75 / 95
自由なスローライフの章
第七十四話
しおりを挟む
私の言う罪悪感が一切湧かない奴隷になるツテとは?
無能の烙印を押されて侯爵家の中で幼少の頃から私にされて来た事を代わりに受けている者を思い出した。
そう、テリガン侯爵家の長女リアナの事だった。
現在のリアナは…自殺でもしてない限りは幼少の頃からの虐待をされている筈。
私の時は両親と姉と使用人達が含まれていたが、使用人達は疫病で死んだという話だし、今は両親からの攻撃しかされていない筈?
そんな状況下から救い出せば…リアナも感謝して来る事はないだろうけど、少しは恩を感じるだろう。
以前は挑発した様な別れ方をしたけど、不憫になって迎えに来たと言えば手をとってくれるだろう。
まぁ、その手を取った瞬間に奴隷として売られる訳なんだけど…少なくともテリガン侯爵家で一生を過ごすことに比べれば遥かにマシだろうね。
まぁ、どんな変態の主人に買われていくかは分からないけど…?
少なくとも両親の虐待や暴力に比べたら、遥かに良い待遇で可愛がってくれるだろう。
それにリアナが死んだところで私の全く心は傷まない上にお金まで手に入るという…一石二鳥な話だからだ。
私はSランク取得の為に魔獣を狩まくったお陰で、レベルが信じられない位に上昇していたので…転移魔法も使える様になっていた。
私は奴隷商の商人と打ち合わせをした後に、テリガン侯爵家の上空に転移した。
「相も変わらず荒れ果てているわね?」
「マスターがこの地で行ったのは土地の浄化であって豊穣の実りではありませんからね。」
「元父親はその辺の事を勘違いしている節があったけど…その皺寄せがリアナに向かっている筈なんだけど?」
私は姿消しの魔法を発動してから浮遊魔法で、かつて放り込まれていた牢獄の様な部屋を覗いてみた。
すると壁に設置された鉄の鎖で繋がれていたリアナの姿を発見した。
私の時はここまで酷くは無かったけど…裕福なお嬢様から一転して奴隷の様な扱いを受けているリアナにとっては地獄の様な状態だろう。
その所為でリアナの目の輝きは殆ど失われていた。
「傷の具合から見て…今日の分は受けたみたいだね。」
「マスターは幼い頃からこんな仕打ちをされていたのですか…」
「ほぼ毎日だったわ…家族が旅行に行っていた時も使用人に甚振られていたし。」
あの頃の事は思い出したくもない。
私は部屋に入ってから遮音結界と不可侵結界を施してから姿消しの魔法を解除した。
「まるでかつての私を見ている様ね。」
「リ…アラ?」
「生きていたのねリアナ。」
私の姿を見てリアナは意識を取り戻し始めた。
そして次は私に向かって来た。
「リアラ、豊穣の実りを施したんじゃ無かったの⁉︎貴女が現れた以降は全く作物が育たなくて…」
「私は土地に蔓延っていた穢れを浄化しただけで、豊穣の恵みなんか一切施してなんかいないわよ?」
「リアラが中途半端な事をしたお陰で作物が育たないと言って、私に振るう暴力が増えていったのよ‼︎」
「そんなのは元父親が勝手に勘違いしているだけだし…それに暴力を振るわれているって言っても元両親くらいだから良いじゃん!私の時は元両親と使用人達とリアナに毎日の様に暴力を振る舞われていたんだから、それに比べたらはるかに楽でしょ?」
…と、あまり過去の話を持ち出して言いたい放題言っていると計画が狂って来るから、此処は話を進める為に。
「まぁ、最初の頃はザマァ見ろと思って傍観していたけど…リアナと私の違いとしては回復魔法が使えない事だから様子を見に来たんだけど…」
私はリアナに回復魔法を施してから、用意していた野菜のスープとチーズやパンを出した。
そして拘束を解いてあげると、リアナは食事にがっつき始めた。
リアナは食事を平らげると、少し落ち着いたのか話をして来た。
「様子を見に来たと言っていたみたいだけど、こんな施しをされただけではただの気休めよ…此処から出られなければ。」
「此処から脱出する為に誘いに来たんだけどね。貴族の暮らしは戻れないけど…新天地でやり直せる機会を設けてあげようと思ってね。」
「新天地ねぇ?まぁ、此処から抜け出せるのならどこでも良いんだけど…」
「リアナを此処から救い出して、私の用意した船である者達と一緒に別大陸に行ける様に手配をしているのよ。この大陸にいたら…この部屋から逃げ出したリアナを元父親が何が何でも捕らえに来るでしょうからね。」
「行き先は何処よ?」
「北の大地のフェンブラート大陸の何処かということくらいしか?」
「正確な場所が分からないのなら、とてもじゃないけど怪しくてついて行く気がしないわ!」
「なら此処にいて暴力を奮われる毎日に戻りたいの?リアナが自殺をするか死なない限りは永遠にこの地獄が続くわよ?」
こうまで言われればリアナの性格なら私の案には乗っかって来る筈。
リアナは目先の欲に簡単に縋り付く性格だから断る様な真似はしない筈?
