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完結の章
第五話 地球でやり残した事
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俺は異世界から転移陣で地球に飛んだ。
地球での座標は住んでいたアパート…では無くて、闇金屋から良く身を隠すのに使っていた空き家だった。
この空き家は元々、曰くつきの場所として誰も近寄らないという場所だった。
まぁ、その噂のほとんどは俺が流した物だったが…闇金の奴等も此処には来なかった。
何故前に住んでいたアパートではないかというと、下手すると取り壊されている可能性があったからだった。
空き家から前のアパートに行ってみると、取り壊されてはいなかったが…入り口がバリケードみたいな物で閉鎖されていた。
監視カメラとか設置されているだろうし、近寄るのは辞めた方がいいな。
俺は創造作製で姿を変えた。
この世界での俺は死んだ事になっている…筈?
変えた姿は老紳士的な金持ち風にしてみた。
こうすれば、まずバレる事はないからだった。
俺はこの姿でアパート近くにいた噂好きのおばさんに声を掛けた。
「失礼…この家はどうなされたのですかな?」
「この家の子供が親に撲殺されたという話でね、立ち入り禁止になっているのよ。 両親と妹は近所でも最低な人だったけど、息子さんは気さくな子で良い子だったのにね。」
俺は地球にいた頃はこのおばさんの事を師匠と呼んで結構世話になった。
あの頃は借金返済の為に節約をしなければならなくて、安い食材を入手する為の情報を教えて貰っていた。
金が無くてパンの耳を大量に持っていた時も、「こうすれば腹が膨れるよ」といってパンの耳を調理してラスクに換えてくれた事があった。
師匠であり、恩人でもあった人だった。
元の姿に戻って感謝を伝えたかったが…それは辞めて挨拶をして去って行った。
次に向かったのは福祉児童館だった。
ここにはセイカがいた場所で、今でも看板にはセイカの捜索の紙が貼られていた。
俺はポストに手紙を入れる前に…セイカの手紙の内容を確認した。
特に書いている物に関しては問題は無かったので、その手紙をポストに入れてからその場を立ち去った。
「そういえば…前回来た時に金のほとんどを使っちまったんだよな。」
残金は10万も無かった。
これでは心許ないと感じ、近くにあった石を全て金に換えてから延べ棒に変化させた。
それを買取店に持って行き、全て換金して1億7000万円弱になった。
今後もちょくちょく地球に戻ろうと思っているので、不動産屋に行って中古のマンションを購入した。
金に物を言わせて高級マンションでも良かったのだが、別にそこまで必要はなかったのでこれで良しとした。
身分証も創造作製で作った物だったが、バレる事はなかった。
それに購入資金が一括での購入だったので、不動産屋にはありがたかったのだろう。
次に俺は刑務所に行って親父に面会する事にした。
面会は硝子越しだったが、2人だけにする様に金を積んだ。
いつの時代でも袖の下は有効だった。
(フィクションなので現実では絶対にありえません!)
俺は面会室で待っていると、クソ親父が入って来た。
そして中にいた警察官が部屋から出て行くと、監視カメラも切った。
「お前誰だ?」
クソ親父の問いに、俺は元の姿に戻った。
「お前…ラックか⁉」
「よぉ! 元気そうだな、クソ親父‼」
「お前…生きていたのか⁉」
「あぁ…お前を罠に嵌める為に死の偽装をしたんだよ。 そのお陰でクソ親父は一生刑務所の中みたいだな?」
「お前が生きているのなら…俺の罪が軽くなるから協力しろ‼」
「協力なんかする訳ねぇだろバァーカ! テメェみたいな社会の厄介者が夢見てんじゃねぇーよ‼」
クソ親父は俺に突っ掛かろうと硝子の壁に近付こうとしたが、体に巻き付かれているロープが後ろの柱に固定されていて動く事が出来なかった。
「お前…麗美と麗奈を殺したな‼」
「あぁ、だから何?」
「お前は可愛い妹に手を掛けたんだぞ‼」
「可愛いと思っているのはお前だけだろ? 俺にとっては可愛いなんて1度も思った事はねぇし、お前等の目を掻い潜っていつ殺そうかいつも考えていたが…ようやく殺害する事が出来たよ。」
「ふ…聞いたか警察官共、コイツが自供したぞ‼」
「無駄だよ、この部屋には警察官はいないしカメラも切っているから記録も残らない。 警察官達は全て買収済みだから、お前の話をまともに聞く者は誰もいない。」
「お前…どうやって買収した?」
俺はマジックバックから数個の石を取り出して説明した。
「これはただの石だが、これに手を触れると金に変わる。 その金を伸ばすと延べ棒に変わるので、この手で他にも白金を作ったり、メタルだろうが半導体だろうが何でも作り出せるのでそれらを売れば10億なんてあっという間だ。」
「何なんだ、お前のその力は⁉」
「神様が不幸な俺に与えてくれた力だ。 神様はちゃんと俺の事を見ていてくれたんだな。」
俺は天に祈るフリをした。
クソ親父はジタバタと暴れ回っていた。
「そんな力があるのなら、俺を釈放する事も出来るだろ‼」
「出来るだろうな…逆にお前に更に重い罪を課す事も出来るぞ!」
「何だと⁉」
