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番外編
第六話 その後のリターンズ家の兄妹達は?
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俺達5人は冒険者ギルドの職員から呼び出されて、冒険者ギルドに来ていた。
呼び出された内容は、冒険者ランクが昇格するという事らしいのだ。
考えてみると…冒険者ランクはCランクのままだった。
魔王を倒した冒険者が、いつまでもCランクでは示しが付かないという事らしいので昇格という話だった。
この世界の冒険者ランクは、HランクからSSランクまである。
SSランクを入手出来る資格があるのは、上位ジョブで特定指定危険魔獣討伐等の功績により、SSランクが与えられるという物らしいのだが、現在の段階ではSランク以上になった者は父バットン以外いない。
俺らはてっきりSSランクになる物だとばかり思ったが、ギルドマスターテスタの采配では、俺達はSSSランクに相当するらしい。
「あ~~~ギルマス、俺らは別に冒険者ランクにはこだわりが無いので…AランクとかSランクで充分なんだが?」
「いや、魔王を倒した冒険者がAやSランクでは示しが付かないんだよ。」
「別にSSSランクやSSランクに上がっても、基本的にはやる事は変わらないし…それにSSSランクになった所で、何か需要があるのか?」
「SSSランクになると、まず全ての依頼を請ける事が可能になる。」
「それは別にこの島でなら全ての依頼を請けれるからなぁ?」
「他にも、上位貴族の同じ爵位が…」
「それもいらん! 利用されたり、それ目当てで近付いて来る者が後を絶たなそうだしな。」
「悪事に手を染めない限り、ランクの剥奪はないし…更新日もない。」
「それも別に不要だから良い。」
「他の世界の公共施設に無料で使用する事が…」
「この島から出る気は無いし、他の土地に行きたいとも思わない。」
俺はギルマスからの提案を全て却下した。
ギルマスは困った様な顔をしていた。
「確かに…お前達の今の状況を考えると、SSSランクは不要か。」
「そのランクを受け取ったら、今以上に目立つぞ? 絶対に碌な事にならないから必要ないし…それに俺達はまだ12歳とそれ以下だぞ?」
「確かに…子供が持つにはあまり相応しくは無いランクだな。」
「だろ? ランクを上げたければ自分達で何とかするから現状維持のままで良い。」
「魔王を倒したお前達なら、それも容易いか…」
この間のパーティーの一件以来…俺らを取り込もうとする貴族の誘いは少なくなった。
だが、完全に無くなった訳ではない。
一部の下級貴族は、何とか関係を築こうとする輩が未だに後を絶たない。
「なら、Cランクのままで良いのか?」
「別にランクを上げて貰った所でやる事は変わらないし…今よりも更に注目を浴びるのは遠慮したいからな。」
「公共施設が…」
「この島にいる限りは、両親が残してくれた家がある。 雑貨屋とか店の商品が無料になるというのならあっても困りはしないけど…調味料を売っているだけで充分収入は得ているし、国宝級の何か…とかでもない限り今の財力ではほとんど買えるからね。」
「テッドの言う通りだ。 という訳で、SSSランクの話は断らさせてもらう。」
「う~む? だがな…このままでは示しが付かないし…」
他の土地にも興味が無い訳ではないが、現段階ではこの島で事は足りている。
将来的に、他の世界を見て回りたいとか思えば需要があるかもしれないが…
それに魔王を倒した者がこの島にいる…という事で、他国から訪れる旅人や交易を行いたいという事でこの島にも他国の輸入品が入ってくる。
物珍しい物を見て、その国に行きたいと思う事はあるかもしれないが…16歳になる迄は島から出るのは得策では無いと兄妹達と話していた。
まぁ、俺の求める物が他国にあるとは思えないしな…妹達はどうかは解らんが。
「それにしても、お前達は欲がないな。」
「育った環境だからじゃないか? これが大金持ちの貴族の子供で金に物を言わせて物珍しい物を買いまくりたい!…という考えだったら、SSSランクは断る事なく受け入れたと思うが…日々の生活が満足に出来てない貧乏生活が続いていたからな。」
