【完結】異世界転移特典で創造作製のスキルを手に入れた俺は、好き勝手に生きてやる‼~魔王討伐?そんな物は先に来た転移者達に任せれば良いだろ!~

アノマロカリス

文字の大きさ
10 / 45
異世界転移の章

第九話 トーレインの街?

しおりを挟む
 俺は今、トーレインの街?という場所に来ている。

 ここでまた何故疑問系なのかというと…雷の関係上の所為か、この街の建物は全て平屋だったからだ。

 商会や冒険者ギルドといった場所は、1.5階分位の高さがあり…他の建物に比べて若干高い程度だった。

 それでは不便ではないかと思ったら、この街にはどこの家にも地下室があるらしい。

 貴族関連の家は分厚い石で作られていて、平民などの家は木造の家だったのだが、屋根は竹を使っていた。

 この世界にも竹はあるんだと驚いた。

 何というか…テレビで見た海外の南の島という感じが否めなくて、とてもじゃないが街に来ているという感じはしなかった。

 俺は早速、食堂を探していたが…この辺の物価は高くて、料理を食べるには料金が足りなかった。

 そして更に…この街の住人は、何といえば良いのか…痩せた人間がやたら多かった。

 なので、仕事を斡旋する冒険者ギルドに行こうと思ったのだが…?

 ステータス関係は、「ステータスオープン」で目の前に表示されるので問題はない。

 だが、冒険者に登録すると…恐らくだがレベル関連の話を聞かされる可能性がある。

 この世界のレベルの最高到達が幾つなのかは分からんが…レベル500は流石に多すぎるだろう。

 しかし、依頼をこなして金を貰わないと料理にありつけない上に宿にも泊まれない。

 まぁ、料理に関して言えば…別に料理屋に入らなくても問題はない。

 創造作製のスキルで、豆から味噌や醤油を作りだせたし、その他の調味料も何とか入手した。

 穀物から米を作りだせたし、肉に関しては兎の肉でも鶏肉や豚肉、牛肉に変化出来るので問題はない。

 だが、久々に宿に泊まってベッドで寝たいというのが本音だった。

 「あ…先に旅立って行った転移者達の話を聞けるのも冒険者ギルドか!」

 俺は仕方なく冒険者ギルドに行った。

 そして説明を聞くと、この世界の冒険者ギルドは等級制度で金属の名を冠するランクがあるという話だ。

 記入に対しては、名前と年齢とジョブ位でレベルは一切聞かれなかった。

 俺は初心者であるペーパーハンターというランクからスタートした。

 そしてギルドカードという物を発行して貰い、金になる魔物の討伐手配書を見た。

 すると…この街に来るまでに倒した魔物達の依頼が書かれていた。

 俺は解体はするが、内臓以外の部位は全てマジックバッグに入れていた。

 俺は討伐した魔物の部位を冒険者ギルドに提出すると、すぐにランクアップした。

 ペーパーハンターから、ウッドハンターとストーンハンターを越えてブロンズハンターのランクを得た。

 そして報酬でかなりの金額を得てから思い出してハッとなった。

 「考えてみれば、石から創造作製で作りだした金や銀を売れば事足りたのではなかったんじゃないか?」

 そう思ったのも後の祭り、次から資金難だった場合はその方法を取ろう。

 俺は受付で他の大陸に渡る転移陣の場所を聞いた。

 すると、他の大陸に渡るにはブロードハンターのランクではないと渡る事は不可能だったという話を聞いた。

 …という事は、冒険者ギルドに登録したのは正解だったという訳だった。

 とりあえず俺は宿に向かった。

 そしてベッドにダイブしようとしたら、そこの宿の寝具はハンモックだった。

 ハンモックで寝るのは初めての経験だが、果たして疲れは取れるのだろうか?

 そう思っていたが、意外と快適で俺は久々にゆっくり眠る事が出来た。

 ~~~~~翌日~~~~~

 慣れないハンモックに多少…体の痛みを感じた。

 そして朝食が出て来たのだが…その料理の中には肉が入っていない代わりに豆料理が大量にあった。

 豆は畑の肉というのは、異世界でも同じなんだなぁ…と感心した。

 そういえば、昨日の屋台を巡っていた時も…肉料理を出している屋台はなかったな。

 あったのは穀物料理や野菜料理の屋台ばかりだった。

 女将に話を聞くと、トーレインの街の付近の魔物は結構手強いとかで…依頼で肉の調達というのが成功した際に冒険者ギルドから街に出回るという話だった。

 なら野菜関連は?…と聞くと、雷により作物の成長が早いという話だった。

 考えてみれば…昨日の冒険者ギルドの討伐依頼には、討伐証明の部位以外に肉の提供も…と言われたな。
 
 大事な食糧を売るわけにはいかなかったので断ったが、今日は肉を集めるのを目的に狩るのも良いだろう。

 俺は宿を出て街を回った。

 すると武器屋があったので中に入ってみた。

 そこの武器屋で売られていた武器は、竹やりと棍棒、弓矢と木製の杖だった。

 そして武器屋の高級商品では、サンダーソードと呼ばれる雷属性を宿した魔法剣が売られていた。

 このサンダーソードは金属で作られていて、雷属性を纏っている事により雷は落ちないという優れものの魔剣だった。

 ただ値段が…とてもじゃないが金塊を大量に売りまくらない限り手に入れるのは困難な金額だった。

 だが、今のレベルならそのサンダーソードというのは創造作製で作れる可能性がある。

 俺は街の外に出て早速試してみた。

 サンダーソードは作れた…のだが、かなり厄介な物に出来上がってしまったのだった。

 「こんな物を作りだしても大丈夫なのだろうか?」

 武器屋にあるサンダーソードとは違い、刀身に雷属性が宿る…という以外に、雷を発する魔剣になってしまった。

 武器名・雷鳴の魔剣…果たしてこんなのを持っていて大丈夫だろうか?

 そう思ってから数日後…俺は街の自警団に呼び出される羽目になったのだった。
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~

ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。 休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。 啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。 異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。 これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。

没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活

アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
 名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。  妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。  貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。  しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。  小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。

A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる

国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。 持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。 これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ

さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。 絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。 荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。 優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。 華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。

元皇子の寄り道だらけの逃避行 ~幽閉されたので国を捨てて辺境でゆっくりします~

下昴しん
ファンタジー
武力で領土を拡大するベギラス帝国に二人の皇子がいた。魔法研究に腐心する兄と、武力に優れ軍を指揮する弟。 二人の父である皇帝は、軍略会議を軽んじた兄のフェアを断罪する。 帝国は武力を求めていたのだ。 フェアに一方的に告げられた罪状は、敵前逃亡。皇帝の第一継承権を持つ皇子の座から一転して、罪人になってしまう。 帝都の片隅にある独房に幽閉されるフェア。 「ここから逃げて、田舎に籠るか」 給仕しか来ないような牢獄で、フェアは脱出を考えていた。 帝都においてフェアを超える魔法使いはいない。そのことを知っているのはごく限られた人物だけだった。 鍵をあけて牢を出ると、給仕に化けた義妹のマトビアが現れる。 「私も連れて行ってください、お兄様」 「いやだ」 止めるフェアに、強引なマトビア。 なんだかんだでベギラス帝国の元皇子と皇女の、ゆるすぎる逃亡劇が始まった──。 ※カクヨム様、小説家になろう様でも投稿中。

処理中です...