「だって、俺の事を殺そうとした奴を釈放するなんていう真似をすると思っているのか?」
「俺はお前の親だぞ‼」
「寝言は寝て言えよ! 妹の黄金像を売りに出そうとした時に会話を全部聞いていたんだぞ、俺の事は情なんて一欠けらも無いって言っていただろ? そんな奴を親なんて思う訳ねぇだろ‼」
俺はマジックバックからピザの箱を出してからピザを取り出して口に入れた。
ピザはクソ親父の好物だったので、物欲しそうな顔でクソ親父は見ていた。
刑務所の中では健康的な食事だけで、ピザやハンバーガーなどの食事は出ない。
「あ…食べたいか? 上げたい所だが、硝子で遮られているしなぁ!」
俺はピザを硝子に押し当てた。
クソ親父は悔しそうな顔をして暴れていた。
「お前…この硝子がある事に感謝するんだな! 無ければお前なんか半殺しにしている所だぞ‼」
「硝子が無ければお前の方が命はないぞ、今の俺はお前より強いからな!」
俺はマジックバックから剣を取り出してから硝子を切り裂いた。
そしてクソ親父側に入ってからクソ親父の縄を切ってから、腹に蹴りを入れて壁まで突き飛ばしてから戻って硝子を復元した。
クソ親父は俺の方に向かって来たが、硝子によって阻まれた。
すると椅子を持って硝子を破壊しようとして来たので、俺は変装した姿に戻ってから…
「助けてくれ! 殺される‼」
…と叫んだ。
するとクソ親父側の扉が開いて警察官が入って来てクソ親父を取り押さえた。
クソ親父はこれによってさらに罪を重ねる事になった。
取り押さえられているクソ親父を嘲笑う様な表情をすると、クソ親父は更に喚きながら暴れていた。
その後にクソ親父は俺の事を色々と警察官に話していたが、所詮は口から出まかせの詐欺師のいう事なので警察官は一切聞く事は無かった。
俺はクソ親父にまた来ると言い残すと、クソ親父は「二度と来るな!」と叫んでいた。
まぁ、もう来る事はない。
俺は部屋から出るとクソ母親の方にも行こうとしたが…クソ母親が入っている刑務所は場所が違うので、またの機会にする事にした。
そして俺は色々と適当に買い物を済ませてから異世界に戻ったのだが…?
そこには別な厄介事が待ち受けていたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もアノマロカリス作品を宜しくお願いします!
地球での座標は住んでいたアパート…では無くて、闇金屋から良く身を隠すのに使っていた空き家だった。
この空き家は元々、曰くつきの場所として誰も近寄らないという場所だった。
まぁ、その噂のほとんどは俺が流した物だったが…闇金の奴等も此処には来なかった。
何故前に住んでいたアパートではないかというと、下手すると取り壊されている可能性があったからだった。
空き家から前のアパートに行ってみると、取り壊されてはいなかったが…入り口がバリケードみたいな物で閉鎖されていた。
監視カメラとか設置されているだろうし、近寄るのは辞めた方がいいな。
俺は創造作製で姿を変えた。
この世界での俺は死んだ事になっている…筈?
変えた姿は老紳士的な金持ち風にしてみた。
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俺はこの姿でアパート近くにいた噂好きのおばさんに声を掛けた。
「失礼…この家はどうなされたのですかな?」
「この家の子供が親に撲殺されたという話でね、立ち入り禁止になっているのよ。 両親と妹は近所でも最低な人だったけど、息子さんは気さくな子で良い子だったのにね。」
俺は地球にいた頃はこのおばさんの事を師匠と呼んで結構世話になった。
あの頃は借金返済の為に節約をしなければならなくて、安い食材を入手する為の情報を教えて貰っていた。
金が無くてパンの耳を大量に持っていた時も、「こうすれば腹が膨れるよ」といってパンの耳を調理してラスクに換えてくれた事があった。
師匠であり、恩人でもあった人だった。
元の姿に戻って感謝を伝えたかったが…それは辞めて挨拶をして去って行った。
次に向かったのは福祉児童館だった。
ここにはセイカがいた場所で、今でも看板にはセイカの捜索の紙が貼られていた。
俺はポストに手紙を入れる前に…セイカの手紙の内容を確認した。
特に書いている物に関しては問題は無かったので、その手紙をポストに入れてからその場を立ち去った。
「そういえば…前回来た時に金のほとんどを使っちまったんだよな。」
残金は10万も無かった。
これでは心許ないと感じ、近くにあった石を全て金に換えてから延べ棒に変化させた。
それを買取店に持って行き、全て換金して1億7000万円弱になった。
今後もちょくちょく地球に戻ろうと思っているので、不動産屋に行って中古のマンションを購入した。
金に物を言わせて高級マンションでも良かったのだが、別にそこまで必要はなかったのでこれで良しとした。
身分証も創造作製で作った物だったが、バレる事はなかった。
それに購入資金が一括での購入だったので、不動産屋にはありがたかったのだろう。
次に俺は刑務所に行って親父に面会する事にした。
面会は硝子越しだったが、2人だけにする様に金を積んだ。
いつの時代でも袖の下は有効だった。
(フィクションなので現実では絶対にありえません!)
