけでは無いからな!」
こうして…悪魔達の話し合いは終わった。
世界では少なくとも、40年は平和が続くだろう…
そして40年後になったら…?
「俺が…魔王ヴァルサリンガ様の後を継いで魔王になる!」
「いや、それは俺だ!」
「いや、我だ!」
「魔王以前に…四天王にさえなれなかった者達が、魔王になると宣言して誰がついて来るかね?」
「「「「う………」」」」
彼等は、魔王ヴァルサリンガの配下の四天王の次席を狙う者達だった。
つまり実力は、四天王以下で…魔王なんてとてもじゃ無いけど名乗れる程の強さは無かった。
「それに現段階の俺たちの強さって…人間の冒険者でいうなら、Aランクで互角…Sランクに勝てるかどうかというレベルだぞ?」
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「少年って、幾つくらいだ?」
「目の情報によると…リーダーの少年が12歳で勇者3人が11歳と10歳が2人の女だそうだ。」
「何だ、まだガキじゃねぇか! そんな奴らにヴァルサリンガ様は負けたのか?」
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「勝てると思うか? ヴァルサリンガ様を倒した奴らだぞ!」
「ガキなら隙を付けば…」
「ホーンラビットですら全力で始末するヴァルサリンガ様が勝てなかったのにか? あの方が油断をするということはまず無いだろう…」
「あ、それと…肝心な事を言い忘れていたが、勇者でも無い少年がヴァルサリンガ様を倒したのだが…その者は魔剣シーズニングの持ち主だそうだ。」
「な…何だと!?」
「魔界に伝わる厄災の魔剣か!?」
「さらに目の情報では、ヴァルサリンガ様との戦いの時はいなかったそうだが、もう1人の少年は聖剣シーズニングの持ち主だそうだ。 勇者の1人も聖剣グランマルスを…」
「「「「………………………」」」」
「そういえば、ヴァルサリンガ様を倒した少年というのは12歳だったか? それで人間の寿命が60~70歳として、冒険者を引退する年齢が50前後だとすると…?」
「少なくても、後40年は現役なんだろうな。 だとすると…少なくとも後50年は行動を起こさない方がいいか。」
「今名乗り上げて悪さをしたら、確実に始末されるだろうな。 今は我慢をして力を蓄えて、40年後に再開させよう!」
「だな…その頃になれば、聖剣にしろ魔剣にしろ…シーズニングの使い手はもういないだろうしな。」
「あんな剣は誰でも使えるわけでは無いからな!」
こうして…悪魔達の話し合いは終わった。
世界では少なくとも、40年は平和が続くだろう…
そして40年後になったら…?
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