「分かったわ、なら私をとっととこの場から救ってよ!」
相変わらずこの姉は昔から態度がデカいけど、私は我慢して従うフリをした。
この先に待っているのは、下手すると此処より過酷な地獄かもしれないからだ。
私はリアナの手を取ってから転移魔法でトルーデ港に着いた。
久々の明かりのせいか目が眩んでいる様子だったけど、あの部屋から開放されてとっても良い笑顔をしていた。
「リアナこっちよ、この先の港で船が待っているから。」
「一等客船とかじゃない限り乗る気はしないわよ!」
この女は何処まで身勝手なんだろうか?
まぁ、別に良いか。
私はフェイクで変身した姿になってから奴隷商の商人に会う為に船に行った。
すると船から体格に良い男が出てきてリアナの腕を掴んでいた。
「ちょっと、どういう事よ!」
「こんな感じのイキがいい侯爵令嬢をお渡し致します。幾らになりますか?」
奴隷商人はリアナの顔や体を見てから金貨を寄越してきた。
あの頃のリアナに比べたら多少痩せてはいるけど、私の時の様な体型では無いから少し色を付けてくれたみたいだった。
「結構良い金額で売れたわ!」
「売れたって…」
「リアナを売ったのよ奴隷商にね!あまり逆らう様な真似をすると…あの部屋と同じ目に遭うから気をつける事ね!」
「新天地に連れて行くというには嘘だったの⁉︎」
「新天地で北の大地の方に行くのは確かだよ。リアナを買う人がどんな人かまでは知らないけどね。」
「リアラ~~~~~‼︎」
「せいぜい従順でお淑やかにしておく事ね。そうすれば…ひもじい思いをしなくても良い生活を送れる筈よ、どんな変態に買われていくかは分からないけど。」
私はリアナに向かってハンカチをヒラヒラさせながら別れを告げた。
リアナはそのまま船の奥の方に連れて行かれて箱に放り込まれた。
テリガン侯爵家から救い出してあげたんだから感謝して欲しいし、私もリアナには感謝しているからね。
だってリアナのお陰で大金が手に入った訳だし…。
「マスターの境遇を考えればこれで良いのかもしれませんが…やっている事は決して褒められたものでは無いですよ。」
「それなら…リアナの今後に対して祈りでもしてあげるわ!リアナのお陰で儲けさせて貰ったし、船に馬車を持ち込めるのだからね。」
「それでマスターは次はどちらに向かうおつもりで?」
「ゾイディック大陸には行かないし、北の大地に行く気もないので…南の大陸にでも行ってバカンスでも楽しもうかしら?」
私は南大陸のオーランダスに向かう船に乗った。
そしてそのオーランダスで私は運命的な人と出会う事になる…筈?
