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第二章 曽祖母を求めて…
第七話 残された者達の処遇
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レオナリアが曽祖母グランマの家を探し当てるかなり前…?
テールナール子爵と夫人、ルーナリアとドミニオンの処遇を言い渡す為に国王陛下は口を開いた。
「ルーナリアよ、余を偽りのポーションで殺害しようとした事…これは許されない罪なのだが、今までのお主が姉のレオナリアに行って来た処遇を考えると、処刑という選択をしても良いが…それではレオナリアに申し訳ない気がするのでな。 よって、レオナリアが我が国に帰還した際にレオナリアの言葉で判決を決めようと思う。」
「しかし国王陛下…レオナリアは国外追放された身です。」
「テールナール、御主もその場にいたから分かっていると思うが…捜索隊を指揮する為にドミニクにレオナリアを迎えに行く様に命じてあるので、それ程待たせる事もなくレオナリアはドミニクと共に帰還するだろう。」
「では、その間ルーナリアはどうなるのでしょうか?」
「無論…牢屋の中だ。」
ルーナリアは大声で泣き出した。
そしてルーナリアは騎士に連れて行かれて謁見の間を出て行った。
「情状酌量の余地はありませんか?」
「一国の国王に対して毒を用いて殺害をしようとした者を処刑せずに牢屋に…というのは情状酌量の範疇だと思わないか?」
「確かにそうですな。 では…我々は娘に面会をする許可を与えては貰えませんか?」
「これからは貴族では無くなり平民となるお前達に対して、何故娘だからと言う理由で城の中に出入りさせると思う?」
「え? それはどういう…」
テールナール子爵は驚いた表情をして国王陛下を見た。
「何を驚いているんだテールナール、そもそもの原因は御主に責任があるんだぞ!」
「…と申しますと?」
「レオナリアのポーション作成の功績をルーナリアが開発したものだと偽り、レオナリアを失脚させてルーナリアを据えた。 だがそのルーナリアは薬草と毒草の区別すら出来ない程の無能で、余はその所為で毒を飲む羽目になって命を落としかねない状況になったという元凶を放置するとでも思っていたのか?」
テールナール子爵は全てを悟った。
ルーナリアの非だけで自分達には影響はないと思っていたからだった。
「では…自分達はルーナリアと同じ牢で?」
「先程の話を聞いていなかったのか? 御主には貴族位と財産を全て没収し、平民に落とす事で罪とする。」
「し…しかし、自分は王家に今までに多大なる貢献をして来たと思いますが…」
「それは元々、レオナリアの功績によって得た物だろう? それとも御主は他に王国に対して何か御主自身が貢献した物があるというのか?」
「ぐっ……」
テールナールが今までに王国にして来た事があるとすれば、レオナリアに作らせたポーションを王家に献上したり、ポーションを販売して得た資金を上納するだけだった。
なので、テールナール自身が貢献したという物は一切無かった。
テールナール子爵と夫人は項垂れながら謁見の間から退出させられて行った。
「さて…残るはドミニオン、お前の処遇だが…」
「お待ち下さい父上、自分もルーナリアの被害者です!」
国王陛下は何を言っているのかと呆れ顔で溜息を吐いた。
「お前がルーナリアにどう被害を受けたんだ?」
「そ、それはですね。 ルーナリアの嘘を間に受けてレオナリアを陥れようとした事を…」
「ほぉ? その割には、レオナリアとの会っている回数よりもルーナリアと会っている回数が多いというのはどういう事なんだ?」
「そ、そんな事は…」
「無いというのか? レオナリアが王宮に来た際に対してお前はつまらなさそうな顔をして相手をし、ルーナリアが王宮に来た際には嬉しそうな表情で何度も会っているという話を周りのものから報告を受けているが…それでお前はルーナリアにどう被害を受けたというのだ?」
「うっ………」
ドミニオンはまさかバレているとは思っていなかった。
だから適当な事を言っていれば、自分の罪は躱せるだろうと考えていた。
ドミニオンは目を泳がせながら必死に言い訳を探していた。
だが、これと言った事が思い付かなかった時に国王陛下から言葉が出た。
「はぁ、こんなのが余の息子なのか。 末っ子だと思って甘やかしていたツケが回って来たのか…」
ドミニオンは聞き捨てならないと思って顔を上げて国王陛下の目を見た。
すると国王陛下の目は、失望した目で自分を見ていた事に気付いた。
「父上…自分はどうなるのでしょうか?」
「逆に聞きたいのだが、どうして欲しい?」
ドミニオンは混乱していてすぐに答えが出てこなかった。
それを見かねた国王陛下は溜息を吐いて言った。
「すぐに答えが出ないのは分かっている。 1週間の期間を与えるからどうすれば良いのかを考えろ!」
ドミニオンは頭を下げてから謁見の間を出て自室に戻って行った。
こうしてそれぞれの者達の処遇が決まったのだった。
●◯●◯●◯●
一方でドミニクは城の中庭で騎士団を招集して捜索隊を結成した。
そしげ捜索対象がテールナール子爵の令嬢のレオナリアという事を告げた。
…のだが?
「隊長、此処に書かれている特徴の女性が今回の捜索対象ですか?」
「緑髪で緑目で17歳の…というのは分かりましたが、肖像画とかは無いのですか?」
「無い! レオナリア嬢は子爵家では妹ばかり甘やかされていて、レオナリア嬢に関しては生活最低限の物だけに金を使用するだけで、肖像画に金を回す事はしていないという話だった。」
それを聞いた捜索隊のメンバーは悲しそうな表情を浮かべていた。
「ですが隊長、緑髪で緑目…17歳位だけの情報では果たしてレオナリア嬢に辿り着くのでしょうか?」
「肖像画がない以上、手掛かりはそれで探すしか無いだろう。 だが安心しろ、緑髪の女性なんてそうそうおらん!」
「まぁ確かに…緑髪の女性は見た事が無いですね?」
捜索隊はその特徴を元に捜索を開始した。
ドミニクもレオナリアには面識があった筈なのだが…?
弟の…しかも結婚相手というのならともかく、婚約者の顔なんていちいち覚えていなかった。
果たして捜索隊は、無事にレオナリアを探し出す事が出来るのだろうか?
テールナール子爵と夫人、ルーナリアとドミニオンの処遇を言い渡す為に国王陛下は口を開いた。
「ルーナリアよ、余を偽りのポーションで殺害しようとした事…これは許されない罪なのだが、今までのお主が姉のレオナリアに行って来た処遇を考えると、処刑という選択をしても良いが…それではレオナリアに申し訳ない気がするのでな。 よって、レオナリアが我が国に帰還した際にレオナリアの言葉で判決を決めようと思う。」
「しかし国王陛下…レオナリアは国外追放された身です。」
「テールナール、御主もその場にいたから分かっていると思うが…捜索隊を指揮する為にドミニクにレオナリアを迎えに行く様に命じてあるので、それ程待たせる事もなくレオナリアはドミニクと共に帰還するだろう。」
「では、その間ルーナリアはどうなるのでしょうか?」
「無論…牢屋の中だ。」
ルーナリアは大声で泣き出した。
そしてルーナリアは騎士に連れて行かれて謁見の間を出て行った。
「情状酌量の余地はありませんか?」
「一国の国王に対して毒を用いて殺害をしようとした者を処刑せずに牢屋に…というのは情状酌量の範疇だと思わないか?」
「確かにそうですな。 では…我々は娘に面会をする許可を与えては貰えませんか?」
「これからは貴族では無くなり平民となるお前達に対して、何故娘だからと言う理由で城の中に出入りさせると思う?」
「え? それはどういう…」
テールナール子爵は驚いた表情をして国王陛下を見た。
「何を驚いているんだテールナール、そもそもの原因は御主に責任があるんだぞ!」
「…と申しますと?」
「レオナリアのポーション作成の功績をルーナリアが開発したものだと偽り、レオナリアを失脚させてルーナリアを据えた。 だがそのルーナリアは薬草と毒草の区別すら出来ない程の無能で、余はその所為で毒を飲む羽目になって命を落としかねない状況になったという元凶を放置するとでも思っていたのか?」
テールナール子爵は全てを悟った。
ルーナリアの非だけで自分達には影響はないと思っていたからだった。
「では…自分達はルーナリアと同じ牢で?」
「先程の話を聞いていなかったのか? 御主には貴族位と財産を全て没収し、平民に落とす事で罪とする。」
「し…しかし、自分は王家に今までに多大なる貢献をして来たと思いますが…」
「それは元々、レオナリアの功績によって得た物だろう? それとも御主は他に王国に対して何か御主自身が貢献した物があるというのか?」
「ぐっ……」