「今でこそ裕福になったけど、碌に食べられない日もあったからね。 そのお陰で体の成長が他の子供よりも遅かったという事があったけど。」
「お前達は欲しいものは無いのか?」
「欲しいものか…なんかあるか?」
「僕は別にないな。 大抵の物は買えるし…」
「私も無いね。 調理器具もかなり良い物を貰ったし…」
「私もロットも、職人の…マイスターが使う様な機材を貰ったし。」
「あ! 私は欲しい物があるわ!」
ロットが急に言い出して、俺達はロットの方を向いた。
「私は…パパとママの思い出があまりなくて、パパとママが欲しい!」
「え? まさか…生き返らせようとか考えているのか? それは禁呪になる…」
「ううん、新しいパパとママが欲しい!」
「新しいパパとママか…」
俺はそう言いながら、テスタとライラを見た。
テスタとライラは何かを察した。
「父さんの事を知っていて、人を導く事が出来るテスタおじさんにパパを…包容力があって優しいライラさんにママを…」
「いいなぁ、それ! では、今日からギルマスとライラがパパとママだ!」
「リットはどう?」
「私の父さんと母さんは心の中にいるけど…新しいパパとママだったら申し分ないかも。」
「パパ~ママ~w」
「ちょっと待てぃ! 確かに俺はバットンと同じ年だが、お前等のパパになる気はないぞ!」
「なら条件として、テスタとライラが両親になってくれるのなら、SSSランクを承認する…というのは?」
「キッドの提案に賛成! これならテスタおじさんの面目は保てるし、僕等にはパパとママがw」
「それを条件に出してきたか…狡いな!」
「そうでもないぞ! 12歳とそれ以下の子供がSSSランクを受け取れば、利用しようとする者は必ず出て来る。 それに俺達は両親がいない事も知られているからな! だけど、ギルマスが親になれば…利用する者からは回避出来る様になるだろうしな。」
「そうだね! 冒険者ギルドのギルドマスターという肩書以外に、グランベリオン公爵家の血を引く者が親となれば、下手な貴族が取り入ろうなんて考えないだろうし…」
「な! テッド、いつから気付いていた⁉」
「え? 最初から…ティーダス公爵様の前でも畏まった反応をしていなかったし、最初はギルドマスターの威厳を保つために振舞っていたのかとも思ったけど、兄弟とか身内と考えればあの態度も納得かな…と。」
テッドの発言に、妹達を含めて俺も驚いていた。
確かに公爵様を前にしても堂々としていた態度をしていたテスタが気にはなっていたが…兄弟とか身内と考えれば納得だな。
「しかしなぁ…俺は親になる気は…」
「ならSSSランクの話は無いしだ。 諦めてくれ!」
「キッドぉ~お前って奴は…」
「テッド~リット~パパが怒った!」
「駄目だよパパ、息子を怖がらせちゃ!」
「そうよパパ、息子には優しくしないとw」
「俺はパパじゃねぇ!」
「安心しろよ、家の中でライラといちゃついても止めたりはしないからw それに、ライラとの間に子供が出来てたら、それは俺達の妹か弟になる訳だし、ここにはテッドとリットという子育てになれた者達もいるからな!」
テスタは顔を真っ赤にしていた。
これはやりすぎた…かとも思った。
まぁ、ルットやロットがどう思っているかはわからんが、俺とテッドとリットは半分冗談だった。
「わかった…が、少し考える時間をくれ!」
「なら、それまでの間はSSSランクの話は保留という事で…」
まぁ、テスタもこの条件なら断らないと思っていた。
冒険者ランクの話は…ましてや子供にそんな高ランクを与えたら先が見えている。
その為の対策としての提案だった。
それから1週間後…俺達はSSSランクを受け取った。
そして同時に、テスタとライラは親になると決めてくれて、一緒の家に住む様になった。
「テスタ…パパ、この家の子供達は思春期を迎えた子が多いから、夜の営みは声を押さえて頼む!」
「キッド、お前は何の心配をしているんだ⁉」
ルットもロットも…そしてテッドもリットも両親が出来た生活を喜んでいた。
これで俺が居なくなっても、この2人が親なら何とかしてくれるだろう。
『キッド・リターンズ! そろそろ約束の時だが、準備は出来ているか?』
「アルテナ…もう少し待ってくれ、まだやり残した事があるからな!」
俺はテッドと体を分ける事を条件に、ある頼みをアルテナからされていた。
その時間が刻々と迫っていたのだった。
「もう少し…もう少しだけな!」
呼び出された内容は、冒険者ランクが昇格するという事らしいのだ。
考えてみると…冒険者ランクはCランクのままだった。
魔王を倒した冒険者が、いつまでもCランクでは示しが付かないという事らしいので昇格という話だった。
この世界の冒険者ランクは、HランクからSSランクまである。
SSランクを入手出来る資格があるのは、上位ジョブで特定指定危険魔獣討伐等の功績により、SSランクが与えられるという物らしいのだが、現在の段階ではSランク以上になった者は父バットン以外いない。
俺らはてっきりSSランクになる物だとばかり思ったが、ギルドマスターテスタの采配では、俺達はSSSランクに相当するらしい。
「あ~~~ギルマス、俺らは別に冒険者ランクにはこだわりが無いので…AランクとかSランクで充分なんだが?」
「いや、魔王を倒した冒険者がAやSランクでは示しが付かないんだよ。」
「別にSSSランクやSSランクに上がっても、基本的にはやる事は変わらないし…それにSSSランクになった所で、何か需要があるのか?」
「SSSランクになると、まず全ての依頼を請ける事が可能になる。」
「それは別にこの島でなら全ての依頼を請けれるからなぁ?」
「他にも、上位貴族の同じ爵位が…」
「それもいらん! 利用されたり、それ目当てで近付いて来る者が後を絶たなそうだしな。」
「悪事に手を染めない限り、ランクの剥奪はないし…更新日もない。」
「それも別に不要だから良い。」
「他の世界の公共施設に無料で使用する事が…」
「この島から出る気は無いし、他の土地に行きたいとも思わない。」
俺はギルマスからの提案を全て却下した。
ギルマスは困った様な顔をしていた。
「確かに…お前達の今の状況を考えると、SSSランクは不要か。」
「そのランクを受け取ったら、今以上に目立つぞ? 絶対に碌な事にならないから必要ないし…それに俺達はまだ12歳とそれ以下だぞ?」
「確かに…子供が持つにはあまり相応しくは無いランクだな。」
「だろ? ランクを上げたければ自分達で何とかするから現状維持のままで良い。」
「魔王を倒したお前達なら、それも容易いか…」
この間のパーティーの一件以来…俺らを取り込もうとする貴族の誘いは少なくなった。
だが、完全に無くなった訳ではない。
一部の下級貴族は、何とか関係を築こうとする輩が未だに後を絶たない。
「なら、Cランクのままで良いのか?」
「別にランクを上げて貰った所でやる事は変わらないし…今よりも更に注目を浴びるのは遠慮したいからな。」
「公共施設が…」
「この島にいる限りは、両親が残してくれた家がある。 雑貨屋とか店の商品が無料になるというのならあっても困りはしないけど…調味料を売っているだけで充分収入は得ているし、国宝級の何か…とかでもない限り今の財力ではほとんど買えるからね。」
「テッドの言う通りだ。 という訳で、SSSランクの話は断らさせてもらう。」
「う~む? だがな…このままでは示しが付かないし…」
他の土地にも興味が無い訳ではないが、現段階ではこの島で事は足りている。
将来的に、他の世界を見て回りたいとか思えば需要があるかもしれないが…
それに魔王を倒した者がこの島にいる…という事で、他国から訪れる旅人や交易を行いたいという事でこの島にも他国の輸入品が入ってくる。
物珍しい物を見て、その国に行きたいと思う事はあるかもしれないが…16歳になる迄は島から出るのは得策では無いと兄妹達と話していた。
まぁ、俺の求める物が他国にあるとは思えないしな…妹達はどうかは解らんが。
「それにしても、お前達は欲がないな。」
「育った環境だからじゃないか? これが大金持ちの貴族の子供で金に物を言わせて物珍しい物を買いまくりたい!…という考えだったら、SSSランクは断る事なく受け入れたと思うが…日々の生活が満足に出来てない貧乏生活が続いていたからな。」
「今でこそ裕福になったけど、碌に食べられない日もあったからね。 そのお陰で体の成長が他の子供よりも遅かったという事があったけど。」
「お前達は欲しいものは無いのか?」
「欲しいものか…なんかあるか?」
