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第二章 曽祖母を求めて…
第四話 一方その頃、王宮内では…? 後編
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ルーナリアは鎖で拘束された状態で、泣きながらレオナリアに対して今迄に行った仕打ちを全て暴露していた。
王族や宰相に貴族達もルーナリアの暴露について頭を悩ませていた。
そしてドミニオンも有能なレオナリアと婚約破棄をし、無能なルーナリアと婚約したとは夢にも思わなかった。
するとある程度回復した国王陛下がルーナリアに尋ねた。
「ルーナリア、此度の…お前がポーション開発しレオナリアから奪われたという件を発案したのは誰だ?」
「それは父様が、お姉様がポーションを作れるのなら誰だって作れると私の背中を押してくれて…」
ルーナリアが拘束されたと同時に、テールナール子爵家に使いを出して召喚するように伝えてあった。
なので…もうそろそろこの場に到着するであろう。
「宮廷薬剤師達よ、レオナリア嬢が作成したポーションだが…お前達で作れぬか?」
「途中迄の工程は可能なのですが、最後の一手間というのが出来ない限り、我々には作る事は叶いません。」
「やはりか…」
テルシェリア王国でポーションという新たな薬品が完成する事により、各国に流通されるようになっていた。
だが他国でも…宮廷薬剤師や調合師などがポーション作製を試みたが、誰一人として完成に至った者は現れなかったという。
すると、謁見の間の扉が勢いよく開いて…テールナール子爵と夫人が青い顔をして現れた。
そして鎖で拘束されているルーナリアを見ると、夫人はルーナリアに駆け寄り、子爵は国王陛下の前で跪き…
「な、何故…ルーナリアは拘束されているのですか⁉︎」
「余も聞きたいのだが…有能なレオナリアがポーション作製した功績を、本当は無能なルーナリアが開発した事にするという案を発案したのはテールナールと聞いたが、その話は本当か?」
テールナール子爵は周囲を見渡すと、自身に向けられる視線が冷ややかな物だと感じていた。
そしてルーナリアを見ると、ルーナリアは涙を流しながら頷いていた。
すると、テールナール夫人が口を挟んで来た。
「そんな事よりも早くルーナリアを開放して下さい!」
「ルーナリアを拘束しているのには理由があっての事だ!」
「先程…有能なレオナリアと仰いましたが、逆です! 有能なのはルーナリアで、無能なのがレオナリアです‼︎」
テールナールは夫人に対してそれ以上話すなというジェスチャーをしたが、夫人は関係無しに口を開いた。
「レオナリアが作ったポーションなんか、有能なルーナリアなら簡単に行えるのです! それにあんな無能が第三王子との婚約なんて許されるわけがありません。 その地位はルーナリアこそ………」
テールナール子爵は青い顔をしながら夫人に対して口を閉じる様に言うが、夫人は関係なしに喋っていると宰相から一喝された。
『黙れ‼︎』
「えっ⁉︎」
「お主が無能と申したレオナリアのポーションが、余の蝕んでいた体を良好な状態に戻してくれていたのだが…」
「それ位ならルーナリアにもでき……」
「なら有能と申したルーナリアのポーションで、余は危うく殺されかけた事についてはどう説明する?」
「え…えぇ⁉︎」
「どう言う事でしょうか、国王陛下…」
「レオナリア嬢が以前ポーションを余に献上する際に、宮廷薬剤師の質疑応答に全てを答えることが出来ていた…が、それと同じ質疑応答をお主が来る前にルーナリアにもしてみたのだが、薬草はおろか…毒草と薬草の区別すら出来ていなかった。」
国王陛下の言葉にテールナール子爵と夫人は焦った表情をした。
すると宮廷薬剤師も口を挟んだ。
「それだけではありません。 ルーナリア嬢は初めは薬草を煮出してポーション作成を行っていたのですが…思っていたポーションの色にならず、近くにあった猛毒の毒草であるトリカブトの花びらを煮出して思い描いた色になった物を完成したポーションと称して国王陛下に服用させたのです。 国王陛下は服用後に酷く苦しんで、服用した物を全て吐き出す事は出来ましたが毒草の効果で暫く動く事が出来ず……」
「そういう理由なのだが…理解出来たか?」
テールナール子爵と夫人は土下座をして床に頭を打ち付けて謝罪していた。
「まぁ…処置も早く済んだので事無きを得なかったが、余もこうして生きているのでな。 ルーナリアの仕出かした事については後に決めるとして…テールナールよ、レオナリアが魔力持ちだったという事をお主は知っておったのか?」
「い…いえ、屋敷から追放する時にレオナリアが魔法を使っている所を見て初めて知りました。」
テールナール子爵の言葉に夫人は驚いた表情を向けていた。
テールナール子爵が目覚めた時に夫人にレオナリアの所在を聞かれた際に追い出したという話を聞くと、テールナール子爵は慌てて外に出たが時既に遅く、テールナール子爵が屋敷に戻ってもその件を一切説明されずに今初めて聞かされた事に夫人は驚きを隠せなかった。
「レオナリア嬢はお主の子だろう、何故今迄分からなかった…と本来なら言いたい所だったが、ルーナリアの話を聞く限りレオナリア嬢は屋敷ではぞんざいに扱われていたのなら魔力持ちだった事を隠すのは当然であろうな。」
「申し開きも出来ません。」
国王陛下はしばし考えた。
すると国王陛下は宮廷薬剤師達に対して口を開いた。
「ポーションの作成について…各国の宮廷薬剤師や調合士は当然ポーションの開発を試したのだよな?」
「はい、どの国もポーションの開発は完成しなかったという話でした。」
「そう考えると…ポーション作りの最後の一手間というのは魔力を使用する事により完成に至るという事にならないか?」
「……そう考えると、レオナリア嬢にしかポーションが作れなかったという話に合点が行きますね。」
宰相は思い出した様に言葉を発した。
「そういえば…レオナリア嬢が国外追放を言い渡される際に、ドミニオン殿下から追放先でもポーションを作る事を禁ずると言った際に、「下級ポーション作製一切行わない…」と申しておりましたな。」
「レオナリア嬢はポーションの事を下級ポーションと申したのだな? ならば我々が今迄使用していたポーションよりも効果の高い中級や上級ポーションも作れるという事になり得るのか…」
レオナリアの作りだしたポーションは、大怪我は無理だがある程度の怪我なら治す効果があった。
そして体内に服用すれば、病気の進行を止める効果や遅らせるという効果があった。
「頭の痛い話だな…」
国王陛下は頭を押さえながら言った。
レオナリアがポーションを作らないという事は、各国へのポーションの供給がそこで止まるという話になる。
そしてレオナリアのポーションが誰にも作れないという事になると、それを待ち望んでいる者達からの…?
「ドミニオン、レオナリア嬢はどちらの方向に向かった⁉」
「空を飛んで行ったので正確な場所は分かりませんが、方向からすればベルシュナーデ王国の方に向かった物だと思います!」
「ベルシュナーデ王国か…」
国王陛下に焦りの表情が見えていた。
隣国とは友好関係になっているのだが、それはポーションを供給する事により保たれていたという話で…その供給が止まれば?
「至急捜索隊を編成して、レオナリア嬢を迎えるのだ‼」
「ならばその役目を私に…」
「思い上がるなドミニオン‼ そもそも貴様の所為でこの様な事態に発展したのだからな…余は貴様には何も期待はしておらん‼ ドミニク!」
「はっ!」
国王陛下の隣にいた第一王子のドミニクが声を上げた。
「全指揮はお前に任せる! 早急にレオナリア嬢を迎えに行って来い‼」
「はっ! この命に代えましても‼」
ドミニクは騎士を連れて謁見の間から出て行った。
それを見届けた国王陛下は、次にドミニオンとテールナール子爵親子に目を向けた。
「残りはお前達の処遇だが…?」
この続きは…この章の後半に持ち越される。
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「宮廷薬剤師達よ、レオナリア嬢が作成したポーションだが…お前達で作れぬか?」
「途中迄の工程は可能なのですが、最後の一手間というのが出来ない限り、我々には作る事は叶いません。」
「やはりか…」
テルシェリア王国でポーションという新たな薬品が完成する事により、各国に流通されるようになっていた。
だが他国でも…宮廷薬剤師や調合師などがポーション作製を試みたが、誰一人として完成に至った者は現れなかったという。
すると、謁見の間の扉が勢いよく開いて…テールナール子爵と夫人が青い顔をして現れた。
そして鎖で拘束されているルーナリアを見ると、夫人はルーナリアに駆け寄り、子爵は国王陛下の前で跪き…
「な、何故…ルーナリアは拘束されているのですか⁉︎」
「余も聞きたいのだが…有能なレオナリアがポーション作製した功績を、本当は無能なルーナリアが開発した事にするという案を発案したのはテールナールと聞いたが、その話は本当か?」
テールナール子爵は周囲を見渡すと、自身に向けられる視線が冷ややかな物だと感じていた。
そしてルーナリアを見ると、ルーナリアは涙を流しながら頷いていた。
すると、テールナール夫人が口を挟んで来た。
「そんな事よりも早くルーナリアを開放して下さい!」
「ルーナリアを拘束しているのには理由があっての事だ!」
「先程…有能なレオナリアと仰いましたが、逆です! 有能なのはルーナリアで、無能なのがレオナリアです‼︎」
テールナールは夫人に対してそれ以上話すなというジェスチャーをしたが、夫人は関係無しに口を開いた。
「レオナリアが作ったポーションなんか、有能なルーナリアなら簡単に行えるのです! それにあんな無能が第三王子との婚約なんて許されるわけがありません。 その地位はルーナリアこそ………」
テールナール子爵は青い顔をしながら夫人に対して口を閉じる様に言うが、夫人は関係なしに喋っていると宰相から一喝された。
『黙れ‼︎』
「えっ⁉︎」
「お主が無能と申したレオナリアのポーションが、余の蝕んでいた体を良好な状態に戻してくれていたのだが…」
「それ位ならルーナリアにもでき……」
「なら有能と申したルーナリアのポーションで、余は危うく殺されかけた事についてはどう説明する?」
「え…えぇ⁉︎」
「どう言う事でしょうか、国王陛下…」
「レオナリア嬢が以前ポーションを余に献上する際に、宮廷薬剤師の質疑応答に全てを答えることが出来ていた…が、それと同じ質疑応答をお主が来る前にルーナリアにもしてみたのだが、薬草はおろか…毒草と薬草の区別すら出来ていなかった。」
国王陛下の言葉にテールナール子爵と夫人は焦った表情をした。
すると宮廷薬剤師も口を挟んだ。
「それだけではありません。 ルーナリア嬢は初めは薬草を煮出してポーション作成を行っていたのですが…思っていたポーションの色にならず、近くにあった猛毒の毒草であるトリカブトの花びらを煮出して思い描いた色になった物を完成したポーションと称して国王陛下に服用させたのです。 国王陛下は服用後に酷く苦しんで、服用した物を全て吐き出す事は出来ましたが毒草の効果で暫く動く事が出来ず……」
「そういう理由なのだが…理解出来たか?」
テールナール子爵と夫人は土下座をして床に頭を打ち付けて謝罪していた。
「まぁ…処置も早く済んだので事無きを得なかったが、余もこうして生きているのでな。 ルーナリアの仕出かした事については後に決めるとして…テールナールよ、レオナリアが魔力持ちだったという事をお主は知っておったのか?」
「い…いえ、屋敷から追放する時にレオナリアが魔法を使っている所を見て初めて知りました。」
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テールナール子爵が目覚めた時に夫人にレオナリアの所在を聞かれた際に追い出したという話を聞くと、テールナール子爵は慌てて外に出たが時既に遅く、テールナール子爵が屋敷に戻ってもその件を一切説明されずに今初めて聞かされた事に夫人は驚きを隠せなかった。
「レオナリア嬢はお主の子だろう、何故今迄分からなかった…と本来なら言いたい所だったが、ルーナリアの話を聞く限りレオナリア嬢は屋敷ではぞんざいに扱われていたのなら魔力持ちだった事を隠すのは当然であろうな。」
「申し開きも出来ません。」
国王陛下はしばし考えた。
すると国王陛下は宮廷薬剤師達に対して口を開いた。
「ポーションの作成について…各国の宮廷薬剤師や調合士は当然ポーションの開発を試したのだよな?」
「はい、どの国もポーションの開発は完成しなかったという話でした。」
「そう考えると…ポーション作りの最後の一手間というのは魔力を使用する事により完成に至るという事にならないか?」
「……そう考えると、レオナリア嬢にしかポーションが作れなかったという話に合点が行きますね。」
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「そういえば…レオナリア嬢が国外追放を言い渡される際に、ドミニオン殿下から追放先でもポーションを作る事を禁ずると言った際に、「下級ポーション作製一切行わない…」と申しておりましたな。」
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国王陛下は頭を押さえながら言った。
レオナリアがポーションを作らないという事は、各国へのポーションの供給がそこで止まるという話になる。
そしてレオナリアのポーションが誰にも作れないという事になると、それを待ち望んでいる者達からの…?
「ドミニオン、レオナリア嬢はどちらの方向に向かった⁉」
「空を飛んで行ったので正確な場所は分かりませんが、方向からすればベルシュナーデ王国の方に向かった物だと思います!」
「ベルシュナーデ王国か…」
国王陛下に焦りの表情が見えていた。
隣国とは友好関係になっているのだが、それはポーションを供給する事により保たれていたという話で…その供給が止まれば?
「至急捜索隊を編成して、レオナリア嬢を迎えるのだ‼」
「ならばその役目を私に…」
「思い上がるなドミニオン‼ そもそも貴様の所為でこの様な事態に発展したのだからな…余は貴様には何も期待はしておらん‼ ドミニク!」
「はっ!」
国王陛下の隣にいた第一王子のドミニクが声を上げた。
「全指揮はお前に任せる! 早急にレオナリア嬢を迎えに行って来い‼」
「はっ! この命に代えましても‼」
ドミニクは騎士を連れて謁見の間から出て行った。
それを見届けた国王陛下は、次にドミニオンとテールナール子爵親子に目を向けた。
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