俺は面会室で待っていると、クソ親父が入って来た。
そして中にいた警察官が部屋から出て行くと、監視カメラも切った。
「お前誰だ?」
クソ親父の問いに、俺は元の姿に戻った。
「お前…ラックか⁉」
「よぉ! 元気そうだな、クソ親父‼」
「お前…生きていたのか⁉」
「あぁ…お前を罠に嵌める為に死の偽装をしたんだよ。 そのお陰でクソ親父は一生刑務所の中みたいだな?」
「お前が生きているのなら…俺の罪が軽くなるから協力しろ‼」
「協力なんかする訳ねぇだろバァーカ! テメェみたいな社会の厄介者が夢見てんじゃねぇーよ‼」
クソ親父は俺に突っ掛かろうと硝子の壁に近付こうとしたが、体に巻き付かれているロープが後ろの柱に固定されていて動く事が出来なかった。
「お前…麗美と麗奈を殺したな‼」
「あぁ、だから何?」
「お前は可愛い妹に手を掛けたんだぞ‼」
「可愛いと思っているのはお前だけだろ? 俺にとっては可愛いなんて1度も思った事はねぇし、お前等の目を掻い潜っていつ殺そうかいつも考えていたが…ようやく殺害する事が出来たよ。」
「ふ…聞いたか警察官共、コイツが自供したぞ‼」
「無駄だよ、この部屋には警察官はいないしカメラも切っているから記録も残らない。 警察官達は全て買収済みだから、お前の話をまともに聞く者は誰もいない。」
「お前…どうやって買収した?」
俺はマジックバックから数個の石を取り出して説明した。
「これはただの石だが、これに手を触れると金に変わる。 その金を伸ばすと延べ棒に変わるので、この手で他にも白金を作ったり、メタルだろうが半導体だろうが何でも作り出せるのでそれらを売れば10億なんてあっという間だ。」
「何なんだ、お前のその力は⁉」
「神様が不幸な俺に与えてくれた力だ。 神様はちゃんと俺の事を見ていてくれたんだな。」
俺は天に祈るフリをした。
クソ親父はジタバタと暴れ回っていた。
「そんな力があるのなら、俺を釈放する事も出来るだろ‼」
「出来るだろうな…逆にお前に更に重い罪を課す事も出来るぞ!」
「何だと⁉」
「だって、俺の事を殺そうとした奴を釈放するなんていう真似をすると思っているのか?」
「俺はお前の親だぞ‼」
「寝言は寝て言えよ! 妹の黄金像を売りに出そうとした時に会話を全部聞いていたんだぞ、俺の事は情なんて一欠けらも無いって言っていただろ? そんな奴を親なんて思う訳ねぇだろ‼」
俺はマジックバックからピザの箱を出してからピザを取り出して口に入れた。
ピザはクソ親父の好物だったので、物欲しそうな顔でクソ親父は見ていた。
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クソ親父は悔しそうな顔をして暴れていた。
「お前…この硝子がある事に感謝するんだな! 無ければお前なんか半殺しにしている所だぞ‼」
「硝子が無ければお前の方が命はないぞ、今の俺はお前より強いからな!」
俺はマジックバックから剣を取り出してから硝子を切り裂いた。
そしてクソ親父側に入ってからクソ親父の縄を切ってから、腹に蹴りを入れて壁まで突き飛ばしてから戻って硝子を復元した。
クソ親父は俺の方に向かって来たが、硝子によって阻まれた。
すると椅子を持って硝子を破壊しようとして来たので、俺は変装した姿に戻ってから…
「助けてくれ! 殺される‼」
…と叫んだ。
するとクソ親父側の扉が開いて警察官が入って来てクソ親父を取り押さえた。
クソ親父はこれによってさらに罪を重ねる事になった。
取り押さえられているクソ親父を嘲笑う様な表情をすると、クソ親父は更に喚きながら暴れていた。
その後にクソ親父は俺の事を色々と警察官に話していたが、所詮は口から出まかせの詐欺師のいう事なので警察官は一切聞く事は無かった。
俺はクソ親父にまた来ると言い残すと、クソ親父は「二度と来るな!」と叫んでいた。
まぁ、もう来る事はない。
俺は部屋から出るとクソ母親の方にも行こうとしたが…クソ母親が入っている刑務所は場所が違うので、またの機会にする事にした。
そして俺は色々と適当に買い物を済ませてから異世界に戻ったのだが…?
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