「僕は別にないな。 大抵の物は買えるし…」
「私も無いね。 調理器具もかなり良い物を貰ったし…」
「私もロットも、職人の…マイスターが使う様な機材を貰ったし。」
「あ! 私は欲しい物があるわ!」
ロットが急に言い出して、俺達はロットの方を向いた。
「私は…パパとママの思い出があまりなくて、パパとママが欲しい!」
「え? まさか…生き返らせようとか考えているのか? それは禁呪になる…」
「ううん、新しいパパとママが欲しい!」
「新しいパパとママか…」
俺はそう言いながら、テスタとライラを見た。
テスタとライラは何かを察した。
「父さんの事を知っていて、人を導く事が出来るテスタおじさんにパパを…包容力があって優しいライラさんにママを…」
「いいなぁ、それ! では、今日からギルマスとライラがパパとママだ!」
「リットはどう?」
「私の父さんと母さんは心の中にいるけど…新しいパパとママだったら申し分ないかも。」
「パパ~ママ~w」
「ちょっと待てぃ! 確かに俺はバットンと同じ年だが、お前等のパパになる気はないぞ!」
「なら条件として、テスタとライラが両親になってくれるのなら、SSSランクを承認する…というのは?」
「キッドの提案に賛成! これならテスタおじさんの面目は保てるし、僕等にはパパとママがw」
「それを条件に出してきたか…狡いな!」
「そうでもないぞ! 12歳とそれ以下の子供がSSSランクを受け取れば、利用しようとする者は必ず出て来る。 それに俺達は両親がいない事も知られているからな! だけど、ギルマスが親になれば…利用する者からは回避出来る様になるだろうしな。」
「そうだね! 冒険者ギルドのギルドマスターという肩書以外に、グランベリオン公爵家の血を引く者が親となれば、下手な貴族が取り入ろうなんて考えないだろうし…」
「な! テッド、いつから気付いていた⁉」
「え? 最初から…ティーダス公爵様の前でも畏まった反応をしていなかったし、最初はギルドマスターの威厳を保つために振舞っていたのかとも思ったけど、兄弟とか身内と考えればあの態度も納得かな…と。」
テッドの発言に、妹達を含めて俺も驚いていた。
確かに公爵様を前にしても堂々としていた態度をしていたテスタが気にはなっていたが…兄弟とか身内と考えれば納得だな。
「しかしなぁ…俺は親になる気は…」
「ならSSSランクの話は無いしだ。 諦めてくれ!」
「キッドぉ~お前って奴は…」
「テッド~リット~パパが怒った!」
「駄目だよパパ、息子を怖がらせちゃ!」
「そうよパパ、息子には優しくしないとw」
「俺はパパじゃねぇ!」
「安心しろよ、家の中でライラといちゃついても止めたりはしないからw それに、ライラとの間に子供が出来てたら、それは俺達の妹か弟になる訳だし、ここにはテッドとリットという子育てになれた者達もいるからな!」
テスタは顔を真っ赤にしていた。
これはやりすぎた…かとも思った。
まぁ、ルットやロットがどう思っているかはわからんが、俺とテッドとリットは半分冗談だった。
「わかった…が、少し考える時間をくれ!」
「なら、それまでの間はSSSランクの話は保留という事で…」
まぁ、テスタもこの条件なら断らないと思っていた。
冒険者ランクの話は…ましてや子供にそんな高ランクを与えたら先が見えている。
その為の対策としての提案だった。
それから1週間後…俺達はSSSランクを受け取った。
そして同時に、テスタとライラは親になると決めてくれて、一緒の家に住む様になった。
「テスタ…パパ、この家の子供達は思春期を迎えた子が多いから、夜の営みは声を押さえて頼む!」
「キッド、お前は何の心配をしているんだ⁉」
ルットもロットも…そしてテッドもリットも両親が出来た生活を喜んでいた。
これで俺が居なくなっても、この2人が親なら何とかしてくれるだろう。
『キッド・リターンズ! そろそろ約束の時だが、準備は出来ているか?』
「アルテナ…もう少し待ってくれ、まだやり残した事があるからな!」
俺はテッドと体を分ける事を条件に、ある頼みをアルテナからされていた。
その時間が刻々と迫っていたのだった。
「もう少し…もう少しだけな!」
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