幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス

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第一章

第十九話 畑の劇的変革・前編(こういう発想もあるのか!)

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 本日…僕は、とある実験をした。
 昨日に、作った畑の土を触っている時に…?
 
 「甘くて蜂蜜の様なさつまいものシルクスィートが食べたいな~~~」

 …と願った翌日に、朝起きると……畑には真っ赤でぷっくりとしたさつまいもがたくさん実っていた。
 僕は、あまりの嬉しさに…茎を持って抜こうとすると?
 さつまいもは急に地面に盛り上がっていくと、急に地面にから頭を出した瞬間に、僕を襲って来たのだった。
 …そうだった。
 この世界の野菜は、何故か収穫しようとすると襲って来るんだよなぁ…
 まぁ、こんな話はひとまず置いとくとして。
 土を触る事によって明確なイメージを思い描く事によって叶うと知ると、種が無いのに作物を生み出す事が出来ると知ったダンは、次にとんでも無い物を願うのだった。
 そのとんでもない物とは、植物の木にして、更に実を牛にしてしまったのだ。
 作物を野菜にして、収穫をする時に襲って来るのなら…例えば牛だった場合はどうなるのかと考えたのだった。

 「ファンタジーな世界なら、別に珍しいことでは無いからね。」

 ………いえ、たとえファンタジーな世界でも、植物界に動物界の物を発生させるという事はまず無いです。
 まぁ、昔の書籍に、【バロメッツ】という文献はあったみたいですが。
 幻想的な世界を好むダンにとっては、このくらいの知識が頭にありました。
 なので、今回の事を思い付いたみたいなのですが…?

 「これで安全に肉類を収穫出来るのであれば、わざわざ…ダンジョンで危険な魔物と戦って肉を手に入れる必要は無くなるしね。」

 …そう、ダンの計画は…寧ろそうやって楽を手に入れるという事を考えていたのだった。
 …だが、ここでダンにも1つ誤算があったのだった。
 確かにバロメッツは、草食動物が植物の実となるもので間違いは無いのですが…?
 味は、とても…肉とは思えない様な、生臭さと食感だったそうです。(これに関しては諸説あります。)

 「やはり…そう上手くは行かないか。 幻想動物事典では、羊のバロメッツはラム肉の様な…と書かれていたけど、それはその人の主観によるという話で、決してラム肉に近い味ではなかったと言う人も居たらしいし。」

 …そう、バロメッツは別に羊だけと言う話では無い。
 文献にもよるが、牛や豚といった草食動物だったり、鳥類だったり、魚類だったりする例もあった。
 だが、味はどれもその姿とは似ても似つかない味で…苦味やえぐみが酷いとされている。
 
 「肉捕獲に関しては、やはりダンジョンを利用するしか無いとして…? 他の物なら、畑から収穫は可能だろうか?」

 次に考えたものは衣類…
 僕は異世界に行った主人公達は、ふと思う事がある。
 替えの下着はどうしているのだろうと?
 清潔魔法のクリーンとか、浄化魔法があればそんな事を思う悩みは無くなるだろう。
 風呂に入らなくても………3日くらいまでなら何とか我慢は出来るだろう。
 頭は異常に痒くはなるけどね。
 僕の身体は、小学校時代に狼から幼馴染達を守る為に、皮膚はズタズタにされているので…風呂に入れなくても支障はない。
 …が、頭は違う。

 「…というわけで、今回僕が思い付いた発想は………下着なのだ~~~‼︎」

 …と、ライムスに力説をしたのだが…?
 ライムスは理解しているかは分からないが、「キュキュ~、キュキュ~」と鳴きながら飛び跳ねていた。
 ………なんか虚しい。
 いや、だってさぁ…話が出来るのがライムスしかいないんだよ!
 これ以上会話ができないと、話す事ができなくなりそうで怖くなる…と、ニートになって会話をしなくなった男が全く喋れなくなったという話を聞いた事があった。
 …という事で、僕は畑の土を触りながら下着や肌着を想像してみた。
 すると、畑から作物が育って、その枝に下着や肌着が実っていた。

 「う~~~~~ん……………? なんかシュールな絵面だなぁ。」

 だけど、これで判明した!
 畑の土を触って想像をすれば、完成品が手に入れられる事を‼︎
 …というわけで、次の実験をしたいと思う。
 次の実験とは…?
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