~次回はその後のテリガン侯爵家をお楽しみに!~
無能の烙印を押されて侯爵家の中で幼少の頃から私にされて来た事を代わりに受けている者を思い出した。
そう、テリガン侯爵家の長女リアナの事だった。
現在のリアナは…自殺でもしてない限りは幼少の頃からの虐待をされている筈。
私の時は両親と姉と使用人達が含まれていたが、使用人達は疫病で死んだという話だし、今は両親からの攻撃しかされていない筈?
そんな状況下から救い出せば…リアナも感謝して来る事はないだろうけど、少しは恩を感じるだろう。
以前は挑発した様な別れ方をしたけど、不憫になって迎えに来たと言えば手をとってくれるだろう。
まぁ、その手を取った瞬間に奴隷として売られる訳なんだけど…少なくともテリガン侯爵家で一生を過ごすことに比べれば遥かにマシだろうね。
まぁ、どんな変態の主人に買われていくかは分からないけど…?
少なくとも両親の虐待や暴力に比べたら、遥かに良い待遇で可愛がってくれるだろう。
それにリアナが死んだところで私の全く心は傷まない上にお金まで手に入るという…一石二鳥な話だからだ。
私はSランク取得の為に魔獣を狩まくったお陰で、レベルが信じられない位に上昇していたので…転移魔法も使える様になっていた。
私は奴隷商の商人と打ち合わせをした後に、テリガン侯爵家の上空に転移した。
「相も変わらず荒れ果てているわね?」
「マスターがこの地で行ったのは土地の浄化であって豊穣の実りではありませんからね。」
「元父親はその辺の事を勘違いしている節があったけど…その皺寄せがリアナに向かっている筈なんだけど?」
私は姿消しの魔法を発動してから浮遊魔法で、かつて放り込まれていた牢獄の様な部屋を覗いてみた。
すると壁に設置された鉄の鎖で繋がれていたリアナの姿を発見した。
私の時はここまで酷くは無かったけど…裕福なお嬢様から一転して奴隷の様な扱いを受けているリアナにとっては地獄の様な状態だろう。
その所為でリアナの目の輝きは殆ど失われていた。
「傷の具合から見て…今日の分は受けたみたいだね。」
「マスターは幼い頃からこんな仕打ちをされていたのですか…」
「ほぼ毎日だったわ…家族が旅行に行っていた時も使用人に甚振られていたし。」
あの頃の事は思い出したくもない。
私は部屋に入ってから遮音結界と不可侵結界を施してから姿消しの魔法を解除した。
「まるでかつての私を見ている様ね。」
「リ…アラ?」
「生きていたのねリアナ。」
私の姿を見てリアナは意識を取り戻し始めた。
そして次は私に向かって来た。
「リアラ、豊穣の実りを施したんじゃ無かったの⁉︎貴女が現れた以降は全く作物が育たなくて…」
「私は土地に蔓延っていた穢れを浄化しただけで、豊穣の恵みなんか一切施してなんかいないわよ?」
「リアラが中途半端な事をしたお陰で作物が育たないと言って、私に振るう暴力が増えていったのよ‼︎」
「そんなのは元父親が勝手に勘違いしているだけだし…それに暴力を振るわれているって言っても元両親くらいだから良いじゃん!私の時は元両親と使用人達とリアナに毎日の様に暴力を振る舞われていたんだから、それに比べたらはるかに楽でしょ?」
…と、あまり過去の話を持ち出して言いたい放題言っていると計画が狂って来るから、此処は話を進める為に。
「まぁ、最初の頃はザマァ見ろと思って傍観していたけど…リアナと私の違いとしては回復魔法が使えない事だから様子を見に来たんだけど…」
私はリアナに回復魔法を施してから、用意していた野菜のスープとチーズやパンを出した。
そして拘束を解いてあげると、リアナは食事にがっつき始めた。
リアナは食事を平らげると、少し落ち着いたのか話をして来た。
「様子を見に来たと言っていたみたいだけど、こんな施しをされただけではただの気休めよ…此処から出られなければ。」
「此処から脱出する為に誘いに来たんだけどね。貴族の暮らしは戻れないけど…新天地でやり直せる機会を設けてあげようと思ってね。」
「新天地ねぇ?まぁ、此処から抜け出せるのならどこでも良いんだけど…」
「リアナを此処から救い出して、私の用意した船である者達と一緒に別大陸に行ける様に手配をしているのよ。この大陸にいたら…この部屋から逃げ出したリアナを元父親が何が何でも捕らえに来るでしょうからね。」
「行き先は何処よ?」
「北の大地のフェンブラート大陸の何処かということくらいしか?」
「正確な場所が分からないのなら、とてもじゃないけど怪しくてついて行く気がしないわ!」
「なら此処にいて暴力を奮われる毎日に戻りたいの?リアナが自殺をするか死なない限りは永遠にこの地獄が続くわよ?」
こうまで言われればリアナの性格なら私の案には乗っかって来る筈。
リアナは目先の欲に簡単に縋り付く性格だから断る様な真似はしない筈?
