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バックれ計画の章
第四十七話
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さて…今日からはオメガの攻略に入ろうと思う。
オメガの意外なところを知れたんだけど、オメガは花を愛でるのが好きみたいだった。
花屋の花では無く、道端に咲いている花だった。
これなら話しかけるきっかけになる…って思っていたけど、相変わらず首振りジェスチャーしかしなかった。
本当に…手強い。
他には1人でいる時は素振りをしていて、たまにアルファが来ると話しながら笑っていたりするので、近くに行って声を聞こうとすると途端に黙る。
声を聞かれたく無いのか、私を警戒しているのかがよく解らない。
他の興味あるものがないかと思って尾行するが、気配を察知するのかすぐに撒かれる。
他の3人が近くにいない上に、オメガも居ない事を見計らって街に行こうとすると…いつの間にか背後に立っているオメガに腕を掴まれていた。
何処から現れたのかが謎で、こんな感じだとオメガからは逃げきれないと思った。
とてもじゃないけどバックれるのは不可能に感じた。
こっちから追いかけると撒かれて消える癖に、こちらが行動を起こそうとするといつの間にか背後にいる。
東方にいる忍者と呼ばれる者みたいな行動をしていた。
私は少し大胆な行動に出る事にした。
オメガを魔法で拘束しようと思ったのだった。
睡眠魔法や麻痺魔法といった特殊攻撃魔法だと効果は薄い事を以前知っていたので、今回は純粋に拘束魔法で縛り付けようと思った。
これなら効果があると思って放った魔法だったけど、簡単に躱されてしまった。
水魔法のアクアバインド、雷魔法のライトニングバインド、光魔法のシャイニングバインド、闇魔法の闇鎖…そして足元から拘束するアースバインドですら、まるで来るタイミングが分かっているみたいに全て躱したのだった。
「おかしいなぁ、神殿内でも私程の属性を持っている人がいない筈なのに…」
流石にここまで躱されると少し腹が立った。
私は使える攻撃魔法を片っ端から放ってみた。
だけど…躱したら被害が及びそうな魔法は盾で防ぎ、被害にならなさそうな魔法は避けられた。
「リアラ、何をやっているの!」
「ディーナ…オメガと話をしたくて拘束しようと思っているんだけど、全部避けられてしまって。」
「まったく兄さんは…」
ディーナは私とオメガを見て呆れた顔をした。
「仕方ないなぁ、リアラ…隠していた訳じゃないんだけど、兄がどうしてリアラと話したくないかのもう1つの理由を教えてあげる。」
オメガはその話を聞いて飛んで来た。
冷静沈着のオメガにしては珍しい位に焦った表情をしていた。
オメガはディーナの口を塞ごうと手を伸ばしたが、ディーナはそれを全て叩いて退けた。
「兄はね…この様な体格なのに、声が女みたいに低いから…初めてや日の浅い人だと恥ずかしがって会話をしないのよ。」
ディーナはそう言い終えると、オメガは地面に手を付いていた。
「でも、オメガはアルファと普通に話しているところを見たけど?」
「隊長は兄と付き合いが長いから今更気にしないの。最初の頃は兄が話しかける度に笑われて喧嘩になったけどね。」
そんなに可愛らしい声なのかなぁ?
秘密がバレたのにオメガは全く声を出そうとはしなかった。
そこまで聞かれたくないと思うと、次は何がなんでも声を聞きたいと思った。
だけど実際に声を聞ける様になったのは、商業都市グランリーザを出発後だった。
それまでは本当に頑なに話そうとはしなかった。
オメガの意外なところを知れたんだけど、オメガは花を愛でるのが好きみたいだった。
花屋の花では無く、道端に咲いている花だった。
これなら話しかけるきっかけになる…って思っていたけど、相変わらず首振りジェスチャーしかしなかった。
本当に…手強い。
他には1人でいる時は素振りをしていて、たまにアルファが来ると話しながら笑っていたりするので、近くに行って声を聞こうとすると途端に黙る。
声を聞かれたく無いのか、私を警戒しているのかがよく解らない。
他の興味あるものがないかと思って尾行するが、気配を察知するのかすぐに撒かれる。
他の3人が近くにいない上に、オメガも居ない事を見計らって街に行こうとすると…いつの間にか背後に立っているオメガに腕を掴まれていた。
何処から現れたのかが謎で、こんな感じだとオメガからは逃げきれないと思った。
とてもじゃないけどバックれるのは不可能に感じた。
こっちから追いかけると撒かれて消える癖に、こちらが行動を起こそうとするといつの間にか背後にいる。
東方にいる忍者と呼ばれる者みたいな行動をしていた。
私は少し大胆な行動に出る事にした。
オメガを魔法で拘束しようと思ったのだった。
睡眠魔法や麻痺魔法といった特殊攻撃魔法だと効果は薄い事を以前知っていたので、今回は純粋に拘束魔法で縛り付けようと思った。
これなら効果があると思って放った魔法だったけど、簡単に躱されてしまった。
水魔法のアクアバインド、雷魔法のライトニングバインド、光魔法のシャイニングバインド、闇魔法の闇鎖…そして足元から拘束するアースバインドですら、まるで来るタイミングが分かっているみたいに全て躱したのだった。
「おかしいなぁ、神殿内でも私程の属性を持っている人がいない筈なのに…」
流石にここまで躱されると少し腹が立った。
私は使える攻撃魔法を片っ端から放ってみた。
だけど…躱したら被害が及びそうな魔法は盾で防ぎ、被害にならなさそうな魔法は避けられた。
「リアラ、何をやっているの!」
「ディーナ…オメガと話をしたくて拘束しようと思っているんだけど、全部避けられてしまって。」
「まったく兄さんは…」
ディーナは私とオメガを見て呆れた顔をした。
「仕方ないなぁ、リアラ…隠していた訳じゃないんだけど、兄がどうしてリアラと話したくないかのもう1つの理由を教えてあげる。」
オメガはその話を聞いて飛んで来た。
冷静沈着のオメガにしては珍しい位に焦った表情をしていた。
オメガはディーナの口を塞ごうと手を伸ばしたが、ディーナはそれを全て叩いて退けた。
「兄はね…この様な体格なのに、声が女みたいに低いから…初めてや日の浅い人だと恥ずかしがって会話をしないのよ。」
ディーナはそう言い終えると、オメガは地面に手を付いていた。
「でも、オメガはアルファと普通に話しているところを見たけど?」
「隊長は兄と付き合いが長いから今更気にしないの。最初の頃は兄が話しかける度に笑われて喧嘩になったけどね。」
そんなに可愛らしい声なのかなぁ?
秘密がバレたのにオメガは全く声を出そうとはしなかった。
そこまで聞かれたくないと思うと、次は何がなんでも声を聞きたいと思った。
だけど実際に声を聞ける様になったのは、商業都市グランリーザを出発後だった。
それまでは本当に頑なに話そうとはしなかった。
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