テールナールが今までに王国にして来た事があるとすれば、レオナリアに作らせたポーションを王家に献上したり、ポーションを販売して得た資金を上納するだけだった。
なので、テールナール自身が貢献したという物は一切無かった。
テールナール子爵と夫人は項垂れながら謁見の間から退出させられて行った。
「さて…残るはドミニオン、お前の処遇だが…」
「お待ち下さい父上、自分もルーナリアの被害者です!」
国王陛下は何を言っているのかと呆れ顔で溜息を吐いた。
「お前がルーナリアにどう被害を受けたんだ?」
「そ、それはですね。 ルーナリアの嘘を間に受けてレオナリアを陥れようとした事を…」
「ほぉ? その割には、レオナリアとの会っている回数よりもルーナリアと会っている回数が多いというのはどういう事なんだ?」
「そ、そんな事は…」
「無いというのか? レオナリアが王宮に来た際に対してお前はつまらなさそうな顔をして相手をし、ルーナリアが王宮に来た際には嬉しそうな表情で何度も会っているという話を周りのものから報告を受けているが…それでお前はルーナリアにどう被害を受けたというのだ?」
「うっ………」
ドミニオンはまさかバレているとは思っていなかった。
だから適当な事を言っていれば、自分の罪は躱せるだろうと考えていた。
ドミニオンは目を泳がせながら必死に言い訳を探していた。
だが、これと言った事が思い付かなかった時に国王陛下から言葉が出た。
「はぁ、こんなのが余の息子なのか。 末っ子だと思って甘やかしていたツケが回って来たのか…」
ドミニオンは聞き捨てならないと思って顔を上げて国王陛下の目を見た。
すると国王陛下の目は、失望した目で自分を見ていた事に気付いた。
「父上…自分はどうなるのでしょうか?」
「逆に聞きたいのだが、どうして欲しい?」
ドミニオンは混乱していてすぐに答えが出てこなかった。
それを見かねた国王陛下は溜息を吐いて言った。
「すぐに答えが出ないのは分かっている。 1週間の期間を与えるからどうすれば良いのかを考えろ!」
ドミニオンは頭を下げてから謁見の間を出て自室に戻って行った。
こうしてそれぞれの者達の処遇が決まったのだった。
●◯●◯●◯●
一方でドミニクは城の中庭で騎士団を招集して捜索隊を結成した。
そしげ捜索対象がテールナール子爵の令嬢のレオナリアという事を告げた。
…のだが?
「隊長、此処に書かれている特徴の女性が今回の捜索対象ですか?」
「緑髪で緑目で17歳の…というのは分かりましたが、肖像画とかは無いのですか?」
「無い! レオナリア嬢は子爵家では妹ばかり甘やかされていて、レオナリア嬢に関しては生活最低限の物だけに金を使用するだけで、肖像画に金を回す事はしていないという話だった。」
それを聞いた捜索隊のメンバーは悲しそうな表情を浮かべていた。
「ですが隊長、緑髪で緑目…17歳位だけの情報では果たしてレオナリア嬢に辿り着くのでしょうか?」
「肖像画がない以上、手掛かりはそれで探すしか無いだろう。 だが安心しろ、緑髪の女性なんてそうそうおらん!」
「まぁ確かに…緑髪の女性は見た事が無いですね?」
捜索隊はその特徴を元に捜索を開始した。
ドミニクもレオナリアには面識があった筈なのだが…?
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追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
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