「分かったわ、なら私をとっととこの場から救ってよ!」
相変わらずこの姉は昔から態度がデカいけど、私は我慢して従うフリをした。
この先に待っているのは、下手すると此処より過酷な地獄かもしれないからだ。
私はリアナの手を取ってから転移魔法でトルーデ港に着いた。
久々の明かりのせいか目が眩んでいる様子だったけど、あの部屋から開放されてとっても良い笑顔をしていた。
「リアナこっちよ、この先の港で船が待っているから。」
「一等客船とかじゃない限り乗る気はしないわよ!」
この女は何処まで身勝手なんだろうか?
まぁ、別に良いか。
私はフェイクで変身した姿になってから奴隷商の商人に会う為に船に行った。
すると船から体格に良い男が出てきてリアナの腕を掴んでいた。
「ちょっと、どういう事よ!」
「こんな感じのイキがいい侯爵令嬢をお渡し致します。幾らになりますか?」
奴隷商人はリアナの顔や体を見てから金貨を寄越してきた。
あの頃のリアナに比べたら多少痩せてはいるけど、私の時の様な体型では無いから少し色を付けてくれたみたいだった。
「結構良い金額で売れたわ!」
「売れたって…」
「リアナを売ったのよ奴隷商にね!あまり逆らう様な真似をすると…あの部屋と同じ目に遭うから気をつける事ね!」
「新天地に連れて行くというには嘘だったの⁉︎」
「新天地で北の大地の方に行くのは確かだよ。リアナを買う人がどんな人かまでは知らないけどね。」
「リアラ~~~~~‼︎」
「せいぜい従順でお淑やかにしておく事ね。そうすれば…ひもじい思いをしなくても良い生活を送れる筈よ、どんな変態に買われていくかは分からないけど。」
私はリアナに向かってハンカチをヒラヒラさせながら別れを告げた。
リアナはそのまま船の奥の方に連れて行かれて箱に放り込まれた。
テリガン侯爵家から救い出してあげたんだから感謝して欲しいし、私もリアナには感謝しているからね。
だってリアナのお陰で大金が手に入った訳だし…。
「マスターの境遇を考えればこれで良いのかもしれませんが…やっている事は決して褒められたものでは無いですよ。」
「それなら…リアナの今後に対して祈りでもしてあげるわ!リアナのお陰で儲けさせて貰ったし、船に馬車を持ち込めるのだからね。」
「それでマスターは次はどちらに向かうおつもりで?」
「ゾイディック大陸には行かないし、北の大地に行く気もないので…南の大陸にでも行ってバカンスでも楽しもうかしら?」
私は南大陸のオーランダスに向かう船に乗った。
そしてそのオーランダスで私は運命的な人と出会う事になる…筈?
