幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス

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第一章

第二十一話 ライムスの特殊能力?(ライムスにこんな能力があるとは?)

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 僕は、目の前で完成して石炉見て感動をしていた。
 これで、地面に腰を下ろした状態で調理をしなくて済むと。
 
 「地面に腰を下ろした状態での調理って面倒臭いんだよねぇ。 動ける範囲も限られてくるし…」

 それもこれもを解消してくれた功労者がいる。
 それが…ライムスだった。
 ライムスには、本当に感謝をしてもしきれない程だ。
 まさか、粘土の代わりになる液体を吐いてくれたのだから…。
 …話は数日前に遡る。
 ダンジョン内を危険な地域を抜かした行ける範囲を彷徨ってみたが、粘土らしい土を一切見かけなかった。
 
 「ここは異世界…もしかしたら、土も特殊な…」

 …と思い、土に水を混ぜてはみたものの…粘着質な泥に変化する事は無かった。
 どんなに水分を調節しようが、混ぜ合わせても粘着性は全く起こる事がなく…ただの泥の塊になるだけだった。
 僕は石と石を持って、くっつける仕草をすると…それを見ていたライムスが、石に向かって水を吹いた。
 すると…石の端に付いた水を指で触ると、粘着性があるネバネバした触感がしたので、それを石にくっつけると…石は見事に付いた。
 …が石と石だと、水が付いた場所はくっ付きはするものの…その他の箇所は、隙間があって乾燥すると剥がれてしまった。
 ので、僕はライムスに砂に向けて先程の水を吐く様にお願いをすると、ライムスは土に向かって吐いてくれた。
 ライムスが吐いてくれた水と土を混ぜ合わせて行くと、何とその土は粘土に変化をしていた。
 僕はその粘土を石に付けてから、石にくっ付ける……を繰り返して行くと、キャンプでよく見かける様な炉の様な立派なものでは無いが、多少不格好だが…調理用の炉が完成した。

 「良し、さすがに粘土だけあって…ちゃんと石がくっついているな! しかし…ただの水しか飲んで居ないライムスに、こんな特技があるなんて思わなかった。」

 この世界のスライムは、種族に限らずにこんな事が出来るのだろうか?
 まぁ、何にせよ助かった……地面に座って調理をするのと、腰掛けて調理をするのとでは、面倒さがまるで違う。
 僕は、炉の上に鍋を設置してから水と肉と塩を入れてから煮始める。
 始めは成功だと思っていた炉だったが、火力の乏しさに…いつまで経っても鍋が煮だつ事は無い。
 
 「あ、そうか…酸素か。」

 …と言っても、キャンプ用の送風機ブロワーなんて物はこの場には無い。
 鍛治に使う様なふいごも無いので、手を使って風を送らないといけない。
 なので、僕は蔓を編み広げて団扇状にしてから、仰いで火に風を送り込んだ。
 …すると先程に比べて、幾らか火力が増して…鍋の中の具材が煮始めた。
 僕はその状態を見て、首を空に向かって見始めながら言った。

 「地球のキャンプ道具って、いたせりつくせりだったんだなぁ…」

 改めて、地球の技術の偉大さが分かった。
 僕は煮だった肉を食べたのだが、獣臭くて食べられない事はなかったが、呑み込むまでに苦労をした。

 「次は……香辛料を探さないとだなぁ、あ~~~色々とやる事が多すぎる‼︎」

 ここは一度、アルテナに相談をしてみるかな?
 もう2度目はない…とか言っていたが、この方法を使えば…絶対に会わずにはいられなくなるだろうからね。

 ダンの取った行動とは⁉︎
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