~次回はその後のテリガン侯爵家をお楽しみに!~
4
あなたにおすすめの小説
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の侯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした侯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親は必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のない、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
満場一致で削除されましたが、世界は問題なく回っております』
鷹 綾
恋愛
王太子アルベルトは、ある日、貴族全会の満場一致によって廃嫡された。
断罪もなければ、処刑もない。
血も流れず、罪状も曖昧。
ただ「順序を飛ばした」という一点だけで、彼は王位継承の座から静かに削除される。
婚約者だった公爵令嬢エリシアは、婚約破棄の時点で王都の構造から距離を取り、隣国との長期協定を進めていく。
彼女の世界は合理で動き、感情に振り回されることはない。
一方、王太子が選んだ“新たな聖女”は、どこまでも従順で、どこまでも寄り添う存在だった。
「殿下に従わない者は、私が処理しておきます」
その甘い囁きの裏で、王都では“偶然”が重なり始める。
だが真実は語られない。
急病も、辞任も、転任も、すべては記録上の出来事。
証拠はない。
ただ王太子だけが、血に濡れた笑顔の悪夢を見る。
そして気づく。
自分のざまあは、罰ではない。
「中心ではなくなること」だと。
王都は安定し、新王は即位し、歴史は何事もなかったかのように進む。
旧王太子の名は、ただ一行の記録として残るのみ。
婚約破棄のその後に始まる、静かな因果応報。
激情ではなく“構造”が裁く、最強レベルの心理ざまあ。
これは――
満場一致で削除された男と、最初から無関係な位置に立っていた令嬢の物語。
生きるために逃げだした。幸せになりたい。
白水緑
ファンタジー
屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。
2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
家出を決行した結果
棗
恋愛
フィービーの婚約者ミゲルには大切な幼馴染がいる。病弱な幼馴染をいつも優先するミゲルや母が亡くなって以降溝が出来てしまった父と兄との関係にフィービーは疲れていた。
デートの約束をしてもいつも直前になって幼馴染を理由にキャンセルされ、幼馴染にしか感情を見せないミゲルを、フィービーを見ようとしない父や兄を捨てる決心をしたフィービーは侍女や執事の手を借りて家出を決行した。
自分を誰も知らない遠い場所へ行ったフィービーは、新しい人生の幕開けに期待に胸を躍らせた。
※なろうさんにも公開しています。
姉に代わって立派に息子を育てます! 前日譚
mio
恋愛
ウェルカ・ティー・バーセリクは侯爵家の二女であるが、母亡き後に侯爵家に嫁いできた義母、転がり込んできた義妹に姉と共に邪魔者扱いされていた。
王家へと嫁ぐ姉について王都に移住したウェルカは侯爵家から離れて、実母の実家へと身を寄せることになった。姉が嫁ぐ中、学園に通いながらウェルカは自分の才能を伸ばしていく。
数年後、多少の問題を抱えつつ姉は懐妊。しかし、出産と同時にその命は尽きてしまう。そして残された息子をウェルカは姉に代わって育てる決意をした。そのためにはなんとしても王宮での地位を確立しなければ!
自分でも考えていたよりだいぶ話数が伸びてしまったため、こちらを姉が子を産むまでの前日譚として本編は別に作っていきたいと思います。申し訳ございません。
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
悪役令嬢発溺愛幼女着
みおな
ファンタジー
「違います!わたくしは、フローラさんをいじめてなどいません!」
わたくしの声がホールに響いたけれど、誰もわたくしに手を差し伸べて下さることはなかった。
響いたのは、婚約者である王太子殿下の冷たい声。
わたくしに差し伸べられたのは、騎士団長のご子息がわたくしを強く床に押し付ける腕。
冷ややかな周囲のご令嬢ご令息の冷笑。
どうして。
誰もわたくしを信じてくれないまま、わたくしは冷たい牢の中で命を落とした。
病弱設定されているようです
との
恋愛
『あのようにご立派な家門にお産まれになられたのに⋯⋯お可哀想なご令嬢だそうですのよ』
なんて噂が流れているけれど、誰も会ったことがないミリー・ミッドランド侯爵令嬢。
ネグレクトなんて言葉はない時代に生まれ落ちて、前世の記憶を取り戻したら⋯⋯。
前世の記憶と共に無双します!
再開しました。完結まで続投です。
ーーーーーー
恋愛小説大賞27位、ありがとうございました(感謝)
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定。
完結確定、R15は念の為・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる